おすすめ商品の比較一覧表
灯油ポンプの選び方 電動なら時短も
もともとは灯りをつけるための油のことを「灯油」といわれていたようです。灯油を汲むために必要な灯油ポンプはどのような点を見ながら選べば良いのでしょうか?
この記事では、カージャーナリストの松村 透さんに、灯油ポンプを選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは下記。
【1】電動 or 手動
【2】使いやすさ
【3】自動停止機能
【4】ポンプストッカー
上記のポイントを押えることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】電動 or 手動?用途を見極めよう 電動ポンプをメイン、災害時の予備用に手動を持つ
灯油ポンプを選ぶうえで、大きな分岐点がここです。それぞれに一長一短があります。そこでおすすめしたいのが、使用頻度が高い場合は「通常は電動タイプを使い、予備で手動タイプを持っておく」という考え方です。
電池が切れたときに限って灯油を補充しなければならない、災害時でも確実に給油したい場合などの「万が一の際に備えて予備」として手元に置いておくと安心です。まさに、備えあれば憂いなし、ですね。
【2】灯油ポンプは「価格=使いやすさ」に直結する 多少高価だが電動タイプがおすすめ
手動タイプは安価で購入できる反面、自力で灯油をタンクまで送りこまなければなりません。電動タイプは電池を交換する手間はあるものの、スイッチひとつで済ませることができます。実際に使ってみて、圧倒的に便利なのはいうまでもなく後者です。
使用頻度が高い場合、多少高価でも電動タイプを選ぶことを強くおすすめします。なぜなら、灯油を保管している場所の多くが寒いところであり、短時間で済ませられた方がよいからです。
【3】電動タイプを選ぶなら自動停止機能は必須 電動タイプの便利さを知ると手動には戻れない!
電動タイプの灯油ポンプの便利さを知ってしまうと、もう手動タイプには戻れません。それくらい手間がかからなくなります。
ただ、電動タイプの場合、自動停止機能は必須です。この機能がないと、給油中に油断していたらタンクから灯油があふれだして漏れてしまう可能性があります。灯油が床にこぼれると、拭き取りが大変なだけでなく、長時間にわたって臭いが残るので要注意です。
【4】「ポンプストッカー付き」だとさらに便利! ポンプストッカー付きだと灯油が逆流しても安心
電動タイプで多いのが、給油が終わったときに灯油が逆流すること。受け皿になるものがないと、床に灯油がこぼれてしまいます。
そこで便利なのが「ポンプストッカー付き」タイプの灯油ポンプ。灯油が逆流しても安心ですし、灯油缶に取りつけられるタイプであればポンプの置き場所に困ることもないので便利かつ安心です。
ただし、ポンプストッカーのなかに逆流した灯油がたまっていると、結果として漏れ出すことがあるので、定期的にチェックするようにしてください。
灯油ポンプおすすめ11選 こぼれたり、漏れたりしない
ここまで紹介した灯油ポンプの選び方のポイントをふまえて、カージャーナリストの松村 透さんに選んでもらった、おすすめ商品を紹介します。
▼スピーディーな給油が可能な「電動」はこちら
▼電池切れの心配がない「手動」はこちら
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼電動 スピーディーな給油が可能
まずは便利な電動の灯油ポンプからご紹介します。
ベランダコンテナに収納可能!
上の高さがない薄型の操作パネルなので、ベランダ収納にもスッキリ収まる電動の灯油ポンプ。吐出ホースのも付属しているので、給油を終えた後もスッキリ収納することが可能です。
また、ON/OFFのスイッチが上向きについているから操作がしやすいのが魅力のひとつ。さらに、満タンになると自動で給油を停止する機能もついているので、灯油があふれる心配がなく安心です。
すっきりと収納できる灯油ポンプをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

電動タイプの基本性能を押さえつつ便利なケースつき
電動タイプの灯油ポンプは、さまざまなメーカーから発売されており種類も豊富。それだけに選択肢が多すぎて、自分が求める用途にあうものを探すのも一苦労です。
もし迷ったときの選択肢のひとつとしておすすめしたいのが、こちらの商品です。電動タイプ&自動停止型であることはもちろん、ポンプが収納できるケースつきです。タンク側の給油口に差し込むフックがあり、しっかりと固定することで倒れる心配もありません。
限られたスペースを有効利用したい方などにぜひおすすめです。

自動停止型&あると便利なLED照明つき
電動タイプ、自動停止機能つき、そしてさらにLEDライトを装備した灯油ポンプがこちらの商品です。タンクの置き場所は暗い場所、つまり臭いを発するため、生活スペースから離れたところに置かれがちです。
夜間や薄暗いところで給油するときに便利なのがLEDライト。給油口を照らしてくれるので、どこまで補充できたかがひとめで分かります。業界最速がうたい文句の12L/分という高性能も大きな魅力のひとつです。

こぼれたり、臭いが充満する心配なしの本格派!
せっかく長く使うのなら「いいもの」を選びたい……。そんな方にこそおすすめしたいのがこちらの商品。電動タイプ、自動停止型、ブザーつき。基本的な性能はしっかりと押さえつつ、給油方法は固定式を採用。
ポリタンク側はキャップ代わりにこちらの灯油ポンプを取りつけ、ストーブなどの給油タンクの栓をはずし、ワンタッチで固定するだけ。
給油の際にアクションが少ない分、灯油をこぼれず、臭いの拡散も少なめ。ベランダ収納ボックス対応しており、機能的な逸品です。
マグネットでタンクに固定できる
タンクに挿入する部分にマグネットがついているので、ワンタッチでタンクに装着できるから抑えておく必要がありません。放っておいても外れて灯油がでてきちゃった!なんてことにならないので安心です。
また、満タンになると自動で停止する機能付きなのであふれ出す心配もありません。簡単にタンクに装着できる、電動の灯油ポンプをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
満タンになると自動で止まってブザーでお知らせ
スイッチを入れるだけで給油ができる電動の灯油ポンプ。満タンになると自動で給油を停止し、ブザーでお知らせしてくれる便利な機能つきです。
便利なポリタンクに装着できる収納ケース付きなので、ポンプ置き場に困らないのも嬉しいポイントです。灯油がいつ満タンになるか不安になってしまう方は、自動停止機能と、ブザーでお知らせしてくれる『乾電池式 灯油 ポンプ(EP-306B)』をチェックしてみましょう。

便利な固定式&自動停止式灯油ポンプの電動タイプ
ポリタンクの置き場所が限られている、スペースを有効活用したいという方にこそおすすめしたいのがこちらの商品です。
キャップ代わりに、ポリタンクに簡単に固定する直付け型の電動灯油ポンプです。ポンプの置き場所にも困りません。
さらに、ポンプを取りつけたままベランダコンテナにも収納可能(高さ内寸455mm以上が必要)。もちろん自動停止型です。
▼手動 1本は持っておきたい
つづいて、電池切れの心配がない手動の灯油ポンプをご紹介します。
スモーキなグリーンのカラーがおしゃれな手動タイプ
アラジンとタカギがコラボしたおしゃれな見た目の灯油ポンプ。電池不要で、うえの突起を10~20回ポンピングして、ガンを握ると給油できます。
吐出ホースのも付属しているので、給油を終えた後もスマートに収納することが可能です。おしゃれな見た目で、長く使える灯油ポンプをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

手動式と侮れない! 根強い人気の灯油ポンプ
どうせ買うなら電動タイプ……と思うのも無理はありません。しかし、手動タイプも根強い人気があるのも事実です。その筆頭格がこちらの商品。
ポリタンクに固定するタイプなので、いちど取りつければしばらくは取り外し不要。ケースつきなので、ホースの置き場に困ることもありません。
手動タイプとしては実売価格が2000円オーバーと、決して安くはありませんが、長く使える灯油ポンプを探している方におすすめします!

一家に1本! あると便利な手動タイプの灯油ポンプ
数ある灯油ポンプのなかでも、もっともシンプルかつポピュラーなタイプ。つまり、あらゆる場面で使えることを意味します。そのなかでも普段から安心して使える商品としてこちらをおすすめします。
日常はもちろんのこと、「普段は電動タイプだけど、電池が切れて使えない。でもいますぐ給油したい」「災害時の予備として置いておきたい」など、用途はさまざま。一家に1本、手元にあると安心です。

手動タイプのなかでもガッチリ形の灯油ポンプ
手動タイプの灯油ポンプは安価なものも多く、なかには頻繁に、あるいは長期間使うには不向きなものも存在します。しかし、こちらの商品は、へたな電動タイプを凌ぐ性能をあわせもつ本格派。
手動タイプは蛇腹部分を握って給油する方式が多いなか、こちらの商品は上下に動かすタイプ。その結果、約12L/分という高速流量を実現しています。背の低いタンクにも使用可能であり、タンク固定用のキャップも装備。電動より手動タイプ派という方にも一押しです!
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 灯油ポンプの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での灯油ポンプの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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カージャーナリストの「ここがポイント」 灯油を給油する際、たいてい周囲は寒いことを念頭に
灯油ポンプを選ぶ際、手動タイプor電動タイプどちらを選ぶかは好みと予算次第でしょう。改めてお伝えしたいのが「灯油を給油するとき、たいてい周囲が寒いこと」を意識して灯油ポンプを選ぶようにしてください。それはつまり「簡単かつスムーズに、スピーディかつ確実に給油する必要がある」ということです。
あまりの寒さに風邪をひいてしまったら元も子もありません。少しでも手間いらずにするための予算は惜しまず、寒い季節を乗り越えていきましょう!
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