テレビ台の選び方
次は選ぶ際のチェックポイントを抑えていきましょう。ポイントは下記。
【1】テレビ台のタイプ
【2】サイズ
【3】耐荷重
【4】収納スペース
【5】キャスターの有無
【6】組み立て式 or 完成品
【7】部屋に合った色や素材
上記のポイントを抑えることで、より具体的にイメージに合うテレビ台を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】テレビ台のタイプで選ぶ
テレビ台は、大きく分けてローボード、ハイボード、コーナーボード、伸縮ボードの4タイプがあります。
・ローボード
背の低いテレビ台。圧迫感が少なく部屋が広く感じられます。
・ハイボード
壁全体を使うものやスタンド式のテレビ台。収納スペースが豊富でお部屋もすっきりまとまります。
・コーナーボード
部屋の隅にコンパクトに収まるテレビ台。スペースを有効活用できます。
・伸縮ボード
シェルフやラックとローテーブルなどを組み合わせて使うテレビ台。長さが変えられるので自由自在にレイアウトできます。
それぞれの特徴から、お部屋に合ったタイプを選んでみましょう。
【2】テレビ台のサイズをチェック
テレビ台を選ぶ際は、部屋の間取りや大きさとバランスを取るために、サイズをしっかり確認すると、オシャレ度がアップします。ぜひ確認しましょう。
横幅|テレビ画面の1.5倍ほどの大きさになるように

Photo by マイナビおすすめナビ
テレビ台の横幅は、テレビ画面の1.5倍ほど広めのものにするとバランスが取れ、安定感が出ます。たとえば40型のテレビは画面の幅が約90cmなので、幅が135cm前後のテレビ台がおすすめとなります。
高さ|視聴の目線がやや下になるように

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テレビの高さの位置は目線よりやや下が理想。具体的には目線の高さが3cm〜6cmほど低い位置です。
目線よりも高すぎる位置や低すぎる位置にテレビがある場合、肩こり・首こりの原因になるので、テレビを観る際の姿勢や距離、位置をしっかり確認してから、テレビ台を選びましょう。
奥行き|レコーダーを設置するなら30〜40cmほどに
テレビ台の奥行は、DVD・Blu-rayレコーダーやPS4などのゲーム機などを設置する場合、30cm〜40cmは欲しいところです。逆に、テレビ台に何も設置しない場合は、テレビの足の幅15cm〜20cmほどに納めるとスタイリッシュに見えます。
周辺機器や収納なども考え、奥行きを考えましょう。
【3】耐荷重をチェック
テレビ台には、耐荷重(どのくらいの重さに耐えられるか)が設定されています。
ほとんどの場合、レコーダーやゲーム機などはまとめておくことになるので、耐荷重もそれらの重量を含めて余裕を持たせた数値を選ぶ方が無難です。
【4】隠すor見せる?収納スペースをチェック
DVD/BDなどのディスク類、ゲームソフト、取扱説明書類や組み立てたときに余った部品などをテレビの周りに置いておく人は多いはず。それらを収納するスペースが確保されているテレビ台を選ぶといいでしょう。
目につかないようにしまっておきたい、つまり「隠す収納」を求めている場合は、引き出し付きがおすすめ。また小さいお子さんがいる家庭なら、事故やいたずらを防げるトビラ付きのモデルが選択肢になります。
一方で、「見せる収納」をしたい方は扉や背板がないオープンタイプを選びましょう。お気に入りの小物などを飾ってお洒落に収納することができますよ。
【5】キャスターの有無をチェック
キャスター付きであれば、掃除をするときや模様替え時の移動も簡単です。
ロック付きであることを確認し、床面がキズつかないように緩衝材や保護マットなどのアイテムを上手につかって対策しましょう。
【6】組み立て式か完成品かチェック
通販サイトで扱っているテレビ台の多くは組み立て式。そのため商品が到着したら自分で組み立てなければ使えません。
逆に、完成品が送られてくるものは「大型商品扱い」となり、通常の配送と違ってマンションなどでは1階での受け渡しになる場合があります。
購入しようとしている商品が組み立て式なのか完成品なのかは事前に確認しておく、設置がスムーズになる場合もあります。
【7】部屋に合った色や素材を選ぶ
存在感があるので、インテリアの雰囲気をガラッと変えることができるテレビ台。お部屋の雰囲気や理想のイメージに合ったデザインのものを選ぶようにしましょう。
迷ったら和室・洋室問わずどんなインテリアにもなじみやすい白色や木製のものを選ぶと良いでしょう。例えばスチール素材が使用されたものなら、ヴィンテージ調・インダストリアル調のインテリアに合います。また、鏡面仕上げのものなら、ホテルライクなインテリアにマッチしますよ。
なお、木製の塗装は一般的に自然な仕上がりの「ラッカー」と耐久性に優れた「ウレタン」があります。また、定期的なメンテナンスが面倒でない方は、木目の味を生かした「オイル塗装」をしたものもおすすめです。
テレビ台の人気ブランド IKEAやニトリなど!特徴を解説
本項では、おしゃれなデザインを扱うテレビ台の人気ブランドをご紹介します。低価格な商品を扱うブランドから、中〜高価格帯を扱うブランドまでありますので、ぜひ参考にしてください。
IKEA(イケア)|北欧スウェーデン発祥。トレンド感のあるスタイルに
イケアは、スウェーデン発祥の世界的に有名な家具ブランド。ハイタイプからロータイプまで豊富な種類のテレビ台を販売し、ホワイト・ブラック・ナチュラルのシンプルなデザインが特徴。
北欧風のナチュラルなインテリアをはじめ、どんなインテリアにも合わせやすい商品が揃っています。
1万円〜5万円ほどの購入しやすい価格帯が多いですが、商品によっては10万円ほどのものまであり、部屋のデザインに合わせて豊富な商品から選ぶことができます。
LOWYA(ロウヤ)|機能性・デザインに優れた商品をお手頃価格で
LOWYA(ロウヤ)は福岡県福岡市に本社を置く、家具全般をオンラインサイトで扱う家具ブランド。北欧デザインからシンプルなデザインまで幅広い商品を扱う種類の豊富さが特徴。
テレビ台については、幾何学のハイタイプからシンプルなロータイプまで幅広く、価格帯も3万円〜10万円ほどと、手を出しやすく、選びやすいです。
無印良品|ナチュラルでシンプルな設計が使いやすい
無印良品は生活雑貨全般を扱うブランド。シンプルな商品が多く、スタイリッシュなデザインが特徴です。
テレビ台については、2万円〜3万円の価格帯で、種類は10種類程度と少ないですが、シンプルなインテリアデザインにしたいときにピッタリです。
ニトリ|さまざまなニーズに対応した商品ラインナップ
ニトリは北海道札幌市に本社を置く家具ブランド。家庭用からオフィス用まで幅広い商品を扱い、価格も5000円〜20万円と、低価格・高価格まで幅広いです。
シンプルなデザインが多いのが特徴で、テレビ台については、ロータイプ・ハイタイプ・コーナータイプなど、種類も豊富。自分の部屋に合わせたデザインの商品が見つかりやすいです。
テレビ台おすすめモデル
それでは、おすすめのテレビ台をタイプ別にご紹介します。
すぐに各商品が見たい方は、下記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ11選|ローボードタイプ
上記で紹介したテレビ台の選び方のポイントもふまえて、堀井塚さんと編集部が選んだおすすめのテレビ台を紹介いたします!
まずはローボードタイプのテレビ台。ローボードは高さが低いテレビ台です。床や座椅子、ソファに座るなど、目線が低くなるときにちょうどいい高さになるため、ローテーブルのある一人暮らしの部屋や畳の部屋などにピッタリです。
圧迫感も少なく、収納も充実しており、部屋を広く見せる効果もあります。テレビ台のオーソドックスなタイプと言えます。また、商品によってはキャスターがついたコンパクトタイプのものもあり、掃除もしやすいでしょう。
それでは、商品をご紹介します。

コンパクトかつお洒落に収納できる
幅約79cmとコンパクトなサイズ感で一人暮らしのワンルームでも場所を取らないテレビ台。収納力もばっちりなのでベッドサイドボードとして小物をしまっておくのにも便利です。
フラップ扉仕様になっているので、普段は扉を開放して通気性を保ち、人を呼ぶときは扉を閉めて中を隠すことができます。
木目調のナチュラルな風合いがどんな部屋にも馴染みます。オークは北欧ナチュラルな部屋に、ホワイトは白を基調とした清潔感のある部屋に、ヴィンテージは和室にもマッチしますよ。
見せる収納 & 隠す収納ができる
幅を変えられる収納棚と、隠す収納・見せる収納ができるフラップ扉がついて機能性に優れたTVボード。幅約80cmのコンパクトサイズで一人暮らしのインテリアにぴったりです。
さらに、すべての板に傷が付きにくいメラミン加工を施しており、キャスター付きなのでお掃除もラクラク。
お気に入りの雑誌などを立てかけてお洒落にディスプレイしたいという方におすすめです。

テレビの上のスペースを生かせるハイタイプ
テレビの上のデッドスペースを活用できるテレビ台。テレビは床から20cmくらいの位置になるので、フロアライフをしている人向きです。幅は約120cmと、32~40V型のテレビも余裕で置けるサイズ。幅150cmの「WORCE 150cmタイプ」なら45~50V型に対応しています。
本体カラーはブラック(フレーム)×ブラウン(棚)とホワイト(フレーム)×ナチュラル(棚)の2種類。フレームとデザインを統一したラックも別売で用意されているので、それらを追加して部屋をコーディネートすることもできます。耐荷重は120が約30kg、150が約22kgです。
大理石柄の高級感あるデザイン
重くなりがちな大理石柄の天板に天然木を組み合わせることで、爽やかさがプラスされた高級感のあるデザインのテレビ台です。
コンパクトですが存在感があるので、シンプルな部屋でもアクセントに!収納力は少ないですが、デザイン重視でテレビ台を探している方におすすめです。
組み立てカンタン・コンパクト
一人暮らしのワンルームにぴったりなサイズ感のローボード。ビデオデッキなどのAV機器が収納できるスペースが2つと、雑誌やCDを立てて収納できるスペースがひとつあります。
扉が無いので、お気に入りの小物や香水などを置いて見せる収納がしたい方にもおすすめ。キャスター付きなのでお掃除や模様替えの時もラクラク移動できますよ。
大きな引き出しにたっぷり収納
スッキリとコンパクトな印象のIKEAのテレビ台。
くもりガラス窓のついた大きな引き出しには、リモコンからコントローラー、コードなどのテレビアクセサリーをたっぷり収納できます。また、背面についた配線口からはコードをすっきり配線。
ブラック、ホワイトの2色展開のデザインは、モダンでスタイリッシュなインテリアによく合います。
一本の丸太をイメージした木質感あふれるテレビ台
テレビ周りの収納を徹底的に考えたローボード。ユーザーアンケートを重ねて行い、テレビ周りに必要な収納とおしゃれさを兼ね備えたテレビ台として開発されました。
天板には配線の為のカット。頑丈なスライドレールの大きな引き出し2杯には、DVDのタイトル面を上にして左に44枚、右に約24枚を収納できます。
引き出しの右には、Wifiルータや、Switch Will等、縦置きのゲーム機が入るスペース。引出下に、DVDプレーヤーやプレイステーションが収まるガラス戸付収納。更に、背面にそれらの配線をすっきりまとめられるスペースを用意しています。黒の台輪によってテレビ台が浮いているように見えるデザイン。引き出し前板の縁は丸みをもたせ、ボリューム感と安心感を表現しました。
▼おすすめ5選|ハイタイプ
続いては、ハイボードタイプのテレビ台をご紹介します。
ハイボードは大画面のテレビを部屋の壁全体を使って設置できるタイプやスタンドのように設置するテレビ台。全体的に大きいもの、目線の高いものなど、商品により特徴的は様々です。ダイニングテーブルと合わせ、椅子に座っているときに見るのにピッタリなタイプもあれば、リビングでのテレビ鑑賞用に設置したりと、用途も様々です。
基本的にはテレビ台と収納家具を掛け合わせたような特徴があり、スペースを取るものが多いため、部屋の広さによっては狭く感じてしまうこともあるでしょう。
サイズが大きいため、テレビ台のデザインによっては、部屋全体の雰囲気を決めてしまうので、インテリア性にこだわる方は注意が必要です。
それでは早速見ていきましょう。

高さを自由に変えられる壁寄せテレビスタンド
32~60型のテレビに対応したTVスタンド。ハイタイプとロータイプがあり、部屋のレイアウトや視聴スタイルに合わせて高さを調節できます(ハイタイプは5cm単位で9段階、ロータイプは5段階)。シンプルな構造なので、すっきりしたデザインの部屋が似合うでしょう。
フロントパネルの色はサテンブラック、サテンホワイト、ウォールナットの3種類。外付けHDDをテレビの裏側に取り付けるホルダーや、小物を乗せる棚板も別売で用意されています。なお、上位モデルの「WALL TV STAND V3」は79型までのテレビに対応しています。耐荷重は約40kg。
▼おすすめ5選|コーナーボードタイプ
続いてはコーナーボードタイプのテレビ台です。
コーナーボードは部屋の隅にコンパクトに設置できるテレビ台。部屋の隅に設置する設計になっているので、三角形の形が特徴的。
デッドスペースが減るので、部屋も開放的で広く見えますし、コンセントやコード類がテレビ台の裏に収まるので、すっきりさせることができます。値段も手頃なものが多く、比較的購入しやすいタイプです。ただ、部屋の隅に置くため、サイズの大きいテレビには不釣り合いになることがあります。サイズには注意してくださいね。
それではご紹介します。

▼おすすめ2選|伸縮ボードタイプ
最後は、伸縮ボードタイプのテレビ台です。
伸縮タイプのテレビ台は、箱型のシェルフやラックとローテーブルなど2つの家具を組み合わせて配置できるタイプ。2つを重ねて置けば最小サイズに、2つを離して組み合わせて使えば最大サイズになるのが一般的です。
部屋のサイズに合わせて長さを調節できるのが魅力。棚の部分はサイドボードとして上段を飾り棚に、下段にボックスを置けば収納スペースにもなります。部屋のコーナーにL字型に置いてデッドスペースを有効的に利用することもできます。
それではご紹介します。

▼おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする テレビ台の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのテレビ台の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
部屋をおしゃれにするポイント
部屋にテレビ台を設置する際は、実は、本項で解説する2つのポイントを意識して商品を選ぶと、部屋に統一感が生まれます。おしゃれな部屋にするために、こちらもぜひチェックしてください。
テレビ台のタイプで部屋の広さの印象を変える
壁全体覆うハイタイプや引き出しの多いロータイプなどは、かなりの収納力があります。そのため、10畳〜12畳ほどのリビングでは、部屋全体にまとまりを持たせたり、部屋をスッキリさせるのに効果的です。
逆に、狭い部屋の場合は、コーナータイプや伸縮タイプで部屋の隅にテレビを設置し、部屋のスペースを確保すると、部屋を広く見せる効果があります。
色やデザインで統一感を持たせる
テレビ台の色を選ぶ際は、大前提、部屋に合わせて、他の家具の色を選ぶと、部屋の雰囲気に統一感が生まれます。
例えば、壁紙がホワイトベースのシンプルな部屋であれば、家具をナチュラル系やウッド調で統一すると欧風の自然な雰囲気に、逆にブラック・ブラウン系の家具で統一すると、メリハリの効いたシックな雰囲気になります。
一方、ブラック・ブルー系の壁紙の部屋の場合は、家具を暗めの色で統一するとともに、アルミやガラスなどの無機質な素材が使われた家具で統一すると大人でクールな雰囲気になります。
色やデザインを選ぶ際は、しっかり部屋の雰囲気と、その他の家具との統一感を意識して選びましょう。
その他のテレビ台をチェック 【関連記事】
家具のデザインをそろえると室内がおしゃれに
本記事では、テレビ台の種類や選び方、おしゃれな部屋にするためのポイント、おすすめ商品をご紹介しましたがいかがでしたか。
テレビ台は、部屋の広さや求めるデザインに合わせてローボード・ハイボード・コーナーボード・伸縮ボードの中から種類を選ぶことが大切。その上で、サイズや耐荷重といったスペックを選んでいきます。
そしてなにより、部屋をおしゃれにするには、家具のデザインを部屋に合わせて統一させると、部屋の印象がグッと上がります。本記事を参考に、ぜひ自分のお部屋にあったテレビ台を選んでみてくださいね。
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新聞記者、ゲームライター、パソコン系ライター、雑誌・書籍の編集者、Web編集者など出版系全般に関わり、企画・執筆・編集・校正までをこなす「校了請負人」を自称。 IT関連はもちろん、金融関連、経済関連、医療関連、ラノベ、乙女ゲー攻略本まで幅広く対応する。 家族は息子1人とスマートスピーカー6台。 好きなエヴァンゲリオンは初号機。 行ってみたい場所は仮面舞踏会。 座右の銘は「愚直」「悪党の最期なんて、そんなもんだろ」。