メディアケースの選び方 ケースの種類、収納枚数、メディア専用ケース、ハンドルやファスナー付きほか
ガジェットレビュアー・東雲八雲さんに、メディアケースを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
収納方法によってケースの種類を選ぶ 不綿布ケース、ファイルケース、プラケース、トールケース
メディアケースを選ぶひとつのポイントとして、どのように収納したいかという点あります。たくさんのディスクをとにかく省スペースに保管したい方には「不織布ケース」がおすすめ。ケースそのものが薄いため、ほぼディスク自体の厚みのままスレキズを予防しながら収納できます。
引き出しや本棚などに立てかけて収納したい方は、「ファイルケース」を選ぶとよいでしょう。アルバムのように開いて確認することもでき、見出しなどをつければ探す手間も省けます。
一枚一枚を大切に保管したい方は「プラケース」や「トールケース」がベスト。トールタイプはDVDやブルーレイの映画を購入した際に使用されているケースで、安心感という点でほかのケースよりもすぐれています。
ほかにもメディアケースの種類はさまざまあります。収納スペースや保管の仕方に合わせてチョイスするのがおすすめです。
収納枚数、収納力のある商品を選ぶ 買い足しの手間が減る!
お手持ちのディスクやメディアが何枚かによって選ぶべき商品は変わってきます。5枚10枚程度であればどのタイプのケースでもあまり変わりありません。
しかし、50枚100枚とたくさんのディスクがあったり、今後増えてくる可能性がある場合は、収納枚数の多さで選ぶとよいでしょう。ファイルタイプのようにたくさんのディスクを収納するのに適した商品であれば、ひとまとめにして保管できますよ。
いくつかのグループに分けて収納したい場合は、何枚入れる予定なのかをある程度計算してから商品を選ぶとよいでしょう。
ディスク以外のメディア専用ケースもある USBメモリやSDカードなども
USBメモリやSDカードなど、記録用のメディアはほかにもあり、日ごろ使う機会も多いですよね。持ち運びの際にはそれぞれの形に合ったメディアケースを使うことで、大切なデータを保護することができます。
とくに汚れやキズは読み取りエラーに直結します。ケースのなかに収めておけば、大切なデータをよりしっかり守ってくれますよ。
ハンドル付き、ファスナー付きのケースを選ぶ 持ち運びに便利
メディアケースの中にはハンドル付きのものや、ファスナーで閉じるタイプのものがあります。
いずれも大量のディスクを持ち運ぶときには便利な機能です。ハンドル付きはカバンのように持てますし、ファスナーで閉まっていれば、ディスクが飛び出してしまうことを防げます。
メディアケースのおすすめ13選 サンワサプライ、エレコム、ナカバヤシほか
メディアケースの選び方のポイントをふまえて、ガジェットレビュアー・東雲八雲さんに選んでもらったおすすめ商品、編集部で選んだ商品を紹介します。

厚さ約5mmの薄型ケースで省スペースに収納
シングルCDなどで使用される一般的なケースと比べ、およそ半分の約5mmという薄型ケースを採用。収納スペースを抑えつつ、プラケースの安心感を備えたメディアケースです。思い出の詰まったアーティストのCDを大切に保管したいけど、通常のケースでは場所が足りないという方におすすめです。
直径12cmのディスクであれば収納できるため、DVDやCDはもちろん、ブルーレイディスクの保管も対応可能。プレゼントやスピンドルディスクの収納などに、50枚あれば何かと便利ですよ。

棚のなかにも収納しやすい自立するファスナーケース
最大24枚のディスクメディアを収納できるファスナータイプのケースは、自立できるスクエアデザインになっています。横置きにも縦置きにも対応するため、向きを気にせずそのまま収納できるところが魅力です。
ファスナーはフルオープンするダブルファスナー式。ケースは180度開き、出し入れしやすいのもポイントです。不織布ケースの省スペースさと、セミハードケースのディスクを保護する機能の両方を備えたメディアケースといえます。
メーカーでは最大320枚が収納できるケースも販売されているので、必要枚数に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

情報量の多いブルーレイディスクにも対応
とにかくたくさんのディスクメディアをコンパクトにまとめたいという方におすすめ。最大104枚のディスクを保存できるファイルタイプのメディアケースです。スピンドルケースで売られているディスクを買った場合、保存の仕方に困ってしまうことも少なくありません。本製品があれば、ケースひとつにまとめられて便利ですよ。
ディスクを入れる不織布は凹凸が少なくやわらかいものを使用しているため、ブルーレイディスクの保存にも対応しています。
不織布や薄型ケースの収納に便利
繊維の長い高品質なパルプを原料にしているため、強度や耐久性がすぐれているのが特徴。折れたり割れたりすることが少ないため、大切なメディアを保管するのにぴったりです。表面に施された撥水(はっすい)加工により、汚れにも強い作りになっていますので、長く使い続けることができます。
プラケースや不織布ケースに入れて収納している方であれば、そのまま入れておくだけでオシャレにまとめて保管できますよ。

インクジェット印刷に対応したジャケットカードつき
ディスク1枚1枚をしっかり保管したい方に向いている、トールタイプのメディアケースです。ディスクを取り出しやすいワンプッシュ方式を採用していますので、ディスクへの負担を少ないのもうれしいところ。
インクジェットプリンターで印刷できるジャケットカードが付属するため、オリジナルのケースを作ることも可能です。大切な思い出を保管するだけでなく、表紙が見えるように並べても楽しめますよ。

スタイリッシュな見た目のメディアケース
PCやデジタルカメラなどで使われる、SDカードの保管に便利なメディアケース。取り出したSDカードをどこに保存したらいいか困っている方におすすめです。
外側は名刺入れのようにスタイリッシュなアルミ製を採用。内側は静電気防止クッションで、ホコリや静電気からSDカードを保護してくれます。PCからデータ移行したSDカードを、コンパクトに収納する使い方にもぴったりです。

豊富なカラーバリエーションも魅力
衝撃吸収用のクッションには帯電防止機能を備え、樹脂製のケースでキズや汚れをガード。小さなSDカードを見失う心配も減らしてくれます。SDカードを4枚まで収納できるため、カメラでたくさん写真を撮影する方などに最適です。
ケースのカラーはシンプルなブラック、エネルギッシュなチェリーピンクなど全6色展開。好みに合わせて選びましょう。

ずれる心配が少ない伸縮性のあるポケットを採用
USB端子に差し込むだけで使えるUSBメモリ。なにかと便利なため、複数本持っている方もいるでしょう。ケースのなかにまとめておけば、USBメモリを探す手間を減らしたり、持ち運び時にカバンの中で揺れ動かないようにすることが可能ですよ。
薄型コンパクトな本体ですので、ビジネスバッグのように、マチがそれほどないカバンでも収まりがいいです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メディアケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのメディアケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メディアケースに関するQ&A よくある質問
片面不織布とはどのようなものですか?

CDの裏面(記録面)に不織布、表面がビニールタイプのケースです。サンプルCDなどに使用される最も安価な部類のケースになります。
DVDの販売に適した大きめのケースはありますか?

一般的には、レンタルビデオ店にあるような縦長の「トールケース」が使用されます。厚みは14mmになります。
CDケースの種類と単価を教えてください。

音楽CDなど物販用にCD制作をお考えの方は、次の金額を参考にしてみてください。
・1枚収納(5mm)……単価26.5円前後
・1枚収納(PP)……単価27.5円前後
・1枚収納(10mm)……単価35円前後
・2枚収納(10mm)……38.5円前後
・4枚収納(24mm)……76円前後
・6枚収納(24mm)……98円前後
・2枚収納(不織布)……5.5円前後
・1枚収納(シェル型)……26.5円前後
※カラーによって価格が変動します。
そのほかのCD・DVDに関連する記事はこちら 【関連記事】
メディアケースを活用してスッキリ収納! ガジェットレビュアーからのアドバイス
省スペースさが売りの商品、ひとつひとつを大切に保管するのに向いている商品など、さまざまな種類があるのがメディアケース。人それぞれ保管方法は違いますが、省スペースに保管したいという点ではどれも同じかと思います。
あとは、どれだけの枚数が収納できるかや、衝撃やホコリにどれだけ強いかという違いです。保管スペースや自分の希望する保管方法に合った商品を選んだうえで、すっきり収めて、収納まわりをすっきりさせましょう!
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ブルータス、テッカブル、インプレス、ゲットナビ、モノマガジンなどで編集を行うモノ系ライター。 ファッションや家電のスペックだけでなく、ストーリーやブランド性まで加味して良い品を探すのが好き。 週6日の秋葉原・銀座ウォッチや、海外製品の調査まで、とにかく人よりいい品を探すのが大好き。(今まで購入した家電で家が1軒建つとか建たないとか。)