子供に傘はいつから持たせるべき? 【2歳・3歳・4歳】何歳からがベストなの?
子供用の雨傘は、いつから使わせるべき?何歳から用意するの?と悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか。
子供用の傘の対象年齢は、2~3歳以上のものが多くなっています。しかし、2~3歳の子供は傘をさすことはできても、傘をさしながらひとりでしっかりと歩くのはまだまだ難しい年齢です。
自分で傘を持ちたがるようになる2歳半頃に、お子さん用の傘を用意してあげると良いでしょう。いきなり傘をさして歩かせるのではなく、傘の持ち方や使い方から練習させてあげましょう。ひとりで上手にさせるように、見守ってあげてくださいね。
入園や入学前までにひとりで上手に傘を使えるように、徐々に慣らしていけるとママやパパも安心です。
子供用の傘の選び方 サイズや色、安全性をチェック!
子ども用傘の選び方のポイントを紹介します。安全性と使いやすさをチェックしましょう。
子どもの年齢・身長にサイズを選ぶ
「親骨」とは、開いたときに傘になる部分の骨組みのこと。強風に吹かれて裏返ったり折れたりする部分です。
親骨が身長に比べて長い傘では、視界に傘が被(かぶ)ってしまうことで危険な状況に遭いやすくなったり、ひとりで傘を閉じにくくなったりします。
子どもの身長に適切な長さを把握したうえで傘を購入し、成長に合わせて買い替えるようにしましょう。サイズの目安は以下の通りです。
●身長:90cm(~3歳頃)・・・親骨の長さ:38cm
●身長:90~100cm(3~4歳)・・・親骨の長さ:47cm
●身長:105~120cm(5~6歳)・・・親骨の長さ:50cm
●身長:115~130cm(小学校低学年)・・・親骨の長さ:53cm
●身長:120~140cm(小学校中学年)・・・親骨の長さ:55cm
●身長:135~160cm(小学校高学年~)・・・親骨の長さ:58cm
また、少しでも長く使えるようにと大きめの傘を選ぶのはNGです。サイズの合わない傘は思わぬ事故やケガの原因になりかねません。身長に合わせ子どもにぴったりのサイズの傘を選んであげましょう。
安全性をチェック!
雨の日は視界が悪く、雨音で周囲の音が聞こえにくくなります。とくに子どもたちは、水たまりを見つければ遊んでみたり、屋根から大量の水が流れ落ちていれば傘をあててみたり……。
いつもとは違う光景に目を向け、自動車や通行人など周囲への注意が散漫になりやすいです。また、小学校低学年ごろまでの子どもだと、遊びのつもりで傘を振り回すことも。
傘の先がプラスチックで丸くカバーされているものや、傘の布地の一部が透明になっているものなど、「想定外」を想定して安全性の高いものを選びましょう。
子どもひとりでも扱いやすい傘を選ぶ
なにかと手間取る雨の日に、子どもの傘の開閉を都度やってあげるのは大変。兄弟がいれば、なおさらのことでしょう。
「手開きタイプの傘か、ジャンプ式の傘か」「留め具は面ファスナーか、スナップボタンか」「力を入れずとも傘を閉じやすいか」など、ひとつひとつの部品の取り扱いが子どもにできるかできないか、よく考えながら選びたいところ。
ジャンプ式の傘は一見かんたんに傘を開くことができるので魅力的ですが、子どもによってはまわりに気がつかず、急に開いてしまい「人や車に当ててしまった」ということもありえます。使用するときの状況も想定して選ぶといいでしょう。
子どもと一緒に傘を選び、取り扱い方も確認しよう ママライターからのアドバイス
傘を選ぶときに保護者の方がいくつか選択したのち、その選択肢から最終的に購入するものを子どもに決めてもらうといいでしょう。
その際に傘の取り扱い方を一緒に確認すると、より「大切にしよう」と思えるかもしれません。傘の忘れ物や紛失を減らすことも期待できます。
子ども用の傘は、今では100円ショップでもかんたんに購入することができます。しかし、傘で遊んでいたり突風が吹いたりすれば、どうしても壊れやすいことが難点です。
丈夫なものを選べば長持ちし、愛着が湧けば大切に扱うことにもつながっていくため、専門のメーカーが作った傘を購入することをおすすめします。
子供用傘のおすすめ4選 ママライターが選ぶ!
ここまで紹介した選び方のポイントをふまえ、ママライターの武田優希さんならではの視点で、おすすめの商品を選んでいただきました。
軽さと丈夫さを併せ持つおしゃれキッズ用傘
おしゃれなブランドとしても有名なBEAMS(ビームス)のキッズライン、こどもビームスオリジナルの傘です。受け骨がアルミからグラスファイバーに変更になり、軽さと丈夫さもアップ!45cmと50cmの2サイズ展開。

同じ柄のカッパをセットで着せるとさらにかわいい
Wpc.は有名な傘のブランド。キッズ向けのものは45cmと50cmのサイズがあります。北欧調の優しい配色がとくに女の子に人気です。
子どもでもわずかな力で開閉しやすい骨の構造になっており、ロゴマークの反射板・傘の先と布地の先にプラスチックカバーと、安全面への配慮も充分。
カッパも傘と同じ柄のバリエーションなため、おそろいで購入するのもおしゃれ。また、家族とおそろいにしてもステキですね。

安全性最重視! 反射板効果で暗闇でも安心の傘
安全作業着や道路標識に用いられる技術を応用して作られた傘で、安全を最重視する人におすすめです。とくに、子どもが習いごとなどで夕方以降も外出することを想定している人におすすめしたい傘です。
持ち手が青、傘の布地はグレーで、2カ所にクリア素材を使用しているので視界も確保できます。サイズは50cmと55cmの傘があるので、成長に合ったものを購入するといいでしょう。
「子ども用の傘」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 子ども用の雨傘の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの子ども用の雨傘の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
子どもにおすすめのレイングッズを紹介 長靴やレインコートなど!
雨の日の外出が安心で楽しくなる傘を選ぼう
子ども用傘の選び方とおすすめ商品を紹介しました。
子ども用の傘には、透明窓タイプのものや反射材付きのものなど安全性にこだわった商品が多くなっています。
お子さんの年齢や成長に合わせて、安全で使いやすい傘をみつけてあげてくださいね!
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施設保育士として、被虐待児や発達障害児を含む0〜18歳の幅広い年齢の子どもと多く関わる。またその保護者へ、育児相談だけではない実践的な養育支援を含む生活基盤確立のためのあらゆる支援を行い、後に社会福祉士を取得。 全国転勤族で、帯同に伴う転職で企業主導型保育園や小規模保育園での勤務経験もあり。 保育士人材紹介会社のコラムを執筆担当中。 また転勤族の妻向けのブログを運営し、育児情報を中心に赴任地の様子を発信している。三児の母。