「ガーデニング手袋」のおすすめ商品の比較一覧表
ガーデニング手袋の選び方 ショート丈・ロング丈や防水性など
それでは、ガーデニング手袋の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】作業に合わせて厚みから選ぶ
【2】使いやすい長さの丈を選ぶ
【3】背抜き加工をしている手袋が使いやすい
【4】素材の特徴をチェック! 防水加工も
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的にほしいものを探すことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】作業に合わせて厚みから選ぶ
「ガーデニング手袋」とひとくちにいっても、薄手のものから厚手のものまでさまざまな商品があります。作業内容によって、手袋の厚みをチェックしましょう。
たとえば、バラなどのトゲのある植物を育てているの場合は、トゲが刺さっても安心も厚手のものを選びましょう。殺虫剤などの薬品を扱う場合も、手荒れ防止などのためにある程度厚さのあるものがよいですね。ただし、厚すぎると作業しにくいという面もあるので、作業に櫃ような厚みの手袋を選びましょう。
フリーランスライター&フォトグラファー
一般的な草花の植え替えなどは、布製の薄手のものでじゅうぶんといえます。しかし、バラのメンテナンスやサボテンの植え替えなど、トゲのある植物を扱うときには、手のけがを防止するために、厚みのあるタイプを選びましょう。
ただし、厚みがあるガーデニング手袋は指が動かしにくく、こまかい作業がしにくい傾向があります。作業内容によって厚さを選ぶとよいでしょう。
【2】使いやすい長さの丈を選ぶ
作業時間や重視するポイントを考慮して、ガーデニング手袋の丈を選びましょう。短時間の作業なら、竹が短いものでもじゅうぶんですが、長時間日差しの下で作業するのであればロングタイプのガーデニング手袋やアームカバーの付いたものが安心です。虫よけという面でも、丈が長いほうが安心といえます。
フリーランスライター&フォトグラファー
ガーデニング手袋の丈は、かんたんな剪定(せんてい)程度の軽作業であれば、手首までの短いタイプでじゅうぶんです。丈が短くても、袖口がリブ編みになったものや、マジックテープで固定でき手首にしっかりフィットするものであれば、隙間から土が入り込まず、手の汚れが防止できます。
一方で、丈の長いタイプは腕全体を隠せるので、衣服の汚れを避け、けがの防止、虫除け、日除けなどの効果が期待できます。
【3】背抜き加工をしている手袋が使いやすい
手のひら部分にはゴムなどをコーティングして、背(甲)の部分は抜いている(コーティングしない)加工方法を「背抜き加工」といいます。甲部分は布製で通気性がよく、グリップ力が必要な手のひらはゴム製ですべりにくいという、いいとこ取りで使いやすいですよ。汚れやすい作業には向きませんが、軽作業におすすめです。
フリーランスライター&フォトグラファー
布製で手のひらや指の部分だけにゴムをコーティングしたタイプは、多少の水分がついても中が蒸れず、手も汚れません。価格もお手ごろなので、常備して日ごろの作業で気軽に使いましょう。
【4】素材の特徴をチェック! 防水加工も
ガーデニング作業に、水はつきもの。ガーデニング手袋は、防水力があるものが望ましいです。ゴム製や革製は、素材自体に水をはじく機能があります。しめった泥を扱うときなどは、防水加工がされているとより安心。素材の特性と、防水加工の有無をチェックしましょう。
フリーランスライター&フォトグラファー
ガーデニング手袋の素材は布製、ゴム製、革製、人工革製などがあります。布製の場合は通気性がありますが、防水機能がないため、手が汚れやすいのが難点。気になる場合は、使い切りタイプの薄手のゴム手袋をつけ、その上からガーデニング手袋をつけるという手もあります。
全面がゴム製のものは、水を扱うときや汚れやすい作業をするときにぴったり。革製、人工革製は、おもにトゲのある植物を扱うときに重宝します。その場合は、指が動かしにくい場合もあるので、なるべくやわらかく、自分の手のサイズに合ったものを選ぶようにするとよいでしょう。
ガーデニング手袋おすすめ8選 バラ用や防水性が高い手袋も!
うえで紹介したガーデニング手袋の選び方のポイントをふまえて、ベランダガーデナー・平沢千秋さんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。商品の特徴を比較しながら、あなたの作業や求める機能などから、使いやすい商品を探してみてくださいね。

東和コーポレーション『パワーグラブZERO』

出典:Amazon

アトム『バラ用防水手袋 ローズラバー』

出典:Amazon

Jayco(ジェイコ)Gold Leaf(ゴールドリーフ)『ソフトタッチ ガーデングローブ』






出典:楽天市場
使うほどに手になじむ、本革製手袋
英国王立園芸協会(RHS)が推奨する認定マークが入り、世界中のガーデナーに愛用されているJaycoの『ソフトタッチ ガーデングローブ』です。手のひら部分は、高品質でやわらかな鹿革、甲の部分はナイロンとゴム製で、安定感は抜群。指の先までストレスなく自由に動かせるので、庭での作業がはかどりそうです。
さらに、手首は「マジックテープ」により調整可能で手にしっかりフィット。汚れたら手袋をはめた状態で、温かなせっけん水でやさしく手洗いをしてください。よいものは正しいメンテナンスをすることで、より長い期間使うことができます。本格派を求める方におすすめしたい逸品です。

丸和貿易『マルチグローブ ロング』














出典:Amazon

東和コーポレーション『ウェストカウンティーローズ』

出典:Amazon

ダンロップホームプロダクツ『my Little Garden(マイ・リトル・ガーデン) ロングタイプ』




出典:楽天市場
ショーワグローブ『No281テムレス』
















出典:Amazon
おたふく手袋『天然ゴム背抜き手袋 13ゲージ』








出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ガーデニング手袋の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのガーデニング手袋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
使いやすいガーデニング手袋に出会うには、用途に合わせた素材選びとともに、自分の手に合ったサイズを選べるかどうかが大切。とくに、指先が余っていたりすると、こまかな作業がしにくくなります。各商品のサイズをしっかりチェックして、フィットするものを選びましょう。
また、ガーデニング手袋は、作業中に行方不明になることが多いアイテムです。剪定(せんてい)した枝やむしった雑草の中にまぎれてしまい、気づかないことも。誤って捨ててしまうことを避けるひとつの方法として、赤やピンクなど目立つ色の手袋を使うという手があります。なくしがちな方は一度試してみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
ガーデニングを中心にインテリア、旅行などの分野で活動。 「12ヶ月の寄せ植えレシピ(黒田健太郎著)」「庭と暮らせば(松田行弘著)」「カルチュラル・インテリア」「ブーケシャンペトル・ア・ラ・メゾン(斎藤由美著)」(以上グラフィック社)、「BULBOUS PLANTS(松田行弘著/パイインターナショナル)」などの書籍で撮影や取材・文などを担当。 日当たりの悪い極小ベランダでシェードガーデンづくりを楽しむベランダガーデナーでもある。 好きな植物はシダとサボテン。 撮影や執筆の傍ら、端切れの古布を使った雑貨づくり工房「イグラ・イ・コネツ(マケドニア語で針と糸の意味)」を立ち上げ、作品制作を進行中。