ナイフレストとは? カトラリーレストとも呼ばれる
ナイフレストとは、食事中にナイフやフォークを一時的に置いておくためのテーブルウェアです。カトラリーレストとも呼ばれます。イタリアンやフレンチレストランなどでよく使われていますよ。
ナイフとフォークのほか、スプーンや箸を置いておけるものもあります。人気テーブルウェアブランドからも多く販売されていれて、プレゼントとしても人気がありますよ。
ナイフレストの選び方 テーブルコーディネートをおしゃれに!
ここからは、ナイフレストの選び方をご紹介します。
使い方にあわせてサイズを選ぶ
ナイフだけを単体で置く商品は少なく、フォークやスプーンを一緒に置くものや、なかには箸置きとして兼用できる商品もあります。
ナイフレストは、なにをいくつ置きたいのかによって、選ぶべき大きさや形状が変わります。ナイフ・フォーク・スプーンの3点を一緒に置きたいのであれば幅が広めのもの、お箸も置けるものがいいのであれば、カトラリーを選ばずに使えるシンプルな形のものといったように、自分がどのような使い方をしたいのかを最初に考えて選びましょう。
また、複数個セットで購入することが多いアイテムなので、キッチンの収納場所も考えて大きさをチェックしてみてくださいね。
使い勝手を考えて素材をチェック
ナイフレストには、木、陶磁器、ステンレス、ガラスなど、さまざまな素材が使われています。それぞれの特徴をみていきましょう。
自然であたたかみのある「木製」
ナチュラルな見た目が特徴的で、自然な柔らかさを感じることのできる木製のナイフレスト。ナイフやフォークだけでなく、お箸との相性も良く、和食でも活躍します。ただし、お手入れを誤ると劣化してしまうことも。湿気を吸わないように、乾燥させることを忘れないようにしてください。
上品な雰囲気の「陶磁器製」
食卓をさりげなくおしゃれにしたい方におすすめなのが、陶磁器製のナイフレスト。シンプルながら、上品さもあります。また、重さもあるのでしっかりと安定しますよ。
洋食器にも和食器にもマッチするので、幅広いシーンで使いやすいです。ただし、落としてしまうと割れる可能性があるので取り扱いには十分注意しましょう。
お手入れがしやすく丈夫な「ステンレス製」
スタイリッシュなデザインで、お手入れも簡単なステンレス製のナイフレスト。錆びにくく割れにくい、頑丈な素材です。気軽に使えるので、おもてなしだけでなく普段から使うことができますよ。また、デザインも豊富なのが特徴です。
独特の質感が特徴の「ガラス製」
繊細で上品な印象のガラス製のナイフレスト。とくに暑い夏には、食卓をさわやかにしてくれそうです。華やかな雰囲気で、食卓を彩ってくれるでしょう。ガラスはちょっとした衝撃でキズがつきやすく、割れてしまうこともあるため、丁寧に取り扱うようにしてください。
使いやすい形を選ぼう
棒状や板状のナイフレストは、シンプルでカトラリーの種類や数を選ばないのがメリットです。ナイフはもちろん、フォークやスプーン、箸やレンゲなど、そのときの食事に合わせることができるので、ひとつでいろいろなシーンに使用したい人におすすめです。くぼみや切り込みがあるものは、置いたときに安定感がありますが、カトラリーによっては合わないことがあります。
また、受け皿があるものだと、カトラリーからの食べこぼしや汁気がそこに落ちて、テーブルを汚す心配が少なくなります。ただし、サイズが大きくなりやすいので、やや広い収納スペースが必要です。
使用する人数によりセットという選択肢も
ナイフレストはひとつずつ購入できる商品もありますが、5~6個で1セットとして販売しているものが多いです。小ぶりな箸置きであれば、ひとつずつデザインが異なっても気になりにくいですが、箸置きよりもやや存在感のあるナイフレストは、デザインが統一されているほうがテーブル全体に統一感が生まれます。
家族の人数が多い、来客の頻度(ひんど)が高い場合は、セットでそろえておくといいでしょう。
おしゃれでかわいいユニークデザインも!
シンプルなデザインが多い印象のナイフレストですが、なかには個性的なデザインの商品もあります。犬や猫、馬などの動物のかたちをしたものや、リボンのかたちをしたかわいいデザインも。ユニークなデザインなら、ぱっと目をひきます。カラーもシルバーだけでなく、ゴールドやカラフルな色付きもありますよ。テーブルコーディネートに合うお気に入りのデザインを見つけてみてください。
ナイフレストおすすめ10選 シンプルなものからオシャレデザインまで
ここからは、ナイフレストのおすすめ商品をご紹介します。
天然木で作られたナイフレスト!
asahinekoは、伊勢神宮式年遷宮のご神木の里としても知られる付知(つけち)にあり、その地は木工産業が有名です。その技術を生かし、木と木の接合の一種である「仕口(しぐち)」という方法を使って作られているのがこのナイフレスト。緻密(ちみつ)な木目が美しいひのきと、色の落ち着いた色味のねずこを組み合わせています。
5個セットとなっていますが、どれも少しずつ接合の形が異なっているのが魅力。天然木を使った製品なので、ていねいな扱いが不可欠ですが、使えば使うほど味わいも生まれます。素朴ながらも個性のあるナイフレストは、食卓のアクセントになってくれるでしょう。プレゼントにもおすすめです。
置く場所が決まっている親切設計
ナイフ・フォーク・スプーン・お箸まで置ける商品として、もうひとつ紹介したいのが224ポーセリンのナイフレストです。224ポーセリンは佐賀県嬉野市の肥前吉田焼の陶磁器ブランドです。古くからの技術を生かしながら、現代の生活に合った新しい製品を生み出しています。
このナイフレストも、時代に合ったユニークな形をしていて、カトラリーごとの先端の形に合った穴があり、そこに合わせて置けるようになっています。「ナイフとフォークって、どっちが右だっけ?」と思うこともあるかもしれませんが、どこになにを置けばいいのか視覚的にもわかりやすく、子どもからお年寄りまで誰にでも使いやすいデザインです。
「ナイフレスト」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ナイフレストの売れ筋をチェック
Amazonでのナイフレストの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス
暮らしスタイリスト・料理家
ナイフレストを選ぶときに考えてほしいのは、どんなカトラリーをいくつ置きたいのかです。合わせる料理や置くものが決まっているのであれば、それに合わせた形状や大きさのものが選べます。でも、なにを置くのか決まっていなかったり、使う頻度がそれほど高くないのであれば、使い方を限定されないシンプルなデザインのものを選んでおくといいでしょう。
とくに日本では、洋食でも箸を使いたいシーンがあります。ナイフ・フォーク・スプーンだけでなく、箸にも合うデザインを選んでおくと、幅広く使うことができます。
ナイフレストの使い方・置き方 知っておきたいテーブルマナー
ナイフレストがあるのはカジュアルなレストランであることが多く、これがある場合には一式のナイフとフォークを使い続けて食事をすすめます。
お皿が変わっても同じ食器を使うため、ナイフレストがある場合には食べ終わったらカトラリーをナイフレストに戻すようにしましょう。また、そのときはナイフの刃は内側に、フォークは腹を上にして置くのがマナーです。
あわせて使いたいカトラリーをチェック 【関連記事】
フォークにはさまざまな材質のものがあり、ケーキフォークやデザートフォークなど、用途によって種類もあるんです! デザインも豊富なので、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。この記事では、料理研究家の指宿さゆりさんへの取材をもとに、フォークの選び方とおすすめの商品を厳選! ステンレス製や木製など...
この記事ででは、Cha Tea 紅茶教室代表・立川 碧さん監修のもと、ナプキンリングの選び方とおすすめ商品をご紹介!ナプキンリングとは、個別にナプキンをまとめておけるアイテム。特別なシーンなど、卓上の装いに華やかさを添えるおしゃれなツールですが、選び方次第で印象もぐっと変わってきます。通販サイ...
出産や100日祝いの贈りものとして人気の「銀のスプーン」。さまざまなメーカーから展開され、デザインもおしゃれなものがたくさんあり、どれを選んだらよいか迷われる方も多いでしょう。この記事では、ギフトソムリエのPappHidekoさんと編集部が銀のスプーンの選び方を解説し、一緒に選んだおすすめの商...
ナイフレストで食卓を彩り豊かなものにしよう
ナイフレストには様々な種類があり、使われている素材やデザインにも差があります。オーソドックスでシンプルなものから、動物をかたどったような形のものまで販売されているので、食卓のインテリアに合うようなものを選んでみましょう。普段の食事や食器に合わせて選ぶのも、統一感が出ておすすめです。
お客様のおもてなしや、ちょっとしたギフトにも最適。贈り物に悩んだときには、ナイフレストを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。 流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。