DisplayPort-HDMI変換アダプタ・ケーブルおすすめ7選｜4K対応などを比較！

DisplayPort-HDMI変換アダプタ・ケーブルとは、PCなどの機器からモニターやプロジェクターに接続するときに利用するアイテムです。最新規格であるDisplayPort端子を備えたPCからHDMI端子しかないモニターやTVなどに接続を行う際に使用します。

通常、PCとモニターは同じ端子で接続するのが原則となっていますが、映像信号を変換する仕組みが備える製品を使用することで、この問題を解決することが可能です。

ただし、すべてが自由というわけにはいかず、解像度が限られていたり、双方向に変換できなかったりという制限がある点には注意しましょう。

変換アダプタは端子の変換のみを行うため、変換後のケーブルが手持ちにある場合に使用します。対して変換ケーブルはそれ自身で変換と接続ケーブルの役割を果たすため、アダプタに比べて若干価格は高くなるもののほかに何も必要ないのがメリットです。

DisplayPort端子とHDMI端子はそれぞれデジタルでの出力になっており、解像度などの規格もかなり似ていますので他の変換ケーブル・アダプタに比べて融通が利く部分が多いのも一つの特徴と言えるでしょう。

それでは早速DisplayPort-HDMI変換アダプタ・ケーブルの選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。

【1】接続端子
【2】伝送方向
【3】スペック
【4】HDR対応かどうか
【5】ケーブルの長さ
【6】Mini Display Portもチェック

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品を見つけることができます。一つひとつ解説していきます。

変換アダプタ・ケーブルを購入する際、まず確認する必要があるのは「どういった変換をしてどういった接続を行うのか」という点です。

差し込む側をオス、差し込まれる側をメスと表されます。PC側をオスのDisplayPort端子、モニター側もオスのHDMI端子を備えたケーブルが役立つでしょう。また、手持ちのHDMIケーブルをDisplayPort端子搭載のPCに接続する場合、オスのDisplayPort端子・メスのHDMI端子に対応する製品が必要になります。

このように自分の手持ちのPC、モニター、接続ケーブルの種類などによって必要な端子は変わります。何が必要なのかを事前に見極めるようにしましょう。

DisplayPort-HDMI変換アダプタ・ケーブルには信号変換の伝送方向があります。ほとんどの製品がDisplayPort→HDMIかHDMI→DisplayPortの片方向しか変換できないため、出力と入力がどちらの端子なのかを事前に確認するようにしましょう。

双方向変換が可能な製品も少数ありますが、口コミなどを見てみると変換が不安定で画像が乱れたり出力できなかったりといった声が散見されます。変換アダプタ・ケーブルは使用用途が明確になっている場合が多いので、欲張らずにどちらか片方のもののほうが安定すると言えるでしょう。

一口にDisplayPort-HDMI変換アダプタ・ケーブルと言っても解像度やリフレッシュレートなどが変わってきます。HDMI端子は解像度は4K、リフレッシュレートが144Hz程度が主流ですが、DisplayPortではこれが解像度は5K、リフレッシュレートが240Hz程度と高画質になっています。

しかし、DisplayPortの出力からHDMIの入力へ変換する際には下位互換性により、HDMIでの性能が優先される点は注意しましょう。また当然ですが、4Kでの出力を行うのであればモニターも4Kに対応している必要があります。

HDRとはHigh Dynamic Range（ハイダイナミックレンジ）の略称で、従来の映像よりもより鮮明に明るい色域で画面を表現する技術です。暗いところは暗く、明るいところは明るくという明暗差をしっかりと表現できます。それに加えて色域も広いので、くっきりとした映像を楽しめます。

こちらに対応している変換アダプタ・ケーブルを選ぶことで映像のきれいさが変わりますが、もちろん出力するディスプレイも対応している必要がある点は注意しましょう。

使い勝手に直結するケーブルの長さにも着目しましょう。接続する長さ+50cm～1m程度の余裕をもたせることにより、ケーブルに無理な力がかかっての端子の破損などのリスクを軽減することができます。もし長さが足りない場合は変換アダプタ+HDMIケーブル、DisplayPortケーブルなどの組み合わせがいいでしょう。

また、ケーブルの素材もさまざま。塩ビ系の被覆が多くありますが、中にはナイロン地や端子部分が丈夫になっているものなど耐久性に優れたものもありますので、使用する環境に合わせて選ぶようにしましょう。

Mini Display Portは、DisplayPortと同じ性能を持った小型の端子。通常のデスクトップなどのPCではあまり付いているものはありませんが、Microsoft Surfaceや小型のノートPCの出力端子などはMini Display Portを採用していることが多いです。

こちらもHDMIに変換するアダプタ・ケーブルはありますので自分の必要な端子に応じて選択するようにしましょう。

なお、Mini Display Port-DisplayPortの変換アダプタ・ケーブルもありますが、その後HDMIに変換するなどすると二重に変換を行うことになるため、映像出力の不安定化などに繋がる恐れがあります。

それでは前述したDisplayPort-HDMI変換アダプタ・ケーブルの選び方のポイントをふまえて、プロのIT家電ライターたろっささんと編集部が厳選したおすすめ商品を紹介します。

それでは次にMini DisplayPort-HDMI変換アダプタ・ケーブルのおすすめをご紹介します。

Amazon、楽天市場でのDP-HDMI変換の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

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似たようなデジタル端子であるDisplayPortとHDMIですが、信号の変換をする際に複雑な処理を行っているため、映像が映らないというトラブルが起こる場合もあります。その場合の対処方法について、こちらでは解説していきます。

出力する機器、入力する機器の解像度が極端に違ったり、変換アダプタ・ケーブルの解像度が低かったりするとそれが原因で出力できない場合があります。その際は機器やモニターの解像度を合わせるなどして対応する必要が出てきますので注意しましょう。解像度が動かせない場合、別商品を購入をしなければいけなくなることもあります。

HDMI端子の場合は緩んでいないかどうかをチェックするだけでOKですが、DisplayPortの場合は接続のツメがしっかり押し込まれているかを確認しましょう。中途半端に刺さってしまい、うまく接続できないということがあります。また、刺し直す際はツメを傷つけないようにしっかりとボタンを押しながら接続することが重要です。

DisplayPortにはシングルモードとデュアルモードの二種類があり、ここ最近のモデルではデュアルモードが一般的です。しかし、古いPCではシングルモードというDisplayPort端子でしか使用できないタイプになっており、変換する必要があります。

デジタル信号を無理やり変換し出力を行っているため、ちょっとした拍子にケーブル自体が破損してしまうということもあります。もししばらく使用していて急に映らなくなったなどのトラブルであればこちらも疑ってみましょう。

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