「カバー付きハンガーラック」のおすすめ商品の比較一覧表
カバー付きハンガーラックの選び方 カビやホコリをシャットアウト!開閉タイプ、耐荷重、生地の素材がポイント
インテリアショップ店主の末永 京さんに、カバー付きハンガーラックを選ぶときのポイントを教えてもらいました。たくさん収納できるかどうかだけでなく、ほかの点にも気を配って商品を選びましょう。
使いやすい開閉タイプで選ぶ ファスナータイプ、カーテンタイプ、巻き上げタイプ
カバーつきハンガーラックは、ファスナー、カーテン、巻き上げ式の3つの開閉方法があり、それぞれ特徴があります。それを理解し、使いやすいものを選ぶようにしましょう。
開閉しやすいファスナータイプ 季節の衣類など長期保管にも便利
衣類をほこりから守りたい人は、ファスナーで開閉するタイプがおすすめです。しっかりとカバーを閉めることができるので、ホコリの侵入を防ぎ衣類への付着を防止できます。
衣替え後の衣類などを次の使用時期までしっかりと保管しておくのもいいでしょう。ファスナーは開け閉めしやすいですが、幅のあるラックであれば衣類が取り出しにくいということもあるので注意しましょう。
開け閉めを頻繁にするならカーテンタイプ 上まで覆われているタイプも
衣類を頻繁に出し入れするような人はカーテン式のハンガーラックがいいでしょう。カバーはかんたんに開け閉めできるので、使いたいときにすぐ衣類を取り出せます。
カーテン式は、まんなかから開けるタイプと左右の端から開けるタイプがあります。また、できるだけカーテンレールの上まで覆われているタイプのほうが、ホコリなどをしっかり防ぐことができます。
衣類選びや整理がしやすい巻き上げタイプ ラック内を整理するときに使いやすい
巻き上げ式のハンガーラックは、カバーを開けたときに、上に固定しておけるので、カーテンやカバーがひらひらせず、ラック内を整理するときに使いやすいです。
また、カバーを下げたあとはジッパーで閉じるので、ラックの中の服をホコリからしっかり守ることができます。一方このタイプは、カバーを開けるときに手間がかかるので、頻繁に出し入れする人には不向きでしょう。
山善『ハンガーラック(CWH-200)』
カーテンタイプのカバー付きハンガーラック。サッと閉められるので手軽です。1.2mmの肉厚なパイプを使用した頑丈なつくりになっており、全体の耐荷重は30kg。128cmから200cmまで横伸縮が可能なので、容量によってサイズを変更できます。
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カバー付きハンガーラックのカバーは、「ファスナータイプ」「カーテンタイプ」など、商品によって開閉方法がさまざまで、それぞれにメリット・デメリットがあります。
「ファスナータイプ」は、開閉の際に腰をかがめなければならないので手間はかかりますが、ホコリなどからなかの服をしっかりと守ってくれます。「カーテンタイプ」は、片手で開閉できるという手軽さがありますが、完全に密閉できないためホコリなどが侵入しやすいです。
また扉代わりになるカーテンや生地を止める「マジックテープタイプ」は、かんたんに開閉できますが、マジックテープが劣化してくるとつきにくくなるというデメリットがあります。
それぞれの特性を理解して、用途に合ったものを選ぶとよいでしょう。
カバーの生地もチェック 不織布、ポリエステル、綿、洗えるもの、遮光タイプなど、ホコリ対策も
ハンガーラックのカバーの素材は不織布やポリエステルなどさまざまあります。それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
通気性なら不織布、耐久性ならポリエステルや綿混素材など
ハンガーラック内の風通しをよくしてカビなどを防止したい場合、ハンガーラックのカバーは不織布がいいでしょう。頻度よく開け閉めもしない、という人にもぴったりの素材です。
一方、生地の丈夫さを重視したいという人には、ポリエステルや綿混素材などがいいでしょう。これらの素材は厚みがあり通気性が低いので、定期的に開けて空気を入れてあげることが大事です。
洗えるカバーが便利
ハンガーラックを長く使い続けたいという人は、洗えるタイプのカバーがついたものを選びましょう。不織布カバーは残念ながら洗えませんが、不織布以外のカバーは洗えるタイプもあります。
ほこりや汚れは長く使っているとどうしてもついてしまい、目立ってしまうこともあります。洗えるタイプであれば定期的に洗うことで、長くきれいにたもつことができます。
日焼けを防ぐなら遮光タイプを
衣服を入れておくハンガーラックは、遮光性のあるものが望ましいです。衣服は、日当たりのよいところに衣服を置いておくとダメージを受けて色あせが起きてしまうので、日の当たらないところでの保管がよいとされています。
ハンガーラックのカバーに遮光性があれば、日当たりのよいところでもしっかり衣類を保護しながら保管ができます。
収納する服の量を考慮してサイズを選ぶ スリムタイプや低いタイプは注意
ハンガーラックのサイズは、そこに収納したい衣類の量を考慮しながら検討しましょう。服をポールにかけたとき、おおよそ2~3cmの幅を取られますので、それを念頭に何着入れたいかを考えます。
またラックの高さも、ロングコートなどを入れるのであれば120cm以上ないと裾が床についてしまいます。収納量が多くなってしまう方は棚つきのものなども使い勝手がいいでしょう。
収納する洋服の長さがある場合は、ハンガーラックの高さに気をつける
DIYアドバイザー・インテリアショップ店主
ハンガーラックの奥行は、広いもの、浅いものなど商品によってさまざまです。ご自身の使っているハンガーが、カバー付きハンガーラックから飛び出してしまうことがないように、しっかりとハンガーのサイズを確認しましょう。
また、ロングコートやロング丈のワンピースなどの長さのあるアイテムを収納する場合は、高さがしっかりあるものを選ぶとよいでしょう。
耐荷重を確認し頑丈なものを選ぶ
ハンガーラックは、ポールや支柱がしっかりして安定しているものを選ぶことが大切です。また耐荷重のチェックも重要です。ラック全体とポール1本あたりで別に記載されていることがあるので、注意してください。
ハンガーラックはほとんどが自宅で組み立てるタイプですが、あまり組み立てがかんたんなものだとじゅうぶん固定できないものありますので、この点も考慮に入れましょう。
DIYアドバイザー・インテリアショップ店主
ジャケットやコート類は、たくさんかけるとハンガーラックにかかる負担も大きくなります。とくに冬物のコートや洋服などは重量があるので、ハンガーラックの耐荷重を事前に確認することが大切です。
今後アイテムが増えることも想定し、余裕のある耐荷重のものを購入するとよいでしょう。
ハンガーラック以外の用途でも使えるものを
ドウシシャ『ハンガーラック+カバー(RT9018-CA)』
ドウシシャのカバー付きハンガーラック。「ルミナスシリーズ」のオプションパーツが使用可能で、棚板を追加すると収納棚としても使えます。
DIYアドバイザー・インテリアショップ店主
カバー付きハンガーラックを使用される方のなかには、今後引っ越しをする予定の方もいらっしゃると思います。引っ越し先にクローゼットなど充分な衣類収納スペースがあった場合、ハンガーラックが不要になる可能性もあるでしょう。
その際、ハンガーラックとしてだけでなく、収納棚など別の用途でも使用できるものであれば長く使い続けることができますよ。
カバー付きハンガーラックのおすすめ14選 【評判のブランド・メーカー】IKEA、アイリスオーヤマ、山善、ドウシシャ、川口工器ほか
うえで紹介したカバー付きハンガーラックの選び方のポイントをふまえて、インテリアショップ店主の末永 京さんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。
日本製でロールスクリーンタイプのものや2段掛けでスリムなものなど、さまざまな種類がありますので、ぜひお気に入りのハンガーラックを見つけてくださいね。

山善『ハンガーラック(CWH-200)』












出典:Amazon

ドウシシャ『ハンガーラック+カバー(RT9018-CA)』














出典:Amazon

TESS『カーテン付きハンガーラックIII 』

出典:Amazon

日本住器工業『ロールスクリーン付き クローゼットロッカー(1800-180RS)』

出典:楽天市場
IKEA(イケア)『VUKU ブック』










出典:Amazon
アイリスオーヤマ『メタルワードローブ カバーセット』












出典:Amazon
BELLE MAISON(ベルメゾン)『洗えるカバー付きハンガーラック』






出典:楽天市場
川口工器『頑丈回転ハンガーラック』






出典:楽天市場
『ハンガーラック カバー付き』

出典:Yahoo!ショッピング
IRIS PLAZA(アイリスプラザ)『フルカバー付きワードローブ WR-G001』














出典:Amazon
IMILLET『ワードローブ組み立て式』














出典:Amazon
YAMAZEN(山善)『回転ハンガーラック カバー付き YDH-9000』
















出典:Amazon
フクダクラフト『カバー付ハンガー HC-C8815』








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ILC『ラグス壁面クローゼットハンガー I-TH120』

出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カバー付きハンガーラックの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのカバー付きハンガーラックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
収納するものや場所を考えて選ぼう インテリアショップ店主からのアドバイス
DIYアドバイザー・インテリアショップ店主
ライフスタイルに合ったものを選びましょう!
カバー付きハンガーラックを選ぶ際は、置き場所、収納したいもののサイズに注意し、組み立て方法も確認してから購入しましょう。また、ライフスタイルに合った開閉方法のものを選ぶと、ストレスなく使うことができます。
今後の引っ越しなどの予定が分かっている場合は、伸縮タイプ・ハンガーラック以外の用途でも使えるものがおすすめ。長く使い続けることが可能です。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
DIYアドバイザーで3児の母。 埼玉県川口市にある『インテリア&カフェToiToiToi』店主。 DIYワークショップ講師、店舗や住宅のDIYプロデュース、内装リフォームなど。著書に『シェルフを作ろうはじめてのDIY』㈱パッチワーク通信社がある。