ボディタオルの選び方
それでは、ボディタオルの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】素材
【2】タオルの長さ
【3】好みの硬さ
【4】形状
【5】色合いやデザイン
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材をチェック
素材の違いで肌触りにも差が出てきます。どんな特徴の違いがあるのでしょうか。
▼綿(コットン)|やさしい肌触りの天然繊維
綿(コットン)のボディタオルは、天然素材で肌触りがやさしく、洗っていても痛いということありません。敏感肌の方にもおすすめです。ただ、泡立ちはあまりよくないので、泡がでるボディソープを使うのがおすすめです。
▼麻(リネン)|しっかりとしたかための質感
麻(リネン)のボディタオルは、質感がわりと固めでしっかりとした肌触りです。水に強い麻は耐久性や速乾性にも優れているので、肌触りを気にしないのであればバスルームでは扱いやすい素材になります。
▼絹(シルク) |しっとりなめらかな素材
絹(シルク)のボディタオルは、繊維がとても細かいので、肌の奥の毛穴汚れをしっかり落とすことに向いている素材です。肌触りはしっとりなめらかです。しかし綿と同じで泡立ちがあまりよくないので、泡が出るボディソープをおすすめします。
▼ポリエステル、ナイロン(化学繊維) |泡立ちのよさが魅力
ポリエステル、ナイロンなど化学繊維のボディタオルは、泡立ちは他の素材にくらべてナンバーワン! ただ、肌触りはかたくてチクチク感じるものもあります。敏感肌の方は荒れてしまう可能性があるかもしれません。あかすりのようにゴシゴシ洗いたいタイプの方にはおすすめです。
▼ポリ乳酸|弱酸性で肌との相性もいい
ポリ乳酸のボディタオルは、トウモロコシを原料としたエコリサイクル繊維でできており、弱酸性なので肌との相性も抜群です。ただ、天然素材100%ではありません。しかし泡立ちもよく、速乾性にも優れているので、バスルームで扱いやすい素材です。
【2】タオルの長さをチェック
ボディタオルは、からだの隅々まで洗えるサイズだとうれしいですね。背中を洗うときはボディタオルを一番長くして使うことになると思いますが、ボディタオルが短いとうまく握れず、背中をキレイに洗えないこともあります。背中を洗うことを想定して、じゅうぶんな長さがあるか・しっかり握りやすいかという点もチェックして選びましょう。
▼子供や小柄な女性は「100cm以下」がおすすめ
一般的なボディタオルの長さは100cm程度ですが、小柄な女性や子供には、80cmから90cmがおすすめです。大きいと感じると洗いにくさを感じることもあるので自分の体にあったものを選びましょう。
▼メンズは「120cm以上」がおすすめ
体が大きい方や身長が高い方は、一般的なタオルだと洗いにくいことも。メンズ向けのボディタオルは、長さが120cmのものが多くなっています。十分な長さのタオルを選ぶようにしましょう。
【3】好みの硬さをチェック
ボディタオルにはやわらかめのタイプと硬めのタイプがあります。人によってすり感の好みは違うため肌に合うタイプを選びましょう。
▼デリケートな肌には「やわらかめ」
泡立ちに特化した、泡でやさしく洗うボディタオルや赤ちゃんのデリケートなお肌もやさしく洗えるように、ソフトなすり感でつくられたボディタオルなどもあります。敏感肌の方や小さいお子さまでも、肌に負担をかけずに洗うことができますよ。
▼しっかりこすりたいなら「硬め」
しっかりこすって洗いたい、かためのすり感がお好みの方には、麻や綿のバリっとした風合いのものがおすすめ。ボディタオルの編み方(ふつう・かため・やわらかめ)で選んでもいいでしょう。
【4】形状をチェック
手袋の形をしたミトンタイプは、なでるようにして洗えるのが魅力。タオルを掴み続ける必要がないので、ラクに洗体することができます。
スポンジタイプは泡立てやすく、肌触りがソフトなので肌を労わりながら洗うことができます。足の指の間など、刺激を感じやすい場所も洗いやすいですよ。
【5】色合いやデザインをチェック
色やデザインの種類が豊富にあるので、誰がどこで使うのかといった用途で選ぶのも一案です。パステル系からシックな色あいのものまであるので、バスルームのコーディネートを楽しむことができます。
プレゼントには、昔ながらの懐かしいパッケージのものや、レトロな見た目が楽しめる老舗のボディタオルを選ぶとよろこばれるでしょう。
エキスパートのアドバイス
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト
ボディタオルは、上手に利用すればマッサージ効果も期待できるため、バスタイムを美容や健康のための時間として有効に使えます。肌との相性や感触などによって好みが大きく変わるところですが、その日の気分やからだの状況に合わせて、数種類を使い分けてみるのも楽しいと思います。
ぜひお気に入りのボディタオルをみつけて、バスタイムを充実させたものにしましょう。
ボディタオルのおすすめ商品
それでは、おすすめのボディタオルをご紹介いたします。
▼おすすめ6選|綿(コットン)
▼おすすめ3選|麻(リネン)・絹(シルク)
▼おすすめ7選|ポリエステル・ナイロン
▼おすすめ3選|ポリ乳酸
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ6選|綿(コットン)
ここからは、コットン素材のボディタオルのおすすめ商品をご紹介します。
新感覚のピーリングボディタオル
今治タオルとゴムラテックスを混合させた新感覚のボディタオルです。ゴム微粒子により、ひじやひざ、背中の角質をやさしく除去します。背中も十分届く長さなので、見えない場所のぶつぶつもスッキリきれいにします。

お湯だけでも角質や汚れを落とせる
タオルの表面に特殊なゴムラテックス加工(エポクリン加工)がされたボディタオル。水だけで、ゴムの微粒子によって汚れを取り去る技術で、ボディソープや石鹸をあまり使わない人に向いています(もちろん使って洗ってもOK)。
アウトドアや入院中など、お風呂に入れないときにも便利。お湯で濡らして絞って使えば、身体がすっきりします。



▼おすすめ3選|麻(リネン)・絹(シルク)
つぎに、麻素材とシルク素材のボディタオルのおすすめ商品をご紹介します。

群馬産「ぐんまシルク100%」で安心して使える!
純国産絹「ぐんまシルク」には保湿成分に優れた、セリシンがたっぷり固着しているといわれています。こちらのボディタオルで洗うことで、セリシンが肌に馴染み、保湿しながら美しく整えます。使い始めはセリシン独特のぬめり感を感じるかもしれませんが、それは使い続けるうちにとれていきます。
肌ざわりは独特のシャリ感とかたさありますが、水分を含ませるとやわらかくなり肌当たりもよくなります。
泡立ちがいいリネン製!
天然繊維の中でも硬い素材のリネンを採用したバスタオル。泡立ちが良いのも特徴で、水分を含んだこちらの商品に、ボディソープを垂らして手で軽く揉み込めばふわふわな泡ができます。
ゴシゴシこすって、さっぱりと体を洗いたい方にはぴったりです。使っていくうちに感触がよくなってくるのもポイント!
▼おすすめ7選|ポリエステル・ナイロン
つぎに、ナイロンやポリエステル素材のボディタオルのおすすめ商品をご紹介します。
極細の「66ナイロン繊維」でみるみる泡立つ
ナイロンというとかたいイメージがあるかもしれませんが、こちらは「超やわらかめ」なので化学繊維が苦手な方にもおすすめです。とにかく泡立ちにこだわった商品でふわふわの泡をたたせることができます。
かたさは他に、やわらか、かため、ふつう、超かためがあるので、季節にあわせて使い分けてもいいでしょう。
柔らかい肌触りと泡立ちのよさを兼備!
ポリエステルとコットンを混紡したボディタオル。柔らかく弾力性のある肌触りと、泡立ちのよさを兼ね備えており使いやすいですよ。
生地はメッシュ構造なので、速乾性も高いです。使っていくうちにきしみがなくなり、肌になじんでくるのも嬉しいポイント!
柔らかくてふわふわもこもこのボディタオル
まるでうさぎのしっぽのように、柔らかくてふわふわもこもこしたボディタオルです。ポリエステル100%で、優しい肌触りが特徴。石けんやボディソープで泡立てると、泡立ちも良く、男性はもちろん、女性や子供用に使うのもおすすめです。
肌に優しいボディタオルを探している人は、ぜひ、一度試してみてください。
細菌の増殖を抑制する濃密ボディタオル
金属である銀を使用した抗菌糸「ミューファン」を織り込み、細菌の増殖を抑制してタオルを清潔に保つことができるボディタオルです。水切れもよく、乾きが速いので、使い勝手も抜群です。
また、生地を凸凹させることで空気を含みやすくなり、素早く泡立つので濃密でなめらかなボリューム泡が作れます。肌触りは、かためなので男性にピッタリですが、硬めタイプがお気に入りの方はぜひ、チェックしてみてください。

本物の漁網で作られたボディタオル
ごわつきが少なく少しかためのボディタオル。魚をとるための漁網で作られているため強度は抜群。列網目状のタオルなので少し不思議な感覚で体を洗う事ができますよ。
泡立ちも問題なく、ポリエステルなどの素材ではすこし物足りない方におすすめです。
泡立ち繊維プラスで心地よいあらい心地
コシのあるかための綿糸使用で心地よい刺激でしっかりさっぱり洗えます。特殊ポリエステルを編み込んだので、ふんわりした泡立ちを叶えてくれます。メンズ専用というわけではないので、コシのあるかたさで体を洗いたい女性の方にもおすすめです。
▼おすすめ3選|ポリ乳酸
最後に、ポリ乳酸素材のボディタオルのおすすめ商品をご紹介します。
弱酸性で肌にやさしいボディタオル
植物由来のポリ乳酸100%使用で肌当たりがとてもやさしく、まるで手のひらで洗っているような感覚です。繊維の面がふわふわ面とすっきり面に分かれており、洗う場所に合わせて使い分けられます。泡立ちもよく乾きやすいので扱いやすいでしょう。

「ボディタオル」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ボディタオルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのボディタオルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ボディタオルのお手入れ方法
素材によって異なりますが、ボディタオルは、水に濡れたまま放置すると菌やカビが繁殖してしまいます。特に水切れが悪いコットンは、注意が必要です。できるだけ毎日洗濯機で洗い、きちんと風通しすることが理想です。
また、壁などにボディタオルが接触しないようにフックにかけたり、洗濯物と一緒にしっかり干すことでしっかり乾燥させることができます。浴室の換気システムを使ってもいいですね。毎日、肌に直接使うものなので、こまめに洗濯や交換していつでも清潔に保つようにしましょう。
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自分の肌質に合ったボディタオルで美肌に!
ひとくちに「ボディタオル」といっても、ボディタオルの肌触りや泡立ちがさまざまです。特に素材は、個々人の肌の強さによって相性の良しあしが異なってきます。できれば、いろんな素材を試してみて、自分に合ったものを見つけてみたいところですね。
本記事を参考にしつつ、長く愛用できて、使い心地のよいボディタオルを手に入れて、美肌を保ちましょう!
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株式会社ハート・コード代表取締役。 整理収納コンサルタント、ハウスクリーニング技能士(国家資格)。 30代前半の2年間で離婚、ガン闘病、多額の借金、倒産解雇等など一気に人生のどん底を経験し、整理収納理論に出会ってから人生が好転。 ご縁あって「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年に独立。 自身の経験からも環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感しているので、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な形でその大切さをお伝えしている。 2012年から現場をよく知る家事・収納用品の説明ゲストとしてジュピターショップチャンネルに出演中。商品の企画、売り方の提案等にも携わっており、1日1億円以上の販売実績多数あり。 近年は、webメディアなどへの執筆活動と、整理に関する新たなサービスを色々と開発中。著書『「片付けが苦手な子」が驚くほど変わる本』(青春出版)。