携帯ウォシュレットとは
旅行やアウトドア、赤ちゃんのおむつ交換、介護などに使える携帯ウォシュレットは、持っていればとても便利です。コンパクトなものが多く、持ち運びしやすいサイズ感で、荷物を増やしたくない人でも便利です。
有名なメーカーが出しているものから、100均で購入できる製品などさまざまな種類があります。
携帯ウォシュレットの使用用途
携帯ウォシュレットを使う場面はたくさんあります。便利に使えるシーンを紹介していきます。
国内外の旅行や出張先で重宝
トイレ事情の分からない海外だけでなく、国内旅行や出張先でも便利に使えるアイテムです。
自宅以外でのトイレでウォシュレットを使うのに抵抗がある人にもおすすめで、どこでも安心してウォシュレットをすることができます。
外出先のオムツ交換で活躍
外出先のおむつ替えにも便利です。おしりふきを用意していても、それだけでは足りない場合に使えます。
さっと洗い流せて、手軽におむつ替えができるので、常備しておくのがおすすめです。ただ、水圧が強いとびっくりしてしまう場合もあるので、水圧調整ができるものがいいでしょう。
賃貸の部屋で利用する
賃貸物件でウォシュレットがない場合には、携帯ウォシュレットで代用しましょう。便器を取り換えることができなくても、日常的にウォシュレットを使うことができます。
本体価格が高くても、毎日のように使うのであればそこまでコスパが悪いわけではないでしょう。
携帯ウォシュレットの選び方 水圧や洗浄力などをチェック

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海外旅行で困るのがトイレ。ウォシュレットが付いているものはほとんど無いので携帯ウォシュレットは持っていると非常に便利!
携帯ウォシュレットの選び方をご紹介していきます。ポイントは下記。
【1】携帯ウォシュレットのタイプ
【2】洗浄時間と水圧
【3】シャワーの穴の数
【4】タンクのタイプ
【5】水の用意が不要で便利な「使い切りタイプ」もおすすめ
これらを抑えて、自分が使いやすい商品を見つけましょう。一つずつ解説していきます。
【1】携帯ウォシュレットのタイプで選ぶ
携帯ウォシュレットには手動式タイプと電動式タイプがあります。それぞれ特徴を押さえておきましょう。また手動式でも水圧の強さを求める人は、加圧式を選ぶと電動並みに強い水の勢いになります
手動タイプ|水の微妙な強弱も自由自在
手動式タイプのよさは、自分で水圧の強弱を調整できること。電動タイプとくらべると価格もよりお求めやすく、携帯ウォシュレットの入門タイプといえます。
また、電池もいらないため、災害の際にも長く使用することができます。万が一、トイレや床などに落としてしまった場合も、内蔵の部品が壊れてしまうという心配も少なく、取り扱いもかんたんです。
選ぶときには、本体の固さをチェックしておきましょう。水を入れるタンク部分が固すぎると強い力が必要となり使い勝手が悪いです。片手で操作することになるので、なるべく柔らかいタイプを選ぶことがポイント!
電動タイプ|水圧があって角度も調節しやすい
勢いのある水圧を求める方には電動タイプがおすすめです。水圧も標準からソフトまで、ボタンひとつでお好みに応じて選ぶことができます。
また、一定の水圧が出るうえ、握りやすいスマートな形のため、角度調整がしやすい利点があります。注意点としては、モーター音。どのくらいの音量が出るのか購入前にチェックしておくことをおすすめします。
普段の生活で常備しておきたい、という方にぴったりのタイプですよ。
加圧タイプ・バネタイプ|電源不要で強い水圧
加圧式タイプは使う前にポンピングをおこない、バネタイプはバネを圧縮することで、手動でも強い水圧で使うことができます。1度加圧してしまえば、そのあとは電動のように使えるので便利ですよ。電池が必要ないので節約にもつながります。
電動式の便利さよりも、節約志向の方や、電池交換が面倒に感じる場合は、こちらのタイプがおすすめです。
【2】洗浄時間と水圧をチェック
電動タイプの場合、どのくらいの時間、洗浄できるかをチェックしておきましょう。20~30秒ほどが主流ですが、10秒以下の場合、何度もボタンを押すことになるかもしれません。また水圧の強弱を変更できるタイプだとスムーズに行えるのでおすすめです。
水タンクの量と合わせて、洗浄時間と水圧をチェックしておきましょう。
なお、強い水圧を求める方は、電動タイプを選ぶようにしてください。手動などのタイプでは基本的に水圧が弱めの設計です。
【3】シャワーの穴が多いと広範囲に洗浄できる
携帯ウォシュレットの中には、広範囲を洗浄できるように拡散して水が出せるものがあります。シャワーの穴が多ければ多いほど、霧吹き上のシャワーで広範囲に当てることができます。穴の数を切り替えられるタイプもあるので、シーンや用途に合わせて使い分けたい人にもおすすめです。
【4】タンクのタイプで選ぶ
携帯ウォシュレットには2種類のタンクタイプがあり、それぞれメリットやデメリットが異なります。自分のニーズに合わせてどちらがいいのか考えてみてください。
すぐに使える「タンク内蔵型」
タンクが内蔵されているタイプは、水を入れる容器を別で用意しなくていいので、水が入った状態でも持ち運びが便利です。ただ、商品によって水が入る量が異なるので、どれくらいの回数使えるものなのかはチェックしておきましょう。
たっぷり使いたいなら「ペットボトル型」
タンク内蔵型の一般的な携帯ウォシュレットの容量は、100mLから200mLです。もうちょっと長時間使いたい、という方にはペットボトルにノズルを付けるタイプがおすすめ。
ペットボトルはコンビニなどで入手すればOKと考えると、ノズルだけを持ち歩けばいいので比較的軽量に持ち運べるというのもメリットのひとつです。
【5】水の用意が不要で便利な「使い切りタイプ」もおすすめ
一回使い切りタイプの携帯ウォシュレットは、ポケットやポーチに入れられる小さなサイズの商品が多いです。
水が含まれているため給水の手間や心配もいりません。使い切りのため衛生面でも非常に安心。より清潔感が保たれます。登山やキャンプ、あるいは災害時など、水が貴重となるシーンで大いに活用するでしょう。
携帯ウォシュレットおすすめ 電池不要でコンパクトなタイプも
ここからは、携帯ウォシュレットのおすすめ商品をご紹介していきます。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ2選|水圧を自分で調整できる「手動タイプ」
▼おすすめ3選|ボタンを押すだけで水が出る「電動タイプ」
▼おすすめはコレ!|電源不要で水圧強めの「加圧タイプ」
▼おすすめ2選|ノズルを付けて使う「ペットボトル型」
▼おすすめ2選|衛生的で手間いらずの「使い切りタイプ」
▼おすすめ2選|水圧を自分で調整できる「手動タイプ」
まずは、電池不要でいつ、どこでも使用できる手動タイプをご紹介します。価格も抑えめなので初めて使う方にもおすすめですよ。

高水圧で気持ちよく使える!
1.9mも水を飛ばすことができる高水圧が魅力のアイテム。500mLの大容量で、外出先でも快適に使うことができますよ。
ノズルに角度が付いているので、お尻に当てやすいですよ。また40度までのお湯を入れて使うことができるので、季節問わずに使うことができる優れものです。
▼おすすめ3選|ボタンを押すだけで水が出る「電動タイプ」
ワンタッチで使える電動タイプは水圧が一番強いです。持っているだけで水が出てくるので、ラクに使用することができます。

コンパクトで機能性抜群な洗浄器
従来のモデルよりも体積が約40%減っており、タンクの中に本体を収納できるスリムなデザインです。コンパクトなので、旅行やおでかけの際にバッグに入れてもかさばらず、邪魔になりません。
また、機能性も抜群で2種類のアダプターを組み合わせて使うことで、国内はもちろん海外のほとんどのペットボトルを装着することができます。どんなシーンでも活躍する商品です。
赤ちゃんや介護のオムツ交換時にも
タンク式で、電池を採用しているので外出先でも簡単に使用が可能です。ボタンを押すだけで、一定量で約1分水が出続けるので洗いやすいです。また、強弱モードがあるので、用途に合わせて変更ができます。
吐出の方向を変更できるので、角度を自分の手で調節しなくても良いので衛生的にも良い商品です。
▼おすすめはコレ!|電源不要で水圧強めの「加圧タイプ」
使用前にポンピングすることで手動タイプよりも強い水圧で使うことができる加圧タイプをご紹介。電池要らずで水圧を求めるなら、このタイプがおすすめです!

ポンプを使って高水圧を実現!
ポンプを上下に動かして圧力を加えたら、ボタンを押すことで水を噴射できる加圧式タイプの携帯ウォシュレット。ポンプを押す回数で水圧を変えることができますよ。
ノズルの長さを調整でき、使わないときは折れないように短く収納できるのも便利なポイント。タンクには約100mLの水を入れることができます。
▼おすすめ2選|ノズルを付けて使う「ペットボトル型」
携帯ウォシュレットのノズルをペットボトルに取り付けて使うタイプです。タンクにも使えるタイプもあるので要チェック!

軽量&コンパクトな一品!
ペットボトルにきれいな水を入れたら本体を備え付けるだけで使える商品です。片手に収まるコンパクトサイズなので、どこにでも持ち運びやすいですよ。
3つセットになっているので、自分用と赤ちゃん用、介護用などと分けて使うこともできます!
▼おすすめ2選|衛生的で手間いらずの「使い切りタイプ」
1回の使用ごとに使い捨てできるタイプ。ポケットやポーチに入れておくことができるコンパクトサイズなので、トイレのウォシュレットが壊れていた、なんてときにも使えますよ。


「携帯ウォシュレット」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 携帯ウォシュレットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの携帯ウォシュレットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
携帯ウォシュレットの使い方と注意点
使うのが難しそうと感じている人もいるかもしれませんが、実際の使い方はとても簡単で便利なアイテムなのです。その使い方と、使う上での注意点について解説していきます。
携帯ウォシュレットの使い方
手動式・加圧式・バネ式の場合には、自分の手を使って水を排出します。加圧式の場合は、圧力を一度設定してしまえばボタンを押すだけで使用できますよ。これらのタイプは電池を使わないので、そのまま水洗いすることが可能。
電動式の場合は、ボタンを押すだけで水が出てきます。水の量や水圧はあらかじめ決まっていたり、調整しなくてはなりません。電動の場合は水洗いできないタイプもあるので、事前に確認しておきましょう。
携帯ウォシュレットの注意点
携帯ウォシュレットを使うときは安全な水を使いましょう。国内の場合は水道水でも問題ないですが、海外の場合は販売されているミネラルウォーターを使うことをおすすめします。
また、持ち運びで飛行機に乗る際には、中身を空にしてから搭乗するように。中身が入っていると手荷物検査の時点で没収されてしまう可能性が高いです。水は到着先で調達するようにしてください。
携帯ウォシュレットに関するQ&A
マンガン電池や充電式電池は使用できる?

使用できません。基本的にはアルカリ電池での仕様設計になっています。公称電圧や容量、放電特性がアルカリ電池と異なるためです。電池式の場合は必ず各製品の説明書を確認するようにしましょう。
携帯ウォシュレットはいくらぐらいで買えますか?

使い捨てのものであれば1,000円以下で購入できます。高価なものになると5,000円前後が一般的でしょう。使い捨て、手動式、電動式などによっても値段は変わってくるため、目的に応じたものを選ぶとよいでしょう。
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自分に合ったタイプを選ぼう
ウォシュレットがないと生活するのに困るという人もいるくらい一般的に浸透しているウォシュレットですが、人が使ったものに抵抗があったり、賃貸物件でトイレについていないという人も。そういった悩みを解決してくれるのが、携帯ウォシュレットです。
いろんな種類があり、水圧や機能性、どのように水を出すのかも異なります。お尻はデリケートな部分だからこそ、自分に合ったものを使うことをおすすめします。リーズナブルに購入できるものもあるので、いろいろ試してみるのがいいでしょう。
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1973年静岡県生まれ。印刷会社の営業からコピーライターに。広告制作会社勤務を経て、現在はフリーランスライターとして、また暮らしのチームクレアで生活情報、家事に関するライターとしての執筆/編集に軸足をシフトしている。 結婚後は会社員の妻に代わり、料理・掃除・洗濯などを担当。「家事中年男子」として日々奮闘している。