【2024年】動画編集ソフトおすすめ8選｜初心者向けからプロ向けまで！ MacやWindows10・11モデルなど

動画編集ソフトとは録画、撮影した動画を切り抜いたりエフェクトをかけたりして動画作品にするためのソフトです。Youtubeなどで目立つサムネイルを作成したり字幕をつけたり特殊な効果をつけて動画を面白く編集しているのはすべて動画編集ソフトで行なわれています。

これだけ聞くと「難しそう…」という風に感じる人もいるかと思いますが、実際に動画編集ソフトを触ってみるとほとんどの製品がかなり直感的な操作を行うことが出来るようになっており、数日間でも触ればすぐに慣れることが出来る場合がほとんどです。

結論から申し上げますと、全然そんな事はありません。初心者でも有料版を使うメリットはありますし、ビジネスと言ってもプレゼンに貼り付けるような簡単な動画で良ければ無料のものでも問題なく使用できます。

有料版の場合は万が一なにか合った場合にサポートが受けやすい、豊富な機能で自分好みの動画が自在にできるといったメリットがありますし、主要な動画編集ソフトは利用者も多いため、ネットでTipsが拾いやすいのは大きな利点。反面無料のものはもちろん無料という点が最大のメリットですが、なにかトラブルが起こっても自身で解決しなければいけません。この点をしっかり把握し、動画編集ソフトを選ぶようにしましょう。

それでは早速動画編集ソフトの選び方を見ていきましょう。

【1】対応OS
【2】価格
【3】PCのスペック
【4】その他機能

上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

まずは自分の使用しているPCに合わせて対応のOSを確認するようにしましょう。主にWindowsで使用するものが多いですが、中にはMacにしか対応していないものもあります。購入後に気付いても遅いため、事前にどちらのOSに対応しているのかという点をしっかり確認しましょう。

また、Linuxを使用しているという人向けにも何種類か動画編集ソフトは用意されています。しかし、Linuxは無数にバージョンがあるため、こちらも対応しているかどうかは事前に確認し、不明であれば購入前にメーカーサポートへ確認を行うようにしましょうね。

動画編集ソフトは無料のものから10万円以上のものまでとにかく価格帯が広いのが特徴です。10万円を超えるようなものはプロも利用するような4K出力や1コマ1コマへの多彩なエフェクト、細かな補正がかけられるなどの利点がありますが、初心者のうちからそんなに多機能なものを使いこなすのは至難の業。まずは基本的なことが一通り出来る10,000円以下の製品がおすすめです。

動画編集ソフトはエフェクトをかけたり動画をコマ送りにして動かしたりする関係上、低スペックのPCでは上手く動かない場合が多くあります。また、低スペックPCだと動画を特定の形式に変換して扱いやすくする「エンコード」にかなりの時間がかかってしまい、最悪の場合PCがフリーズしてしまう可能性もあります。

どの動画編集ソフトにも「動作スペック」と「推奨スペック」が記載されているので、出来れば推奨スペックには余裕を持って超えているPCが望ましいです。

キャプチャーソフトとは文字通り画面をキャプチャー（捕捉）するソフトで、配信でゲーム実況やデスクトップ実況を行う際に欠かせないソフトになっています。据え置き機のゲームはそのままではPC上に映すことは出来ないため、キャプチャーボードとキャプチャーソフトがセットで必要になります。キャプチャーボードを購入すると同梱されてくる場合が多い上にこちらは多機能なものがたくさん無料ソフトウェアとして存在しているため、興味があれば合わせて調べてみると良いでしょう。

出力フォーマットとは動画の形式のことで、ファイルの後ろに付いている拡張子（.mp4や.aviなど）を指します。ほとんどのソフトは主要な動画形式に対応しているためあまり心配する必要はありませんが、古いものやもう更新が行われていないフリーの動画編集ソフトなどでは新しい規格に対応していない場合もあります。動画の使用用途やアップロードしたいサイトの対応形式に合わせて選ぶと良いでしょう。

有料のパッケージ版などであれば問題になることは少ないですが、有料でもダウンロード後にシリアルコードを打ち込む形式や無料のソフトウェアの場合、セキュリティ上のリスクと判断されてしまうことがあります。ほとんどが誤検知ですが、中には本当にトロイなどのウィルスが含まれていることも。インストール時にアンチウィルスソフトが働いた場合、まずはネットなどで同様の症状が出ている人がいないかどうか確認し、インストールには細心の注意をはらいましょう。

また、ソフトの開発元などを調べるのも有効です。調べた結果しっかりしたメーカーだったり問い合わせの窓口があるのであれば問い合わせてみるのも一つの手でしょう。

それでは前述した動画編集ソフトの選び方のポイントをふまえて、プロのIT家電ライターたろっささんと編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介します。まずは有料版の紹介です。

Youtubeや各種SNSへの動画を簡単な操作で作れる動画編集ソフトです。「クリックだけでプロ並みの動画が作れる」と謳っており、各種テンプレートやフレームエフェクトなどが豊富に用意されています。フィルターもおよそ100種類あるため、情感のあるムービーをすぐに作ることが出来ますよ。

動画編集だけでなく音声変換やDVD変換、Web動画ダウンロードや画面録画などさまざまな動画に関する機能編集が行える多機能ビデオ処理ソフトです。トリミングやクロップ、字幕などをすぐに直感的に操作することが出来るため、動画編集をサクサク進めることが出来るのがポイント。また、これだけの高性能でありながら要求スペックが低く、軽く動かせるのもメリットと言えます。

AppleがMacユーザーのために提供している動画編集ソフトで、公式のHPからフリートライアルを行うことが出来ます。動画編集のプロも愛用している製品で、きめ細やかなエフェクトや色補正、ダイナミックテキストなどを動いている映像にそのままはめ込むことが出来ます。シネマティックエフェクト機能が特徴的で、クリックした部分に焦点を変えて動画を再生とまるで映画のワンシーンのような動画を作成することが可能です。

こちらでは無料で使える動画編集ソフトを2つご紹介します。

Final Cut Proの簡易版、無料版と位置づけられているAppleの動画編集ソフトです。やはりApple製のため、Windowsでは使用できないというデメリットはあるものの、簡易的なエフェクトをつけたり場面転換のトランジションも簡単ではあるもののメリハリをつけられたりとそこまで凝った動画編集を行なわないのであればじゅうぶんに使用できる範囲です。SNSなどのショート動画を作成する程度であれば重宝するでしょう。

Lightworksはアメリカ生まれの動画編集ソフトで、Windows、MacだけでなくLinuxでも使用できるというのが大きなポイントです。有料版と無料版の二種類があり、無料版は720pまでの動画編集しか出来ない、4K動画をエクスポート出来ないなどの制約はあるものの、小さめの動画を作成するのであればそこまで気にすることはありません。また、無料版から有料版へのアップグレードもすぐに行えるため、無料版で慣れて機能が足りなくなってきたら有料版にすると言った使い方も可能です。

Amazon、楽天市場での動画編集ソフトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

動画編集に適正のある人は派手でクリエイター気質のアイデアを持っている人と誤解されがちですが、実際に動画編集業界を覗いてみるとコツコツと地味な作業をしっかり積み重ねられる人が成功しやすいとされています。

動画編集は根気のいる作業で、ユーザーの反応を見たりしながら試行錯誤を繰り返す必要があります。そういった千里の道も一歩からという精神を忘れずに作業できる人が動画編集に向いていると言えます。

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