「野菜洗浄剤」のおすすめ商品の比較一覧表
野菜洗浄剤は必要なの? どういうもの?
野菜洗浄剤とは、野菜や果物などについた、水洗いだけでは落ちない農薬やワックスなどをきれいに洗い流してくれる便利なアイテムです。「野菜は生で食べるし、水洗いだけじゃ心配……」という方におすすめ。
各メーカーからさまざまな商品が販売されており、なかには野菜や果物の洗浄だけでなく、掃除などいろんな用途に使える商品もあるので、自分に必要な野菜洗浄剤を見極めることが大切です。
野菜洗浄剤の選び方 配合成分やタイプ、ほかの用途に使えるかもチェック!
家事ライター&編集者/暮らしのチームクレアの藤原寿子さんに、野菜洗浄剤を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。どれも重要なポイントですので、一読しておきましょう。
使われている成分をチェック 天然由来成分のものを選ぼう!
「何からできているかはっきり知りたい」「エコにこだわりたい」という人には、貝殻が原材料のものがおすすめです。廃棄貝殻を1,000℃以上の高温で焼くことで得られる「貝殻焼成カルシウム」を使用した製品は、ゴミの減量と環境保全を考えた商品でもあります。
「不純物はできるだけ避けたい」という人には、純水ベースの洗浄剤がおすすめ。純水にわずかな炭酸カリウムを加えて作られた電解水は、口に入れても安心です。洗濯や食器洗い、入浴などに日ごろから石けんを愛用している人、手肌にやさしいものがいい人は、天然油脂由来の石けんの洗浄剤を選ぶとよいでしょう。
液体タイプ or 粉末タイプから選ぶ 重視するのはコスパ?手軽さ?
サッと使いたい人、粉末の扱いが苦手な人には液体タイプがおすすめ。液体タイプのなかでも成分が純水のものは、スプレーしてなで洗いしたら水ですすぐだけ。短時間でサッと洗浄できます。おもちゃやテーブル拭きなど、さまざまなシーンにそのまま使えるのも魅力です。ただ、コスト的にはやや高めかもしれません。
液体タイプで成分が石けんのものは、水で薄めて洗浄したのち流水すすぎが必要ですが、泡切れはよく、やはり短時間で洗えます。
量をたくさん使う人は粉末タイプを。粉末を水に溶かし、そのなかに数分間野菜を漬け置きしたのち流水すすぎが必要で、液体タイプに比べると時間がかかります。とはいえ、お風呂掃除などにも使えて、コスト的にはお得感があります。
幅広い用途に使えるタイプも便利 おもちゃや家具の拭き掃除など
野菜洗いだけでなく、幅広く使える洗浄剤がいいという人には、おもちゃや家具の拭き掃除など、さまざまな家事に使える洗浄剤がおすすめです。
抗菌効果の範囲などは製品によって異なりますので、メーカーホームページなどで確認してから購入してください。そのほかの用途は考えていないという人は、野菜・果物の洗浄専用の洗剤を選びましょう。
野菜洗浄剤おすすめ11選! 天然成分100%やスプレータイプも!
うえで紹介した野菜洗浄剤の選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。

land link『ベジセーフ』


















出典:Amazon
純水99.88%で作られた野菜洗浄剤
とにかく手軽に使える食材洗い専用のアルカリイオン水。マイナスイオンが食品の表面に付着した汚れを取り込んで引きはがします。純水以外の成分の炭酸カリウムは、麺などを作る際にも使われるもので、安全性を認められた指定食品添加物です。
シュッと吹きかけてなで洗いののち水で流すだけ。溶液を作る、つけ置きをする、水洗いをするといった手間がなく、短時間で洗うので栄養を損なう心配もなし。とにかく手早く野菜が洗えます。
使用後は水に戻るので、おもちゃやテーブルのふき掃除にも。外出のときには小さいスプレー容器に入れて持っていくと便利です。

安心やさい『サーフセラ安心やさい(家庭用)』

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日本漢方研究所『海の野菜・くだもの洗い ホタテの力くん』

出典:Amazon

エバ・グリーン『食品洗浄剤 クリーンコーラル』










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地の塩社『Fruit and Vegetable Wash』




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天然油脂由来の果物・野菜専用の石けん
天然油脂由来の液体石けん。土だけでなく、PM2.5や黄砂、カドミウム、窒素酸化物、塩素、防カビ剤など、果物や野菜の表面に付着した有害物質をすっきり落とします。手肌にやさしいので、洗剤による手荒れに悩んでいる人におすすめです。
使用量の目安に従って水とともにボウルに入れ、野菜表面をやさしくなで洗いしたのちに、流水で30秒以上すすぎます。PM2.5を除去したいときは、2~3分のつけ置き後、表面をやさしく洗い流水で30秒以上すすぎます。防カビ剤を除去したいときは、PM2.5同様、つけ置き後流水ですすいでください。
リンゴ表面のブルーム(ロウのような、べたべたした物質)もすっきり落とせるので、ジャムづくりなどの下準備に適しています。
SHELLISTA (シェリスタ)『シェリスタ 除菌消臭パウダー』
















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シェルデイ『シェルデイ 野菜洗剤』






出典:楽天市場
日本抗菌総合研究所『HOTAPA(ホタパ)ベジタブルウォッシュ』










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ピッパースタンダード『哺乳瓶・野菜用洗剤 ポンプボトル ジェントルフレッシュ』


















出典:Amazon
FOODALIVE(フードアライブ)『フードアライブ フォーベジタブル&フルーツ』


















出典:Amazon
サラヤ『ヤシノミ洗剤 野菜・食器用』






出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 野菜洗浄剤の売れ筋をチェック
Amazonでの野菜洗浄剤の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
使用上の注意は必ず確認しましょう 家事ライターからアドバイス
家事ライター&編集者/暮らしのチームクレア
強めのアルカリで洗浄するタイプの野菜洗浄剤は、洗浄後のすすぎをしっかりする、手肌が弱い人は使用の際に手袋をするなど、扱いに注意が必要な場合があります。
また、粉末タイプのものは固まりやすく、空気に触れると効果が弱まるものもあり、保管に注意が必要です。野菜洗浄剤を使う際には、それぞれの商品の使用上の注意を必ず確認しましょう。
野菜の洗浄方法を紹介
まず、野菜は流水で3回以上しっかりと水洗いします。そのあと野菜洗浄剤を使用して洗い、流水ですすぎます。必要に応じて次亜塩素酸ナトリウム等で除菌したら、もう一度流水ですすぎます。水切りをしたら、野菜洗浄が完了です。
白菜やレタス、ほうれん草などの葉物野菜は根本に泥など残っていることもあり、そのままではなくバラバラにしてから洗うとよいです。じゃがいもやにんじんなどの根菜類は、野菜専用のたわしやブラシを使ってくぼみの汚れを落としましょう。
野菜を洗う時に便利なアイテム サラダスピナーや洗い桶など!
野菜洗浄剤で野菜を洗ってみよう!
野菜洗浄剤の選び方とおすすめの商品を紹介しました。
野菜洗浄剤には、30分つけておくだけで汚れが取れる商品や、野菜以外のものにも幅広く使用できる便利な商品があります。
ぜひこの記事を参考に、使いやすいタイプの野菜洗浄剤をみつけてくださいね!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
編集プロダクション有限会社クレア代表であり、快適で楽しい家事、ストレスレスなライフスタイルを追求するライターチーム「クレア」の代表。 料理、掃除、洗濯、収納、修繕のほか、育児、お付合い、家計管理から家庭の防災、家電情報まで。生活に役立つ幅広い分野の情報を収集研究しています。 チームクレアでの編集・制作書に『ラクラク楽しい 家事の基本大事典』(2012年版/成美堂出版)ほか。