中華Bluetoothキーボードの選び方 ガジェットレビュアーが教える!
ここからは、ガジェットレビュアーの東雲八雲さんに中華製Bluetoothキーボードを選ぶ際のポイントについて、教えていただきます。キーボード選びの基本を紹介しています。
キーボードにはコンパクトで携帯できるもの、複数接続をして切替ボタンを押すだけのものなどがあります。どのような使い方をしたいか考えながらポイントを押さえましょう。
快適に長時間打てるキーボードかどうか
キーボードの打鍵を長時間行うと、どうしても指や手首に負担になることがあります。キータッチが固すぎないモデルや、人間工学に基づいたモデルを購入すると腱(けん)への負担を軽減することができます。また、折りたたみや小型のキーボードの場合は、自分の指のサイズと比べて打つのが負担にならないかという点もチェックしておくことをおすすめします。
使用デバイスはパソコンかスマホか
パソコン用かスマホ用かで、Bluetoothのキーボードに対する設計思想が異なります。まず、パソコン用ですが、基本的には持ち歩きが考慮されないデスクトップPC用として設計されています。そのため、大きくかさばる反面打ちやすさが重視されています。対するスマホ用のキーボードは、カバンなどで持ち歩くことを前提に考えられており、折りたたみモデルやコンパクトなモデルが多いです。パソコン用か、スマホ用か、ないしはその両方か用途に応じて選択することが大切です。
持ち歩く場合は折りたたみ型のキーボードがおすすめ
スマホ用のキーボードの場合、コンパクトなキーボードが多く販売されています。中でも折りたたみ型のキーボードがおすすめです。キーボードを2分割や3分割に折りたたむため、バックの中を占領しません。そして、選ぶのであればキーボードのボタン部分が「パンタグラフ」となっているモノを選ぶといいでしょう。ノートPCなどで使われている技術で、普通のボタンタイプよりも打ちやすく耐久性も高いのが特徴です。
複数デバイスで使用する時には、モードで切り替えられるものを
複数台のスマホやパソコンを利用する人におすすめしたいのがモード切替機能です。キーボードは複数の端末で再接続するのは面倒な作業です。USBであれば、ケーブル部分を差し替えるだけで済みますが、Bluetoothは設定画面を開き、接続切り替えを行う作業が発生します。しかも複数端末が起動してる状態だと、接続が不安定になることも。その煩わしさを解消させるために、モード切替ボタンやスイッチが付いているキーボードも存在します。これがあれば、不便な再接続作業をスキップすることができます。
中華製Bluetoothキーボードおすすめ5選
ここまでに紹介した中華製のBluetoothキーボードの選び方のポイントを踏まえて、ガジェットレビュアーの東雲八雲さんに選んでもらったおすすめの商品を紹介します。
カバンに入れてもかさばらず、軽量な商品や、キーボードとタッチパネルの両用タイプの商品などがあります。かな入力の再設定が必要なものもあるので、しっかりとチェックしておきましょう。

折りたためばスマホサイズなコンパクトキーボード
いつでもどこでもパッと開いてキーボードを使用したいのであれば、本機がイチオシ。左右両側からたたみ込む機構になっており、パッと開けるだけで使用できます。本体には内蔵バッテリーが搭載されていて、4時間程度の充電するだけで90時間の連続使用が可能。1週間に1回程度充電すれば電池切れの心配はないでしょう。また、小型キーボードながらパンタグラフキーボードのため、早いタッチにもしっかり耐えてくれる良製品です。

スマホからパソコンまで万能に使えるスリムタイプ
コンパクトで打ちやすいキーボードを探しているのであればこちらがおすすめ。まず、本体サイズが非常に小さく、カバンやバックに入れたときにかさばりません。Bluetoothキーボードの使用シーンとして、机が占有できない場所やカフェなどのスペースが多いですが、これなら小さな机でもサッと出して使用できます。キーボードはくぼみがあるタイプで、打った感じもしっかりしています。Bluetoothキーボードを使ったことがない方にもおすすめできる高コスパなキーボードです。

ThinkPadの操作感をそのままデスクトップへ
レノボのBluetoothキーボードです。『ThinkPad』のキーボード部分だけをパーツとして売ったような特殊な見た目ですが、使用感は類を見ない商品です。特に「赤ポチ」と呼ばれる中心部分のボタンはマウス代わりになるため、文字入力がメインの人はマウスを操作する時間が減り、重宝するのではないでしょうか。

ジーンズのポケットにも入るサイズの超コンパクトキ
パッと出して使えるキーボードの最終系は、ポケットに入れて使うキーボードではないでしょうか。本体サイズは15cmと小型ながらも、キーボードとタッチパネルの両方が使用できます。キーボードの文字配列に関しては、小型なため少し特殊。しかもキー自体が小さいため、親指などで確認して押して使う製品です。しかし、そうした不便さを考慮したとしてもかなり小さいキーボードです。

古いMacライクな大型キーの中華キーボード
61キーボードから104キーボードまで選べる中華製キーボードです。見た目のシャープさは、まるで古いiMacに内蔵されていたキーボードのようです。Bluetoothキーボードにしては、打鍵がはっきりしています。本機を使って配線だらけになっているデスクを整理すると、机の印象が大きく変わりますよ。本機を含め『かなキー』がない配列になるため、再設定の仕方などについては検索して調べておくことが必要ですので、注意しておいてください。
「中華製Bluetoothキーボード」のおすすめ商品の比較一覧表
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【最後に】エキスパートのアドバイス
スマホやPCライフが大きく変わる!
持ち運びできるキーボードや、ケーブルレスなBluetoothキーボードは、一度使用すると劇的に入力の仕方が変化するでしょう。タブレットやスマホにてバーチャルキーボードを使っていた人やフリック入力をメインにしていた人は、高速に打てる感覚や反応のあるキータッチにやみつきになるのではないでしょうか。ぜひ、みなさんも快適なキーボードライフをお楽しみください!
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ブルータス、テッカブル、インプレス、ゲットナビ、モノマガジンなどで編集を行うモノ系ライター。 ファッションや家電のスペックだけでなく、ストーリーやブランド性まで加味して良い品を探すのが好き。 週6日の秋葉原・銀座ウォッチや、海外製品の調査まで、とにかく人よりいい品を探すのが大好き。(今まで購入した家電で家が1軒建つとか建たないとか。)