一眼レフ用カメラストラップの選び方 幅、長さ、つけ方、デザインなど
まずは、一眼レフ用カメラストラップを選ぶときのポイントをチェックしましょう。
カメラストラップの種類で選ぶ ハンドストラップ、ショルダーストラップ、ネックストラップ、グリップストラップ、速写ストラップ
カメラストラップには、いくつかの種類があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
ネックストラップ
ネックストラップは、首から下げるタイプで着脱がかんたんです。基本的には伸縮タイプになっているため、長さを調節して肩がけや斜めがけにするなど、シーンに応じてさまざまなストラップの掛け方ができるのが、大きなメリット。
取り外しやすさを重視したいときは、ネックストラップが適しているでしょう。ただし、首から下げるため、長時間の撮影では首が痛くなることもあります。
ショルダーストラップ
ショルダーストラップは、肩から斜めがけして持つタイプです。斜めにかけるぶんだけ、ネックストラップよりも長めにデザインされています。歩いてもカメラが揺れにくく安定感があるため、持ち歩きながら長時間撮影するときでも扱いやすいのがメリット。
また、カメラの重みによる身体への負担が分散されて、首が痛くならないのもうれしいポイント。ただし、ネックストラップよりカメラが下にくるので、望遠レンズを取り付けたものなど、大きいカメラの持ち運びには向かないでしょう。
ハンドストラップ
ハンドストラップは、短めのストラップを手首にかけて使用する商品です。ストラップを片手にかけることでカメラが安定して、動く被写体でもスムーズに追いやすいのがメリット。また、カメラの落下防止にも役立ちます。
カメラをぶら下げられないため、使い方によっては別のタイプのストラップと併用しなければならない点がデメリットとして挙げられます。
速写ストラップ
速写タイプは、瞬時に長さ調節できるのが大きな特徴です。移動時はカメラが揺れないように短めに持ち、撮影時はサッと伸ばしてカメラを手元に伸ばすなど、撮りたいときにパッと撮影準備ができるのがメリット。
使い勝手がいいので、プロカメラマンからも人気を集めています。三脚穴に差して使うタイプの商品があり、手持ちのカメラと互換性がないと使えない場合もあるのがデメリットでしょう。
グリップストラップ
グリップタイプは、手の甲にストラップを装着して固定させるストラップです。三脚穴に差して使うものが多く、重量感のある一眼レフでも手に密着してしっかり構えられます。そのため、手ブレが防ぎやすいのがメリットです。
また、長いストラップよりもコンパクトで、収納性にすぐれているのも魅力です。フリーハンドメインで撮影する場合に適しています。
お気に入りの素材で選ぶ レザー(革)、布、ナイロン、ネオプレーン素材など
一眼レフ用ストラップには、レザーや布などの素材が使われています。各素材の特徴をご紹介します。
レザー
天然のレザーを使ったストラップは、使えば使うほど手や身体になじんで、心地よく使えるのが大きな特徴です。色合いも徐々に変化して深みを増すので、デザイン性にもすぐれているのが魅力。
また、厚みのある素材なら強度が高く、機能性もばっちり。機能性とファッション性を兼ね備えたストラップを探している人におすすめです。
布
布製の一眼レフストラップは、通気性のある素材なら蒸れにくいほか、肌とこすれにくいのが特徴です。伸縮性のある布を使っている製品は、手にしっかり巻きつけても窮屈な感じが抑えられて、快適に使いやすいでしょう。
また、幅広い布を使ったタイプだと、首や肩に接する面が広くなるため、負担が軽減されて首が痛くならないのもうれしいポイントです。
ナイロン
ナイロン素材は、しなやかな質感が特徴です。取り回しが容易なのがメリットで、さまざまなタイプのストラップに採用されています。
また耐久性が高く、引っ張ったり摩擦が起こったりしても生地が傷みにくいです。吸湿性が低いため、使用する環境によっては蒸れやすくなるのがデメリットですが、水をはじくぶん、雨風には強さを発揮します。
ネオプレーン素材
ネオプレーンは、もともと工業製品などに利用されてきた合成ゴムです。強度が高いほか、耐熱性・耐寒性・クッション性にもすぐれているので、ダイビングのウェットスーツやPCの保護用ケースなどにも使われています。
軽量でやわらかいため使い心地がよく、カメラストラップ素材にもぴったり。耐久性ばっちりで、長く愛用できるでしょう。
デザインで選ぶ キャラクターもの、タウンユースにつかえるもの
一眼レフのストラップには、ディズニーなどのキャラクターものや北欧風デザインなど、かわいくておしゃれな製品も多数展開されています。
素材によって高級感のあるものや、普段使いしやすいカジュアルなものなど、雰囲気も異なるので用途に合わせて選びましょう。また、カスタマイズすることでさらにオリジナリティを出せるのも、一眼レフ用ストラップの魅力です。
一眼レフ用カメラストラップのおすすめ12選 長さ調節がしやすい、かわいい人気のディズニー商品も
ここからは、一眼レフ用カメラストラップの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。細幅なタイプやスカーフのようなおしゃれなタイプなど、さまざまな種類があるので、自分に適したカメラストラップを選んでください。






「一眼レフ用カメラストラップ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カメラストラップの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのカメラストラップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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株式会社トーモ 代表取締役社長
耐荷重の性能が高いカメラストラップであっても、ねじれやゆるみ、経年劣化などで落ちてしまうこともゼロではありません。
スペックを信頼しすぎずに、ベルトやストラップ部分をこまめにチェックすることが、ふとしたカメラ落下の事故を防ぐコツです。落下のない愉しいカメラ生活をお楽しみください!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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女性向けのアプローチを得意する女性中心のクリエイティブ会社「toomo(トーモ)」代表。ガジェット周辺が得意。 関連(親?)メーカー「cheero(チーロ)」で企画・プロモーションを手がけ、2012年にリリースした「ダンボーバッテリー」は、シリーズ累計350万台以上を売り上げるベストセラーに。 2016年、自社スマホケースブランド「RAKUNI(ラクニ)」を立ち上げヒットさせた。 その人気デザインは、多くのメディアで話題に。 自らも「flick!」「日経クロステック」などに連載を持ち、「FNNプライムニュース α」の海外テックイベントのレポーターを務めるなど、業界のオピニオン・リーダーとして著名。