壁掛けスピーカーの選び方
それでは、壁掛けスピーカーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】インテリアになじむデザインであること
【2】パッシブ型とアクティブ型のスピーカーの違いを知ろう
【3】音声入力は意外と欠かせない存在
【4】入力形式(ソース)をチェックしよう
【5】用途や自分の好みに合った音質であること
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】インテリアになじむデザインであること
壁掛けスピーカーは、一度設置すると大規模な模様替えでもしない限り、なかなかその場所から動かしたり、機種を変更したりということがないものです。使っていないときでも存在感のあるものなので、インテリアにマッチするものを選びたいところ。
現在はまだ業務用や一般家庭用と併用的なものが多いです。なので、素材感・カラー・サイズ(薄さも含む)など、妥協して選ばないことが、長く愛用するためのコツです。
【2】パッシブ型とアクティブ型のスピーカーの違いを知ろう
パッシブスピーカーとアクティブスピーカーの違いはアンプの有無に由来します。パッシブスピーカーは、アンプと呼ばれる増幅器がスピーカーに取り付けられており、音量や音質などを調節するモデルです。アンプとスピーカー間でオーディオケーブルの配線が必要になります。
アクティブスピーカーは、アンプがスピーカーに内蔵されており配線の必要がありません。そのためBluetoothやWiFiを使用したスピーカーに選ばれています。音質においては、商品ごとに強みがあるため、どちらがよいと決めることは難しいですが、壁掛けスピーカーには、高度な配線が不要なアクティブスピーカーがおすすめです。
【3】音声入力は意外と欠かせない存在
最近では、音声で家電をコントロールするスマートスピーカー機能のついているものや、Bluetoothなどで音源を自在に変えられるものなど、音楽に合わせて発光してくれるものなど、さまざまな機能をもったスピーカーが出ています。
「全部入り」では高価になってしまうため、自分の用途に合ったもの、かつ望む機能の搭載されたものを選びましょう。
【4】入力形式(ソース)をチェックしよう
音を再生する元部分とソースが一致していなければサウンドを聴くことはできません。スマホやタブレットなどから音楽を聴きたいのであればBluetooth。テレビから音を引き込みたいのであればHDMIやステレオプラグなど。
また、ちょっとマニアックですが光デジタルケーブルなどの端子で出力すれば、より高音質な音を聴くことができますよ。
【5】用途や自分の好みに合った音質であること
どの用途に使いたいかによっても、スピーカーの選び方は異なってきます。日常的にTV番組の音声を流したいのか、映画視聴の際に迫力のある音を流したいか、音に包み込まれたいのか、音楽用途メインなのか。フロア型やブックシェルフ型などと比べると、高音・低音の利き具合が異なります。
映画などであれば、ウーハーが強いサウンドバータイプ。BGM的な利用であれば、小型の壁掛けスピーカーがおすすめです。
おすすめ商品の比較一覧表
壁掛けスピーカーおすすめ7選
上記で紹介した選び方のポイントをふまえ、おすすめ商品をご紹介します。

テレビの強い相棒になる壁掛けスピーカー
こちらはJBLのサウンドバー。独自のサラウンドサウンドシステムで臨場感たっぷりに映画を楽しめます。音源との接続は、テレビ機器であればHDMIケーブルで、スマートフォンやタブレットであればBluetoothでOK。開封してから使いはじめるまでの手間がほとんどかかりません。壁掛けをおこなう際には同梱のブラケットで設置ができます。
とくにテレビとの組み合わせが非常によく、液晶の下に配置するだけで、より臨場感のある音を感じられるはず。また、音量やモード変更などは、手持ちのテレビリモコンで操作できるため、シンプルライフを目指す人にも適しているモデルではないでしょうか。

全身が音に包まれるバーチャル3Dサラウンド搭載
まるで一本の棒のように見えますが、そのなかには小型のパワフルなスピーカーが詰まっています。ライブ映像や音楽を再生してみると、空間全体を包み込むような音の広がりに感動します。
本製品は、YAMAHA独自のバーチャル3Dサラウンド機能を搭載。全身が音に包み込まれるような感覚が得られ、とくにアクション映画の鑑賞に効果を発揮してくれます。もちろん。Bluetooth接続対応でスマートフォンやタブレットの楽曲を再生可能。Alexaの音声アシスタントも搭載しているため、家電コントローラーとしても使用できます。ぜひともリビングに構えたい1台です。



無印良品『壁掛式CDプレーヤー(CPD-4)』


通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ホームスピーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのホームスピーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
おしゃれな壁掛けスピーカーに関連する記事のご紹介
最後に|エキスパートのアドバイス
ガジェット・家電ライター
取り付け器具や壁の耐荷重に注意
小型のものであればさほど留意する必要はありません。ですが、サウンドバータイプのスピーカーは重さが3kg以上になるものも。元は、テレビの足元などに設置して使うことを想定してデザインされたものやスピーカーが詰まっているため、重いモノが多いです。専用ブラケットが同梱されている場合は必ずそれを使いましょう。釘やネジなどを使うこともあるので、賃貸住宅に住んでいる場合は、注意が必要です。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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ガジェットをこよなく愛すフリーライター。 得意分野はiPhone、Android、Mac、モバイルバッテリーから電子書籍など。自ら足を運び、目で見て、手で触って取材するのが好きな行動派。 専門学校で10年以上講師を務めた経験もあり、わかりやすく、読む人に楽しんでもらえるような文章を目指して修行中。