英検準1級参考書のおすすめ15選 試験での出題度、必要な単語、熟語、英文対策まで
それではさっそく、現役の私立高校英語教師の石ヶ谷洸大(K)さんに選んでもらったおすすめの参考書、編集部で選んだ参考書を紹介します。
おすすめ3選【単語・熟語】
まずは、すべての基礎となる単語力を底上げする単語帳や熟語力を鍛えるおすすめ商品をご紹介します。


おすすめ2選【ライティング】
ここでは、英作文対策におすすめの参考書をご紹介します。


おすすめ2選【リーディング】
ここでは、長文読解のコツを学べる参考書をご紹介します。

おすすめ3選【リスニング・スピーキング】
ここでは、英語耳を鍛えるリスニング対策の参考書や二次試験の面接対策となるスピーキング力を鍛えるおすすめの参考書をご紹介します。
おすすめ2選【実践問題集】
ここでは、実践的な問題集に取り組みたい人におすすめの参考書をご紹介します。

過去問の精読が合格への1歩となる
過去問は必ずひととおり解くようにしましょう。この問題集は、同じレベルや質の英文問題をとおして、感覚と力をつけたい方におすすめです。
過去問は6回分あるのでひととおり解き、出題されるトピックに対する知識や語彙(ごい)などを確認するといいでしょう。なお、過去問を解く過程で、精読(せいどく)することを強くおすすめします。
先にも述べたように、トピックに対する知識や語彙などを身につけることは、なによりも優先されることです。精読とは、知らない単語をすべて書き出したり、知らないトピック内容を調べたりすること。
これがとても大事で、後々効果を発揮します。調べる過程はたいへんで時間がかかることですが、ここをやるのとやらないのでは、今後の英語学習の効率や成長度合いが変わってきます。似たような問題が出題される可能性も大いにあるので、必ず6回分すべて解きましょう。
おすすめ3選【本番直前の総合対策】
ここでは、試験直前に全分野をまとめて対策したい方におすすめの参考書をご紹介します。
「英検準1級 参考書」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 英検準1級 参考書の売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの英検準1級 参考書の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
英検準1級参考書の選び方 現役英語教師に聞く
現役の私立英語教師・石ヶ谷洸大(K)さんのアドバイスをもとに、英検準1級の参考書の選び方を紹介します。ポイントは下記の通り。
【1】モチベーションを保てる分量
【2】苦手分野を強化できるもの
【3】自分に合うと思ったものを選ぶ
上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合う英検準1級の参考書を選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】モチベーションを保てる分量を選ぶ
張り切って分厚い参考書を買ってしまうと、なかなか終わりが見えず挫折してしまうこともあるでしょう。自分にとってちょうど良い分量の参考書を選んで、繰り返し取り組むことで英語力を身につけることができます。
もちろん、量が多い方がやる気が出るという方は1冊にまとめても問題ありません。ただ、薄めの参考書を一冊終えてから、もっと力を付けたいと思ったら次の参考書に進む方がモチベーションを保ちやすいのでおすすめです。
【2】苦手分野を強化できるものを選ぶ
英検は、単語、長文読解、スピーキング・ライティングと幅広い英語力が求められます。自分の苦手な分野に集中して取り組める参考書を選ぶ方が、バランスよく効率的に英語力を高められます。
苦手分野が複数にわたる場合は、総合対策の参考書に取り組むのもおすすめです。
【単語力】英検準1級レベルの単語を身に付けられる参考書を選ぶ
私立高校英語教師
英検準1級の合格の鍵を握るのはやはり単語力です。英検2級、TOEIC730点の単語力では歯が立ちません。やはり、単語レベルの差は想像以上にあるといえます。
実際、準1級の単語レベルは大学中級程度、約7,500語レベルといわれています。高校の授業やセンター試験レベルでは、なかなか出てこないような難しい英単語が普通に出てきます。準1級レベルの単語を効率よく網羅するには、専用の単語帳がおすすめです。
【リーディング】準1級の英文が読めるだけの力がつく参考書を選ぶ
私立高校英語教師
英検2級レベルや一般の大学受験の長文より難易度が高く文章量も多いため、読むのにひと苦労するでしょう。また、抽象的なものや難しい内容を英語で読む必要性もあり、まったく英文内容がわからないという相談をよく受けます。
やはり、そういった観点からも英検準1級は難易度が高くなるといえます。これらの問題を解決するには、英検準1級レベルの英文を日常的に読み、英文を抵抗なく読む体力をつける必要があります。
【スピーキング・ライティング】基礎力を身に付けられる参考書を選ぶ
私立高校英語教師
英検準1級では、スピーキング・ライティングで求められるレベルが英検2級よりも上がります。そのため、しっかり練習しないと準1級には合格できないでしょう。
もしその先にある英検1級を目指しているのであれば、ここを強化せずにいると、英検1級にたどりつくまでにも時間がかかってしまいます。
準1級をとおして、スピーキングとライティングの基礎力をつけるための勉強をしましょう。
【3】自分に合うと思ったものを選ぶ
ひとつの分野においても、たくさんの参考書があります。レイアウトやデザインはさまざまで、文字が多くて集中的に取り組めるものもあれば、イラストが多くて気負わず楽しく学べるものもあります。
どれがいいかは好みによるので、レビューを参考にしながらも最終的には自分が続けられそうと思ったものを選ぶようにしましょう。
英検準1級に関するFAQ よくある質問
英検準1級のレベルは?

英検準1級は、およそ大学中級程度とされています。社会生活で求められる英語を十分理解し、活用できることが求められます。
英検準1級の試験内容は?

一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)があります。リーディング力、ライティング力、リスニング力、スピーキング力が求められます。
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私立高校英語教師
英検準1級を受験される方は、英語にも自信をもちはじめてきたころだと思います。準1級に合格することは、難しいからこそやりがいがあります。準備をしっかりして、自力をつけてから挑戦しましょう。
今もっている自信が、さらにいい形で継続していき、プラスになることを願っています。準1級でつちかった力は、今後の英語学習のなかで必ず役に立ちます。とくに英単語は、準1級の受験をとおして、できる限りきっちりやったほうがいいでしょう。文構造はもちろん重要ですが、単語力がないと読めるものも読めないので、ぜひ頑張ってください。
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英語学習開始時、「副詞」と「形容詞」の区別がつかないレベルだったが日々勉強を続け、数ヶ月でTOEIC900点を突破。 その後、英検1級に合格。 TOEIC LR で、それぞれL495点・R495点を達成。現在は私立高校英語教師。