ラベルライターとは? 使い方や使い道など!
ラベルライターとは、簡単にオリジナルのラベルを作成することができる電子機器です。専用のテープに文字が印刷されるので、手書きの時間を短縮でき可愛く仕上げることができます。
また、使い道としては子供の持ち物に名前を書いたり書類や収納物の整理、備品の管理など家庭からオフィスまで幅広い範囲で活躍します。
ラベルライターの選び方 シンプルなタイプやおしゃれなフォントも!
まずは、ラベルライターを選ぶときにチェックしたい6つのポイントを見ていきましょう。収納スタイリストの吉川永里子さんのアドバイスもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
【1】テープの種類
【2】入力方式
【3】印刷方式
【4】電源方式
【5】使えるフォントやフレーム
【6】便利な機能
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ラベルテープの素材や幅の豊富さで選ぶ
ラベルライターを選ぶ上で、メーカーごと・機種ごとに特に差が出てくるのはテープの種類ではないでしょうか?
一般的なツヤのあるテープから、マット・蛍光・透明などのいろいろなカラーがあります。また、水に強い、熱に強い、剥がれにくいなどの機能を持つものも。
リボンテープ、アイロンで貼れる布製、マグネットでできているものなど、素材もさまざまです。テープ幅もメーカーや機種によって異なるので、どんな使い方をしたいかをよく考えて選びましょう。
【2】入力方式をチェック
ラベルライターの入力方式は商品によって異なります。一般的なのは、ローマ字入力に対応した「キーボードタイプ」。ラベルライターに搭載されたキーボードやボタンを操作して、手軽にラベルを作成できます。
また、コンパクトなラベルライターのなかには、ダイヤルを回して文字を選択する「ダイヤルタイプ」や、携帯電話と同じように打てる「ガラケータイプ」も。用途や使用頻度を考慮して使いやすいタイプを選びましょう。
アプリで簡単に操作できる「スマホ・PC連携タイプ」
ラベルライターのなかには、USB接続や専用アプリを利用してスマホやパソコンから操作可能なモデルも。画面が見やすいため、細部まで凝ったデザインのラベルが作れるのが魅力です。
普段から使い慣れたスマホやパソコンで作れるので効率的に作業できますよ。また、Wi-Fiに接続すればそのまま印刷も可能なので便利です。複数人で共有できるモデルはオフィスでも活躍します。
オーソドックスで直感的に使用できる「キーボードタイプ」
ラベルライターと言えばキーボードタイプを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。文字の間隔調整など細かい設定ができるのがこのタイプのメリットです。画面が小さいので見づらいと感じてし舞うことも。
また機能が充実してるものを選ぼうとするとサイズが大きくなってしまったり、金額が高いといったデメリットもありますので、自分に必要な機能やフォントは購入前に必ず確認しておきましょう。
操作がシンプルでわかりやすい「ガラケータイプ」
シンプルなデザインと機能性で操作で迷うことなく、ラベルライター初心者の人でも使いやすいのがこのタイプのメリット。細かい印刷設定ができるものは少ないのですが、その分価格も抑えられているので、あまり使う機会はないけど、何かのために持っておきたい!という方にもおすすめです。
【3】印刷方式で選ぶ
ラベルライターの印刷方式は、感熱方式と熱転写方式の2種類があります。それぞれの特徴を知って、用途に合ったタイプを選びましょう。
経済的な「感熱方式」
感熱方式のラベルライターは、熱を加えることで変色する感熱紙を使用します。インクリボンが不要で、感熱紙を交換するだけでらくにメンテナンスできるのがうれしいポイント。コストパフォーマンスにすぐれているのも魅力です。
ただし、感熱方式で印刷したラベルは、長期間日光にさらされると、印字が薄くなったり変色したりすることがあります。日の当たらない場所にラベルを貼る場合や、ラベルの貼付期間が短い場合などに適したタイプといえるでしょう。
長期保存に適した「熱転写方式」
熱転写方式は、インクリボンを使用する印字方式です。普通紙のラベルにインクを熱転写することによって、文字などを印字します。熱転写方式で印刷したラベルは、長期間貼っていても変色しにくいのが特徴です。
インクリボンとラベルの両方を買い替える必要があるぶんコストはかかるものの、熱転写方式のラベルは長持ちするのでいろいろなシーンで活躍してくれるでしょう。
【4】使い方に合った電源方式を選ぶ
基本的に家の中でしかラベルライターを使わないという場合は、電源ケーブルをつないでラベル作りをすればいいのですが、持ち運びたいという方は、電池対応の機種がおすすめです。充電式のもの、乾電池対応のものなどがあります。
また持ち手がついているもの、フタがついていて操作ボタンをカバーできるもの、手のひらサイズのコンパクトなものなど形もさまざまなので、持ち運びやすさと家での収納しやすさも考えてみてください。
【5】使えるフォントやイラストの多さで選ぶ
フォントやフレームに関していえば、ビジネス向けのラベルライターの方が、家庭向けのものに比べて断然種類が多いように感じます。
しかし最近は家庭向けの商品の中にも、かわいいフォントやデザイン性の高いフレーム・イラスト・マークなどが揃ったものが出てきています。
お子さんのお名前つけやオシャレなラベルを作りたいなら、使えるフォントやフレームにも注目してください。
またパソコンとつながるタイプはさらに幅広いデザインが可能です。
【6】便利な機能にも注目
文字やイラストを印刷する基本的な機能に加えて、便利機能を搭載したラベルライターもあります。ラベルのシール面を台紙からはがしやすくする機能や、ラベルを複数枚印刷したときに1枚ずつカットしてくれる機能はあると便利。作業効率が上がりそうです。
ほかにも、QRコードを生成してラベルに印刷できる機能や、丸型・楕円・角丸長方形のラベル作成ができる機能など、さまざまな便利機能が開発されています。
オートカッター機能|ラベルを自動カットしてくれる
オートカッター機能とは、印刷したラベルを自動にカットしてくれうこと。この機能付きのラベルライターであれば、手動でカットする必要がないので一度に沢山のテープを印刷するときに便利です。またオートカッターは内蔵カッターにより裁断するため、キレイなシールに仕上がります。
ハーフカット機能|自動で切れ目を入れてくれる
ハーフカットとはシールをはがしやすくするために、ラベルの印刷面の端に切れ目を入れてくれる機能のことを言います。この機能があることで、シールを裏紙からストレスなくスムーズに剥がすことができるようになります。
特に冬の乾燥した時期などに使用するとシールが剥がしにくいので、剥がしにくいことでイライラしないためにもハーフカット機能がついているかどうかはチェックしておきましょう。
ラベルライターの代表的なメーカー キングジム、ブラザー、サトーを厳選
ラベルライターを販売する代表的なメーカーをご紹介します。商品を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
キングジム(KING JIM)
キングジムは、ファイルをはじめとする事務用品や電子文具を数多く手掛ける日本のメーカー。なかでも、ラベルライターの「テプラ」PROシリーズは、ラインナップが豊富なことで知られています。
キーボード入力のスタンダードなモデルから、パソコン・スマホ専用モデル、さらに家庭向けのかわいらしいモデルまで、いろいろな種類のラベルライターを販売しています。
ブラザー(brother)
ミシンやプリンターを主力商品とする電機メーカーのブラザー。家庭・オフィス用品だけでなく、工業機械や燃料電池といった産業用製品も手掛けており、取り扱い商品は多岐にわたります。
ブラザーのラベルライターは、ホワイトやグレーを基調としたシンプルなデザインが多いのが特徴。インテリアになじむスタイリッシュなモデルがそろっています。
カシオ(CASIO)
カシオは、時計、電卓、電子辞書、電子楽器などを扱う日本の電機メーカーです。ラベルライターにもさまざまな機種があり、とくに「ネームランド」は機能性高いモデルや可愛いサンリオとのコラボモデルなどをリリースしています。記事内でもネームランドシリーズを紹介しているのでぜひ、チェックしてみてください。
サトー(SATO)
ハンドラベラーや熱転写方式バーコードプリンターなど、時代のニーズに応えた数々の商品を開発してきたサトー。近年ではバーコードやQRコードなどの自動認識技術を用いた開発に力を入れており、電機・電子部品、自動車、ロジティクスなど幅広い分野で活躍しています。
サトーが手掛けるラベル関連の商品は、業務用のものがメインです。会社や店舗で使用するラベルライターを探している方、大量のラベルを効率よく作成したい方に向いています。
ラベルライターおすすめ17選 テプラやカシオ、ブラザーなど
うえで紹介したラベルライターの選び方のポイントをふまえて、収納スタイリストの吉川永里子さんと、編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ラベルライターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのラベルライターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
収納スタイリストからのアドバイス 機能の多様さと価格がポイント!
収納スタイリスト・整理収納アドバイザー・生き方スタイリスト
ラベルライターは機能や使えるテープの種類によって価格にも幅があります。
ご自身がラベルライターを使ってどんなものを作りたいのかで、必要な機能を見極めるとよいでしょう。
名前つけならリボンテープやアイロンテープが使えると便利ですし、外に持っていくならコンパクトな電池式のものを検討してみてください。
凝ったデザインのラベルを作りたいのであれば、パソコンやスマホと接続できるタイプがベストです。
自分がラベルをどんなふうに生活に取り入れたいかで、シンプルな機能のものから高機能商品まで吟味して選びましょう。
持ち物に合わせてお名前グッズを活用しよう! 進級・進学・新学期に!
子供の持ち物の記名は、地味に手間と時間がかかって大変ですよね。
ポンと押すだけのスタンプタイプや、布やバッグにもきれいに貼れるアイロンタイプを紹介します。
子供に人気のディズニーキャラクターも!以下の記事も参考にしてみてくださいね。
使い勝手のいいラベルライターを見つけて!
子供が幼稚園や小学校で使う持ち物の名前はりや、会社の備品のラベル作りになくてはならないラベルライター。ラベルライターの代名詞でもあるキングジムの「テプラ」や、ブラザーやカシオなど各メーカーの特徴ある商品をご紹介しました。
使う人、場面、ものによって、ぴったりのラベルライターを選んで、便利に活用してくださいね!
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2008年より収納スタイリストとして活動を開始。片づけられない女だった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリー生きる近道」をモットーに、ざっくばらんに整理収納について説く。 働く女性・妻・母の目線で行うライフスタイル提案が好評で、個人宅でのアドバイスから、メディア出演・講演など、テンポのいい分かりやすい言葉で女性の暮らしを全力サポート。 これまでに10000人以上に片づけをレクチャー。 また、これらの経験をいかし、オリジナル手帳「わたしの暮らし整理手帳」の出版・制作に携わる。 プライベートでは、ステップファミリーとなり、賃貸住宅に夫と4人の息子達と暮らす。 著書『なかなか捨てられない人ための鬼速片づけ』『ズボラさんのための片づけ大事典』など多数。