ウエディンググローブとは？
ウエディンググローブとは、結婚式のときに花嫁がはめる手袋のことです。ドレスに合わせて選びますが、その理由は肌の露出を控えるためといわれています。
華やかなウエディングドレスは肩から指先まで露出するデザインのものが多いです。しかし花嫁には清楚や純白といったイメージがあるので、それを守るためにウエディンググローブを着けます。
グローブの長さごとの種類
グローブの長さを選ぶときに忘れてならないのは、ドレスの肌の露出度です。露出度とのバランスを考えて選んでください。グローブには、おもに3種類の長さがあります。肘より上のロングタイプ、肘下のセミロング、手首ぐらいまでの長さのショート丈の長さです。ロングタイプだとフォーマル感がアップし、ショートタイプだと軽やかな印象になります。
たとえば、ビスチェドレスでもロンググローブを選べば、肌の露出は少なくなりエレガントに、ショートグローブを選ぶと愛らしい雰囲気になります。グローブの長さでドレス姿の雰囲気を変えることができるのです。
ロンググローブ｜ノースリーブに合う
ノースリーブのウエディングドレスを着用する場合の選び方は、全体のバランスがとれるロンググローブが適しています。
ノースリーブは肌の露出度が大きくなるので、清楚な感じを出すには二の腕から指先まで覆えるロンググローブがぴったり。
ロンググローブならチャペルでの挙式にも合いますし、上品なドレス姿を演出できます。
セミロング（ミディアム）グローブ｜どんなドレスにも合う
どのウエディンググローブを選んだらいいか迷ったときは、セミロング（ミディアム）グローブを選んでください。どのようなドレスにも合うのが、肘下の長さのセミロング（ミディアム）グローブです。
またセミロング（ミディアム）グローブは肘の曲げ伸ばしがしやすく、生地がシワになりにくい特徴があります。二の腕に食い込むのが気になる方にふさわしいグローブといえるでしょう。無難さを求める方に向いています。
ショートグローブ｜カジュアルなドレスに
レストランを借り切っての式やガーデンウエディングなどのカジュアルな式には、ショートグローブを選んでください。とくにカジュアル感のある半袖のドレスを着用するときは、ショートグローブがぴったり。
ショートグローブはみた目がカジュアルなので、きちんとしたホテルや結婚式場、チャペルなどでは使わない方がよいでしょう。
フィンガーレス｜手元を美しくみせることができる
ウエディンググローブには指先を見せるフィンガーレスのものもあります。このタイプのメリットは指輪交換のときにグローブを外す必要がない点です。
最近ではウエディング用のネイルをする方が増えていますが、フィンガーレスなら美しいネイルを披露することができます。
フィンガーレスのグローブは中指に引っかけるタイプなので、ずれることもありません。
おすすめ2選｜ロングタイプ
まずは、ロングタイプのウエディンググローブをご紹介します。
エレガント派におすすめのサテンのロンググローブ
肌の露出を抑えて、エレガントな印象にしたい人におすすめ。光沢感のあるサテン地が品よく見せてくれます。ロンググローブは手首部分がシワになりやすいのですが、このグローブは手首付近にカーブをつけることでシワを改善。
フィットするので、腕のラインがキレイに見えるのもポイントです。
花嫁にふさわしい高貴な上品さ
肘上までカバーできるロングタイプ。グローブの裾（腕元）に花柄レースをあしらい、ビーズやスワロフスキーなども散りばめられています。装飾を施しているのは裾部のみで、そのほかの装飾はおさえており、高貴なイメージに。
また、通常のグローブよりも指や手首をしぼった型で作られており、手や腕をすっきり細く見せられるところがポイント。
さらに伸びもよく、しわのように生地がたるんでしまうことも極力避けるよう考慮されています。手元から美しく見せるこだわりが感じられますね。
おすすめ4選｜セミロングタイプ
続いては、セミロングタイプのウェディンググローブです。こちらもぜひチェックしてみてください。
レースデザインが抜け感をプラス
サテン地のセミロンググローブに上品なチュールレースがデザインされることで、抜け感をプラス。肌の露出は避けたいけど、フィットしすぎないものを選びたい人におすすめです。
シャープなデザインなのでさりげない二の腕カバーも期待できます。
光があたると自然に輝くブライトオーガンジー
ブライトオーガンジー素材を使用し、ラッセルレースの大きな刺繡が施されたセミロングタイプのグローブ。日本国内のアトリエで、熟練の職人によってひとつひとつていねいに手作りされた心のこもった商品です。
光が当たるとキラキラ輝く素材に、さりげなく刺繍されたパールやスパンコールも華やか。上品な印象をさらにアップさせてくれそうです。
花柄刺繍で女性らしくエレガントに演出
約43cmと、肘ぐらいまでの長さのあるロングタイプグローブです。総レースの花柄刺繍が施され、通気性に優れています。適度な伸縮性もあるので着脱しやすく、手にフィットし快適なつけ心地です。ショートタイプよりもロングタイプのグローブのほうが、よりフォーマルでエレガントな印象を演出してくれます。
手やお肌をレースデザインできれいに着飾り、女性の魅力を最大限にいかしてくれることでしょう。カラーはホワイト、ブラック、レッドの3色から選べます。ドレスの色と合わせて選ぶと、より統一感が出ます。
ウェディング工房 てくまりんぼ『サテンロンググローブ ジェシカ 40cm』
日本製サテン生地に光るラインストーン
日本製のストレッチサテン生地を使用したセミロングタイプ。適度にストレッチ性があるのできつくなく、光沢のあるサテン生地は上品さを譲し出しています。
肘の下あたりまで隠れる長さなので、腕をしっかりとカバーしておきたい方向き。全体的に落ち着いたシンプルなデザインななかで、ワンポイントとして装飾された袖口のラインストーンが輝きます。
おすすめ6選｜ショートタイプ
続いては、ショートタイプのウェディンググローブです。こちらもぜひチェックしてみてください。
オーガンジー素材で軽やかに
透け感のあるオーガンジー素材のグローブは同素材のドレスにぴったり。ショートグローブならより軽やかな印象になります。
繊細なレースも施されているので、ショートグローブでもカジュアルになりすぎず、上品にまとまります。
ふんわりしたボリューム感のあるドレスとも相性がいいです。
リボンモチーフがクラシカル
オーガンジー素材にサテン地のリボンモチーフが施された異素材ミックスのショートグローブ。サテンのリボンモチーフがポイントになり、クラシカルな印象になります。
シンプルなデザインのドレスやエンパイアラインのドレスにもおすすめです。
フリルが愛らしいショートグローブ
光沢感があり、張りのあるフリルが可愛いショートグローブ。手首からふんわり広がるデザインなので、手元をすっきりと見せてくれます。ポイントにフワラーモチーフも施されているので愛らしさ満点！
可愛い雰囲気でトータルコーディネートしたい花嫁におすすめ。姫気分になれるグローブです。
パールとサテンのクラシカルタイプのグローブ
パールと高品質のサテン素材で作られた、やわらかくなめらかで伸縮性のある使い心地のいいウェディンググローブです。結婚式・2次会・パーティーなどに欠かせないアイテムの一つです。フェイクパールのビーズリボンと透けて見えないフルフィンガーデザインは、クラシカルなイメージを演出します。
手首部分のパールで飾られたリボンが印象的で、目を引きます。透けないサテン生地はエレガントにも演出できるので、ドレスによって雰囲気が変えて楽しめるでしょう。
手首の真珠デザインがフォーマルさを演出
手首にあしらわれたさまざまな大きさの真珠デザインが目を引くウェディンググローブです。透明なガーゼ生地を使用し、真珠のデザインと合わせると非常に美しく優雅で魅力的です。透け感のある生地はネイルも見えるので、指先まで輝いて見えるでしょう。シンプルなドレスにも、真珠のアクセサリー感覚で手首を飾り、フォーマルで華やかな印象を与えます。
グローブの長さでドレスの印象もずいぶん変わってきますが、本品はショートタイプなので、軽やかで愛らしい雰囲気になります。また、ドレスによってはクラシカルにも仕上げられます。
オーガンジー素材が自然な華やかさを演出
透け感がおしゃれなオーガンジー素材のショートタイプ。透け感のあるグローブは、涼しげな雰囲気で手元を上品に見せます。また、透け感のあるショート丈は清楚にも感じられ、控えめなドレスに合わせやすいでしょう。
細部まで美しい花の刺繍が施されており、シンプルでありながら華やかな印象に。刺繍だけでなくビーズやストーンも使われているので、手元からキラキラと輝きます。
おすすめ5選｜フィンガーレスタイプ
最後は、フィンガーレスタイプのウェディンググローブです。こちらもぜひ参考にしてください。
指輪交換もスムーズ！ フィンガーレスのグローブ
挙式時の指輪交換ではグローブを着脱しますが、フィンガーレスならグローブをしたままでもOKなので、式の進行もスムーズ。
小花のレースが愛らしく、ドレスのコーディネートのポイントになります。
人とは違う個性的なグローブを探している人におすすめです。
アクセサリー感覚で楽しめる
手首の立体的なフラワーモチーフが施された華やかなデザインが特徴。ゲストからも注目を浴びそうです。
グローブというよりブレスレット感覚で楽しめるアイテム。シンプルなデザインのドレスのアクセントに、個性的なデザインのドレスに合わせてコーディネートしてもOK。インパクトのある花嫁姿が完成します。
スパンコールの輝きでインパクトを
ラグジュアリーな雰囲気に決めるなら、スパンコール付きのグローブはいかが？
手元が動くたびにスパンコールが輝き、インパクト大！ フィンガーレスデザインなので、おしゃれ度も抜群です。
丈感もセミロングなので、どんなドレスにも合わせやすいです。
どこから見ても美しい、総レース使い
グローブを「手袋」として見せず、軽いワンポイントかのように見せてくれる、まさに装飾品。国内工場で職人がていねいに手作りしており、リバーレースをカットして作られたフィンガーレスグローブは、どの角度から見ても手先を美しく惹きつけます。
フィンガーレスなので指輪交換もしやすく、ネイルアートも映えますね。ビーズが随所にちりばめられており、指先にかけるゴムにもビーズを通しています。細部までこだわり抜かれたデザインです。
レースとビーズの装飾でエレガントに
イングランドから取り寄せた加工レースを使用したフィンガーレスグローブで、肘上まであるロングタイプの商品。国内工場にて生産しています。
レースとビーズの装飾はバランスよく、おしゃれで繊細な仕上がりですね。手先だけでなく、肘上の腕元にも装飾が施され、このさり気なさがポイント。主張しすぎない光沢感のある素材で、手元がよりエレガントに見えるでしょう。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ウェディンググローブの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのウェディンググローブの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ウエディンググローブの選び方
ウエディンググローブの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
・素材
・色
・ドレスの色や素材感
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しいデザインを知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材をチェック
結婚式はホテル、専用式場、チャペルなどによって雰囲気が異なります。式場に合わせてウエディングドレスを選ぶのと同じく、ウエディンググローブも式のイメージに合ったものを選んでください。
▼サテン地｜おごそかなイメージなら
新郎新婦の考え方によって、結婚式にはいろいろな演出が行なわれます。チャペルなどでおごそかな雰囲気で行なわれる場合は、サテン地のウエディンググローブがぴったり。
サテン地は光沢感が美しく、結婚式にふさわしい素材です。高貴で上品なイメージのあるサテン地のウエディンググローブを選ぶときは、装飾も品のよいものを選びましょう。
▼オーガンジーレース｜清楚なイメージなら
結婚式の花嫁のイメージはピュアな清潔さです。このイメージを強調するならオーガンジーレースのウエディンググローブを選んでください。
オーガンジーレースはやわらかく肌を包み込み、清潔さを感じさせます。とくに夏の暑さのなかでの結婚式にふさわしい素材です。明るい時間帯のホテルやリゾートウエディングに適しています。
▼レース素材｜ゴージャスな雰囲気なら
ゴージャス感を演出する結婚式では、レースのウエディンググローブが向いています。ドレスの装飾が華やかな場合は、シンプルになりすぎないレース素材がお似合い。
夜の時間帯のホテルでの挙式やガーデンウエディングにはレースのウエディンググローブを選んでください。ドレスの豪華さとマッチして、華やかな式になるでしょう。
【2】色をチェック
ウエディングドレスのイメージはホワイトです。同じホワイトでも微妙に色合いが異なっていますので、ウエディンググローブを選ぶときはホワイトの色合いに気をつけてください。
一般的なドレスは、真っ白なホワイト、オフホワイト、アイボリーです。純白もあればやわらかいホワイや、黄みがかったものもあります。
ただ真っ白なだけでは浮いてしまうことがあるので、ドレスの色合いをチェックすることが大事です。
【3】ドレスの色や素材感をチェック
ウエディンググローブを選ぶときはドレスとの相性を考えてください。ドレスの色や素材感に合わせることがポイントです。ウエディングドレスの定番カラーは白ですが、真っ白なホワイト、優しいトーンのオフホワイトや黄味がかったアイボリーなど、同じ白でも色味は微妙に違うので、グローブもドレスの色に合わせて選ぶと統一感がとれます。
素材感も同様にサテン地のドレスにはサテンのグローブ、レースが美しいドレスには繊細なレースのグローブなどを合わせることで、トータルに決まります。ドレスの雰囲気とマッチさせて、トータルコーディネートしたい人はまず色や素材を意識してみましょう。
エキスパートのアドバイス
コーディネートのアクセントとして選んでぼう
手首にボリューム感あるデザインのグローブや繊細な刺しゅうが施されたデザインは、ドレス姿のポイントになります。インパクトあるおしゃれなドレス姿を目指す人におすすめです。
デザインによってグローブに視線が集まり、視覚効果で二の腕のカバーも期待できます。
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ドレスや会場の雰囲気に合わせて選ぼう
本記事では、ウエディンググローブの種類ごとの特徴や選び方、そしておすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか？
長さ、色、素材、デザイン、フィンガーレスなどさまざまな種類があるグローブ。ドレスとのコーディネートのほかに会場の雰囲気に合わせて選ぶのも手です。
格式のある会場ならロングのサテンのグローブ、リゾートならレースのショートグローブでエアリーに、など会場とのコーディネートを考えて選ぶのもおすすめです。
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