エアコン掃除はなぜ必要?
しばらく使わないエアコンにはカビやホコリ、花粉などが付着します。掃除をしないままで使用すると、カビやホコリが吹き出てしまい、汚れた空気を吸い込んでしまうことになります。汚れた空気を吸い込むことで、咳やくしゃみを引き起こしたり、アレルギー性鼻炎などの病気の原因になることも……。
また、ホコリが溜まると冷房効率が低下し、電気代も高くなってしまいます。それを防ぐためにも、定期的なエアコン掃除は欠かせません。
エアコン掃除はいつ行う?掃除の頻度は?
冷暖房用エアコンを使うのは夏と冬。本格的にエアコンを使用する前の、夏場なら5~6月、冬場なら10~11月がクリーニングのベストタイミングです。稼働期間中は月に1度フィルター掃除をするのが理想ですが、最低でも半年に1度は掃除するようにしましょう。
エアコンクリーナーの選び方 フィン用?ファン用?なにを選べばいいか分からない方必見!
エアコンのニオイや汚れを手軽に洗浄できる「エアコンクリーナー」。使用する場所によってクリーナーが分かれていて、洗浄成分もさまざまです。どのクリーナーが必要なのかわからなくて、選ぶのに迷ってしまいますよね。そこでこの記事では、エアコンクリーナーの選び方をご紹介します。ポイントを挙げていきますので、チェックしてみましょう。ポイントは下記の7つ。
【1】掃除するパーツに合うクリーナーか
【2】奥まで届くのは長いノズル
【3】洗浄成分
【4】ラクなのは乾燥時間が短いもの
【5】「希釈タイプ」はエアコンの台数が多い家庭向け
【6】香りの有無
【7】養生シートがセットになっているか
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】掃除するパーツに合わせたクリーナーを選ぶ
エアコン内部を掃除するときは各パーツに合ったクリーナーを選びます。フィルター用、フィン用、ファン用、ドレンホース用があるので、それぞれについて説明します。
フィルター用クリーナー
エアコンの掃除でまずはじめに取りかかるのがフィルターです。カバーを開けると見える網状の部品がフィルターで、すぐに外せます。ブラシだけでも汚れは落とせますが、クリーナーを使えば泡で汚れが浮くのでとてもかんたん。
フィルター用クリーナーにはカビ除去や除菌できるものがあるので、室内の衛生環境に気をつけたい方にはおすすめです。
フィン用クリーナー
フィルターを外すと奥に見える部品を冷却フィンといいます。冷却フィンは熱を交換するのが役目で、エアコンの冷却性能に大きな影響を与えるパーツです。
冷却フィン用のクリーナーはフィンに付いたホコリ、ヤニ、油などを落とせます。冷却性能をたもつためにはフィン用クリーナーを使ってしつこい汚れを落とすことが大事です。
ファン用クリーナー
エアコンから冷たい風を室内に送り出すのがファンで、扇風機のような役目をします。室内にいやなニオイがするときは、このファンにカビが付着している場合が多いです。
ファン用クリーナーでカビを落とせますが、室内機の奥にあるため個人では掃除が難しいかもしれません。汚れがひどかったり、長年使用しているエアコンの場合は、専門業者に依頼したほうがよいでしょう。
ドレンホースクリーナー
室外にあるエアコンの排水管がドレンホースです。ここが詰まると排水されなくなってエアコン内部に水が溜まり、水漏れや故障の原因となります。詰まりをなおすには細い棒などで出口をほじりますが、専用クリーナーを使ったほうがかんたんです。
ドレンホース用クリーナーはポンプのようになっていて、先端を排水管にはめ込んでからハンドルを引いて詰まりを解消します。
【2】長いノズルなら奥までしっかり届く
すぐに外せるフィルターや目に見えるフィンの掃除はやりやすいですが、奥にあるファンの掃除にはノズル付きのクリーナーが便利です。ファン用クリーナーはたいていノズル付きですが、選ぶときはノズルの長いものが掃除しやすいでしょう。
エアコンの内部は複雑で手が届かないことも多いので、ファン用以外のクリーナーを選ぶときも、なるべくノズルの長いものを選ぶようにしてください。
【3】洗浄成分を確認
エアコンをしっかり掃除したいのなら、クリーナーの成分にも注意を払う必要があります。おもな成分の特徴などを説明しますので、選ぶときの参考にしてください。
抗菌・防カビ成分|菌やカビを除去
エアコン掃除で重要なのはカビ菌や雑菌の駆除です。カビ菌や雑菌がエアコン内に付着するといやなニオイがしたり、室内に雑菌が広がって不衛生な状態になってしまいます。
カビ菌や雑菌を取り除きたいときは、クリーナー本体に「抗菌・防カビ」と表示されている製品を選んでください。このような表示があるクリーナーには、カビ菌や雑菌を除去する成分が含まれています。
消臭成分|気になるニオイに
夏や冬にいきなりエアコンをつけるといやなニオイがしませんか?これは、エアコン内部にカビやホコリ、タバコの煙、ペット、調理用油などが染みついているのが原因です。エアコンを使用する前に「消臭成分配合」と表示されているクリーナーを使いましょう。
クリーニングしてもニオイが気になる場合は、銀や緑茶やポリフェノールなどの消臭成分が入ったものを選んでください。ただし、ペットのニオイを消すための消臭剤が入っているものは、香が混ざり合ってニオイが強くなることもあるので要注意。
電解アルカリ水|人体や環境にやさしい
身体にやさしいクリーナーを使いたい方は、原料に「電解アルカリ水」を使用している製品を選んでください。このような製品は界面活性剤や石油系洗剤が入っていないので不安なく使用できます。
とくに子どもや高齢者のいる家庭では、人体や環境のことを考えたクリーナー選びが大切です。電解アルカリ水の成分表示があるかどうかチェックしましょう。
【4】乾燥時間が短いとラク
エアコンの掃除は、春や秋などのエアコンを使わない時期にするのがいいですが、シーズン中に掃除したいときは、使用後が乾燥時間の短い商品を選ぶとよいでしょう。
液剤が早く乾きやすいので、汚れに向かって的確に狙いましょう。スプレーしても液だれが少ないのは、うれしいメリットです。忙しくてシーズンオフの時期に掃除できなかった方は、利用してみましょう。
【5】エアコン台数が多い場合は「希釈タイプ」
スプレーボトルタイプは、1台につき1本消費するようになっている場合が多く、複数台ある家庭の場合は、コスパの面で少し高くつきます。
エアコンを複数使用する場合や、こまめにクリーニングをしたい場合などは、希釈できるタイプを選びましょう。10~20倍に希釈して使えるので、経済的です。
【6】香りの有無で選ぶ
エアコンは室内環境に大きく影響します。とくにニオイに敏感な方は、香りのない無香タイプを選びましょう。無香でも消臭や除菌・防カビ性能が発揮できます。無香タイプは、商品本体に表記されているのでチェックしてください。
また、香りつきのクリーナーもあるので、自分好みの香りを選ぶことも可能です。ただし長期間エアコンを使うので、途中で香りが気になることもあるでしょう。香りつきはお試ししてから購入するのがベターです。
【7】養生シートセットだと便利!
液体タイプのクリーナーを使用すると液だれしやすいので、掃除の後片づけがたいへんです。床や畳が汚れることもあります。それを防ぐには、養生シート付きのクリーナーを選んでください。
液だれしないようにエアコンの下まわりに養生シートをセッティングできるので、液だれなどで床を汚すことがありません。値段もそれほど高くないので、部屋を汚したくない方やセットで全てそろえたい方に適しています。
エアコンクリーナーおすすめ10選
ここからはエアコンクリーナーをご紹介します。厳選された商品ばかりですので、購入するときの参考にしてください。

「月曜から夜ふかし」でも話題!バツグンの洗浄力
水を原料に作られた電解アルカリ水が主成分のエアコンクリーナーです。エアコンや環境にやさしいエアコン洗浄剤をお探しの方におすすめ。
「銀コロイド」成分が、抗菌、消臭してくれます。フィンの表面に洗浄成分が残りやすい泡タイプではなくサラっとした性状ですので、強力噴射でフィンの奥のカビや汚れまできれいにしてくれます。
内容量 | 420ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 電解アルカリ水、ケイ酸塩、銀コロイド、柿ポリフェノール |
液性 | アルカリ性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | - |
乾燥時間 | 約10分 |
内容量 | 420ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 電解アルカリ水、ケイ酸塩、銀コロイド、柿ポリフェノール |
液性 | アルカリ性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | - |
乾燥時間 | 約10分 |
エアコン2台の家庭に便利なパック製品
冷却フィン用のクリーナーで、スプレー式です。プッシュするだけでフィンの奥まで洗浄できます。2本パックになっており、エアコンが2台ある家庭にはうれしいお徳用です。
成分に緑茶ポリフェノールと除菌剤が配合されているのでカビの増殖を防ぎ、エアコンをより清潔に保てます。エアリーフローラルの香りが特徴のクリーナーです。
内容量 | 420ml×2 |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 界面活性剤(0.0675%高級アルキルアミン系<非イオン>)、安定化剤(エチルアルコール)、除菌剤、消臭剤、防カビ剤、香料 |
液性 | 中性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | 〇 |
乾燥時間 | 約10分 |
内容量 | 420ml×2 |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 界面活性剤(0.0675%高級アルキルアミン系<非イオン>)、安定化剤(エチルアルコール)、除菌剤、消臭剤、防カビ剤、香料 |
液性 | 中性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | 〇 |
乾燥時間 | 約10分 |

業務用クリーナーを家庭で使える手軽なボトルに
業務用の洗剤でも実績のある3Sグループが作ったエアコンクリーナーです。ホテルや旅館で実際に業務用として使われている商品です。
240mlと小さいながら、フィンに吹きかけるだけでかんたんに洗浄、消臭、除菌ができます。
弱アルカリ性で、体にも環境にもやさしいクリーナー。業務用で実績があり、手軽に使えるエアコンクリーナーをお探しの方におすすめです。
内容量 | 240ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 界面活性化剤、ポリオキシエチレンアルキレンエーテル(PRTR非該当)、キレート剤、再汚染防止剤、アルカリ剤、高沸点溶剤、香料 |
液性 | 弱アルカリ性 |
使用量の目安 | - |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | - |
内容量 | 240ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 界面活性化剤、ポリオキシエチレンアルキレンエーテル(PRTR非該当)、キレート剤、再汚染防止剤、アルカリ剤、高沸点溶剤、香料 |
液性 | 弱アルカリ性 |
使用量の目安 | - |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | - |

安心の日本ブランドの1本使い切りタイプ
エアコンのフィンにスプレーして使うタイプの洗浄剤です。エアコン1台につき1本を使い切ります。除菌剤が配合されていて、消臭・除菌はもちろん、カビの増殖を抑えます。
自動お掃除機能付きエアコンにも使え、安心の日本ブランドを使いたい方におすすめ。緑茶ポリフェノールが含まれたフレッシュフォレスト、エアリーフローラルの香りもあります。
内容量 | 420ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 界面活性剤(0.0675%) 高級アルキルアミン系<非イオン>、安定化剤(エチルアルコール)、除菌剤、消臭剤、防カビ剤 |
液性 | 中性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | 約10分 |
内容量 | 420ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 界面活性剤(0.0675%) 高級アルキルアミン系<非イオン>、安定化剤(エチルアルコール)、除菌剤、消臭剤、防カビ剤 |
液性 | 中性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | 約10分 |

低刺激ながら除菌力のすぐれたクリーナー
洗濯槽や排水口の専用洗剤として実績のある「キレイサッパリ」シリーズのエアコンクリーナーです。
「キレイサッパリ」シリーズをお使いの方、低刺激のエアコンクリーナーをお探しの方におすすめです。
グリシン型両性界面活性剤と、濃縮の野菜洗い洗剤を配合した中性成分の洗剤なので、低刺激なのに除菌力がすぐれているのがポイント。
自動洗浄機能付きエアコンでも、フィンが露出できるタイプであれば使用できます。
内容量 | 420ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン、吹き出し口 |
成分 | 水、アミノ酸系活性剤、DMEガス |
液性 | 中性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | - |
内容量 | 420ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン、吹き出し口 |
成分 | 水、アミノ酸系活性剤、DMEガス |
液性 | 中性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | - |

アルカリ電解水だから環境にも体にもやさしい
フィンを掃除するエアコンクリーナーです。ジェットノズルで奥の方まですっきり掃除することができます。エアコン1台につき1本の使い切りタイプです。
界面活性剤や薬品を使用していないアルカリ電解水なので、配合成分が気になる方にも嬉しいはず。洗浄・除菌・消臭と1本で3役してくれます。
内容量 | 420ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | アルカリ電解水、ケイ酸塩、DMEガス |
液性 | アルカリ性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | – |
内容量 | 420ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | アルカリ電解水、ケイ酸塩、DMEガス |
液性 | アルカリ性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | – |
2週間に1度の洗浄で電気代節約
エアコンフィルター用のクリーナーです。泡を吹きつけて汚れを浮かび上がらせるので、フィルターの目の奥に詰まった汚れ、花粉、カビを落とすことができます。ブラシでは落とすよりもかんたんです。
除菌ができるだけでなく、アップルカモミールのさわやかな香りが特徴のクリーナー。エアコンフィルターを2週間に1度洗浄すれば電気代の節約にもなります。
内容量 | 180ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィルター |
成分 | 水、LPG、エチルアルコール、キレート剤、溶剤、泡調整剤、アルキルアミンオキシド、pH調整剤、防錆剤、香料 |
液性 | - |
使用量の目安 | - |
除菌・防カビ | 〇 |
乾燥時間 | - |
内容量 | 180ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィルター |
成分 | 水、LPG、エチルアルコール、キレート剤、溶剤、泡調整剤、アルキルアミンオキシド、pH調整剤、防錆剤、香料 |
液性 | - |
使用量の目安 | - |
除菌・防カビ | 〇 |
乾燥時間 | - |

バイオの力で安心・消臭!
弱アルカリ性のエアコンクリーナーです。強力ジェットパワーでエアコンの奥まできれいに洗浄できます。
アルカリイオン水を主成分にしており、合成界面活性剤不使用で安心してお使いいただけます。
BB菌は納豆菌などで知られるバチルス菌由来の菌で、水槽内の水質改善などにも用いられる有用微生物で、カビを予防してくれます。
バイオの力でエアコンをきれいにしたい方におすすめです。
内容量 | 400ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | アルカリイオン水、有用微生物、竹乾留エキス、エタノール |
液性 | 弱アルカリ性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | 15分 |
内容量 | 400ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | アルカリイオン水、有用微生物、竹乾留エキス、エタノール |
液性 | 弱アルカリ性 |
使用量の目安 | エアコン1台につき1本 |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | 15分 |

マイナスイオン効果ありのムースタイプ
フィンだけでなく、フィルターにも使えるムースタイプのクリーナーです。エアコンに繁殖した菌を徹底的に除菌。
また、エアコンの嫌なニオイやカビをすっきりきれいにしてくれるフィトンチッドαを配合しています。天然植物から抽出したエキスがニオイの根本にアプローチするので、消臭効果も期待できます。
内容量 | 120ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン、フィルター |
成分 | – |
液性 | – |
使用量の目安 | – |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | 約15分 |
内容量 | 120ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン、フィルター |
成分 | – |
液性 | – |
使用量の目安 | – |
除菌・防カビ | ○ |
乾燥時間 | 約15分 |

久しぶりの掃除に役立つ強力噴射!
フィン用の強力なジェット噴射タイプのクリーナーで、壁掛け式エアコンに使えます。
強力な噴射により手の届かないフィンの内部まで浸透させ、泡で洗浄してくれます。弱アルカリ性で強めの洗浄剤なので、汚れがひどいときや久しぶりのお掃除のときなどに役立ちます。
内容量 | 480ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 界面活性剤 |
液性 | 弱アルカリ性 |
使用量の目安 | – |
除菌・防カビ | – |
乾燥時間 | – |
内容量 | 480ml |
---|---|
洗浄範囲 | フィン |
成分 | 界面活性剤 |
液性 | 弱アルカリ性 |
使用量の目安 | – |
除菌・防カビ | – |
乾燥時間 | – |
ドレンホース専用のクリーナーもご紹介
ドレンホースは室外にあるので、エアコンから流れてくる埃以外にも、砂や虫などが入ってしまいます。ここではドレンホース向けのクリーナーと掃除の仕方をご紹介します。
エアコンから水漏れがしたら、まずはドレンホースがつまっていないか疑ってみましょう。ドレンホースがつまると、水が逆流して水漏れの原因になります。
ドレンホースクリーナーを使用して掃除する方法は、ドレンホースの先端からクリーナーを差し込み、ハンドルを引きます。クリーナーを取り出してハンドルを押し、また差し込んで引くを繰り返します。
エアコンの故障を防ぐためにも、ドレンホースクリーナーはひとつ持っているとよいでしょう。

ドレンホース専用クリーナーで詰まりを解消
内径14~21mmのエアコンのドレンホースに対応した専用クリーナーです。
室内のエアコンが水漏れする場合に一度使ってみることをおすすめします。掃除しにくいドレンホースの先端に差し込んで詰まった汚れを吸引します。
ドレンホース内からハエが室内へ侵入してくることがあるので、きれいにした後は目の細かいネットを掛けておくとより安心です。
内容量 | - |
---|---|
洗浄範囲 | ドレンホース |
成分 | - |
液性 | - |
使用量の目安 | - |
除菌・防カビ | - |
乾燥時間 | - |
内容量 | - |
---|---|
洗浄範囲 | ドレンホース |
成分 | - |
液性 | - |
使用量の目安 | - |
除菌・防カビ | - |
乾燥時間 | - |

ドレンホースのつまりをこれ1本できれいに
なかなか掃除をしないドレンホースの汚れを、あっという間に取り除いてくれるポンプです。
エアコンの室外機側にあるドレンホースにこのポンプを差し込んで押し引きすることで、泥などの詰まりを解消してくれます。
内径14~16mmのホースに対応しているので、サイズのチェックを事前にしておきましょう。
内容量 | 280g |
---|---|
洗浄範囲 | ドレンホース |
成分 | - |
液性 | - |
使用量の目安 | - |
除菌・防カビ | - |
乾燥時間 | - |
内容量 | 280g |
---|---|
洗浄範囲 | ドレンホース |
成分 | - |
液性 | - |
使用量の目安 | - |
除菌・防カビ | - |
乾燥時間 | - |
「エアコンクリーナー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする エアコンクリーナーの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのエアコンクリーナーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エアコンクリーナーの使い方
ここからは、エアコンクリーナーの使い方について説明していきます。
誤った使い方をすると逆効果になったり、最悪エアコンが壊れることもあります。使い方をじゅうぶん理解したうえで作業をおこなってくださいね。
掃除前に行なう準備
エアコンを掃除する前にやっておくべき準備について説明します。
1)エアコンのコンセントを抜いておく
コンセントを抜いておかないと、掃除の途中でスイッチが入ってしまうことがあり危険です。
2)室内の換気をおこなう
エアコンクリーナーにはガスが含まれており、洗浄液の噴射によって成分が室内に飛び散ります。ひとによっては気分が悪くなることもあるので、窓を開けて風通しをよくしてください。
3)エアコンの周囲をビニールや養生シートで覆う
スプレーの噴射で汚したくない場所や液だれで濡れると困る場所を養生します。とくにエアコン内部の基板やモーターに洗浄液が入り込まないようにすることが大事です。
フィルターの洗浄
フィルターを掃除するときは、まず取り外してから掃除機をかけます。ポイントはフィルターの裏面ではなく表面から汚れを吸い取ること。裏からかけるとフィルターの目にホコリが詰まるので要注意。
クリーナーを噴射するときは、換気のよいベランダやお風呂場でおこない、泡が消えてからシャワーで洗い流します。タオルで拭いてから陰干しをして、乾けば完了です。
フィンの洗浄
冷却フィンを掃除するときはフィルターを外した状態でおこないます。まずブラシをつけた掃除機でホコリを吸い取り、歯ブラシでこびりついたホコリを除去。そのあとでクリーナーをフィンに吹きつけます。
吹きつけるポイントは、フィンの向きに沿って上下に動かしながら5cmぐらい離すこと。基本的にはクリーナー1本を使い切ってください。フィンに吹き付けた洗剤や汚れは、ドレンホースから外に排出されます。
ファンの洗浄
ファンはエアコンの送風口の奥にある部品(水色の筒状)で、掃除すると汚水がエアコンから流れ落ちます。ポイントは汚水受けの養生をしてから掃除すること。
掃除するときは、クリーナーのノズルを送風口の奥に差し込むようにしてスプレーします。そのときに手を差し入れてファンを5~6回転させ、20~30分待って、さらに何度かファンを回転させてください。
ファンの掃除もクリーナー1本を使い切ります。
ドレンホースの洗浄
ドレンホースを掃除するときのポイントは、ドレンホース用のクリーナーをホースに差し込んだらハンドルを強く引くこと。引くタイミングでドレンホース内の詰まりが取れます。
1回で詰まりが解消しない場合は、複数回ハンドルを引きますが、1度ホースから外した状態にしてから、再度差し込んでおこなってください。繰り返すことで詰まりが取れます。
エアコンのかんたんな掃除方法もチェック!
使用上の注意点とは?
エアコンクリーナーの使用にはいくつか注意点があります。
養生はしっかりと!
エアコンが掃除によってきれいになっても、周囲の壁や床に汚れが付着してしまったらガッカリです。それを防ぐためには、事前にしっかり養生をおこなってください。
とくに養生が必要なのは、エアコン内部の電飾部品(基板)が濡れないように養生すること。この部分にスプレーがかかると故障の原因になるので注意が必要です。
換気をしながら作業する
エアコンクリーナーはスプレーで洗浄液を噴射します。含まれているガスによって勢いよく洗浄成分が噴出するため、室内にも飛散しやすいです。成分を吸い込むと気分が悪くなるおそれもあるので、事前にじゅうぶんな換気をしてください。
室内の窓を全部開けて、風通しをよくしてからエアコンクリーナーを使用することが大事です。
マスクやメガネ、手袋を着用
エアコンクリーナーの洗浄液は勢いよく噴出するので、液がはね返って目や顔にかかることがあります。作業する前にマスクやメガネをするようにしましょう。またスプレーの成分によっては触れないほうがよい場合があるので、手袋も装着してください。
もし、目や口に洗浄液が入ってしまったら、水でよく洗い流します。不安であれば病院で診てもらってください。
エアコンに関するQ&A
お掃除機能付きエアコンは掃除をする必要はない?

最近のエアコンはお掃除機能付きの製品が増えています。掃除の手間が省けるので便利だと思っている方が多いようですが、自分で掃除しなくていいというわけではありません。
お掃除機能の付いているエアコンは、フィルター部分の掃除のみ可能となっている製品が多いです。このようなエアコンはファンやフィンの掃除が必要になります。また、フィルター掃除機能でダストボックスにホコリを溜めるものは、ダストボックスの掃除が必要です。
車用エアコンにエアコンクリーナーを使ってもいいの?

エアコンには室内用のルームエアコンだけでなく、車用のカーエアコンもあります。室内用のエアコンクリーナーも車用のカーエアコンの掃除に使えるのではないかと思いがちですが、実は室内用のエアコンクリーナーを車用に使ってはいけません。
車用にはカーエアコン用のクリーナーが販売されており、それを使ってください。たとえ室内用のエアコンクリーナーが余ったとしても、車にはカーエアコン用のクリーナーを使います。
古いエアコンの捨て方・廃棄方法は?

古いエアコンは電気代がかかるので、新しいものに買い替えたいという方は多いです。そのときに問題になるのが古いエアコンの廃棄方法で、おもに4つのやり方があります。
1)家電量販店に引き取ってもらう
お店に家電リサイクル券を発行してもらい、派遣された業者に引き取ってもらいます。
2)自治体に処分を依頼する
郵便局にリサイクル料を払い込めば、自治体指定の業者が引き取りにきてくれます。
3)指定引取場所に持ち込んで処分してもらう
都道府県ごとに決められた指定場所があり、自分で運び込むので業者へ払う運搬費用を節約できます。
4)不用品回収業者に依頼する
業者に連絡すれば自宅まで回収に来てくれますが、回収費用や不法投棄などのトラブルが起こりやすいです。
ハウスクリーニング技能士よりアドバイス
エアコンを使いはじめる前にお手入れを!
エアコンを使いはじめる前、たとえば夏や冬が本格的に到来する前に、定期的にエアコンクリーナーを使ってお手入れしてあげると、シーズン中エアコンを快適に使えるでしょう。
ふだんのお手入れはフィルターが中心で、掃除機などでホコリを吸い、水洗いをする程度で問題ありません。それでもカビ臭さが出る、エアコンの効きが悪くなるなど気になりだしたら、内部クリーニング必須のサインです。
エアコンクリーナーを上手に活用できるようになれば、プロに頼む頻度(ひんど)も少なくなり、お財布にもやさしいうえに今よりもっと清潔な空間をキープできるようになりますよ。
【関連記事】そのほかのエアコンクリーナーに関する記事はこちら
エアコンクリーナーを使ってすっきりお掃除しよう
今やエアコンは家庭の必需品です。厳しい夏の暑さや冬の寒さを乗り切るには、下準備としてエアコンを掃除する必要があります。掃除をしないで稼働すると、エアコン内に付着したカビや雑菌が室内に飛散し、からだに悪影響を与える恐れがあります。
ご紹介したエアコンクリーナーは、カビや雑菌を防止するだけでなく、エアコン性能を保持する働きもあります。エアコンを使用する前の下準備はとても大事です。掃除をする時期やクリーナーの選び方を参考に、ご家庭のエアコンを掃除して気持ちよく過ごしてください。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。