バスケットシューズの魅力とは 練習以外でもおしゃれに履きこなす楽しさ
バスケットボールは、アメリカのNBAをはじめ、学生から社会人まで親しまれている人気のスポーツ。機敏な動作や華麗なプレーをサポートする、大事なアイテムのひとつがバスケットシューズです。スター選手のシグニチャーモデルは、若者のファッショントレンドにもなっています。
衝撃をやわらげて足を保護する機能だけでなく、おしゃれに履きこなす楽しさがバスケットシューズの魅力です。
人気ブランドの特徴 ナイキのエアジョーダン、アンダーアーマー、アディダス、アシックスなど
バスケットシューズには人気ブランドがたくさんあります。NBAのスター選手が履いているだけでステータスが上がります。
主な人気ブランドの特徴と魅力についてご紹介しましょう。
NIKE(ナイキ) ジョーダンシリーズなどNBAスター選手も愛用
ナイキはNBAスター選手の多くが愛用していることで有名です。憧れのスター選手がいるのなら、ナイキのシューズから選ぶとより楽しさが増すことでしょう。
ナイキのバスケットシューズはデザインが魅力で、クッション性が高い特徴があります。エアジョーダンやエアーマックスのように独特の機能美をほこる製品も人気です。
UNDER ARMOUR(アンダーアーマー) フィット感があって疲れにくい
アンダーアーマーは元アメフト選手のケビン・フランクが創業したブランドです。軽さとフィット感があり、履いても疲れにくい特徴があります。
NBA選手のステフィン・カリーのために開発された「カリーシリーズ」が人気。アメリカのブランドですが日本人の足に特化した製品を多く展開しており、「ニホン」というシリーズ名がついてます。
adidas(アディダス) グリップ力やクッション性が高い
アディダスのバスケットシューズの特徴は機能性です。グリップ力の高い製品やクッション性を重視したシューズをたくさん開発しています。
とくに自分のポジションにこだわったシューズを選ぶのなら、アディダスを候補のひとつにしてください。シュートやリバウンドに適した製品や、ジャンプなどの動きに合わせたシューズを選択できます。
ASICS(アシックス) 初心者やジュニアに向いている
日本のスポーツブランドを代表するアシックスのバッシュは、バスケプレーの動きをこまかく研究・分析し、そのデータをもとにシューズを開発しています。軽量性はもちろん、グリップ性や安定感のあるクッションなど、瞬発力のある動きを高めてくれます。
フィット感はしっかりありながら、通気性も保たれているので、快適にプレーできるのも支持される理由のひとつ。バスケ初心者の方や、ジュニアプレーヤーにおすすめのブランドです。
バッシュおすすめ5選|メンズ向け バスケ元女子日本代表が厳選!
ここからは、バスケットボール元女子日本代表の中川聴乃さんと編集部おすすめのバスケットシューズをご紹介します!

滑りにくくホールド感のあるハイカット
安定感と剛性に特化した、ハイパフォーマンスモデル。滑りにくくしっかりとしたホールド感のあるハイカットのシューズで、少し重めではありますが、強さを維持しながらプレーができます。
安定感や力の伝わりやすさ、フィジカルの強さを活かせるシューズを好む、センターやフォワードといった、センター寄りの選手にとてもおすすめです。

軽量でやわらかく足馴染みのよいタイプ
すぐれた機能バランスを兼ね備え、多くのプレーヤーに愛される軽量モデル。軽量で、こまかい動きや瞬発力にすぐれているため、一番運動量が多く、持久力や素早い動きが求められるガードやフォワードの選手、今からバスケットをはじめる方にもおすすめのモデルです。
アシックスのシューズのなかでも、やわらかく足馴染みがとてもよいです。

個性的なデザインをお探しの方におすすめ
安定感を高めた、とてもフィット感のあるローカットモデル。軽量なので、運動量の多いガードからスモール・フォワードなどの選手にもってこいのシューズです。さらに激しい運動のなかでも滑りにくく、切り返しなど俊敏な動きもサポートしてくれます。
デザインもかっこよくカラーバリエーションもあるので、個性的なシューズがほしい方にもおすすめ。
バスケットシューズといえばこれ!
バスケットシューズと聞いて誰もがイメージするのが、このナイキのエアジョーダンシリーズではないでしょうか。バスケットシューズのみならず、世界中のファッション好きや、スニーカー好きを虜にしてきたシリーズです。
ただし、エアジョーダンシリーズは横幅が狭くなっています。購入の際は、ワンサイズ上のものを購入するように注意しましょう。
足幅広めの日本人向けモデル
アンダーアーマーから販売されているこちらの商品は、商品名の通り、日本人向けに販売されている商品となります。そのため、足幅を日本人向けに広く設計してあり、湿度が高い日本の体育館を想定し、足裏にベンチレーションシステムを設けています。
マイクロGとチャージドフォームを採用し、高い反発力とクッション性を備えた一足です。
バッシュおすすめ7選|レディース向け 中学生や高校生から社会人まで使える
ここからは、編集部で選んだレディース向けバスケットシューズのおすすめ商品をご紹介します。
足幅ゆったりでグリップ力もバツグン
こちらは、有機繊維を採用することで、従来より軽量化されたモデルです。反発性にもすぐれていて、動きやすくフットワークの安定性を高めています。
日本人の平均的な足に合うように設計されており、足幅が広い人もゆとりをもって履くことができます。アウターソールは天然ラバー素材で、ねばりつくようなグリップ力が特徴。滑りやすいコートでも、安定したパフォーマンスを発揮できます。
女性にうれしい機能をつめこんだ!
女性の足にフィットするサポート性能を追求した、アシックスの人気モデル。動きやすく、負担軽減を実現した一足です。
衝撃をやわらげる「スピーバ」という素材を使うことで、激しい動きにも対応できます。通気性・速乾性にもすぐれているため、ムレにくく快適。さらに、消臭効果のある中敷きで、汗をかいてもニオイが気になりにくいのがうれしいポイントです。
機能性バツグン! カッコかわいいを目指す女性に
ミズノの『ウエーブプライドBB3』は機能性の高さで選ばれています。反発力はそのままに、AP+からさらに約10%軽量化したミッドソール素材を採用。波型のプレートを挟み込むことで、クッション性と安定感もバツグン。
また、シューズの湿度と温度を下げる通気システムも搭載。さらに、土踏まずを包み込むようにフィットし、足にかかる負担をやわらげてくれます。スピードのある動きでも高いパフォーマンスを発揮する、おすすめの一足です。
アシックス『LYTE NOVA』
鮮やかなカラーのバスケットシューズならこれ!
とてもスタイリッシュで、特徴的なデザインをしたバスケットシューズとなっています。履き心地を追求したモデルとなっているため、メッシュアッパーを採用。
ミドルソール部分には、足への負担が減るようにGELを採用し、衝撃緩和にすぐれた作りになっています。ホワイトやブラックなどのベーシックカラーも販売されています。
やわらかい履き心地で負担軽減
ハイカットタイプですが、履き口にはやわらかい素材を使用し、足首を包み込んでくれます。インソールもクッション性と衝撃吸収性があり、足に負担をかけにくいシューズです。
さらに、アウトソールは屈曲性が高く、機動力もしっかり高めてくれます。縦横無尽な動きにも対応でき、エントリーモデルにもぴったりです。
軽快でしなやかな動きをサポート
こちらは、UA二ホン3のユースモデル。日本人の足に合った設計で、すぐれたクッショニングとしなやかな動きをサポートします。
メッシュ素材で通気性も確保されています。なんと片足の重さ250gという軽さで、動きやすく快適な履き心地を実現。もちろん、耐久性と柔軟性にもすぐれているので、激しく動いても安心です。
多岐にわたって使える男女兼用モデル
男性にも女性にもおすすめできるユニセックスモデルです。アウトソールには、伸縮性にすぐれたPhylonを採用しているため、やわらかく、クッション性と屈曲性にすぐれています。
滑り止めが付いているため、湿気の多い体育館でも、パフォーマンスを発揮できますよ。バスケットシューズだけではなく、通学用など、多岐にわたって使えるのもGOOD。
「バスケットシューズ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする バスケットシューズの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのバスケットシューズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
バッシュの選び方【5つのポイント】 サイズ、ソール、ジュニア用、ポジション、ブランド、ケガ予防など
続いて、バスケットボール元女子日本代表の中川聴乃さんへの取材をもとに、バスケットシューズ選び方をご紹介します。ポイントは下記5点!
【1】サイズは0.5~1cmほど余裕のあるものを
【2】ソールをチェック
【3】ジュニア用は国産メーカーで選ぶ
【4】ポジションによって選ぶ
【5】ケガの予防につながる靴を選ぶ
部活やクラブ、サークルなどでバッシュを履く機会がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
【1】サイズは0.5~1cmほど余裕のあるものを 窮屈すぎないサイズ感を
バスケットシューズの種類のなかで、足幅のワイドタイプやスリムタイプがあります。自分の足幅に合わせたタイプのシューズを選択しましょう。
また、バスケットは動きの激しいスポーツです。サイズが大きくてシューズのなかで足が動きすぎる場合や、サイズが小さくて親指が当たるなど窮屈なものもよくありません。シューズを履いたときに、少し余裕があるサイズを選ぶようにしましょう。足の1番長い指がシューズのつま先よりも指先1本分(0.5~1cm)程度余裕のあるサイズがベストです。
【2】ソールの情報は口コミでキャッチ 滑りにくい、硬い、曲がり具合など
バスケットシューズを選ぶときのポイントはソール(靴底)にあります。基本的に硬めで滑りにくいソールを選んでください。
バスケットシューズはいろいろなメーカーから発売されています。見た目だけで選ぶのではなく、口コミなどを参考にしながら、自分に合った機能を持つ製品を選びましょう。
ソールは滑りにくいものを選ぶ
ソールが滑りにくいバスケットシューズを履くと、機敏な動きが可能になります。バスケットボールに欠かせないステップや攻守の切り替えなどもスムーズです。
また、滑りやすいバスケットシューズは思わぬケガを引き起こすこともあります。滑りやすいと注意が散漫になり、スポーツを楽しむことができません。
バスケットボールだけでなく、街歩きに使うときにも滑りにくいシューズを選んでください。
滑りやすいシューズを選択すると、パフォーマンスの低下につながります。たとえば、ドライブのスピードが落ちたり、ディフェンスで切り返しのスピードが遅くなったり、シュートを打つ際にうまく踏み込めないこともあります。
ケガにつながるきっかけにもなりますので、滑りにくく動きの負担にならないシューズを選ぶようにしましょう。
ソールの硬さと曲がり具合で選ぶ
ソールが硬めのバスケットシューズは足裏の反発力を引き出すので激しい動きに対応できます。反発力はバスケットボールの重要な武器になるので、その点でも硬めのソールは大事です。
また、瞬発力に必要なのがソールの曲がり具合です。硬めでも曲がり具合が悪いと瞬発力が出せません。
バスケットシューズを選ぶなら硬さと曲がり具合をチェックしましょう。
走ったり、跳んだり、切り返す際にはまず踏み込みますよね。瞬時に踏み込むためには、靴底の曲がり具合(屈曲性)はとても重要になります。ネットで販売されているもののなかには、屈曲性について詳しく説明されているものもあります。購入前に確認しましょう。
もし店頭で実際に試す場合は、実際に踏み込んでつま先にギュッと体重をかけてみましょう。両手でシューズを持ち、曲がり具合を確認してみてください。屈曲性があることによって踏み込むスピードが上がり、走るときに足への負担も軽減されますよ。
【3】ジュニア用は国産メーカーで選ぶ 日本人は甲高幅広が多い
ジュニア用のバスケットシューズは足の形に合わせるのが大事です。成長段階にある子どもが履く場合は、海外メーカーよりも国内メーカーの方が合わせやすくなっています。
海外のシューズはデザイン的に魅力ある製品が多いのですが、甲高幅広の日本人には合わせにくい面もあります。
合わないシューズを無理に履いていると、運動機能にも影響します。子どものシューズはできれば国産にしぼって選びましょう。
【4】ポジションによって選ぶ ガード、フォワード、センター
●ガード
運動量が多いため、軽量で持久性が高いローカットが好まれます。足首の可動性が高く、こまかい動きにすぐれているこのモデルを履く海外選手なども最近は増えています。
●フォワード
積極的に得点を取りに行くため、軽量かつ瞬発力にすぐれたものが好まれます。全般的に人気なのがミドルカット。ハイカットよりも足首の可動域が広く、縦の動きの制限が減少します。
●センター
リバウンドなど身体を張ったプレーが多いため、足裏が固めでフラットな少し重さのあるものが好まれます。ハイカットは足がしっかりと固定され上下運動や左右の激しい動きに強く、重さもあるのでセンターに好まれます。
バスケットにはいくつかのポジションがあり、ポジションの強みを活かせる形を選ぶことでパフォーマンス向上につながります。ポジションによって好まれる重さやカットの長さが違うので、適したものを選びましょう。
【5】ケガの予防につながる靴を選ぶ フィット感のよさが最重要!
バスケットシューズを選ぶ際に見るべきポイントは、足の横幅や足先のサイズ感、靴底の屈曲性、滑りにくさ、シューズの重さやカットの長さなど。動きやすくフィット感があり、ケガの予防につながる靴を選びましょう。
また、デザインが豊富なのもバッシュの魅力。自分の好みのバスケットシューズを選ぶことで頑張る活力にもなりますよ。
バッシュはどのくらいの頻度で買い替える?
バッシュの寿命は使用頻度にもよりますが、3ヵ月~半年と言われています。中学生や高校生などは部活動で毎日使うので、寿命が来るもの早いでしょう。逆に大学生のサークル活動や社会人など、週に1回程度しか使わない場合は1年以上使うこともできます。
▼バッシュを買い替えた方がいいタイミング
・洗ってもニオイが気になる
・バッシュに穴があいてる
・底面がサラサラで滑る
・足の成長によりバッシュが小さくなった
上記に当てはまる場合はバッシュを買い替えましょう。特に、ミニバスの子など成長途中の子供はすぐに足が大きくなってしまうのできつくなってきた場合には、すぐに新しいものを購入しましょう。
そのほかのスポーツ用品に関連する記事はこちら 【関連記事】
バスケ元女子日本代表からのアドバイス 自分の好きなデザインや色を取り入れて
バスケットボールは動きの激しいスポーツです。ケガを防ぐうえでも実際に試して履いたり、専門家の意見を取り入れてみてください。
また、カスタマイズできるものもあるので、自分の好きなデザインや色を取り入れることで苦しい練習もいつもよりも楽しくなるはずです。
毎日履きたくなるバスケットシューズをぜひ見つけてみてくださいね。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。