おしゃれなコットで寝心地を追求しよう
キャンプの醍醐味は、美しい星空の下で寝る事ですが、地面での寝心地はマットや高品質な寝袋を用意してもなかなか難しいのが現実です。
ある夜、私は山の中でテントを張り、寝袋だけで眠ろうとしました。しかし、地面の凹凸と冷たさが気になり、一晩中目を閉じることができませんでした。次のキャンプでは、おしゃれなコットを持参しました。初めてのコット体験でしたが、その変化は劇的でした。地面からの冷気を感じず、体を支える感覚が心地よく、まるで自宅のベッドで寝ているかのようでした。星空を眺めながら、すやすやと眠りにつくことができました。
コットの魅力は、その快適な寝心地だけではありません。デザインや素材、機能性も重要で、おしゃれなコットを選ぶことで、キャンプの体験を一層豊かにすることができます。木製の脚やナチュラルな生地、落ち着いたカラーなど、自分のスタイルに合ったものを見つける楽しみもあります。
コットは、アウトドアの楽しみを新たな次元へと引き上げてくれる素晴らしいアイテムです。地面の凹凸や冷気から解放され、自然の中での贅沢な眠りを楽しむことができます。おしゃれなコットで、自分だけの特別なキャンプ体験を手に入れましょう。
おしゃれなコットの選び方
おしゃれなコットは満点の星空の下でのキャンプ場での雰囲気作りに欠かせないアイテム。しかし、どのように選べば良いか悩んでしまうことも多いですよね。ここでは、高さ、サイズ、素材、カラー・ブランドなどでランタンを選ぶポイントを紹介します。
高さで選ぶ
コットの高さは、使用感や快適さに大きく影響します。ロータイプ(10~20cm程度)は軽量でコンパクト、安定感があります。ハイタイプ(30~40cm程度)は荷物置き場としても使え、冷気や寒気の影響が少ないです。高さによって、地面からの冷気や湿気の影響をコントロールすることができ、季節や場所に応じて最適なものを選ぶことができます。
最近人気なのはロータイプにもハイタイプにもなる2WAYタイプです。少々重量は重くなりますが車などで持ち運ぶ場合はこのタイプが便利でしょう。
ロータイプのコットで寝ているのはいかにもアウトドア慣れしている、という雰囲気を演出できるので、その点もポイントです。
サイズで選ぶ
コットの生地のサイズも重要な選択肢です。軽量でコンパクトなロータイプに多い、必要最小限のサイズのコットはソロキャンプやツーリングにおすすめ。大柄な方向けのワイドタイプは75cm以上の幅があるもので、ゆったりと寝たい人や体型が大柄な人にぴったり。サイズによって、使用感や収納性、携帯性が変わりますので、自分のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。
スマートに見せたいときはコンパクトなサイズ、ワイルドに見せたい時はワイドサイズなど、使い分けるのも面白いでしょう。
脚の素材で選ぶ
コットの脚の素材は、デザイン、耐久性、重量などに影響を与える重要な要素です。自分の使用状況や好みに合わせて、木製や金属製など、様々な素材から選ぶことができます。
木製
木製のコットの脚は、その自然な風合いと温かみが魅力です。キャンプ場での自然体験を一層深めるために、木製のコットは素晴らしい選択肢となります。木の質感は、アウトドアの中でのリラックスした時間をより特別なものにしてくれるでしょう。
その美しい木目と手触りが、テントの中での時間を一層豊かにしてくれます。夜、木製のコットに寝転びながら、木々のささやきや風の音を感じると、自然と一体になったような感覚に包まれることでしょう。
ナチュラルテイストのおしゃれ感を演出したい時には木製のコット一択でしょう。
金属製
金属製のコットの脚は、その堅牢さと耐久性で多くのキャンパーから支持されています。特にアルミニウムやスチールなどの金属は、強度と軽量性を兼ね備え、長期間の使用にも耐えることができるのがポイント。
金属製のコットは、メンテナンスも比較的簡単。錆びにくい素材を選ぶことで、湿気の多い環境でも問題なく使用することができます。また、金属製のコットはしばしば折りたたみ式で、収納や持ち運びが容易なものも多いです。
クールさやハードさの演出に金属製のコットは欠かせません。
ただし、金属製のコットは、冷たい季節には肌触りが冷たく感じることがあるため、寝袋やマットとの併用するのがよいでしょう。
生地で選ぶ
寝心地に直結するのがコットの生地。多くのコットの生地はナイロン製かコットン製のものが多いでしょう。
ナイロン
ナイロン生地のコットは、その軽量性と耐久性で人気があります。特に、アウトドアでの使用においては、様々な気象条件に対応する必要があるため、ナイロンのような強度のある素材が求められます。
私自身、ナイロン製のコットを使用しているのですが、その耐水性と速乾性にはいつも感心させられます。ある雨の日のキャンプでは、テントの中で水滴が漏れてきたにも関わらず、ナイロン製のコットはすぐに乾いて快適な寝心地を提供してくれました。
ナイロンは摩擦にも強く通気性も良いため、暑い季節にも快適に使用することができます。
ただし、ナイロンの生地は肌触りが硬いのがデメリット。寝心地にこだわる方は、マットや寝袋との併用を検討すると良いでしょう。また、火にも弱いので焚き火の脇でコットを使用する際は火の粉などで穴があかないように気を付けましょう。
コットン
コットン生地のコットは、その自然な肌触りと快適性で多くの人々に愛されています。コットンは、肌に優しく、通気性が高いため、暑い季節でも涼しく、寒い季節でも暖かいという特性があります。
私が初めてコットン製のコットを使ったのは、ある夏のキャンプでした。その夜は暑く、寝苦しいものでしたが、コットンのコットは通気性が良く、汗をかいてもすぐに乾いてくれました。肌に触れる感触も柔らかく、自宅のベッドのような寝心地でした。
コットンは、自然素材であるため、エコフレンドリーな選択とも言えます。また、長時間の使用でも肌に負担をかけず、敏感肌の方も安心。デザイン的にも、コットン生地のコットは自然派のキャンパーを演出したい時にとくにおすすめです。
ただし、コットン生地のコットは、耐水性や速乾性に劣ることがあるため、濡れた環境での使用には注意が必要です。また、メンテナンスも適切に行う必要があります。どうしも重量面においてはナイロンに劣るため、荷物の少ないバックパックやソロキャンプでは文字通り「荷が重い」かもしれません。
おしゃれなコットのメーカー・ブランド
たくさんのメーカーからコットが販売されているので、とくにはじめての人は迷ってしまうかもしれません。そんなときは定番ブランドから選ぶことも検討してみましょう。
ロゴス
1928年に創業した日本のアウトドアブランド。ファミリー向けの製品を多く発売しているのも特徴の一つ。コットに関しても非常に多くのラインナップがあり、自分の好みや使い方に応じてさまざまなコットを選べるのがうれしいですね。
コールマン
コールマンはアメリカの老舗アウトドア用品メーカー。1900年ごろ創業、1976年から日本に進出し、40年以上親しまれています。キャンプ場でコールマンのテントやランタンを目にしないことはないほど普及しています。
コールマンはありとあらゆるキャンプアイテムをひととおり取り扱っています。コットもロータイプやハイタイプはもちろん、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルも販売しています。
サーマレスト
アウトドア活動の中で快適な睡眠を追求するための信頼性抜群のメーカー、サーマレスト。睡眠に関するアウトドア専門メーカーと言っても過言ではないでしょう。
自動膨張式マットレスで有名なメーカーで、その他、スリーピングバッグ、ブランケットなども製造しています。コットもそんなスリーピングアイテムの中の一つ。軽量でコンパクトなコットが人気を博しています。
ハイランダー
ハイランダーは1980年代に設立されたアウトドア用品メーカー。「誰でも自然を楽しむことができる」を理念に掲げてアウトドア用品の開発を持っている企業です。
また、ハイランダーは、これからも自然を愛する人々が自分たちの世界を探検する探検家の支援でも知られています。
スノーピーク
スノーピークは新潟県三条市のアウトドア用品メーカー。近年話題になっている「オートキャンプスタイル」を日本で普及させたブランドでもあります。
スノーピークのアウトドア用品はおしゃれではじめての方にもおすすめの使いやすさが魅力。また、修理などアフターサービスが充実しています。日本のメーカーでアフターフォローも万全なので、困ったときも安心です。
おしゃれなコットのおすすめ13選
ここからは、編集部が厳選したおしゃれなコットのおすすめを紹介します。
大人のキャンプに似合う上品なコット
地面からの湿気を防ぎ、地面の凸凹を気にすることなく快適に眠ることのできるハイコット。軽量なアルミフレームとサビに強いステンレスパーツを採用しているのが特徴です。
ハンドルをひねるだけで簡単にシートにテンションを掛けられるEZ HANDLE SYSTEMを採用する事で組み立てが非常に簡単になっているのもポイントです。
比較的コンパクトな収束型コット
使いやすく、広げるだけですぐに使用できるコンパクトな設計が特徴の収束型のコットです。設営や撤収のためのスペースも労力も最小限でOK。また、収束型のコンパクトな設計なので、使わないときには狭いスペースでも収納できます。
折りたたみに便利な脚のデザインがお洒落な点もポイントです。
ワイドが魅力! ツイストボウの数を変えて調整
弓なりのツイストボウ(フレーム)を6本使って支えるローコット。幅は76cmのエクストララージサイズでかなりワイドです。耐荷重も158.8kgと充分で、大柄な人でもゆったり眠ることができ、窮屈さが苦手だという方におすすめ。
メッシュ製のシートを使うので、蒸し暑いシーズンでも快適。おしゃれなダークグブルーの生地はハリがあるものの、適度なしなりがあり、身体が包まれるように感じます。ツイストボウを減らして寝心地を調整できるのがユニークです。
断熱性が高く、テント内が寒い季節のキャンプにも
断熱性が高く、人の体温を反射することで体を温め、地面からの冷気で体が冷えてしまうのを防いでくれるコット。設営も3分程度と簡単に組み立てることができるので、秋や冬のキャンプの頼もしい味方になってくれるでしょう。
キャンプサイトで目立つこと間違いなしの鮮やかなグリーンがおしゃれポイントです。
木のあたたかみが嬉しいハイコット
レバー固定式で組み立てが非常に簡単な設計が特徴のハイコット。ブナ材を使用したフレームがナチュラルな表情を醸し出し、さまざまなスタイルのテントサイトにフィットします。
3カ所のレバーを下方向に押し込むだけで脚部が開き、しっかりと固定。就寝時に置き場所に困るスマートフォンやメガネ、小物なども安心して置けるポケットが付いています。木のあたたかみが感じられる脚がおしゃれですね。
快適な寝心地が魅力
キャンプの時だけでなく、家にいる時でも使いたくなるような高品質なロータイプのコットです。生地の張りがしっかりしていて、快適な寝心地。ギシギシと音が鳴ることもなく、ぐっすり眠ることができますよ。大きめのサイズなので、身体の大きい方でも余裕をもって横になれます。
組み立ても簡単で、収納時には持ち運びやすいコンパクトなサイズになります。比較的高価格ではありますが、その価値がある商品です。また、クールでスタイリッシュなデザインもポイント。
コンパクトなのに耐荷重120kgのタフさが評判
>ツーリングバッグにも簡単に収納できるほどコンパクトな商品で、組み立てもポールにショックコードが内蔵されているのでラクラク。わずか2.4kgと軽量でありながら耐荷重となかなかタフな作りをしているので、体の大きな方でも大丈夫ですし、小さなお子さんと一緒に寝るのにもちょうどいいです。
ソロキャンプだけでなくファミリーキャンプでも活躍してくれるコットといえます。武骨でありながらシンプルなデザインも人気の秘密です。
手が痛くならないグリップつきウッドコット
バイヤーオブメインはハンモックと木製コットで有名なメーカーです。寝心地はバイヤーオブメインらしくハリがありつつもハンモックを思わせる、ほどよいしなやかなさです。コの字型の細い脚を差し込むタイプのコットは、押し込む際に手が痛くなってしまうのですが、この商品には厚手のグリップがついており、これを添えておけば力いっぱい押し込んでも手が痛くなりにくいよう配慮されています。
収納時には、取り外した脚を収納袋に取りつけてハンドルのようにすることで、持ち運びやすくなります。木製で見た目を重視しつつも、軽さを求めている方におすすめ。
ソロキャンパーに! 3秒足らずで設営可能な収束型
約3秒というスピード設営ができ、軽量でコンパクトにたためるので省スペース、そして収納袋に入れれば持ち運びも簡単という、ソロキャンパーにありがたい特徴が詰まっている使い勝手のいいコットです。
また、サイド部分には小物を入れるサイドポケットもついているので、うっかりなくしてしまいそうなスマートフォンやメガネなども入れておける、技ありの一台です。鮮やかなグリーンの生地で目立つこと間違いなし!
体が沈み込みにくく快適な寝心地
地上高30cmの至福のスペースが、キャンプだけでなく、庭、ベランダなどで出来上がります。体重を預けてもテンションが一定で体が沈み込みにくいので、快適な寝心地を味わえるはずです。本のXレッグで、安定感も申し分ないです。
展開も簡単で、コットの脚を開いて、パイプセッティングすれば完成。慣れれば数十秒で設営できるので、初心者でも扱いやすいコットに仕上がっています。スノーピーク特有のシンプルかつおしゃれなデザインがポイントですね。
快適な寝心地でリラックス
1914年創業の老舗アウトドアブランド「ogawa」。 100年つづく歴史ある製品クオリティで、多くのキャンパーから支持を得ています。
こちらは、快適な寝心地でリラックスできるアルミGIベッドがバージョンアップしたものです。真ん中の脚にロック機能が追加され、より安定して使えるようになりました。キャンプの時はもちろん、災害時などいざという時の備えとしてもおすすめです。シンプルでありながらタフさを感じさせるデザインがいいですね。
ゆったりサイズで頑丈な作りの収束式コット
堅牢性にすぐれたスパイダーフレームを採用しています。また、一般的なサイズのコットに比べると大きめに作られているので、寝返りをうったり小さなお子さんとふたりで一緒に寝たりもできます。寝心地重視の方にオススメです。
サイズ自体は大きめですが、簡単に折りたためて持ち運びもしやすく、設営と撤収の作業もスムーズに行えるのは魅力的ですね。幾何学模様にも見える脚のデザインが特徴の一つでもあります。
おしゃれなカラーが選びたい放題
地面のゴツゴツや冷気を抑えて、ベッドやベンチとしておすすめです。また、組み立て式で収納バッグが付属しているので、持ち運びにも便利。コットの長さは190cmあるので長身男性もリラックスできます。
アウトドアの醍醐味を味わうことができるアイテムです。カラーパターンが多様なこともポイントの一つで、この色鮮やかなボルドーはもちろん、定番のカーキや、渋いコヨーテ、スタイリッシュなブルー、ポップなオレンジなど、多彩なカラーを選ぶことができます。
「コット」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのコットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
コットと一緒に使いたいおしゃれなキャンプアイテム 【関連記事】
エキスパートからのアドバイス 満点の星空をおしゃれに演出
おしゃれなコットのおすすめはいかがでしたか?
高さ、サイズ、脚の素材、生地、カラーなど、コット選びには多岐にわたる要素があります。木製の脚は自然な雰囲気を楽しめ、金属製は軽量で丈夫。ナイロンは速乾性があり、コットンは肌触りが良い。カラーに関しては、私は深いグリーンを選ぶことが多いです。自然と溶け込み、落ち着いた雰囲気を楽しめます。
ある時、友人と共に山間のキャンプ地で、新しく購入した木製脚のコットを使いました。その自然な風合いとコットンの生地が、星空の下での睡眠をより楽しませてくれたように感じました。
意外とおしゃれアイテムとしては捉えられていないコットですが、あなたの寝床をおしゃれに彩るアウトドアアイテムの一つとして楽しんでみてはいかがでしょうか。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。