「排水口カバー」のおすすめ商品の比較一覧表
排水口カバーの上手な選び方! そうじの女王が伝授
そうじの女王・上原好志子さんに、排水口カバーを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。専門家ならではの視点を商品選びに役立てましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】水を流すか、とどめるか
【2】ライフスタイルに合わせて選ぶ
【3】衛生面
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】水を流すか、とどめるか
そうじの女王
ふだんキッチンシンクの排水口にセットされているカバーは、水が排水できるように水の通り道があるタイプです。シンクに水をためて食器や布巾を漂白したり、つけおき洗いができたりする、止水できるタイプもあります。また、排水も止水もできるように2タイプを1セットとしたものも販売されています。
いずれもシンクのサイズと合っていないと排水口のまわりに米粒や細かな食材が入り込み、お手入れが面倒になってしまうでしょう。通常3~5ミリ刻みで作られているので、サイズをきちんと測って購入しましょう。
【2】ライフスタイルに合わせて選ぶ
そうじの女王
シングルライフなら、お手ごろな価格でカラーバリエーションが多いものはいかがでしょうか? 100円ショップでも買い求めることができるので、気分によって色を変えられるのが魅力です。サイズが少し大きいときにはカッターで調整できるので、ピッタリと合わせることもできますよ。
赤ちゃんがいるご家庭で哺乳瓶の口や小さなスプーンなどをお手入れするときには、パンチング穴の開いている目皿タイプがおすすめ。細かなパーツも間違ってゴミ受けに流してしまうことがなくて安心です。
また、料理をたくさん作る場合は、調理中のゴミをゴミ受けにスムーズに送ることができる半円タイプが調理の手を止める必要がなくて便利ですよ。
【3】衛生面で選ぶ
そうじの女王
排水口のヌメリはにおいも気になるし嫌ですよね。ヌメリの正体は雑菌が集まったもので、医療の世界では「バイオフィルム」と呼ばれています。
こまめなお手入れで防ぐこともできますが、排水口カバーの素材が銅製なら銅イオンの働きでヌメリやにおいを抑えてくれるでしょう。ただ、銅製の排水口カバーの相場は少しお高めです。もう少しお手ごろな価格帯で探すなら、抗菌加工が施されているステンレス製のものが1,000円前後から購入できます。
どちらも耐久性にすぐれていて、衛生的に長く使えるのでおすすめですよ。
排水口カバーおすすめ6選 ステンレス製や銅製も!
うえで紹介した排水口カバー選びのポイントをふまえて、そうじの女王・上原好志子さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。




「オキシ漬け」がかんたんにできる排水口カバー
排水口カバーと排水口のフタは別売りのものが多いのですが、この商品はカバーとフタがセットになっています。この商品のポイントは、しっかりとしまるフタつきだということ。果物や野菜はシンクに入れて浸る程度の水を張り、食用の重曹大さじ約2杯をいれて1分~数分間漬け込むと、ワックスなどをかんたんに取り除くことができます。
オキシ漬け(オキシクリーンという酸素系漂白剤を溶かした水溶液に、漂白したいものを漬けこむこと)も、シンクをまるまる使えればたくさんの食器を一気にピカピカにできますよね。重曹洗いもオキシ漬けもシンクいっぱいに溜まった水を一気に流すことで、手の届かない排水管のお掃除にもとても効果的なんですよ。オキシ漬けは金属性の排水溝だと変色する可能性がありますが、カバーもフタもゴム製なので安心です。
「漬け置き洗い」がかんたんにできる排水口カバーをお探しの方におすすめです。

4つの機能あり! コスパのいいアイテム
スマートなキッチンを目指す方には、排水機能のいいステンレス製の半円タイプがおすすめです。私が実際に訪問したお宅の半数近くがこのタイプを使っていました。
調理中は穴の開いた半円部分を手前にしてセットすれば、玉ねぎの皮位の大きさの調理ゴミならサッと処理できて便利。ふだんは半円カバー部分を手前にしていれば、洗い物をするときにカトラリーが流れ落ちる心配も減り、ゴミ受けのなかが見えないので清潔感のあるスッキリした印象になります。
抗菌・防カビ加工されているので、シリコンやゴムに比べ汚れが落としやすく、長く使えるのでコストパフォーマンスが高い商品といえるでしょう。

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※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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そうじの女王からのアドバイス
そうじの女王
お手入れの頻度に合わせて選ぶことも大切
排水口カバーはキッチンのなかで決して目を引く存在ではありませんが、毎日の生活のなかではとても重要な役割を果たしてくれています。
シンクは食べ物が直接触れる場所ですから、衛生的にキープできるものを選ぶといいですよ。ご自身の現在のお手入れ方法と頻度に合わせて選んでみましょう。
お手入れに興味がないと安価なものを選びやすいのですが、安価なものこそマメなお手入れが必要。色の濃い素材は汚れが目立たないのでマメなお手入れができる「上級者」向きですよ!
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日本清掃収納協会の清掃マイスター1級認定講師・片づけ収納マイスター1級認定講師。 WET特殊環境浄化媒技能士・生前整理アドバイザー・調理師免許 3000件以上の豊富な現場経験を活かし掃除コンサルト「そうじの女王」として各メディアに多数出演。 心が安らぐ片づけ術、身近な物を使った人と地球に優しい掃除術が評価され大手メーカー新商品の監修も務める。