「野球盤」のおすすめ商品の比較一覧表
野球盤の歴史とは?
野球盤とは、その名の通り、野球を楽しめるボードゲームのこと。1958年にエポック社が「野球盤」として商標登録し、販売。2018年には60周年を迎えた歴史のあるゲームとなりました。
遊び方は単純で、パチンコ玉サイズのボールを転がし、タイミングよくバットで打ち、ボード上で野球を行っていきます。発売当初はストレートしかない「平面上」の遊びも、次第にカーブやフォーク、消える魔球なども登場し、現在ではボールが宙に浮くといった3Dでも楽しめるものとなりました。
また、野球盤の球場の演出も、電光掲示板が付く、好きなチームのデザインが登場するなど、遊び以外の楽しみも増え、今なお進化を続けています。
野球盤の選び方
それでは、野球盤の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
・演出
・サイズ
・デザイン
・自作できる野球盤
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】演出をチェック
子どものころに野球盤で遊んでいた経験があるかたにとって、近年の野球盤の進化は驚くべきものがあると思います。
これまでの野球盤では左に曲げたり右に曲げたり「平面的な」変化のボールしか投げられませんでした。しかし近年の野球盤は左右だけではなく上下にボールが動く「3Dピッチング機能」をほとんどの商品が基本機能として搭載しています。
さらにハイスペックモデルになると3Dコントロール機能に加えて、電光掲示板やスピードガンなどゲーム内容には直接関係しないけれども演出面を強化する機能が追加されているものも増えてきています。
「純粋にピッチャーとバッターの駆け引きを楽しみたい」と思われているかたはスタンダードモデルを選んでも問題ないかと思います。
【2】野球盤のサイズをチェック
野球盤には、通常サイズの他に、ビッグサイズやコンパクトサイズの商品もあります。それぞれに楽しみがありますので、ぜひチェックしてください。
●ビッグサイズ:メジャー級の迫力が魅力
一般的な野球盤の大きさは縦横約40cmの正方形。しかし、ビッグサイズの野球盤は、通常のモデルよりも約1.2倍ほどの大きさのモデルです。
メジャー級の大きさで、迫力のある遊びが楽しめます。また、ホームランが出にくかったり、逆に、アウトの場所がヒットになるなど、球場の特色らしさも見出せます。
通常より大きいため、収納場所を確保しなければなりませんが、迫力のある試合が好きな方にピッタリのサイズです。
●コンパクトサイズ:持ち運んで遊べるのが魅力
一方、コンパクトサイズの野球盤は、通常サイズの約半分。また、軽量でもあるため、持ち運びしやすく、外出先でも野球盤を楽しむことができます。
ほとんどのコンパクトサイズの野球盤は、プラスチックのカバーがかけられており、ボールをなくす心配もありません。迫力には欠けますが、気楽に色々な場所で楽しみたい方におすすめです。
【3】野球盤のデザインをチェック
野球盤は、様々なファン層に向けて、色々なデザインの野球盤も販売しています。
例えば、特定チームのファンに向けて「ファングッズ」として、チームロゴやチームカラーをあしらった野球盤が販売。のちに、2019年6月5日現在エポック社のホームページには巨人バージョンと阪神バージョンの野球盤が掲載されています
また、ドラえもんとコラボした『ドラえもん野球盤』やマリオとコラボした『マリオ野球盤』、2018年の60周年記念を祝う、記念グッズ同封のアニバーサリーデザインのモデルなども販売されています。
ひいきのチームや好きなキャラクター、その時期しか発売されない限定デザインなど、もっと楽しめるデザインもありますので、注目してみましょう。
【4】自作できる野球盤もチェック
近年のDIVブームの影響かもしれませんが、野球盤の世界にも「自分たちで作って遊ぶ」タイプの商品が販売されています。
ゲームとして単純に遊ぶだけではなく、自分たちで作ってみることでよりいっそう商品に愛着がわくことは間違いないでしょう。また、お子さまでも問題なく作ることができますので、夏休みの自由工作としても使えますので、ぜひチェックしてみてください。
野球盤のおすすめ10選
上記で紹介した野球盤の選び方のポイントをふまえて、実際にエンタメライターShilfeeさんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。
それぞれ違った魅力がある野球盤がありますので、気になる製品にきっと出会えるはずですよ!

迷ったときは基本機能が充実したこちらをおすすめ!
「野球盤で遊んでみたいけれども、どれを買ったらいいのか分からない」と思っているかたには、まずはこちらの商品を購入されることをおすすめしています。
スライダーやシュートなど多彩な変化球、昔ながらのファンのかたには懐かしい「消える魔球」などを含む9種類の球種を投げ分けることができます。
またバッターも右打ち用と左打ち用の2体が用意されていますので、野球におけるさまざまな駆け引きを存分に楽しむことができます。
リーズナブルな価格にも関わらず、守備シフト変更機能や得点表示ができるスコアボードなど、基本機能がしっかりと充実しており万人におすすめできるスタンダードモデルです。

スタンダード版では物足りないかたにおすすめ!
上記の「野球盤 3Dエーススタンダード」では物足りないと感じるかたにおすすめなのがこのハイスペックモデルです。
スタンダードモデルの基本機能はそのままに、3Dコントロールピッチング機能やスピードガン電光掲示板などを搭載しています。
とくにスピードガン電光掲示板は新開発のセンサーにより電光掲示板に球速や投球コースが表示されるすぐれもの! まるで球場にいるかのような雰囲気を味わうことができます。
60周年を迎えた野球盤の「究極進化形」といっても過言ではない仕上がりになっています。

持ち運び自由でいつでもどこでも楽しめる!
友だちの家や旅行先で野球盤を楽しみたいけれども持ち運びが面倒だと思われているかたには、野球盤を小型軽量化した「野球盤Jr.」がおすすめです。
小型軽量化したといえどもゲーム性はほとんど変わらずに、ピッチャーとバッターの息詰まる駆け引きを楽しむことができます。
従来の野球盤とは異なりドーム型になっておりボールが飛び出てなくならないことが大きな特徴で、打ったボールが自動的にピッチャーのもとに戻るオートリターン機能も搭載しています。
通常の野球盤よりも手軽に楽しみたいと思われているかたや、お子さまに買ってあげたいと思われているかたにおすすめできる商品です。

ひみつ道具を使ってひと味違う野球盤対戦を楽しもう
実は野球盤には老若男女を問わず大人気のキャラクターをモチーフにした商品があることをご存じでしょうか? ここではそのようなキャラクターをモチーフにした野球盤のなかから「ドラえもん野球盤」をおすすめしたいと思います。
ドラえもんの世界でお馴染みのキャラクターがあの「土管のある空き地」で野球を楽しんでいる設定で、その設定だけでも心のウキウキがおさえきれません。
通常の野球盤と比べてほぼ同等の機能を搭載しつつも、「どこでもドア」や「くうきほう」など攻守に使える7種類のひみつ道具を駆使することで一発大逆転が狙える派手なゲーム展開が特徴です。
ドラえもん好きにはもちろん、ひと味違った野球盤を楽しんでみたいかたにもおすすめの商品です。

巨人ファンには「ジャイアンツ仕様」の野球盤を
先ほどご紹介した「野球盤 3Dエーススタンダード」の読売ジャイアンツバージョンになります。
おもな機能は3Dエーススタンダートと同様ですが、盤面にはジャイアンツカラーが多く使われ、マウンドにはジャイアンツのロゴがあしらわれているなどファンにとってはたまらない仕上がりとなっています。
選手のユニフォームはジャイアンツのホームとビジターをイメージしたものになっており、こまかい部分にも手を抜かない姿勢がファンからの注目を集めているようです。

巨人の宿命のライバル、阪神タイガース仕様の野球盤
先ほど紹介した「野球盤3Dエース スタンダード 読売ジャイアンツ」は巨人ファンにおすすめの商品でしたが、実はこのシリーズには阪神タイガース仕様の野球盤もあります。
おもな機能は3Dエーススタンダートと同様ですが、マウンドには阪神タイガースのロゴがあしらわれており、選手のユニフォームカラーもタイガースのホームとビジターをイメージしたものになっています。

自分たちで野球盤を作って遊んでみよう!
野球盤といえばエポック社の商品を思い浮かべるかたがほとんどではないかと思いますが、ここでは変化球として(野球盤だけに!)加賀谷木材の商品をご紹介したいと思います。
加賀谷木材のこちらの商品には木材や接着剤、輪ゴムなどの「材料」だけが入っています。つまり自分で野球盤を作って遊ぶ「簡易野球盤DIYキット」ともいえる商品なのです。
自分でこだわりの野球盤を作ってみたいかたには強くおすすめしたい商品です。
パワフルプロ野球が野球盤に登場
コナミとコラボした野球盤で、パワフルプロ野球の世界観を盤上にリアルに表現しています。おなじみのパワプロくんが人形となっており、ボールを投げる動作ができるので、ファンの方が楽しめる野球盤です。
実況とタイトルにあるとおり、球場にアナウンスや歓声が鳴り響きます。臨場感あふれる仕上がりで、ひとつひとつのプレーに一喜一憂してしまうでしょう。
カラー電光掲示板で迫力の野球体験ができる
2017年当時は野球盤史上初となる「カラー電光掲示板」を搭載し、多彩なアニメーションを表示。そのうえ実況アナウンスがつくので、白熱した対戦が実現できます。
ボールが宙を飛ぶことで話題の3Dピッチングを含め、合計で9種類もの多彩な変化球を織り交ぜて戦えるのが特徴。3Dバッティングはスタンドまでボールを運べる豪快なホームランを楽しむことができます。
エポック社『野球盤K(ドクターケイ)』
変化球により投打の駆け引きを楽しめる
変化球のシステムをこれまでと大きく進化させ、より投打の駆け引きを楽しむことができるリアル野球盤となりました。マグネットを前後左右に動かすことで、変化球の曲がり具合やスピードまでコントール可能になり、バッターを翻弄させることができます。
攻撃側ではスイッチヒッターを使え、左右を打ち分けて守備陣を揺さぶることで得点に近づきます。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
野球盤に関連する記事のご紹介
野球盤を家族や友人と楽しもう
本記事では、野球盤の歴史や、ゲームをもっと楽しむための選び方、そしておすすめ商品を紹介しましたが、いかがでしたか?
商品を選ぶ際は、どんな楽しみ方ができるかという演出面をしっかりチェックした上で、遊び方を考えたサイズやデザインを選んでみると、より野球盤を楽しむことができます。また、野球盤で遊ぶだけでなく、「野球盤を作る」ことを楽しめる商品も出るなど、楽しみ方は色々です。
野球盤の世界は以前と比べて幅広いものになっています。しかし、基本的には「投げる・打つ」という機能を楽しむボードゲーム。その上で、大きさや追加機能、予算とのバランスなどを考えて商品を検討してみてくださいね。
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年間300件以上のインタビューと執筆をこなすフリーインタビュアー。 最近では親子向けボードゲームの卸売会社の小間使いとして、鷹揚な社長のもとでボードゲームの裾野を拡げるために日々奮闘中。 普段はTHE-ALFEEと乃木坂46や日向坂46、ヤクルトスワローズをこよなく愛するのほほん系お気楽個人事業主。 コミュニティFMで担当中のインタビュー番組を二人芝居風にアレンジしたインタビュー本「めずらしごと」がAmazonにて好評販売中。