内臓脂肪サプリってなに?
内臓脂肪サプリは、内臓脂肪を減らすのを助ける作用のある成分が配合されたサプリメントです。適切な食生活や運動と共に日常生活に取り入れることで、内臓脂肪の減少を後押しする効果が期待できます。代謝を促すタイプや脂肪や糖の吸収を抑制するタイプなど、成分によってその仕組みはさまざまです。
そもそも内臓脂肪とは?ついてしまう原因は?
内臓脂肪とは、胃や腸など内臓の周囲につく脂肪です。基礎代謝の減少や食べ過ぎ・運動不足によるカロリー過多は内臓脂肪がつく原因になります。内臓脂肪が蓄積されると、高血圧や脂質異常、高血糖などにつながるリスクがあるため、多すぎる内臓脂肪は健康に悪影響を及ぼすとされています。
中性脂肪・皮下脂肪との違いは?
中性脂肪は血液中に存在する脂肪のひとつで、身体を動かすエネルギーとなります。多すぎると体脂肪として蓄積され肥満につながります。皮下脂肪は皮膚と筋肉の間につく脂肪です。内臓脂肪にくらべてエネルギーに変換されにくく、一旦つくと落としにくいという特徴があります。
内臓脂肪サプリの選び方
ここからは、自分に合った内臓脂肪サプリを選ぶためのポイントご紹介していきます。主なポイントは下記に3つになります。
【1】内臓脂肪サプリのタイプで選ぶ
【2】内臓脂肪サプリの成分で選ぶ
【3】飲むタイミングや摂取量で選ぶ
それぞれ詳しく解説していきますね。
【1】内臓脂肪サプリのタイプで選ぶ
内臓脂肪サプリは、内臓脂肪に働きかける仕組みによって大きく3つに分けられます。
代謝サポートタイプ
摂取した脂肪や糖を効率よく代謝し、エネルギーへの変換と消費を促進する働きをするタイプです。日常生活や軽い運動における代謝がよくなると、蓄積した内臓脂肪を効率よくエネルギーとして消費できるようになります。「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」「エラグ酸」などが代表的な成分です。
腸内環境を整えるタイプ
腸内環境を整える働きをする成分が含まれるタイプです。腸内環境のバランスが崩れると肥満の原因になることが知られています。また、腸内細菌によってつくられる短鎖脂肪酸は満腹感を得やすくする作用があり、食事量を抑えると言われています。代表的な成分に「ビフィズス菌」などが挙げられます。
糖や脂肪の吸収を抑えるタイプ
内臓脂肪の原因となる糖や脂肪の吸収を抑えるタイプです。サプリの成分が消化酵素の働きを抑制し、糖や脂肪が体内に吸収される形に分解されるのを防ぎます。「サラシノール」「ガレート型カテキン」などが代表的な成分です。
【2】内臓脂肪サプリの成分で選ぶ
内臓脂肪サプリには異なる成分を配合して複数のアプローチで内臓脂肪に働きかけるものや、内臓脂肪減少以外の機能が加えられている商品も販売されています。「糖と脂肪の両方の吸収を抑制する」、「腸内環境を整えながら代謝を上げる」、「尿酸値を低下させる機能などを謳う」など商品によってアプローチが違うので、自分の用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
【3】飲むタイミングや摂取量で選ぶ
内臓脂肪サプリは食品なので、多くの場合飲むタイミングは定められていません。しかしながら、1日あたり何粒摂取するとよいかについての目安が記載されており、それぞれ商品によって異なります。一度に飲む個数が少なかったり、摂取タイミングが少ないとそれだけ飲む負担を減らすことができるので、併せて確認をするようにしましょう。摂取個数の多い商品は粒の大きさを小さくするなど工夫されていることもありますよ。
内臓脂肪サプリのおすすめ11選
ここからは、主に成分とその働きに注目しながら、内臓脂肪サプリのおすすめ商品をご紹介します。

エムジーファーマ『脂肪注意報』
独自開発の成分で中性脂肪の上昇を抑制!
エムジーファーマが独自開発した『METAP(グロビンペプチド)』により食事に含まれる脂肪の吸収を抑制、さらに分解も促進してくれるサプリメントになります。
通常の食生活のままでも脂肪対策ができるので、無理な食事制限などをしなくてもよいのが嬉しいポイント。揚げ物など脂っこい食事が好きな方にはとくにおすすめの商品ですよ。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリン」

SYNERGISM by YA-MAN(シナジズム バイ ヤーマン)『SLIM G(スリムジー)』
ブラックジンジャーの働きで脂肪の消費を促進
美に対する意識の高い女性を対象に、美容専門メーカーのヤーマンによって開発された商品です。配合成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」は、日常活動での脂肪の消費を促進。
BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす効果が確認されているとして、内臓脂肪サプリに代表的な成分のひとつです。摂取量が1日1粒でなので負担なく続けられそうです。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」

商品による臨床試験でお腹の脂肪面積の減少を確認
糖の吸収を抑えると共に継続摂取によってビフィズス菌の餌となって腸内環境を整える働きをする「サラシノール(サラシアという植物の成分)」を配合したサプリです。錠剤にするのが難しいサラシアの商品化には、富士フィルムの技術が生かされています。
商品を使って行った臨床試験で、脂の吸収を抑える効果や継続摂取によって内臓脂肪を含むお腹の脂肪面積を減らす効果が確認されている点も強みです。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「サラシノール」「難消化性デキストリン(食物繊維)」「エピガロカテキンガレート」「モノグルコシルルチン」「フロロタンニン」

脂肪の代謝促進と腸内環境改善のWのアプローチ
脂肪を消費しやすくするブラックジンジャーが内臓脂肪に、腸内環境を改善するビフィズス菌などが腹部皮下脂肪にアプローチする、Wの効果が特長です。
腸まで届けたいビフィズス菌を守りつつ胃で溶かしたい成分は胃で溶かす、独自の製法にこだわりが見られます。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」「生きたビフィズス菌BB536」「B-3」「N-アセチルグルコサミン」

脂肪の合成を抑制し分解・消費を促進する成分を配合
日常のカロリー消費を高め、肥満気味の方のお腹の脂肪を減らす働きが報告されている成分を用いたサプリです。
機能成分である「葛の花由来イソフラボン」には、余ったエネルギーの脂肪への合成を防ぐと共に脂肪の分解・消費を促す作用が認められており、脂肪を作りにくく消費しやすい身体づくりが期待できます。
※この商品は「機能性表示食品(EPA・DHA)」です。
※機能性表示食品:「葛の花由来イソフラボン」

飲み物では摂取しにくい量のカテキンを配合
健康効果が知られるカテキンのサプリです。脂質を分解する消化酵素を阻害して脂肪の吸収を抑制する働きをする「ガレート型カテキン」が配合されています。
お茶を飲んで効果量を摂取するのは大変でも、サプリなら苦痛なく続けられるでしょう。農薬不使用の緑茶カテキンが使われている点も嬉しいポイントです。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「ガレート型カテキン」

糖と脂肪の吸収を両方抑える機能成分
実にポリフェノールを多く含み、特にインドで古くから伝わる食材であるターミナリアベリリカから抽出した成分を用いたサプリです。
機能成分「ターミナリアベリリカ由来没食子酸」には糖と脂肪の両方の吸収を抑制する作用が報告されています。炭水化物と脂の多い食事のどちらも好きな方は注目したい商品です。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「ターミナリアベリリカ由来没食子酸」

尿酸値と脂肪をWでケアしたい方のためのサプリ
尿酸値を下げる作用が確認されている「アンセリン」とお腹の内臓脂肪や皮下脂肪を減らす働きをする「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」の両方の効果が期待できる商品です。
尿酸値は痛風だけでなく、メタボと関連が深いことも知られています。お酒をよく飲む男性はぜひチェックしてみてください。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「アンセリン」「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」

糖が脂肪になるのを防ぎ、今ある脂肪の燃焼も促す
お腹の脂肪を減らす効果のある「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」に、糖が脂肪になるのを防ぐ「ガルニシア由来ヒドロキシクエン酸」を配合したサプリです。
すでについてしまった脂肪を減らしながら脂肪がつきにくい身体づくりを行う、2つのアプローチが特長です。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「ヒドロキシクエン酸(HCA)」「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」

エラグ酸の働きで脂肪の代謝をサポート
アフリカマンゴノキという植物の種子の中からわずかに抽出される成分「エラグ酸」を摂取できるサプリです。エラグ酸は代謝をサポートし、肥満気味の方の内臓脂肪を減らす働きをすると報告されています。
メーカーは臨床試験結果から、12週間で体重やウエストサイズの減少効果が期待できるとして継続摂取を勧めています。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「エラグ酸」

母乳に豊富な多機能たんぱく質
ラクトフェリンは母乳に多く含まれる多機能たんぱく質で、内臓脂肪の減少に役立つ成分です。牛乳(生乳)にも含まれますが、熱に弱いため、加熱処理された市販の牛乳からの摂取は難しいとされています。
胃酸に弱いラクトフェリンを守るための特殊なコーティングが用いられている点に高い技術力が感じられます。
※この商品は「機能性表示食品」です。
※機能性表示食品:「ラクトフェリン」
「内臓脂肪サプリ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 内臓脂肪サプリの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの内臓脂肪サプリの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
内臓脂肪サプリのFAQ
ここでは、内臓脂肪サプリについてのよくある疑問をまとめました。
内臓脂肪のつき方は男性と女性では差があるの?

女性ホルモンの働きにより、女性には男性に比べ内臓脂肪がつきにくいとされています。ホルモンバランスの変化する更年期以降は女性にもつきやすくなります。
特定保健用食品(トクホ)も内臓脂肪に効果的?

トクホは国による審査を経て、健康の維持や増進についての表示が許可された食品です。許可を得るには有効性や安全性の科学的根拠が必要です。内臓脂肪を減らすと謳われていれば、効果を期待してもよいでしょう。
ダイエットなどで使用してもよい?

内臓脂肪サプリは内臓脂肪を減らすサポートをするので、ダイエットにも相性がよいと言えます。食生活や運動の改善を前提に、サプリを利用してみましょう。
その他の関連記事もチェック!
内臓脂肪サプリを上手に取り入れてすっきりお腹を目指そう!
内臓脂肪サプリは健康や体型に悩む現代人にとって魅力的な機能をもつ商品です。健康的な生活を心がけつつ、内臓脂肪サプリの助けも借りながら、スッキリしたお腹を目指してみてはいかがでしょうか?
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
医療業界で培ったビジネス経験や知識を生かし、ライター・翻訳者として活動。特に医療分野、ビジネス・マーケティング分野での執筆に携わっている。元医療機器メーカー勤務。