「シャンパン プレゼント」のおすすめ商品の比較一覧表
予算の目安
プレゼント用のシャンパンを考えるなら、まずは予算から。相手に失礼があっても、逆に気をつかわせても申し訳がないので、相場を知っておきましょう。
予算の平均的な相場は5000~15000円ほど。2000円ほどの商品もありますが、おいしいものを選びたいなら4000円以上にすると種類の数も増えます。
シャンパンを飲むのは特別な日ということもあり、10000円前後と考える人が多いようです。
シャンパンの味の基礎知識
シャンパーニュは甘さの度合いがラベルに表示されています。
「ブリュット」と名前がついているものは辛口で、「セック」が中辛口、「ドゥミセック」は甘口で「ドゥ」は極甘口とされています。「エクストラ・ブリュット」や「ブリュット・ナチュール」と名前がついたものは、極辛口です。
プレゼントする相手が甘いワインが好きなら「Doux(ドゥー)」を、辛口が好きなら「Brut(ブリュット)」というふうに、上記の用語をシャンパーニュを贈りものとして選ぶ際の、ひとつの目安にしてみてください。
【専門家厳選】プレゼントにおすすめのシャンパン2選
ワインエッセイストのPapp Hideko(パップ ヒデコ)さんと編集部が選んだおすすめのシャンパンを紹介します。

プレステージ・キュヴェのゴールド・シャンパン
特別なお祝いごとや記念日に贈るなら、ルイ・ロデレールの「クリスタル」は定番ともいえる極上のシャンパンです。1776年創業の、世界的に名高いメゾン「ルイ・ロデレール」。同メゾンが生産するクリスタルは、シャルドネ45%、ピノ・ノワール55%の割合でブレンドされ、それゆえにプレステージ・キュヴェと讃えられる逸品です。
その透明でワイン果汁の状態がひと目でわかるクリアなボトルは、まさにシャンパーニュ・メゾンの自信の表れ。2007年ミレジメは、同シャンパンの特徴といえる力強い味わいを存分に発揮した当たり年(ぶどうのできがよい収穫年のこと)の1本。クリアな酸味とオレンジリキュールを思わせるリッチな果実味、ミネラル豊富な「ゴールド」シャンパン、長期保存にもたいへん適した価値ある名品です。

辛口好きに、3種のブレンドが絶妙なブリュット
贈る相手の好みが辛口なら、世界屈指の名メゾン「ルイ・ロデレール」の「ブリュット(辛口)・プルミエ(1級畑)」がおすすめです。収穫したぶどうの品質や、ぶどうのブレンド比率が素晴らしいため、極上な味わいとして名高いノン・ミレジメ・シャンパンです。
ピノ・ノワール40%・シャルドネ40%・ピノ・ムニエ20%という、シャンパンの厳格な規定をクリアしたぶどう3種を厳選してブレンドし大きなオーク樽で発酵後、専用のセラーで3年間寝かせます。そこから澱引き(おりびき)を経てまた6カ月間熟成と、長い年月を経て完成した希少価値の高いブリュットなのです。
フレッシュなキレと繊細さ、華やかな味わいなので、ホームパーティにお呼ばれしたときのお土産にもぴったり。厳選された美味しいぶどうを原料に、ワインメーカーの腕や個性が如実に表れています。贈る相手がワイン通の場合、あえてメゾンの実力がわかるノン・ミレジメの1本を選ぶのもいいかもしれません。
プレゼントにおすすめのシャンパン12選 編集部が厳選!
Veuve Clicquot(ヴーヴ・クリコ)『ドゥミ セック』
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シャンパンのおいしい飲み方
シャンパンをよりおいしく味わいたいなら、次のポイントにも気を配ってみましょう。
【1】しっかり冷やして味わおう
シャンパンはしっかり冷やして味わいましょう。シャンパンの飲みごろ温度は、4~8℃とされています。ワインクーラーがある場合は、ワインクーラーのなかに3分の1ずつ水と氷を入れ、そのなかに20~25分程度ボトルを入れておくとちょうどよい温度になります。
甘口のシャンパンは、ぜひ4℃までしっかり冷やして味わいましょう。しっかり冷やすことで甘みと酸味のバランスがよくなります。さわやかな辛口のシャンパンは、6~8℃程度で味わってください。冷やし過ぎないほうが、辛口シャンパン本来の味わいが楽しめます。
【2】慎重に少しずつ開栓しましょう
シャンパンを開栓するときは、よく冷やしてから開栓しましょう。親指でコルクを押さえてから口金を外すのがポイントです。吹きこぼれたり、栓が飛んで人やものに当たったりするのを防ぐために、コルクのうえからナプキンをかぶせてください。ケガをするおそれがあるので、瓶の口を人やものに向けてはいけません。
開栓するときは、コルクではなくボトルのほうを静かに少しずつ回します。瓶を回すとなかのガス圧で少しずつコルクが浮き上がってくるので、指でしっかり押さえながらコルクを抜き、ボトルを斜めに傾けて瓶内部のガスを逃がしてください。
【3】静かに注ぐとちょうどよい泡立ちに
シャンパンの魅力は、その繊細な泡にあります。シャンパンを注ぐときは、ガスを逃がさないためにも静かに、一定の速さで注ぎましょう。
注ぐ量は、多くてもシャンパングラスの3分の2までにするのも、シャンパンの香りや泡だちを楽しむ大切なポイントです。一度で3分2まで注がずに、数回に分けて注ぐとちょうどよい泡立ちになります。このとき、ボトルの底を持つようにすると上手に注げますので、試してみてください。
シャンパンは保管方法にも注意が必要
シャンパンを購入したら、保管方法にも注意してみましょう。適切な方法で保管することで、味の劣化が防げます。
【1】開栓前は冷蔵庫で保管しましょう
ワインセラーがあるのなら、ワインセラーで保管するのがベストですが、セラーがない場合は温度変化の少ない場所で寝かせて保管しましょう。温度が1年を通じて12~15℃、湿度が70~75%、暗く振動が少ない場所であれば床下収納でもかまいません。
冷蔵庫で保管する場合は、早めに開栓して飲むようにしましょう。低温で長期間保管していると、コルクが乾燥して酸素が入り、味が劣化してしまうことがあります。
また、保管するときは、香りの強いものと一緒に保管しないように注意してください。香りの強いものと一緒に保管すると、シャンパンにその香りが移ってしまいます。
【2】開栓後は専用のストッパーを使いましょう
飲みきれなかったときは、専用のストッパーを使って保管しましょう。スパークリングワイン専用のストッパーにはフックがついているので、シャンパンのガス圧でストッパーが飛んでしまう心配がありません。
ただし、ストッパーをしていてもどんどんシャンパンの酸化は進みます。味や香りも変化しますし、ガスも抜けてきます。できるだけ早めに飲みきることが大切です。
特別な日のために、とっておきのシャンパンを
シャンパンを選ぶときのポイントと贈りものにおすすめの商品をご紹介しました。華やかで上質な味わいのシャンパンは、大切な人へのギフトやお祝いにぴったりです。グレードや味のテイストもさまざまなので、予算を考慮しながら贈る相手の好みに合ったものが見つけられるでしょう。
高級なシャンパンは日常的に飲むものではないだけに、贈られたときの感動と喜びはひとしおです。大切な人と一緒にシャンパンを味わえば、特別な日がより思い出深いものになるでしょう。
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WSET認定Higher Certificate(Level.3)、食品メーカーにてフランスワインインポーター▶広告代理店CR局コピーライター プランナー ディレクターを経てハンガリー(ブダペスト)移住。 コスメ、ビューティ、ファッション、インテリアグッズ、文房具とありとあらゆる商品のコピーライティングを手がけてきた経験から様々な商品知識に精通し、ギフトセレクト系記事も多数執筆。メディア等現地メディア・フィノマガジン ハンガリーワイン専門サイト/フィネスワインピアを自らWEBサイト制作し運営中。 在ブダペスト・ワインエージェント”クルティエ“。一般社団法人国際芸術文化交流日本ハンガリーワイン協会ハンガリー支部・理事。日経xwomanアンバサダー。ブダペスト&東京でワインイベント企画多数開催。ワイナリー取材撮影を精力的に行いハンガリーのワインメディア雑誌にも出演。