ミュージカル映画おすすめ52選 名作・新作・子供向け作品まで! hulu・NETFLIX・Amazonプライムでも視聴可能
それでは、名作から新作までのおすすめ商品をご紹介します。
作品ごとに特徴やかんたんな物語を紹介していきますので、ミュージカル映画初心者の方は、ご紹介する作品の中からぜひ選んでみてくださいね。

壮大なスケールで描かれる傑作ミュージカル
80年代にロンドンで上演されて以来、世界中で舞台化されている名作ミュージカルの映画化。フランス革命の時代に熱く生きた人々の情熱と悲劇を全編、絢爛豪華な歌と踊り、壮大なスケールの映像で彩った傑作で、とにかく目頭が熱くなる作品です。
公開当時、主演のヒュー・ジャックマンの歌唱力に驚いた人も多かったのですが、彼はNYのブロードウェイのミュージカルにも出演経験のある本物の実力者。この映画でアカデミー助演女優賞を獲得したアン・ハサウェイも長い髪をバッサリ切る熱演を見せています。
この作品でミュージカルぎらいを克服した人も僕のまわりには多いですが、非日常の壮大なスケールに酔いしれたい人におすすめします。

映画史に残るハッピーな名作ミュージカル
映画史に燦然(さんぜん)と輝くミュージカルの名作。
雨の降る街で軽妙なタップダンスを披露するジーン・ケリーのシーンで流れる表題曲が有名です。そのジーン・ケリーと相棒役のドナルド・オコナーのタップダンスのスキルがすごく、それだけでも観る価値ある作品といえます。
映画がサイレントからセリフのある発声映画に時代が変わっていくなかで、新しいスターが生まれる過程を描いた作品。古きよきハリウッドを舞台にロマンティックな物語が展開します。
コメディ調のハッピーな雰囲気の作品で、今見ても色あせない魅力があります。ロマンティックな恋愛映画を探している人におすすめです。


ビョークの美しい歌声で描く悲劇のミュージカル
アイルランドの歌姫、ビョークが主演し、音楽もビョーク自身が作曲している作品。とにかく彼女の美しい歌声と、あまりにも不遇な主人公の境遇のギャップが凄まじくて打ちひしがれます。
先天性の病で徐々に視力を失う主人公が息子の手術費のために必死に働くもクビになり、警官との事故で死刑の罪を着せられてしまいます。ミュージカルでは、その主人公の妄想のシーンを描いているのですが、その空想と現実のギャップがあまりにも激しいのです。
ひとりの人間の壮大な悲劇を世界トップクラスの歌手の歌声で描くこの作品、観ればビョークの歌声に魅了される人が多いでしょう。ビョークファンはもちろん、悲劇が好きな人はきっと楽しめます。


愛と憎しみの間で苦悩する姿に涙するミュージカル
本作は元々フランスで生まれた小説ですが、イギリスミュージカル界の名作曲家、アンドルー・ロイド・ウェバーがミュージカルにアレンジして世界中に広まりました。
この映画は2004年にそのミュージカルを下敷きにして映画化されたもので、豪華な衣装とセットに、とにかく目を奪われます。
オペラ座の怪人は、醜い顔を隠す仮面の男が美しい歌姫に抱く愛と憎しみを描いた作品です。
愛する女性のため歌のレッスンに挑む怪人が女性に醜い顔を見られ、憐れみの眼差しを向けられることに絶えられず、徐々に彼女を憎むようになってしまいます。しかし、怪人は内に秘めた永遠の愛と憎しみの間で葛藤し、その姿を感動的に描いています。
永遠の愛に涙したい、そんな時におすすめの一本です。
おすすめ商品の比較一覧表
主なVOD(動画配信サービス) ネットでラクに観よう!
今すぐ作品を観たい!ということであれば、動画配信サービスをチェックしてみましょう。作品の有無はサービスによって異なるので、それぞれのサイトからチェックしてみてくださいね。
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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ミュージカル映画の売れ筋をチェック
Amazonでのミュージカル映画の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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ミュージカル映画の選び方 映画に詳しいエキスパートが解説!
映画ライター・杉本穂高さんに、ミュージカル映画を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。どんな作品を見ようか悩んでいる人は、紹介するポイントをしっかりと踏まえて、自分の観たい作品を選んで楽しんでくださいね。
ミュージカルの構成やタイプに着目! 「急に歌いだす」だけじゃない!
ミュージカルそのものが映画のひとつのジャンルですが、そのなかにもさまざまなタイプがあります。
『雨に唄えば』のように、物語の途中に歌と踊りのシーンがスッとはさまれるオーソドックスなタイプもあれば、『レ・ミゼラブル』のように、歌と踊りですべて構成されたミュージカルもあります。
全編歌い続けるタイプのほうが敷居が高そうに感じるかもしれませんが、「急に歌い出すのが苦手」という方には、全編踊って歌う作品のほうがすんなり観られます。コンサートを観ている感覚で楽しむといいでしょう。
コミカルからホラーまで! 物語のジャンルから選ぶ テンションを上げたい?ドキドキしたい?
ミュージカル映画にもさまざまなストーリーがあります。
コミカルでハッピーなものが王道と思われがちなジャンルですが、『レ・ミゼラブル』や『オペラ座の怪人』といった悲劇やゴシック・ホラー調の名作ミュージカルも数多く存在します。
そのため、気分が落ち込んでいるときにはハッピーで明るい『雨に唄えば』のようなタイプの作品を選ぶのがおすすめです。物語だけじゃなくて、歌と踊りでも気分を盛り上げてくれるのが、ミュージカル映画ならではのすぐれた点です。
世界的なシンガーやミュージシャンの意外な一面も 歌唱力とダンスに注目!
ミュージカルは普通の芝居と違って、歌唱力とダンススキルがとても重要です。そのため、ふだんの映画ではお目にかかれない人が主役を演じることもしばしば。世界的シンガーがその歌唱力を活かして主役をやることも珍しくありません。
日本でもミュージカル演目として有名な『エビータ』。残念ながら現在は絶版になってしまいましたが、1996年版の主演を務めたマドンナは、普通の映画では演技を高く評価されませんでしたが、全編歌って踊るこの映画でアカデミー賞候補にまでなっています。
また歌手にとってもふだんのMVやコンサートとは違う一面を見せるよい機会ですので、自分のお気に入りのシンガーがもしミュージカルに出ていたら、ぜひ手にとってみましょう。
ミュージカル映画のおすすめに関するQ&A よくある質問
ミュージカル映画はどうやって選べばよいですか?

映画ライターの杉本穂高さんにミュージカル映画の選び方を教えてもらいました。「ミュージカルのタイプ」や「物語のジャンル」から選んだり、シンガーやミュージシャンにも着目してセレクトしてみましょう。より詳しい選び方の解説はこちらからご確認ください。
ミュージカル映画のおすすめを教えてください。

映画ライターの杉本穂高さんの一押し作品と合わせて、おすすめのミュージカル映画53作品を厳選しました。『レ・ミゼラブル』や『雨に唄えば』、『オズの魔法使』などの名作を含めた商品紹介をこちらを参考に、好みの映画を見つけてみてください。
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お約束さえわかればミュージカルはすごく楽しい 映画ライターからのアドバイス
映画ライター
物語と歌、踊りを一度に楽しめるミュージカル映画
ミュージカル映画をはじめて観る人は「なんで歌うの?」と思うかもしれません。しかし、作品中に始まる歌はとても魅力的なものですので、突然歌い出してもストーリーとは別に歌を楽しむ時間なんだと考えてみてください。
ミュージカルの約束さえわかってくれば、エンタメ映画としてすごく楽しく観られるようになりますよ。さらに、ミュージカルは物語が堪能でき、そのうえ歌と踊りまで楽しめるため、むしろ普通の映画よりも満足度が高くなることもあります。
今回おすすめした作品はいずれも傑作として有名なものばかりですので、ぜひこの機会にミュージカル映画の魅力に触れてみてください。
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日本映画学校(現:日本映画大学)出身。 神奈川県のミニシアター「アミューあつぎ映画.comシネマ」の元支配人。 映画.com、ハフポスト、リアルサウンド映画部、シネマズPLUS、FILMAGA、アニメ!アニメ!など、ウェブの様々なところで映画について書いています。 好きな映画監督はケン・ローチとアッバス・キアロスタミ。