Kindleとは?端末の特徴もご紹介
Kindle(キンドル)端末とは、Amazonが展開する電子書籍リーダーのこと。
2007年にアメリカで発売され、Amazon上で購入した電子書籍データをクラウド上に保存し、何十冊、何百冊もの書籍をいつでも読める便利さがあります。さらにKindleはアプリも展開され、Kindle端末だけでなく、スマホやタブレット、PCからでも書籍が読むことができます。
ラインナップは「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Oasis」「Kindle キッズモデル」の4機種。値段や機能、使い方も様々で、年々ユーザー数を増やしています。
▼Kindle端末のメリット
Kindle端末は専用の電子書籍リーダー。そのため、メリットがあります。
目に優しいディスプレイ
Kindle端末のディスプレイは、長時間の読書でも疲れにくい機能や工夫がされています。
例えば、端末に搭載された「E-Ink」と呼ばれる電子インクは、日光が当たっても反射しづらいインクで、紙の本と同じように読むことができます。さらに、フロントライトも搭載され、暗い場所でも読書にちょうどいい明るさを調整してくれます。
Kindle端末は、読書のためにあるアイテム。そのため、電子画面でも安心して読書をすることができます。
バッテリーが長時間続く
端末ごとに長さの違いはありますが、バッテリーが長時間続くこともメリット。
書籍が表示されている最中は、ほとんど電力を消費せず、さらに、一度充電すれば毎日読んでも1週間程度電池が保つなど、充電の手間がかかりません。
軽量で持ち運びしやすい
Kindle端末の重さは174〜191g。スマホほどの重さであるため、バッグに入れても違和感がほとんどありません。
片手で持っても腕が疲れにくく、書籍のページ送りもワンタッチでできるため、読書に集中することができます。
電子書籍の便利機能が充実
Kindle端末は、紙の本にマーキングするように、「ハイライト機能」が備わっています。気になる文章などを指で長押しすることで、好きな場所にマーキングすることが可能。
さらに、マーキングした箇所は自動で端末内にアーカイブされますし、さらに自分以外の読者が気になったマーキング部分を知ることも可能です。
付箋機能の充実やメモ機能、文字サイズの変更など、電子書籍ならではの便利機能が充実しています。
▼Kindle端末のデメリット
Kindle端末は読書に特化しているからこそ、デメリットもあります。しっかりチェックし、十分理解した上で購入を決めましょう。
カラー表示ができない
Kindle端末は、全て白黒(モノクロ)表示になります。そのため、小説やビジネス本は十分楽しめますが、ファッション雑誌やカラーの漫画など、色味が重要になる書籍は向いていません。
ファッション雑誌やカラー漫画を楽しみたい場合にはタブレットか、もしくはアプリと連動させて使用することをおすすめします。
書籍購入はKindleストアのみ
電子書籍は現在、「eBook」「honto」など、様々な種類が登場しています。しかし、Kindle端末で読む書籍は、Amazon上のKindleストアのみでしか購入できません。
また、購入自体もアプリから購入することはできず、一度ブラウザ上で「Amazon」→「Kindleストア」を立ち上げないと購入できませんので、こちらも注意が必要です。
Kindle端末の全7モデルを一挙紹介!
Kindle端末は、現在、Kindleシリーズには 「Kindle」 「Kindle Papwerwhite」 「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」 「Kindle Oasis」 「Kindle Scribe」 「Kindle キッズモデル」「Kindle Paperwhite キッズモデル」の7モデルが用意されています。
それぞれに特徴がありますので、違いをチェックしていきましょう。
本に夢中になれる贅沢を
Eメールやソーシャルメディアなどの通知に気を取られることなく、本に集中できる読書のための専用端末。300ppiの高解像度ディスプレイで、文字と画像をくっきり表示。光の反射を抑えた、紙のような読み心地。明るさ調節可能なフロントライトやダークモード搭載で、いつでも快適に読書できます。
長時間持続するバッテリー。USB-Cケーブルによる1度のフル充電で、最大6週間読書を楽しめます。前モデルの2倍の16GBのストレージ。この1台に数千冊を保存できます。
バスタイムの読書にぴったりな防水仕様
フラットで300ppiの高解像度ディスプレイで、小さな文字もくっきりキレイ。大きく、紙のような読み心地のディスプレイで、反射をおさえているから目に優しく、読書に没頭できます。USB-Cケーブルを使った一度のフル充電で、最大で10週間利用可能。
IPX8等級の防水機能を備え、うっかり水がかかっても、バスタブに落としてしまっても安心。お風呂、プールなど、お好きな場所で読書を楽しめます。
通勤・通学中の読書にもぴったり
Kindle Paperwhite シグニチャー エディションの明るさ自動調整機能は、周囲の明るさを感知し、自動で画面の明るさを調整します。USB-Cケーブルまたは互換性のあるワイヤレス充電スタンド(別売)を使って一度フル充電すれば、最大で10週間利用可能です。
大きくなったディスプレイで読書に集中でき、明るさ自動調節機能で、時間を選ばずに気軽に本を読めます。
Kindleをとことこん活用したい方に
色調調節ライトにより、スクリーンの色調を明るいホワイトから暖かみのあるアンバーへ調節できます。ライトの設定をスケジュールできるから、いつでもあなた好みの読み心地に。紙の本にはない文字のサイズや太さの調節機能、辞書やウィキペディア検索も、ページから離れることなくこれ一つで可能です。
薄くて、軽い、人間工学に基づいたなめらかなデザイン。ページ送りボタン搭載で、片手での読書も快適です。
Kindle史上初の手書き入力機能搭載
本物の紙のように読み書きできる、光の反射を抑えた10.2インチディスプレイ。明るい日差しの中でも快適に大きい画面で、メモや日記を書き込んだり、好みに合わせてフォントサイズや余白の幅を調節したりできます。
書籍以外の文書ファイルも本体にインポート可能。PDFファイルにメモを書き込んだり、Microsoft Wordなどの文書に付箋を追加したりすることができます。
読書専用子供向けKindle
2022年に発売の6インチディスプレイ、300ppiのKindleキッズ向けモデル。洋書の読書中に出てきた難しい英単語に、簡単な同義語を表示するサービス「Word Wise」や、デジタル大辞泉・プログレッシブ英和中辞典などを内蔵しており、本に出てくる単語の意味を調べながら読書を進めることができます。
また保護者向けの見守り機能もあり、読書の目標設定を行ったりすることも可能です。
ハイエンド仕様の子供向けKindle
「Kindle Paperwhiteキッズモデル」はKindle キッズモデルと比べて、6.8インチのディスプレイと0.8インチ大きくなっており、フロントLEDライトも4個から17個に増加。色調調節ライトによりスクリーンの色を明るい白から暖かみのあるアンバーへ調節が可能になっています。
また、Kindle PaperwhiteキッズモデルでははじめてのIPX8の防水機能を搭載。飲み物などをうっかりこぼしてしまっても安心です。
「Kindle端末」のおすすめ商品の比較一覧表
Kindle端末を選ぶポイント
4種類のKindle端末の違いを抑えたら、ここからは選ぶ際のポイントを抑えていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】容量
【2】広告の有無
【3】接続方法
【4】画面サイズや解像度
【5】防水機能
どこに注目して選ぶかで、機種が変わってきますので、ぜひ確認してくださいね。
【1】容量をチェック
Kindle端末を選ぶ際は、容量をしっかり確認しましょう。Kindle端末は購入後、容量を変更することはできません。さらにSDカードなどを入れることもできないため、選ぶ際はしっかり容量を吟味しましょう。
今販売されている4種類のkindle端末はそれぞれ、
・Kindle:8Gのみ
・Kindle Oasis:8G、32G
・Kindle Paperwhite:8G、32G
・Kindle kids:8Gのみ
となっています。
容量の目安として、通常の書籍は8Gで数千冊、漫画の場合は8Gで約150ほど、32Gで約600冊以上が保存できる計算になります。
書籍の冊数が上記以上になり、容量が超えてしまっても、購入した書籍データはクラウド上に保存されているので、時々本体のデータ整理などを行うことで、より快適に使用することができますよ。
【2】広告の有無をチェック
kindle端末には、「広告あり」と「広告なし」のモデルが存在します。
書籍を読んでいる最中に広告が表示されるのですが、「広告あり」の方が「広告なし」に比べて2000円ほど安くなります。逆に、広告が嫌だという方は「広告なし」を選びましょう。
【3】接続方法をチェック
書籍をダウンロードする方法はインターネット経由で行いますが、「Wi-Fi」と「4G回線」のそれぞれの方法を選ぶ必要があります。
上記はタブレットと同じ感覚です。「Wi-Fi」モデルの場合、Wi-Fi環境下のみしか使えないため、自宅などであらかじめダウンロードしておかなければいけません。一方、「4G回線」はAmazonの電波下であるため、どこでもダウンロードが可能。しかし、月々の回線使用料がかかります。
近年では、Wi-Fiスポットも多く、また、スマホでテザリングなども可能なため、ほとんどの方はWi-Fiモデルで問題ないでしょう。
【4】画面サイズや解像度をチェック
Kindle端末は基本的に、6インチと7インチ、解像度は167ppiと300ppiがあります。「ppi」は1インチあたりの画素数をあらわし、数値が高いほど細部までクリアに見ることができます。
画面サイズは好みで選んで問題ないですが、細かい文字で読書をする場合は解像度は高めの方がいいでしょう。また、漫画や挿絵など、画像をズームでみたい場合、解像度が高い方が細部も綺麗に表示できるでしょう。
【5】防水機能をチェック
Kindle端末のうち、防水機能がついているのは「Kindle Oasis」と「Kindle Paperwhite」の2種類。一方、「Kindle」や「Kindle kids」に防水機能は付いていません。
そのため、お風呂などでゆっくり読書をしたいという方は「Kindle Oasis」と「Kindle Paperwhite」のどちらかを選びましょう。
もちろん、「Kindle」や「Kindle kids」に防水ケースに入れて読むことができますが、ページ送りがやりにくいこともありますので、注意が必要です。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする Kindle端末の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのKindle端末の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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電子書籍の便利さを体感しよう
Kindle端末は、普段使い出来る使いやすさや持ち歩きに適したサイズや重さ、今まで書籍を持ち歩いていた方にも愛用しやすいように工夫されているのが特徴。紙の本を読む方にとっては、最初は電子書籍は慣れないかもしれませんが、使用していくうちにだんだんと慣れていくはず。
また、どの機種を選んでも比較的価格がリーズナブル。さらに分割払いもできるため、購入へのハードルはどんどん下がってきています。普段使用しているスマートフォンやタブレット端末とは違うデメリットの部分もありますが、容量や接続方法などたくさん比較して自分に合ったお気に入りのKindle端末を見つけてくださいね。
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「家電・オーディオ」「パソコン・スマホ」「カメラ・ビデオカメラ」を担当。シンプルでミニマルなガジェットには目がなく、つい散財してしまう。とくに、白無地のガジェットが大好物。ひそかに、折りたたみ式のスマートフォンへの乗り換えを計画中。