トレッキングポールとは? 足への負担を減らし疲れを軽減!
トレッキングポールを両手に持つことで、2足歩行から4足歩行になり、バランス感覚がアップ。歩く際の推進力アップにもつながるため、登山時に歩きやすくしてくれます。
上り坂や下り坂といった傾斜の変化がある道で、体重をかけることができるため、あるのとないのでは疲労感が全く異なってきます。
ただし、急すぎる上り坂や下し坂での使用は危険なのがデメリット。畳んでバックパックにしまうようにしましょう!
トレッキングポールの選び方 登山やハイキングの心強い味方!
山岳ライターの高橋庄太郎さんに、トレッキングポールを選ぶときのポイントを5つ教えてもらいました。トレッキングポールを購入する際は、チェックしましょう。
身長に合わせたサイズ(長さ)を選ぶ
自分の身長を考慮して、使いやすい長さのポールを。
山岳/アウトドアライター&プロデューサー
グリップを握ったときに肘が直角になる長さが目安
トレッキングポールは斜面の傾斜に合わせ、登り道では少し短く、下り道では少し長くして使います。
商品を選ぶときは、平地に立ってグリップを握ったときに肘が直角になる長さが基本です。つまり、適した長さは使う人の身長によって異なります。
多くのポールは数本継がれたシャフトを伸縮させて長さを調整できますが、伸縮の幅には限度があるため、自分の身長に合わせたものを選ばなければ効果的に使えません。
モデルによっては2~3種のサイズ展開があるので、自分に適した長さのものを選びましょう。
女性用のシャフトは身長が低い方が多いのを考慮して短く設計されているため、小柄な男性にも向いています。
伸縮式か折りたたみ式かチェックする
カーボン製の伸縮式モデルで定番品的な存在。
山岳/アウトドアライター&プロデューサー
強度があり手ごろ、軽量コンパクトのどちらかを重視
トレッキングポールの形状には2種類あります。ひとつは伸ばした際も収納時も1本の棒のような「伸縮式」、もうひとつは伸ばすと棒状で、収納時は数本に分割されてZ字型になる「折りたたみ式」です。
「伸縮式」のメリット:伸縮部のシャフトが2重になっているために強度が上がって破損に強いことと、構造が比較的シンプルなので手ごろな価格に抑えられたものが多いこと。
「折りたたみ式」のメリット:収納時は伸縮式よりコンパクトになり、細身で軽量なものが多いことです。どの点を重視するかで、選ぶものは変わります。
メインとなる素材をチェックする
軽量で強度のあるカーボン製で、衝撃をやわらげるショックアブソーバ機能も搭載。
山岳/アウトドアライター&プロデューサー
軽量で強度のあるカーボン製がおすすめ
トレッキングポールは、シャフトに使われる素材でも大別されます。昔から使われているのはアルミ合金。
強い力を入れれば曲がることはありますが、完全に折れるようなことはほとんどなく、安心して使えます。
ただし、使用後に濡れたままにしておくと、サビが生じて固まってしまうのが問題です。
一方、最近増えているのはカーボンで、軽量なのが大きな長所でしょう。以前は大きな力がかかると突然割れるものもありましたが、近年は強靭(きょうじん)になり、破損の恐れは減りました。
サビの心配がなく、メンテナンスもかんたんと、いまやメリットはアルミ合金以上です。
価格はアルミ合金よりもカーボン製のほうが高価なため、セレクトする際は予算との相談になるかもしれません。
強度と重さのバランスをチェックする
1本225gで、ジュラルミンやウレタングリップといった、高級感のある素材を採用しているにもかかわらず価格は比較的リーズナブル。
山岳/アウトドアライター&プロデューサー
実際に握ってみて自分に合った重さかどうかを確認
アウトドア用途のトレッキングポールのなかには、トレイルランニング用や山岳レース用もあります。
どれも軽量性を重視して華奢(きゃしゃ)な作りになっており、強度の面では一般的な登山には向いていません。
軽量なほうが腕は疲れにくいものの、ある程度の重さがあったほうが振り子のようにリズミカルに使うことができ、むしろ疲れにくいという方もいます。
このあたりは使う方との相性もあるので、できれば一度は実際に現物を握ってみて、自分に一番しっくりくるものを選ぶとよいでしょう。
グリップやストラップなどのディテールをチェックする
グリップ部が一般的なものよりもひと回り小さくなっていて、手が小さい方でもしっかりとホールド可能。
山岳/アウトドアライター&プロデューサー
肌触りがよく腕に負担がかかりにくいものを選ぶ
トレッキングポールの使い心地は、直接肌に触れるグリップやストラップの素材や太さにも大きく左右されます。
肌触りがよく、腕に負担がかかりにくいものを探しましょう。
雪山でも使う可能性がある方は、深雪の中に先端部が深く突き刺さらないようにするために、先端のリング(バスケット)をスノーバスケットというパーツに交換できるものが適しています。
グリップの形で選ぶ I字・T字の2種類!
トレッキングポールのグリップの形は。I字型とT字型の2種類があるので、それぞれ解説していきます。
上りで疲労の軽減に力を発揮するI字型 経験者は1本、初心者は2本で使おう
アンチショック機能を搭載し、かたい地面に当たったときの手や腕への衝撃を軽減できるI型のトレッキングポール。
I型のトレッキングポールは、スキーのストックのようにストレートな形状で、傾斜の激しい道などに向いていて、平坦な道では前への推進力が増します。
ただし、握る際に力が入りやすいので、不慣れだと先に腕が疲れてしまうことがあるので、注意が必要です。
体力に自信がある経験者は1本で使っている場合が多く、体力に自信がない初心者は2本セットで使った方がいいでしょう。
のんびり歩くならT字型 初心者にもおすすめ!
I型とT型の両方のグリップを搭載しているので、上りはI型、下りはT型と使い分けることが可能。
ステッキのように持ち手がT字型になっており、上から握って使用します。1本で使用する場合が多く、下りや平坦な道に向いていて、体重をかけやすく、初心者におすすめ。また、I型と異なり腕が疲れにくいと言われています。
なお、片手が空くため、登山中に写真撮影などがしやすくなります。
収納方法も重要 強度が高いテレスコーピング式、コンパクトになる折り畳み式
収納方法も、雪山登山などのハードな環境下でも問題なく使えるテレスコーピング式、軽量コンパクトになる折り畳み式の2種類があるので、解説していきます。
雪山登山などのハードな環境下でも安心なテレスコーピング式
昔から使われていて、雪山登山や険しい山道といったハードな環境下でも安心して使用できる高い強度が魅力なのが、テレスコーピング式。
地形に合わた長さ調節も可能で、安価で選択肢が多い反面、コンパクトさには欠けます。大きめのザックまたはザックの外側に取り付けて持ち運ぶことになるため、携帯性を重視するなら折り畳み式が向いています。
超軽量コンパクトな折りたたみ式
アルミ製のシャフトを3本使い、Z字型に収納できる折りたたみ式。握力が弱い方におすすめ。
軽くてコンパクトになるので、登山時の荷物を減らしたいならとても便利。ただし、強度は高くないためテレスコーピング式のように雪山登山などのハードな環境には向いておらず、ゆるやかな低山の登山での使用がおすすめ。
また、価格も高価で長さが固定されているポールもあるので、購入時には自分がどんな使い方をするか事前に決めてからにしましょう。
シャフトのロック方法で選ぶ スクリューロック式、レバーロック式、ピンロック式、ハイブリッド式
長さの調節ができる伸縮性のトレッキングポールは、スクリューロック式、レバーロック式、ピンロック式、ハイブリッド式の4種類のロック方法があるので、それぞれ解説していきます。
シャフトを回して長さを調節するスクリューロック式
グリップ先端の丸い部分を外すと、カメラやスマートフォンを取りつけて、一脚として使用可能。
一般に浸透しているのがスクリューロック式で、シャフトを回して長さの調節を行う、昔からあるロック方法になります。使い方がかんたん、壊れにくい、安価な価格、種類も豊富です。
しかし、シャフトをゆるたり、固定する際に、力を入れすぎると壊れてしまう場合があるので、注意が必要です。長時間・長距離歩き体力を消耗した状態では、若干面倒に感じてしまうかもしれません。
力が弱くてもかんたんに使えるレバーロック式
女性にも人気のレバーロック式のトレッキングポール。
ワンタッチでロックのオンオフができるため、スクリューロック式よりもさらにかんたんで、力が弱い女性にも人気なのがレバーロック式になります。
グローブをしたままでもサッと操作ができ、長さの調節が頻繁にある際におすすめですが、レバー部分が枝などに引っ掛かったりして邪魔になる場合があるので、気が生い茂った場所では注意して歩きましょう。
コンパクトに収納できるピンロック式
シャフトを伸ばしてピンで固定するのがピンロック式になります。コンパクトに収納できる点が魅力ですが、強度が弱い、ロックをしっかり行わないと体重をかけた時に縮んでしまいケガの危険性があります。
そのため、事前に使用方法やピンが確実にロックされているか、しっかりと確認しておく必要があります。
いいとこどりをしたハイブリッド式
スクリューロック式、レバーロック式、ピンロック式のいいとこどりをしたのがハイブリッド式。その分、構造は複雑になっていますが、信頼性が高く扱いやすくなっています。
組み合わせの中でも「ピンロック式×レバーロック式」は、操作がかんたんであまり力が必要ないので、女性におすすめです。
足部分のキャップとチップが交換できるかも確認 長く使用するならチェック!
トレッキングポールの足部分にあるのが石突きです。この石突き部のチップは使用していると壊れてしまうことがあるので、長く使うならこのチップが交換できるトレッキングポールを選びましょう。
なお、石突きは岩場などで滑らないよう鋭利に作られているため、地面や植物を傷つけてしまうため、必要な時以外は石突きにキャップをして使うのがマナーになります。
安全を高める機能もある 衝撃を吸収するアンチショック、過度に刺さらないようにするバスケット
地面についたときの衝撃を緩和するアンチショックを搭載し、やわらかな歩き心地を求める方向け。
トレッキングポールを購入する際は、便利な機能を搭載しているかも忘れずにチェックしましょう。
アンチショック:シャフトの中にスプリングが内蔵されていて、トレッキングポールが地面に設置した際の衝撃を吸収してくれます。手にかかる負担の軽減になり、手首の痛みを和らげてくれます。ハードな登山で、その効果を発揮してくれるでしょう。
バスケット:トレッキングポールが地面に設置する際、過度に刺さらないようにしてくれるのがバスケット。雪山やぬかるんだ地面を歩いていると、思っていたよりも刺さり転んでしまう可能性があるので、バスケットが搭載されていると安心です。
トレッキングポールを使って膝への負担を軽減! 山岳ライターからのアドバイス
山岳/アウトドアライター&プロデューサー
トレッキングポールは、体力不足、筋力不足を理由に使いはじめる人が多いようです。しかし、現在まったく問題がない方でも、積極的に利用したほうがよいでしょう。
なぜなら、トレッキングポールを使って歩けば膝へかかる負担を減らすことができ、転倒(てんとう)や捻挫(ねんざ)の予防にも役立つからです。
つまり、登山中に体を傷めることが少なくなり、年齢を重ねていったときも体のコンディションを良好に保つことができるので、長期間元気に行動できるようになります。
将来のことも考えて、トレッキングポールの力をどんどん利用していきましょう。
トレッキングポールのおすすめ|エキスパート厳選 プロがおすすめするトレッキングポールはこれ!
ここまで紹介したトレッキングポールの選び方のポイントをふまえて、高橋庄太郎さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。商品のスペックを見比べて、自分に合ったトレッキングポール選びの参考にしてください。

LEKI(レキ)『シェルパライトXTG (1300386)』

出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 68~135cm |
収納時のサイズ | 68cm |
重量 | 約474g(組) |
シャフトの素材 | アルミ |
ロック方式 | レバー式 |

SINANO(シナノ)『3YS-HSS 2W』














出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 66~90cm |
収納時のサイズ | 47cm |
重量 | 約235g(1本) |
シャフトの素材 | アルミ |
ロック方式 | 回転固定式 |

Black Diamond(ブラックダイヤモンド)『アルパインカーボンコルク(BD82368)』

出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 60~130cm |
収納時のサイズ | 60cm |
重量 | 486g(1組) |
シャフトの素材 | カーボンファイバー |
ロック方式 | フリックロック式 |
肌触りのよいコルクグリップのポール
カーボン製の伸縮式モデルの定番品的な存在として知られ、リニューアルを重ねて今も進化し続けています。
最新作のこちらは、上部と中央部のシャフトにワンタッチで調整できるフリックロックを使用し、よりかんたんに長さを変えられるようになりました。
商品名にも入っているように、天然素材のコルクがグリップに採用されているのが特徴です。
このコルク製グリップの下部には、フォーム材のグリップをプラスして長さが延長されており、一時的に短く持つときにも使いやすくなっています。
手に触れる部分だけでも自然素材のほうがよい、と思われる方におすすめです。

SINANO(シナノ)『On Anise』








出典:Amazon
サイズ展開 | 2種類 |
---|---|
使用時のサイズ | 115cm:90~115cm、120cm:95~120cm |
収納時のサイズ | 115cm:55cm、120cm:57cm |
重量 | 115cm:約235g、120cm:240g(1本) |
シャフトの素材 | 超軽量アルミ |
ロック方式 | 回転固定式 |

Black Diamond(ブラックダイヤモンド)『ディスタンスFLZ(BD82356)』








出典:Amazon
サイズ展開 | 3種類 |
---|---|
使用時のサイズ | 95~110cm、105~125cm、120~140cm |
収納時のサイズ | 95~110cm:34cm、105~125cm:37cm、120~140cm:40cm |
重量 | (1ペアのあたり)95~110cm:415g、105~125cm:445g、120~140cm:475g |
シャフトの素材 | アルミ |
ロック方式 | スライドロック式 |

LEKI(レキ)『マイクロバリオカーボンAS(1300380)』

出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 110~130cm |
収納時のサイズ | 41cm |
重量 | 約506g(組) |
シャフトの素材 | カーボン、アルミ |
ロック方式 | レバーロック式 |

GRIPWELL(グリップウェル)『ラピッド・カーボン』






出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 100~120cm |
収納時のサイズ | 37cm |
重量 | 232g(1本あたり) |
シャフトの素材 | カーボン |
ロック方式 | レバーロック式 |
トレッキングポールのおすすめ|リーズナブルモデル はじめての1本におすすめなトレッキングポール!
リーズナブルなトレッキングポールをご紹介。はじめての1本の選択肢にも入れてみてくださいね。
archi『トレッキングポール アルミ製 2本セット』










出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 55~110cm |
収納時のサイズ | 50cm |
重量 | 330g(総重量) |
シャフトの素材 | アルミ |
ロック方式 | - |
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『FEEL BOSCO トレッキングステッキ 3段 2本組み(CSI-001))』










出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 95~125cm |
収納時のサイズ | 約64cm |
重量 | 約250g(一本) |
シャフトの素材 | アルミ |
ロック方式 | - |
JACKO(ジャッコ)『トレッカー125(1ペア)(12797-7)』

出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 57~125cm |
収納時のサイズ | 57cm |
重量 | 225g(1 本) |
シャフトの素材 | ジュラルミン |
ロック方式 | イージーロックシステム |
oxtos(オクトス)『カーボントレッキングポール・2本セット』










出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | ボルドー:約58cm~最長115cm、 ゴールド:約63cm~最長130cm |
収納時のサイズ | ボルドー:約58cm、 ゴールド:約63cm |
重量 | ボルドー:193g (1本の重量) 、 ゴールド:201g (1本の重量) |
シャフトの素材 | 超々ジュラルミン、カーボン |
ロック方式 | - |
トレッキングポールのおすすめ|機能性重視モデル 長時間でも使えるおすすめなトレッキングポール!
長時間の使用にも役立ちそうな、機能性を重視したアイテムをご紹介します。
SINANO(シナノ)『フォールダーTWIST 125』
![トレッキングポールフォールダーTWIST125[使用サイズ:110-125cm(折りたたみサイズ37cm)][カラー:カモフラージュ]#510201](/assets/loading-gif-831efa60fcaad8b543579bb1809cf3a0cded0accde7b020d68cf390d70415d6c.gif)
出典:Amazon
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 110~125cm |
収納時のサイズ | 約37cm |
重量 | 約230g(1 本) |
シャフトの素材 | カーボン |
ロック方式 | - |
mont-bell(モンベル)『2wayグリップカーボンポール アンチショック』
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 80~120cm |
収納時のサイズ | 59cm |
重量 | 226g(1 本) |
シャフトの素材 | 超々ジュラルミン、カーボン |
ロック方式 | - |
mont-bell(モンベル)『Tグリップ S』
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 70~90cm(ポイントプロテクターを含まず) |
収納時のサイズ | 47cm(ポイントプロテクターを含まず) |
重量 | 210g(1 本、ポイントプロテクターとバスケットを含む総重量) |
シャフトの素材 | 超々ジュラルミン |
ロック方式 | - |
LEKI(レキ)『SPD2_ULスーパーマイクロAS』






出典:楽天市場
サイズ展開 | - |
---|---|
使用時のサイズ | 52~90cm |
収納時のサイズ | - |
重量 | 約224g |
シャフトの素材 | アルミ |
ロック方式 | - |
「トレッキングポール」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする トレッキングポールの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのトレッキングポールの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの登山やトレッキングで役立つアイテムはこちら 【関連記事】
トレッキングポールについておさらい
1)平地でグリップを握ったときに肘が直角になる長さが基本
2)長さの調整には限度があるため身長を考慮して選ぶ
3)「伸縮式」は破損に強く、「折りたたみ式」はコンパクトに収納できる
4)「アルミ合金」や「カーボン」など素材にも注目
5)登山で使うなら重量だけでなく強度もチェック
6)グリップの握りやすさやストラップの素材など細部のディティールも大事
登山中に破損してしまわないよう強度はもちろん、使い心地も重要な要素。軽いものは持ち運びに便利ですが、ある程度の重さが振り子のように動くことで歩みを進めてくれたりします。素材なども意識して、自分にあったトレッキングポールを選びましょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(制作協力:結城助助、掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/12/17 一部コンテンツ修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 横尾忠徳)
1970年宮城県仙台市出身。高校山岳部で山歩きを始め、早稲田大学卒業後は出版社に勤務。 その後、フリーランスのライターに。著書に『山道具 選び方、使い方』(枻出版社)、『テント泊登山の基本』(山と渓谷社)などがあり、近年はテレビ番組やイベントへの出演も増えている。また、アウトドアメーカー各社とのコラボレーションを行なう自身のブランド「SCREES」を立ち上げ、製品開発にも取り組んでいる。