商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 種類 | 焦点距離 | 手ブレ補正 | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Leica(ライカ)『ELMARIT M F2.8/28mm ASPH.』 |
※各社通販サイトの 2024年10月08日時点 での税込価格 |
歴史と伝統のあるエルマリート28mmの最新レンズ | 単焦点 | 28mm | なし | 52.0mm(最大径)× 30.7mm(長さ) | 175g | |
Leica(ライカ)『ELMARIT TL f2.8/18mm ASPH.』 |
※各社通販サイトの 2024年10月08日時点 での税込価格 |
27mm相当の広角画角をカバー:パンケーキレンズ | 単焦点 | 18mm | なし | 62mm(最大径)× 21mm(長さ) | 80g | |
COSINA(コシナ)『Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P』 |
※各社通販サイトの 2024年10月08日時点 での税込価格 |
M型レンズとしては高いコスパを誇る21mm広角 | 単焦点 | 21mm | なし | 55.0mm(最大径)× 25.4mm(長さ) | 136g | |
Leica(ライカ)『24mm f/1.4 SUMMILUX-M ASPH Wide Angle Lens for M System』 |
※各社通販サイトの 2024年10月9日時点 での税込価格 |
ライカレンズといえばSUMMILUXレンズ | 単焦点 | 24.3mm | なし | 61.0mm(最大径)× 58.5mm(長さ) | 500g | |
Leica(ライカ)『SUPER VARIO ELMAR SL f3.5-4.5/16ー35mm ASPH.』 |
※各社通販サイトの 2024年10月08日時点 での税込価格 |
標準レンズの「次」のレンズとして、SL広角ズーム | ズームレンズ | 16-35mm | なし | 88.0mm(最大径)× 123mm(長さ) | 990g |
ライカ広角レンズの選び方 カメラ評論家による選び方の解説
カメラ評論家の田中さんに、ライカ用広角レンズを選ぶときのポイントを教えてもらいました。一口にライカの広角レンズといっても複数のグループがあります。どのグループから選ぶべきなのか、どういった点に注目して選ぶべきなのかが解説されていますので、商品選びの参考にしてください。
所有しているカメラに対応する交換レンズを選ぶ
現在ライカには3タイプのレンズ交換式ミラーレスカメラのシリーズがあり、それぞれに対応した交換レンズがラインナップされています。
一つめのタイプは、古くから続くレンジファインダー(距離計連動)式の「ライカM型」。フィルムカメラとデジタルカメラの2ラインがあります。交換レンズはフィルム用、デジタル用とも共通の「Mレンズ」です。マウントは「Mマウント」。
二つめのタイプはデジタルカメラで、フルサイズ判ミラーレスカメラの「ライカSL」です。マウントは「Lマウント」で交換レンズは「SLレンズ」と呼ばれています。
三つめのタイプもデジタルカメラで、こちらはAPS-C判ミラーレスカメラの「ライカTL2」。交換レンズは「TLレンズ」で、マウントはライカSLと同じ「Lマウント」です。
自身が愛用しているカメラシリーズに対応した広角レンズを選ぶようにしましょう。
今後はシグマやパナソニックの互換レンズも選択肢に
2018年秋にライカとシグマ、そしてパナソニックの3社が共通マウント「Lマウント」をベースにした互換製品を作る提携をしました。それが「Lマウントアライアンス」です。LマウントはもとはライカがAPS-C判ミラーレスの「ライカT」登場のときに採用したマウント形式で、その後フルサイズ判ミラーレス「ライカSL」にも採用されました。
Lマウントアライアンスは、ライカのレンズ交換式ミラーレスカメラのマウント形式を使って交換レンズやカメラボディを今後、展開していこうというもの。
すでにライカにはライカSLやライカTLなどのカメラがあります。さきごろ、パナソニックからフルサイズ判ミラーレス「ルミックスS1/S1R」とLマウント交換レンズが数本発表され、2019年春には発売予定です。シグマもフルサイズ判ミラーレスカメラや交換レンズの開発発表をしています。
今後は3社がそれぞれ完全互換性のあるカメラと交換レンズを発売していく予定となっています。そのため、ライカSLやライカTL2、その後に続く新型カメラや交換レンズの製品ラインナップがさらに増えていくことになるでしょう。
M型カメラユーザーは広角系レンズの選択肢が豊富
ライカM型カメラは、カメラの構造上(おもにファインダー形式)の理由により望遠レンズやマクロレンズ、ズームレンズの使用には不向きです(最新型のM型カメラではライブビュー撮影が可能になったり外づけの電子ビューファインダーが用意されたりして少し状況に変化は見られますが)。
逆に、M型カメラは広角系から標準系のレンズとの相性は抜群にいいです。そのためレンズラインナップを見てみても、望遠系レンズはもっとも焦点距離の長いもので135mm。一方で広角系/標準系レンズはエルマリートやズミルックスをはじめ、ラインナップが実に豊富です。
M型カメラのユーザーは望遠系レンズやマクロレンズを使うことに期待をせずに、広角系/標準系レンズを使いこなすことに徹すべきではないでしょうか。
ライカ広角レンズのおすすめ5選
上で紹介したライカ広角レンズの選び方のポイントをふまえて、カメラ評論家の田中さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。せっかくのライカですから、納得いくまで考え抜いてから商品を選んでください。
歴史と伝統のあるエルマリート28mmの最新レンズ
M型ライカ用の28mm単焦点交換レンズです。そこそこの明るさの開放F値をもつレンズで、コンパクトなMレンズグループのなかでは一番におすすめしたいレンズです。開放F値はF2.8。M型用広角レンズの「定番」と言えるでしょう。
とてもコンパクトに仕上げられていて、約180グラムという軽さもおすすめできる理由の一つ。レンズ構成は非球面レンズを使った6群8枚です。最短撮影距離は70センチ。
同じM型28mmとして「ズミルックスM f1.4/28 mm ASPH.」もありますが、エルマリート28mmF2.8に比べてかなり高価です。とはいえ「やはりライカレンズはズミルックスだ」と考える方にはおすすめします。
種類 | 単焦点 |
---|---|
焦点距離 | 28mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 52.0mm(最大径)× 30.7mm(長さ) |
重量 | 175g |
種類 | 単焦点 |
---|---|
焦点距離 | 28mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 52.0mm(最大径)× 30.7mm(長さ) |
重量 | 175g |
27mm相当の広角画角をカバー:パンケーキレンズ
ライカのAPS-C判ミラーレスカメラ「ライカTL2」用の交換レンズです。
フルサイズ判換算で27mm相当の広角画角として使用できます。このクラスのレンズではたいへんにコンパクトに仕上げられているのが特長。全長はわずか2センチそこそこ、重さはたったの80gです。
コンパクトなライカTL2ボディと組み合わせて使用するには、理想的なパンケーキタイプの広角レンズ。2本目の交換レンズとして、一番におすすめしたいレンズです。
高速オートフォーカスにも対応して素早いピント合わせもできます。カラーモデルとしてブラックとシルバーの2モデルが用意されているので、自分のTL2のボディカラーに合わせてチョイスするといいでしょう。
なお、ライカTL2のマウントはライカSLと同じLマウントなので、SL用の交換レンズを使用することも可能です。
種類 | 単焦点 |
---|---|
焦点距離 | 18mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 62mm(最大径)× 21mm(長さ) |
重量 | 80g |
種類 | 単焦点 |
---|---|
焦点距離 | 18mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 62mm(最大径)× 21mm(長さ) |
重量 | 80g |
M型レンズとしては高いコスパを誇る21mm広角
フォクトレンダーブランドのM型カメラ用21mm交換レンズです。
フォクトレンダーにはM型ライカ用の交換レンズは10mmから75mmまで20本近くもラインナップされています。画角21mmレンズは2種類(開放F値とレンズ外観デザインが異なる)、画角35mmレンズになると4種類もラインナップされていてよりどりみどりです。
そうした豊富なM型用レンズラインナップのなかからおすすめの1本として選んだのがこのカラースコパー21mmF4レンズ。
レンズ構成は6群8枚の対象型レンズ配置を採用しているため歪曲収差がとても少なく、さらにぼけ味もすぐれています。倍率色収差(画像の周辺部分や明暗比の高い部分で色がズレて表現されてしまう現象)を補正するために異常部分分散ガラスレンズを1枚使っています。
コンパクトでありながら優秀な描写性能のレンズがほしい方におすすめです。
種類 | 単焦点 |
---|---|
焦点距離 | 21mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 55.0mm(最大径)× 25.4mm(長さ) |
重量 | 136g |
種類 | 単焦点 |
---|---|
焦点距離 | 21mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 55.0mm(最大径)× 25.4mm(長さ) |
重量 | 136g |
ライカレンズといえばSUMMILUXレンズ
M型ライカ用の24mm単焦点交換レンズです。
MレンズにはF値の明るくて高性能なレンズグループと、小型軽量を優先させたコンパクトなレンズグループの二つがあります。この24mmは前者、明るくて高性能なレンズグループを求める人におすすめのレンズです。価格はやや高めですがライカレンズらしいスタイルと操作性、そして描写性能を誇っています。
24mm広角レンズながら大口径F1.4の明るさがあり、そのF1.4開放絞り値からすぐれた描写性能を発揮。レンズ構成は8群10枚で、そのうち異常低分散ガラスレンズを5枚も使っていて諸収差を良好に補正しています。
また同じ焦点距離で「エルマー M f3.8/24mm ASPH.」もラインナップ。開放F値が少し暗いぶんコンパクトに仕上げられたレンズで、24mmF1.4レンズの半分以下の価格で購入可能です。F1.4も必要ないという方には24mmF3.8という選択肢もあります。
種類 | 単焦点 |
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焦点距離 | 24.3mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 61.0mm(最大径)× 58.5mm(長さ) |
重量 | 500g |
種類 | 単焦点 |
---|---|
焦点距離 | 24.3mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 61.0mm(最大径)× 58.5mm(長さ) |
重量 | 500g |
標準レンズの「次」のレンズとして、SL広角ズーム
ライカのフルサイズ判ミラーレスカメラ「ライカSL」用の交換レンズです。
ライカSLを購入された方はきっと標準ズームレンズとして「バリオ・エルマリートSL f2.8-4/24-90mm ASPH.」を使っているでしょう。そういう方に2本目の広角系レンズとしておすすめなのがこの16~35mmズームレンズです。
AF対応で高速駆動が可能なステッピングモーターを内蔵し、素早く確実なピント合わせが可能。マウントは「Lマウント」です。ライカ、シグマ、パナソニックの3社協業で「Lマウントアライアンス」を立ち上げたこともあり、SLユーザーにとっては今後、交換レンズの選択範囲が広がる可能性があるでしょう。
種類 | ズームレンズ |
---|---|
焦点距離 | 16-35mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 88.0mm(最大径)× 123mm(長さ) |
重量 | 990g |
種類 | ズームレンズ |
---|---|
焦点距離 | 16-35mm |
手ブレ補正 | なし |
サイズ | 88.0mm(最大径)× 123mm(長さ) |
重量 | 990g |
「ライカ・広角レンズ」のおすすめ商品の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 種類 | 焦点距離 | 手ブレ補正 | サイズ | 重量 |
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Leica(ライカ)『ELMARIT M F2.8/28mm ASPH.』 |
※各社通販サイトの 2024年10月08日時点 での税込価格 |
歴史と伝統のあるエルマリート28mmの最新レンズ | 単焦点 | 28mm | なし | 52.0mm(最大径)× 30.7mm(長さ) | 175g | |
Leica(ライカ)『ELMARIT TL f2.8/18mm ASPH.』 |
※各社通販サイトの 2024年10月08日時点 での税込価格 |
27mm相当の広角画角をカバー:パンケーキレンズ | 単焦点 | 18mm | なし | 62mm(最大径)× 21mm(長さ) | 80g | |
COSINA(コシナ)『Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P』 |
※各社通販サイトの 2024年10月08日時点 での税込価格 |
M型レンズとしては高いコスパを誇る21mm広角 | 単焦点 | 21mm | なし | 55.0mm(最大径)× 25.4mm(長さ) | 136g | |
Leica(ライカ)『24mm f/1.4 SUMMILUX-M ASPH Wide Angle Lens for M System』 |
※各社通販サイトの 2024年10月9日時点 での税込価格 |
ライカレンズといえばSUMMILUXレンズ | 単焦点 | 24.3mm | なし | 61.0mm(最大径)× 58.5mm(長さ) | 500g | |
Leica(ライカ)『SUPER VARIO ELMAR SL f3.5-4.5/16ー35mm ASPH.』 |
※各社通販サイトの 2024年10月08日時点 での税込価格 |
標準レンズの「次」のレンズとして、SL広角ズーム | ズームレンズ | 16-35mm | なし | 88.0mm(最大径)× 123mm(長さ) | 990g |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ライカ・広角レンズの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのライカ・広角レンズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ライカ広角レンズに関するQ&A よくある質問
Mマウントのカールツァイス旧レンズをデジタル機で使えませんか?
変換アダプターを付けることで、ソニーEマウントボディにライカMマウントレンズが装着可能です。また、AF動作させることもできます。
そのほかの広角レンズ関連の記事はこちら 【関連記事】
M型レンズはサードパーティ製もたくさんある カメラ評論家からのアドバイス
M型カメラもMレンズもオートフォーカス(AF)には対応していません。一部の機種は自動露出(AE)に対応していますが、やはりM型カメラの基本スタイルはマニュアルフォーカス/マニュアル露出(MF/ME)による撮影です。そのためMマウントは実にシンプル。最新型AF/AE対応のカメラのようにマウント部に電気接点や複雑な機構がありません。
機構がシンプルであることから、Mレンズを設計することは特段難しいことではないと言えます。そのため、いわゆるサードパーティーのメーカーがMレンズを製造。ライカM型カメラに対応した広角レンズを販売しています。たとえばツァイスやコシナ(フォクトレンダーブランド)などが代表例。ライカ製レンズのラインナップにはない焦点距離のレンズや開放F値の明るい魅力的なレンズが発売されています。
価格もライカ製レンズに比べるとだいぶ安く入手可能。もしライカ製レンズにこだわらないのであれば、サードパーティ製のMレンズも選択候補に入れておくといいでしょう。
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