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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
振動ドリルとは
DIYの基本ツールに電気ドリルがあります。木材や金属などに穴をあける工具ですが、コンクリートやレンガの穴あけは苦手です。そのため、コンクリートやレンガの穴あけができるツールとして開発されたのが、電気ドリルに振動機能をつけた「振動ドリル」です。
振動ドリルの特徴はドリルの回転と同時に、垂直方向に細かく振動すること。コンクリートの表面を何度もこまかく叩く(振動)ことにより、コンクリートに穴をあけることができます。振動を止める機能もあり、普通の電気ドリルとしても使えるので便利です。
■振動ドリルと類似商品の違い
続いて、類似の電動工具との違いをご説明します。
インパクトドライバーとの違い
振動ドリルと似ているツールに「インパクトドライバー」があります。インパクトドライバーは回転する方向に打撃を加えることができるのが特徴。そのため作業時の打撃音が大きく、ネジの締めつけ力が強いです。
ドリル系のツールである振動ドリルは、コンクリートなどの硬い素材に穴をあけるのが目的。もちろん振動機能を使わなければ、ドリルとして使えます。
ドリルとして使う場合の違いは、インパクトドライバーがビスなどの締めつけパワーが強いのに対し、ドリルドライバーは締めすぎを防ぐことができる点です。
ハンマードリルとの違い
「ハンマードリル」と「振動ドリル」の共通点は、コンクリートのような硬い素材に穴をあけられることです。違う点は、ハンマードリルはパワフルで、大きく深い穴をあけることができる点。
25mm以上の穴をあけたいときは、振動ドリルよりハンマードリルが適しています。パワーがあるのでスピーディーに穴あけができ、連続してたくさんの穴をあけたいときにも重宝します。
振動ドリルの選び方
それでは、振動ドリルの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】電源の供給方法
【2】ドライバー機能があるか
【3】穴開け能力
【4】変速機能(回転数や打撃数が変えられるか)
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】電源の供給方法をチェック
振動ドライバーには、コンセントに差し込むコード式、コードの心配をしなくていいバッテリー式があります。
▼コード式|バッテリー切れの心配不要
コード式の振動ドリルはコンセントに差し込んで使うので、使用する場所が限られます。そのかわり充電する必要がなく、バッテリー切れの心配がありません。
コンセントにつなぐコードがあるため取りまわしがしにくいのが難点ですが、重量が軽くて使いやすく、値段もリーズナブルなものが多いです。
コード式は長時間の作業や作業場所が決まっているときに使います。
▼バッテリー式|コンセントがなくても使える
バッテリー式の特徴はコンセントがなくても使えること。そのため屋外での作業に適しており、コードがないので取りまわしもしやすいです。
ただし、バッテリーが切れると使えなくなるのが難点。重量もバッテリーの分だけ重たくなります。対策としては予備のバッテリーを用意しておくことです。
バッテリー内蔵のものと、取りはずしタイプの2種類があります。
【2】ドライバー機能があるかをチェック
振動ドリルは、「回転+打撃」と「回転のみ」の切り替えスイッチがあり、回転のみで使用することができます。
これを利用してドライバーとしてネジ締めに使用することができますが、ドライバー機能がない電動ドリルの場合、ネジ山をつぶしてしまう可能性があります。
ドライバーとしても使用したい場合は、ドライバーの締めつける力の調整が可能なクラッチ機能がついたドリルドライバーをおすすめします。
【3】穴開け能力をチェック
最大穴開け能力が、商品カタログやメーカー公式サイトでも記載されています。石工(コンクリート)φ8mm/鉄工φ10mm/木工φ21mmなどと記載されていますが、これが最大の穴を開ける指標となります。
コンクリートの穴開けには「石工」の欄を参考にしましょう。最大穴開け能力を確認して購入するのはもちろんのこと、期待する能力値がそれよりもはるかに超えている場合は、振動ドリルでなくハンマードリルなどを選ぶようにします。
【4】変速機能(回転数や打撃数が変えられるか)をチェック
変速機能つきの振動ドリルは、作業状況に合わせてこまかく回転速度を変えられます。ネジを締めるときはネジ山がつぶれないように回転数を遅くする必要があり、変速機能つきなら普通のドリルとしても使えて便利です。
普通のドリルとしても使いたい場合は、レバーで無段階に回転コントロールできるタイプがおすすめ。一気に回転数を落とすワンタッチ変速機能があればさらに便利です。
エキスパートのアドバイス
長時間の使用はじゅうぶん注意!
振動ドリルはコンクリートなどに打撃を与えますので大きな音が発生します。自宅で使用するくらいであれば、長時間の使用はないかと思いますが、連続使用は控え、かつ耳栓を使用することをおすすめします。
打撃・振動からくる疲れは相当なものです。長時間の使用は控え、少しでも疲れを感じたらじゅうぶんに休憩をとるように心がけてください。
有名メーカー・ブランドの特徴
振動ドリルでおすすめのブランドとして、マキタ、ハイコーキ、ボッシュ、リョービをご紹介します。
マキタ(Makita)
DIYをやる方におなじみのメーカーが「マキタ」。愛知県に拠点がある電動工具メーカーで、世界的にも知られているブランドです。振動ドリルでも数多くのヒット商品を生み出しています。
マキタが力を入れている振動ドリルは、充電式の多機能ドライバードリルです。とくに強いのが3モード、4モードの振動ドライバードリルで、ほかのメーカーを寄せつけません。
ハイコーキ(HiKOKI)
「ハイコーキ」はもとの名前を「日立工機」といって、日立グループの工具メーカーとして長い実績を築き上げてきました。コスパの高い工具をたくさん送り出しています。
振動ドリルではAC電源式に力を入れており、高性能ドリルでありながらリーズナブルな値段が人気です。クオリティの高さが評価されるメーカーでしょう。
ボッシュ(BOSCH)
ドイツに本社があり世界的に知られているメーカーが「ボッシュ」。電動工具のジャンルでは確固たるブランド力があります。ボッシュの日本支社も長い歴史があり、日本にもおなじみのメーカーです。
特徴は洗練されたデザインと性能の高さで、玄人(くろうと)御用達のブランドといわれきました。振動ドリルでは充電式の分野で実績を築いています。
リョービ(RYOBI)
「リョービ」は本社が広島にあり、本業はダイカストという特殊製法による鋳物製造です。この分野では世界的な企業のひとつで、有数の売り上げを誇っています。
電動工具メーカーとしても知られており、現在は京セラに事業移管して製造を継続。振動ドリルでは軽量でありながら大口径の穴をあけられるAC電源方式の製品が主流です。
振動ドリルおすすめ14選
上記で紹介した振動ドリルの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。無段変速のできるもの、付属品の多いものなど、さまざまなスペックの振動ドリルを厳選!
はじめて買う人から買い替えを検討している人まで、自分の目的・用途と合わせて、ぜひ参考にしてみてください。
▼電源コード式

コンクリートで18mmの穴開けが可能
コンクリートにも大きな穴開けが可能です。取り外し可能のサイドハンドルは好みの位置で固定できるので、作業に応じた姿勢を保つことができ、安定した穴開け作業が可能です。
ハンマードリルを使用するまでもなく、大きめの穴開けを必要とする方におすすめの振動ドリルです。
ハンマーでないので穴開けの精度はいいです。振動を使わなければ時間はかかりますが、それほど大きな音は出ないので、市街地でも作業ができます。
操作性にすぐれたハイパワーモデル
軽量でコンパクトなAC電源式の振動ドリルです。450Wモーターを搭載しており、強力なハイパワーを発揮してコンクリートの穴あけもらくらく。ネジ締め、木工、鉄工の穴あけもできます。
ボッシュ独自のスイングカーボンブラシにより、正転から逆転に切り替えするときのパワーロスを減らし、耐久性を強化。大型の切替レバーで振動ドリルから電気ドリルへかんたんにチェンジできます。操作性にすぐれたモデルです。
切り替え操作がしやすいモデル
マキタのAC電源式の振動ドリルで、軽量・コンパクトなモデル。二重絶縁、無段変速、正逆転両用なので操作しやすいのが特徴です。正逆転切替スイッチはトリガーのそばにあるため、左右どちらの手でもすぐに切り替えできます。
通常のドリル使用と振動ドリルの切り替えも大型レバーで操作しやすく、コンクリートの穴あけも12mmまで可能。基本性能がしっかり備わった製品です。
100ピースのアクセサリーが魅力
コンクリートの穴あけも余裕でこなせる600Wモーターを搭載したモデル。100ピースのアクセサリーが標準セットになっており、持ち運びしやすい布製ホルダーがついているお得な製品です。
吸じんシステムが取りつけ可能なので、粉じんが舞う過酷な現場環境でも使いやすくなっています。通常のドリル使用や正逆転使用も、かんたん切り替えで操作しやすいです。

小型で使いやすい
コンクリートの穴あけ能力は13mmと控えめですが、家庭用であれば困ることはありません。
ソフトグリップは作業がしやすく、握りやすく疲れにくい仕様です。本体重量も1.6kgと軽く、つかみやすいグリップと相まって、力が弱く手の小さな女性におすすめです。
扱いやすいとていねいに穴あけすることもできるので、ていねいな仕事をしたい方にもいいですね。

振動ドリルとしての機能をしっかり網羅したもの
振動機能を備えた電動ドリルとしては軽く、コンパクトで扱いやすいです。
ハンマードリルやドライバーなどをすでに所持していて、穴開け専用の振動ドリルが欲しい方におすすめ。当然のことですが、振動のON・OFFの切り替えが可能です。
スピードを求めるなら振動ON、繊細なきれいな穴開けをしたい場合はOFFにして穿孔(せんこう)します。電源コード式なのでコンセントが必要です。

ダイヤモンドコアドリルとしても使用可能
コンクリートの穴開け能力は22mmと、クラス最高の穿孔パワーを誇ります。
工具を扱う人の認識では20mm以上はハンマードリルを、とするところです。しかし、ハンマードリルだとどうしても粗っぽくなってしまうので、22mmと大きいですがとてもデリケートな穴開けを必要とするところに大変おすすめの振動ドリルです。
安全クラッチが付いているので、途中で鉄筋などの障害物にあったときは、跳ね返ることなく回転がストップします。
サイドグリップで安定した作業ができる
高儀は創業150年以上の実績があり、工具から園芸用品まで総合的に製造・販売しているメーカーです。この振動ドリルはAC電源式で、コンクリートの穴あけは直径13mm、木工は18mmまで対応しています。
家庭用に開発されたので、DIYに適したモデルです。360度角度が自在なサイドグリップが付属しているのでとても使いやすく、安定した作業ができます。
▼充電式
暗い場所での連続作業ができる
LEDライトつきの振動ドリルですが、明るさを3段階に調整できるほか、20分連続点灯できる「スポットライトモード」を搭載。暗い場所での長時間作業に向いています。金属への穴あけも直径13mmまで可能。
消耗や交換の必要がないブラシレスモーターを採用しているので、軽量でコンパクト、長寿命を実現しています。バッテリー容量も4.0Ahと大きく、1回の充電で多くの作業をこなしたい方に向いているモデルです。
過酷な現場環境でも使える
マキタの充電式振動ドリルです。バッテリー(BL1830)が2個ついているので、予備として携帯すれば充電切れで作業ができなくなる不安を軽減できます。
防滴・防じん対策がほどこされているモデルのため、水や粉じんなどが入りにくいです。もし水が入っても外部へ排出する構造になっており、過酷な現場環境でもボディやパーツへの悪影響を避けられます。

充電式でコンパクトながら充実機能
一台で振動ドリルとドライバー機能まで付属しています。電動ドライバーを持ってなく、あまり工具類を増やしたくない方におすすめです。
見た目は普通のドリルドライバーのようですが、コンクリートにも穴をあけることができる優良なモデルで、あらゆるものの穴あけからネジ締めまで可能です。
ただ、厚いコンクリートを長時間メインに穴あけするのでしたら、別途専用の機種を購入する方がよいでしょう。置くスペースがあまり無い、多機能の充電式を希望する方におすすめの振動ドライバドリルです。
家庭に1台用意しておきたい
ボッシュの充電式モデル。約45分でフル充電でき、バッテリーを含めた重さが1kgと軽量コンパクトで扱いやすいです。バッテリー2個つきなので予備として携帯すれば、充電切れになっても対応できます。
コンパクトで取りまわしがいいので、DIYやちょっとした修理用に便利です。家庭に1台用意しておくのに適したモデルといえるでしょう。
3つのモードが使えて便利
USAマキタの製品ですが、日本で販売されている「HP481DZ」と同等品です。グリップが細くて持ちやすい形状なので手にフィットします。疲れにくいだけでなく、均一の力で押しながら作業が可能です。
ネジ締め、ドリル、振動ドリルの3つのモードを搭載。また回転速度も「遅い」と「速い」の2種類が選べ、ワンタッチで切り替えできます。LEDライトつきなので薄暗い場所での作業もアシスト。ハードな穴あけに適したモデルです。
充電1回で穴あけ作業がはかどる
取りまわしのよい充電式の振動ドリルです。3つのモード切り替えで振動ドリル・ドライバ・ドリル機能が使えます。LEDライトつきなので暗い場所での作業にも向いているモデル。1回充電すると木材穴あけが約80個(低速時)、金属穴あけが約35個(高速時)可能です。
電池残量表示ランプでバッテリーの残量や電池高温、電池故障を確認できます。バッテリー装着でも重さが1.2kgと軽いので、使い勝手の良いモデルです。
▼商品の比較一覧表
通販サイトの売れ筋ランキングを見る 振動ドリルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの振動ドリルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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一台あると便利な振動ドリル
ちょっとした修理が必要なときにあると便利なのが振動ドリル。木工だけでなく、鉄工やコンクリートなど普通のドリルでは無理なかたい素材に穴あけができます。値段もリーズナブルなものからプロ仕様のものまでさまざま。
振動ドリルとしてだけでなく、一般的なドリルとしても、ドライバーとしても使えるモデルがほとんどです。振動ドリルが一台あれば、いろいろな用途に役立ちます。
おすすめモデルを紹介しましたので、振動ドリルのメリットや選び方などを参考にして自分に合った製品を探してみてください。
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住宅メーカー、ゼネコン設計部、設計事務所等で約300棟の新築設計実績と現場代理人女性としては希少な現場監督経験を生かしリフォーム物件も約70棟手がける。 住宅や暮らし方、環境整備をテーマに、これまで一般企業研修・公的機関・学校等にて講師としてこれまで述べ5000人以上を指導。 整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト資格認定講師として800名余の資格者を認定。また資格試験対策として二級建築士やインテリアコーディネーターの受験指導も行っている。手描き図面やイラストでのプレゼンにも定評があり、多くの文具を試してきた。 多趣味が高じて醗酵教室や手抜き家事教室を開催し好評を得ている。 子ども3人。A型・獅子座