「押し入れ用すのこ」のおすすめ商品の比較一覧表
押し入れ用すのこの選び方 整理収納のプロに聞きました
整理収納のプロ・田川瑞枝さんに、押し入れ用すのこを選ぶときのポイントを3つ伺いました。
【1】素材
【2】サイズ
【3】使い方
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に押し入れ用すのこを手に入れることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材で選ぶ
すのこには、木製品だけでなくポリプロピレンなどの樹脂素材を使った商品があります。それぞれの素材の特徴をふまえながら、使う場所や用途に合わせたすのこを選ぶようにしてください。
<木製>
ヒノキやキリ、スギ、パイン材など天然木を使っているものが多いので、木の特性を理解して選ぶようにしましょう。たとえば、キリは比較的軽めなので、移動や持ち上げる時に力の弱い方でも比較的ラクに扱えます。ヒノキを使ったものは、香りの癒し効果も期待できます。
<樹脂製>
カラーが豊富な商品が多いので、部屋のインテリアに合わせた色を選ぶことができます。他にも、滑り止め加工を施した商品や柔らかい商品もあります。カビが生えることもなく安心して使え、汚れたら水で丸洗いできるので衛生的です。また、軽くて持ち運びしやすいので掃除がしやすいという利点があります。
【2】サイズで選ぶ
最近のすのこはサイズ展開が豊富なので、購入される前には使う場所に合わせたサイズ選ぶようにしましょう。そのためには、あらかじめ使用する場所の寸法を測っておくことをおすすめします。
すのこは、下駄を履かせたように、角材の上に板を打ちつけているので、その角材の分も寸法に入れておくことが重要です。いざ使おうと思ったときに、厚みが邪魔して使用できなかったということのないようにしたいですね。
【3】使い方で選ぶ
使い方によってもすのこの選び方が変わってきます。押入れやクローゼットのなかで使う場合、空気の流れを考えて角材の向きが扉に対して垂直に並ぶように配置します。そのほうが奥まで空気が流れやすくなるからです。寸法がちょうどいいからと平行に並べてしまうと、空気の流れが遮断されてしまい、せっかくのすのこのよさをじゅうぶんに生かせない結果になります。
他にもすのこには、底にすべり止めがついている商品やキャスター付きの商品があり、押し入れだけでなく室内でも活用できます。また、すのこ同士を組み合わせて棚を作ることも可能。どこで、どんな用途で、使いたいのかをしっかり決めてから選びましょう。
押し入れ用すのこのおすすめ5選 整理収納のプロが厳選
うえで紹介した、押し入れ用すのこの選び方のポイントをふまえて、整理収納のプロ・田川瑞枝さんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。

国産の桧を使用、布団収納におすすめ
すのこといえば、木製のイメージがあります。木の素材は、湿気を吸ったり吐いたりと、呼吸するように湿度を保ってくれます。さらにこの商品は「ひのき」なので天然の防虫効果も期待でき、布団などを収納するのにピッタリです。床だけでなく、壁面にもすのこを配置することで、より空気の流れを高めることができます。
この商品は、高知県産の間伐材を利用した国産の天然木を使用。素材にこだわる方におすすめです。押入れだけでなくベランダや物置でも使えます。

扱いやすいポリプロピレン製
最近のすのこは、デザインや素材が豊富になっています。この商品は、ポリプロピレン製で、抗菌・防カビ加工済み。気になるカビの発生を抑え、安心して使えます。
2枚組なので、1枚ずつ使ってもいいですし、連結部品を使えば2枚をしっかり固定でき、壁に立てかけて使うことも。カラーはホワイトなので、インテリアをモノトーンで統一している方におすすめです。

つなげて使えるジョイントタイプのすのこ
こちらは、ジョイントタイプのすのこです。約50cmサイズのすのこを自由に継ぎ足して、好きなサイズに仕上げられます。
プラスチック製のすのこは、重さによっては割れてしまうこともありますが、この商品は耐荷重120kgと重さに強いのが特徴です。大きな荷物や、家電のような重量感のあるものを置くのもおすすめです。
屋内だけでなくベランダなどの屋外での使用も可能です。

キャスター付きだから自由自在に動かせる
押入れの下段に最適なキャスターが付いたタイプのすのこです。引き出して使え、奥のモノを取りだすのに便利です。上にモノをのせたまま移動できるので掃除もしやすいですよ。
また押入れの中だけでなく、室内やベッド下の収納などにも活用できます。パイン材を使用しているので、ナチュラルインテリアが好きな方におすすめです。

伸縮性があり、布団の収納におすすめ
こちらは、引き伸ばしたときに底がすのこ状になる伸縮性のある収納用品。布団の収納を目的としている方におすすめです。
収納場所に合わせて90~174cmまで引き伸ばして使えます。また、キャスター付きなので、布団を収納したまま出し入れが可能。
これまで重たい布団を、かがんで出し入れしていた手間が省けますよ。抗菌樹脂を使用しているので安心して使えます。
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整理収納のエキスパートからのアドバイス
長く使うモノだから納得した商品選びをしましょう
転勤などで引っ越しをされる方は、収納場所のサイズが変わることも考慮して、使いまわしのきくサイズを選ぶといいですね。すのこを敷いているから安心ではなく、すのこの下にも埃は溜まります。定期的に掃除をするなども心掛けましょう。
押入れの下段はとくにカビやすく、埃も溜まりがちです。引き出しやすいようにキャスター付きを選ぶなど、使用場所に合わせた商品選びをすると、あとがラクですね。
すのこは湿気対策だけでなく、最近はDIYの素材としても利用されています。木製品は切ったり組み立てたりもできるので、収納場所に合わせてサイズ調整をしやすいのも、すのこのいいところです。
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思考の整理収納塾代表。 2010年にライフオーガナイザー、整理収納アドバイザーの資格を取得し活動を始める。 大人になっても片づけが出来ないのは、学校で習っていないからだという声を聞き、学生のうちに身に着けておきたい暮らしの整理術を伝えたいと、全国でも珍しい高校での片づけの授業に取り組んでいる。 2016年、片づけのプロの全国大会「片づけ大賞」にて審査員特別賞を受賞。 現在は、研修、講演などの講師活動に加え、WEBサイトのライターとしても活動している。趣味は模様替え。