扇子おすすめ5選|メンズ向け ビジネスシーンにもぴったり!
それではさっそく、扇子のおすすめ商品をメンズ向けとレディース向けに分けてご紹介します。まずは、メンズ向け扇子のおすすめ商品から!
中骨部分にイラストが描かれているめずらしいタイプ
こちらは開くと、扇面ではなく中骨部分に、とんぼのイラストが現れるタイプの扇子です。カラーは全3色で、いずれも深みのある色合いと和風デザインが特徴。渋めにかっこよく決めたい人にぴったりですよ。
オプションで中骨か親骨への名入れが可能なので、自分用だけでなく、父の日や誕生日のプレゼントにもうってつけです。
カジュアルに決めたいならコレ!
和風なデザインが多い扇子ですが、こちらはデニム柄のアイテム。カジュアルな服装を好む人でも、合わせることができますよ。ジーンズが少し色落ちしたように見える部分もあり、さりげなくおしゃれ感が出ているのもポイント。
ユニセックスなので、大きすぎず女性にも使いやすい仕様になっています。ふだん使いはもちろんのこと、アウトドアシーンなどでも活躍してくれますよ。
親骨にアルミを使用したエッジのきいた扇子
親骨にアルミを使用しているため、木や竹を使用しているものに比べてメタリックで涼しげな印象を与えます。
扇面はエンボス紙に京都の石畳をおもわせるシンプルなデザインをプリントした紙貼り扇子。落ち着いた柄はアルミの親骨とあわせて大人の雰囲気を漂わせています。21cm(7寸)とポピュラーなサイズなので扇面の柄が映えます。
ビジネスシーンにもぴったりなシックなデザイン
京都の老舗扇子メーカーである白竹堂から販売されている商品です。大人の男性に相応しいシックなデザインが魅力の扇子ですよ。
着物などに使用されているつむぎかすり調の生地が使われており、上品に持ち歩くことができます。浴衣などの和装はもちろん、スーツにも合わせやすくビジネスシーンにはぴったりです。
扇子袋も同じ素材が使用されているので、持っているだけでオシャレに決まるのもポイント。
鳥獣戯画が描かれたユニークな扇子
日本最古の漫画とも言われている、鳥獣戯画が描かれた商品です。うさぎや猿などの動物がユニークに描かれた、京都職人が仕立てた本格的な扇子。歴史や美術が好きな人にはたまらない一品ですね。
こちらの商品は両面張りで、裏から見ても骨が見えないようになっています。また、裏表異なるデザインなので、どこから見ても一流なアイテムだとわかりますね。
扇子おすすめ5選|レディース向け ファッションのアクセントに!
ここからは、レディース向け扇子のおすすめ商品を紹介します。
優しく品よく見える大人の扇子
ガーゼ素材の扇子は、暑い夏にも涼しげに見えて周りの人も涼を感じることができるのでおすすめです。また、ガーゼ素材は女性らしい優しさを感じさせてくれるので、大人の女性にとってはビジネスシーンやプライベート問わずお使いいただけてとても便利です。
洋服でも和服でも合わせられ、色合いも素材をいかした優しい色味ですので、服の色も問わずお使いいただけます。
ファッションのアクセントになる扇子
伝統文様のなかに小さい動物柄があしらわれていますので、若い方も取り入れやすい扇子です。伝統的な柄ですが、かわいらしいイメージに見えるような描かれ方と色使いが特徴。
カジュアルで柄の洋服と合わせて使っていただくと柄×柄で個性が出ますし、無地のスッキリした洋服ではファッションのアクセントになります。
無地や地味に見えるような扇子より、個性重視、ポップな柄が好きといった方におすすめの扇子です。
品格漂う1本
パーティーなどに出席する際にぜひおすすめしたいのが、こちらの扇子です。黒でもなく白でもない、上品で落ち着いた色味ですので、着物のコーディネートの邪魔をすることがありません。
また、どの年代の方にもお使いいただけますので、着物で出歩かれることが多い方はこうした色味の扇子をひとつお持ちいただくと、きちんと感、おしゃれ感が出るのでおすすめです。
万能な礼装祝儀扇
黒骨の祝儀扇は礼装の黒留袖や、色留袖、訪問着にもお使いいただけます。さまざまな公の場に適応できるすぐれものです。
祝儀扇は昔から、公の場での挨拶時に必要とされてきました。結婚式はもちろんのこと、とくに着物をお召しになる際にはぜひ使っていただきたい一品です。いろいろな用途に使える一本をお探しの方におすすめです。
黒留袖以外の礼装の祝儀扇
正式な場所でのご挨拶時には必携と言われている祝儀扇です。
白骨の扇子は、礼装の着物のときに帯に挿すとより重厚感がでます。そのほか、扇子が必須の色留袖はもちろん、訪問着をお召しになるときも、ひとつ帯に挿してはいかがでしょうか。
ただし、黒留袖時は白骨ではなく黒骨の扇子を使わなければならないので注意が必要です。
「扇子」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 扇子の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの扇子の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
扇子の選び方 素材や中骨の数などをチェック!
和装プロデューサー・金井夕子さんにお話をうかがい、扇子の選び方のポイントをご紹介。素材や中骨の数をよくチェックすることが大切です。ぜひ扇子選びの参考にしてください。
持つ人に合わせたサイズを選ぶ
扇子は商品によって長さが異なります。女性が持つか、男性が持つかによってサイズを選びましょう。
一般的に男性向きの扇子は7寸5分(約23cm)、女性向きの扇子は6寸5分(約20cm)のものが多くなっています。持つ人の手のサイズによって適した扇子の長さが異なります。また、体の大きな男性なら大きめサイズの扇子を持つのが向いています。
耐久性と価格のバランスで扇骨の数を選ぶ
扇子の内側の骨を中骨とよびます。中骨の本数が多ければ多いほど見た目の高級感や、耐久性が高くなります。ただし、中骨の数が多いとそれだけ竹を細くけずらなければいけないため、扇子の価格が高くなる傾向にあります。
中骨の数は扇子によって異なり、60間(けん)まであります。耐久性や見た目の高級感と、価格のバランスで中骨の数を選びましょう。
布扇子は素材の特徴で選ぶ
扇子には色柄もさまざまなものがあり、果物柄や北欧をイメージした柄、お花柄や伝統柄など自由に選べます。同じような柄でも、紙や布など素材によって見え方が変わるものです。紙素材に比べて布素材の扇子は風を逃がしやすいのですが、破れにくいなどの利点があります。上品に、女性らしく見せたい方は、ガーゼやレース素材もおすすめです。
素材以外にも、丸形など形によってかわいらしく見えるものもあります。清涼感を第一に求める方は骨の数が多いものがおすすめです。
フォーマルシーンにも使えるシルク
布扇子の素材のなかでも高級なものがシルクです。光沢としなやかさがある素材のため、上品な雰囲気を出したいときや、フォーマル・ビジネスシーンでも使える扇子を探しているときにも向いています。
シルクの扇子はプリントのあるものから無地のものまであります。扇子を使う人の性別や年齢によっても選びやすいものがそろっています。
和装や女性らしさを演出したいときは綿
綿素材の扇子は、和柄をほどこしたデザインが多くなっています。和装との相性もよいので、浴衣など和装のときの扇子を探しているときにも向いています。
色柄も選びやすいポリエステル
ポリエステルの扇子は透け感があり、デザインが豊富にあるのが特徴。手にしやすい価格のものがそろっているので、好みの色や柄のものも探しやすいです。
ポリエステルの扇子はほかの布扇子や紙扇子よりも耐久性が高く、水濡れに強いのも魅力。服装を選ばず持てるので、気軽にふだん使いできる扇子を求めているときにも選択肢に入ります。
涼もとれて男性の浴衣にも使いやすい麻
麻で作られた扇子は、すき間がなく厚みがあるのが特徴です。あおげば効率よく風を送れるので、涼をとりやすくなっています。麻の扇子は、扇子のなかでも高価なほうになります。
麻を素材とした和装との相性もよいです。とくに男性の浴衣は麻素材のものも多いので、麻の浴衣のときに持てる扇子を探しているときにも向いています。
気軽に使える紙扇子
紙でできた扇子は、布と違って風を通さないため、あおぐと風量が多いのが魅力です。独特の風合いで高級感のある和紙や、手にしやすい価格のクラフト紙などが素材として使われています。
デザインも豊富にあるので、好みの一品が見つけられます。布と異なり水濡れに弱いので、雨の日などの取り扱いには気をつけましょう。
骨組みの素材で選ぶ
扇子の中骨や外側にある親骨には、竹をはじめいろいろな素材が使われています。扇子の骨組みの素材の特徴での選び方を解説します。
定番素材の竹
中骨と親骨をあわせた扇子すべての骨を扇骨とよびます。扇骨の素材として多く採用されているのが、竹です。しなやかで耐久性があるのと、扇子の風合いによく合うことから多く使われています。
扇子に使う竹は、竹の皮の部分を使用した上質竹と、竹の身の部分を使用した並質竹があります。上質竹はかたくてコシやツヤがある一方、希少部位のため高価になります。並質竹はやわらかくツヤがない一方、手にしやすい価格です。
竹の扇骨は、竹の質感をそのままいかした白竹、唐木色の染料で染めたこげ茶色の唐木染竹、高級感と耐久性をもたせた黒竹と色も幅広くあります。
親骨にアルミやアクリルを使ったものも
扇子の外側の骨である親骨部分には、竹以外にもアルミやアクリルなどの素材を使ったものもあります。アルミ製のものは扇子をたたんだときに親骨がキズつきにくいのがメリット。アルミならではの涼しげな風合いも楽しめます。
アクリルを骨に採用した扇子は、ツヤがでるのが特徴。ただし、竹のものよりもカジュアルな風合いになるので、シーンに応じて選びましょう。
長く持てるものなら伝統的なお店のブランド扇子も
歴史のある扇子店では伝統的な製法に現在の技術を取り入れるなど、その扇子店だからこその商品が作られています。ワンランクうえの扇子や、長く使える扇子を探しているときには、歴史の長いお店の扇子を選ぶのもよいでしょう。
伝統的な扇子のほか、洋の要素を取り入れたファッショナブルな扇子、アーティストとのコラボをしたデザイン性の高い扇子など、いろいろなものがそろっています。
贈りものなら名入れできるものも
購入した扇子に名入れできるサービスを提供しているところもあります。名入れの扇子は、誕生日や記念日のほか、父の日や母の日、成人祝いや定年祝いなどいろいろなシーンの贈りものとしてよろこばれるでしょう。
親骨の部分に名前をレーザー彫刻するサービスのほか、扇子を閉じると中骨部分に名前が浮かび上がる名入れサービスもあります。
ビジネスシーン用にはシンプルなものを選ぶ
暑い夏にビジネスシーンでお使いいただく場合、色柄はシンプルなものがおすすめです。柄のない無地の扇子がスマートさを演出してくれます。女性の場合は暗い色味の扇子よりも、薄いピンク系・ホワイト系などやわらかい色味の方が女性らしさを引き立てます。
男性は落ち着いた紺や茶、黒など濃い目の色味がおすすめ。扇子の色や柄などで、理想の自分を演出することができます。
礼装用は帯に挿すものとは別に用意する
礼装用の扇子は、「祝儀扇」といっていくつかの決まりがあります。礼装用はご挨拶時のマナーとして常に帯に挿しています。そのため着物を着た際には、必要に応じて涼をとる扇子をもうひとつバッグの中に用意しましょう。
その際は、女性らしさが出るようなレースの扇子や、ビジネスでも使えるような派手でないシンプルなものを選ぶことで、着物姿が上品に見えます。
用途によって決まりがある! 和装プロデューサーからのアドバイス
一般社団法人和装美やまとなでしこ協会代表理事 株式会社和装美代表
たとえば黒留袖と合わせる際は黒骨の金銀の扇子を使わなければならないなど、用途によってさまざまな決まりがある扇子。
ふだん使いではお好きなものをお選びいただいて構いません。しかし、着物のときにお使いになる扇子は、どんな場所にどんな着物を着ていくかを考えて購入していただく必要があります。また、女性用男性用でサイズ感が違うものもありますのでそうしたことも確認してください。
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扇子には、さまざまな種類があります。デザインや素材など、ポイントを絞ってチェックすることで、あなたにぴったりな扇子が見つけやすくなりますよ。ご紹介した内容を参考にして、扇子を選んでみてくださいね。
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