「パターンブロック」のおすすめ商品の比較一覧表
パターンブロックの選び方 形や材質をチェック!
おもちゃコンサルタントマスター・加藤理香さんへの取材をもとに、パターンブロックの選び方をご紹介します。
ブロックの形で選ぶ
パターンブロックには、正三角形や2種類のひし形、正六角形、正方形など6種類があり、形によって色が決まっています。形の角は30度、60度、90度などの30度の倍数になっているため、直線や円を作ることができるのです。
6種類すべて入っているパターンブロックでなければ作れる形に限界があるので、6種類・6色が入っているものを選びましょう。
木製 or プラスチック製?ブロックの材質から選ぶ
パターンブロックには、木製やプラスチック製、マグネットタイプなどがあります。木製は手になじみやすく、並べやすいという利点があります。ほかの素材よりも若干重みがあるので、積み木遊びや見立て遊びにもつながりやすいでしょう。
プラスチック製は、軽いので持ちやすく、清潔に保てます。マグネットタイプは、並べたときにズレにくいのが魅力で、持ち歩きにも便利ですね。それぞれのよさがあるので、遊ぶ環境を考えて選びましょう。
ブロックの厚さやサイズで選ぶ
基本的なパターンブロックの厚みは、5ミリあるいは10ミリがほとんど。平面に並べるだけであれば、厚みはあまり関係ないですし、片づけるスペースのこともあるので、薄くても大丈夫です。積み木のように、パーツ同士を重ねて遊ぶ場合は、10ミリのほうが安定します。
厚みとともに、ブロックの基尺(基準になるサイズ)を知っておくと、買い足す際に便利ですね。購入の際には、厚みをチェックしておくといいでしょう。
問題集つきのパターンブロックもチェック
パターンブロックのなかには、問題集「パターンブック」や「タスクカード」が入っているものもあります。自分の好きな形を作るのもパターンブロックの楽しさですが、問題を解くことのおもしろさもパターンブロックの魅力といえるでしょう。
興味を持ってくれない子どもも問題集があれば、パターンブロックに興味を示すかもしれません。
どのくらいのボリュームを用意するか
100ピース、200ピース、250ピース……と、セットによって、入っているピースの数が異なります。たくさんあれば、遊びの可能性が広がります。付属のタスクカード(カードに書かれた枠にしたがってピースを並べる問題集)にのせていくひとり遊びをするのであれば、それほど大量にピースの数は必要ないでしょう。
ご兄弟やお友達と一緒に遊んだり、独自パターンを見つけたりして遊ぶのであれば、ある程度のピース数が必要になります。
はじめから大量に用意するのもいいですが、遊びが楽しくなってきたときに数を増やしていくと、より飽きずに遊び続けられるでしょう。
数学的な遊びと芸術的な遊び
遊びながら数学的センスを養う方法のひとつが、タスクカードの中で使われるパーツへの観察眼です。
ひとつの形を作りあげる小さなパーツの特徴がわかってきたとき、身の回りの形のなかに含まれる小さな形たちも発見することができるでしょう。
年齢がある程度大きくなれば、タスクカードがなくても、さまざまな気づきを得ていきます。数の分解への理解も同様。
ひとつの形のなかで分解と再構築を繰り返し、美しさにも気づいていくのです。構成遊びと称される、形や模様の遊びも同じように展開され、美的センスが培われていきます。
素材が木であっても、木の種類や塗装によって発色が異なるので、美しい色のもの、きれいだと思えるものを選ぶといいでしょう。
パターンブロックおすすめ13選 遊びやすいマグネットタイプやタスクカード付きも!
前述したパターンブロックの選び方のポイントをふまえて、おもちゃコンサルタントマスター・加藤理香さんと編集部で選んだおすすめ商品をご紹介します。

構成遊びも積み木遊びもおまかせ!
木製のブロックは10ミリの厚さがあり、積み木のように立体構成を作りやすくなっています。250ピースは、平面でも立体でも充分遊びこめるボリューム。幼い子供はタスクカードの問題に入る前に、まず同じ色を集めたり、同じ形を集めたりして遊んでみましょう。
形の特徴に気づいてからタスクシートに取り組むと、偶然だけでブロックを組み立てるのではなく、しっかりとした学びとなります。同メーカーで、125ピースのハーフセットもあるので、買い足しやすい点も魅力的ですね。

ボードもついているからお出かけのおともにも
こちらはマグネットがついたパターンブロック。セットのなかにはボードが入っているので、家で遊ぶだけではなく、パックのままお出かけのお供にもなるおもちゃです。ボードの上で遊べば、散らかる心配もありません。
ホワイトボードに道を描いて、ピースで街づくりをする遊びをすると、子供はきっと惹きこまれるでしょう。マグネットなので、ちょっとしたことで作った形がズレてしまうストレスもありません。

幼い子供でも遊びやすいセット
箱のなかにピースが入っており、ふたに問題を置けるようになっています。ピースにマグネットがついているので、ふた部分に張りつき、ぴったりと形を作ることができます。
シンプルな図形の問題は、動物や乗り物の形を作りながら、おしゃべりが弾みそうな場面がたくさんありますので、親子で遊びたい方におすすめ。
ピースは単純な形なので、小さなお子さんでも遊びながら図形のセンスを育むことができるでしょう。

色鮮やかな木片からできる模様の美しさ
パターンブロックは複数のパーツから形を見出していきますが、デュシマのモザイクカルテットの形は1種類。96枚のひし形の色板を組み合わせて図柄を作っていく、構成遊びのおもちゃです。ひし形の1辺は25ミリなので、ほかのパターンブロックとの親和性もありますね。
このおもちゃでは、タスクシートのような模様を作るガイドがトランプサイズでセットされています。カードをめくって同じ形を作るといった、ゲームのような楽しい遊びができるでしょう。
見本にとらわれず、どんどん構成をしていっても、楽しく美しい模様ができあがるので、自由度の高い遊びを求めるお子さんにおすすめです。

前回の続きから遊べるおもちゃ
構成遊びのできる、マグネットのおもちゃです。パターンブロックとやや異なりますが、「なにかの形が別の形から構成されていることを知るきっかけになるおもちゃ」という点では共通しているでしょう。
木枠にブリキの板がはめてあり、開くと2面ともマグネットのボードになっているので、2面で同時に遊ぶことができます。片付けるときには、本を閉じるようにして面を閉じましょう。
ブリキ板にパーツをつけたまま片付けができるので、せっかく作った作品を壊したくないという子供や、昨日の続きで今日もまた遊びたい子供にはもってこいのおもちゃですね。

はじめてのパターンブロック遊びに最適!
パターンブロックの入門編のようなおもちゃです。150ピースという、はじめての構成遊びにはぴったりのボリューム。「図形ばかりなので、一緒に遊ぶと頭が痛くなってしまう」ということにならないように、アルファベットでも遊べるようになっているので、子供も大人も楽しめるでしょう。
タスクカードには、平面だけでなく立体にもチャレンジできるような問題も含まれています。難易度の幅が広く、飽きが来ないように工夫されていますね。お片づけのためのポーチがついているので、持ち歩きにも便利です。

ちょっと大きめサイズで、ダイナミックな模様が完成
32の木製ピースは、ひとつずつがすこし大きめのサイズになっているので、ダイナミックな模様ができあがります。形が3つしかなくシンプルで、発色がよいので、タスクカードにとらわれることなく、どんどん模様を作っていっても楽しいでしょう。
シンプルな構成ならではの大胆さを楽しめる商品です。積み木を平面に並べて遊ぶ子供には、遊びに変化をつけるプラスのおもちゃにもなります。

シートの上でできあがる形が楽しい!
算数の教材ではありますが、少し大きめな薄型プラスチック製品なので、お値段もお手頃で気軽に遊ぶことができます。はじめてパターンブロックを購入する方にもおすすめ。
「児童用」とあるのは、同じものでマグネットつきの「先生用」があるためです。シートの上に並べてどんどん形を発展させていくと、自然と図形の概念が育まれていくでしょう。
図形遊びのいいところは、答えがなくてもOKということ。タスクシートをクリアしていくおもしろさと同時に、なにかの形にしなくても、「これでいい」と思えるものを創造する楽しさを味わえます。
通常面積の16倍、1辺が10cmのジャンボサイズ
教育関係の書籍や雑誌の出版を専門とする東洋館出版社の製品。同社から教師用に既売されているパターンブロックよりも大きな1辺10cmのジャンボサイズです。プラスチックケースに6種類6色のブロックが合計49ピース入っています。耐久性が高く安全なEVA樹脂製で、誤飲することもないので安心です。
裏にはマグネットが付いていて、ホワイトボードや冷蔵庫などに貼り付けて楽しく遊べるので、子どもが喜ぶこと間違いなし!日本製にこだわりたい方にもおすすめです。
可愛いバケツ型ボックスでプレゼントにも最適
250ピースのブロックを自由に組み合わせて、絵や模様が作れます。手になじみやすい木製で、ほどよい厚みがあるので、立体的な形作りが可能です。カラーは、赤・青・黄など一般的なバリエーションですが、比較的落ち着いたトーンで派手すぎないところが魅力です。
ミディアからパターンブロックのタスクカード(教本)も出ていて、初めてパターンブロックを触る子どもから取り組めるステップ式になっているので、遊びながらしっかり学べます。可愛いバケツ型のボックス入りで、プレゼントにも最適です。
赤ちゃんの色を識別する能力を育てる木調ブロック
六角形の枠の中で完成させる少ピースのパターンブロック。高品質な木が使われていて、安全性と耐久性に優れています。木の質感を活かしたナチュラルな色調は、赤ちゃんの色を識別する能力を育てるというメリットがあります。
大人が見ても、インテリアとして部屋に飾っておきたくなるようなおしゃれなデザインです。19×16.5cm、120gのコンパクトサイズで、お母さんのバッグに入れて持ち歩けるので、子どもが遊びたいときに遊ばせられますね。
パターンカードに従ってブロックを配列しよう
パターンカードに従ってブロックを配列していくモンテッソーリ式の図形パズル。ブロックは木製で、非毒性の水性塗料を使っているので安心です。カードのデザインは、動物、日用品、乗り物、表情と、簡単なものから難しいものまで豊富に揃っており、男の子も女の子も楽しく遊びながら学べます。
大作誕生の予感!408ピースの大容量ブロック
世界80ヶ国以上で愛されている知育玩具ブランド「ラーニングリソーシーズ」のパターンブロック。半透明のプラスチック製です。きれいなクリアカラーが全部で7色入っており、知育玩具としてだけでなく、工作の素材やデコレーションなど、さまざまな使い方ができます。
また、ブロックの形状が14種類、合計408個の大容量なので、これまでのブロックでは物足りなくなっているお子さんにもおすすめです。対象年齢は4歳以上。小さいパーツもあるため、小さな子どもがいる家庭では誤飲などに気をつけましょう。
こだわり方はいろいろ! 性格やタイプで遊び方の違いがある おもちゃコンサルタントマスターからアドバイス
小学生くらいになると、「じっくり考えて遊ぶことが好き」「素早くクリアしていくのが好き」「同じようなことを繰り返しながら工夫を重ねていくのが好き」といったように、遊び方や学び方の傾向がみえてきます。
パターンブロックのように、数学的でもあり芸術的でもある遊びは、特にその傾向を感じやすいでしょう。子供がのびのびと遊べるようなタイプのおもちゃを選ぶと、大人の方が驚くような図形ができあがるかもしれません。
なお、パターンブロックは細かいパーツを含むものが多いので、赤ちゃんがそばにいると、誤飲の可能性が出てきます。赤ちゃんの手が届かない場所で、保管したり遊ぶようにしてください。
レゴやパズルのおすすめも紹介 遊びながら学べる知育玩具など!
パターンブロックで算数力や芸術センスを磨こう!
パターンブロックの選び方とおすすめの商品を紹介しました。パターンブロックは、子どもへのプレゼントにもおすすめです。タスクカードや問題集も揃えると、パターンブロックの活用方法が広がります。
パターンブロックで楽しく学びながら算数力や芸術センスを磨きましょう。!気になる商品は、Amazonや楽天市場でも口コミをチェックしてみましょう。
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あそびとおもちゃ、ヨガを通して、をこころとからだを伸びやかに育むお手伝いをしています。 おもちゃコンサルタントとして、音あそびおはなしあそびのパフォーマーとして、全国各地に出向いて活動しています。おもちゃだけでなく、わらべうたあそびや手作りおもちゃなど、さまざまなあそびのコンテンツを展開中。 ヨガインストラクターとして、健やかなからだづくりや、親と子のふれあい、抱っことおんぶ、からだ遊びなどの講座も開催。 赤ちゃんから高齢者までを対象にして、「たのしい」「ここち良い」「だいすき」をテーマに活動しています。 おもちゃコンサルタントマスター、ベビーヨガインストラクター、マタニティヨガインストラクター、骨盤調整ヨガインストラクター、日本産精油アドバイザー、木育インストラクター、アクティビティインストラクター、プロジェクトワイルドエデュケーター、ネイチャーゲームリーダー、ぎふ木育指導員