牛乳のメリット
牛乳には骨や歯を強くするためのカルシウム、筋肉をつくるタンパク質や成長期に必要なビタミン、ミネラルなど豊富な栄養素が含まれていることが有名です。
とくに1日のカルシウム推奨量のおよそ半分を摂取できるとされており、牛乳は身体にとって必要な食品であることが分かります。
厚生労働省は1日に摂るべきカルシウム量を「成人男性で650mg~800mg、成人女性で650mg」と推奨しています。
カルシウムは一度に摂取しても、吸収されないまま排出されてしまうので、毎日の習慣として牛乳を飲むことから始めるのはいかがでしょうか。
常温保存できる牛乳とは
牛乳は一般的には開封前でも冷蔵庫での保管が基本です。常温での保存では細菌が増えやすく、牛乳が傷んだり風味が悪くなってしまいます。
ところが、そんな牛乳でも常温保存が可能な牛乳があるのをご存じですか?それが「ロングライフ牛乳」や「LL牛乳」と呼ばれる、常温保存が可能な牛乳です。
一般的な牛乳は120度から130度で1秒から3秒間の殺菌を行いますが、ロングライフ牛乳は130度から150度の高温で1秒から3秒間の「滅菌」を行う工程になっています。
また、ロングライフ牛乳の容器はアセプティック容器と呼ばれる紙とアルミ箔を貼り合わせた、光と空気を遮断する容器を使用します。
そして無菌の環境下のもと、減菌した容器に加熱滅菌した牛乳を充填することで、常温で保存できる牛乳として出荷されるのです。
なお、要冷蔵の牛乳とロングライフ牛乳のような常温保存可能な牛乳に栄養上の違いはありません。
牛乳の種類と選び方
ひとくちに牛乳といっても、牛乳の種類は大きく4つに分けられます。
・成分無調整牛乳
・成分調整牛乳
・加工乳
・乳飲料
牛乳を選ぶときのポイントにもなりますので、上記のポイントは抑えておきましょう。
常温保存可能な牛乳のおすすめ10選
ここからは、ロングライフ牛乳などの常温保存可能な牛乳のおすすめを紹介します。
阿蘇の大自然で育まれた生乳を使用
成分無調整のロングライフ牛乳です。常温でそのまま保存しておくことができます。熊本の豊かな自然に囲まれながら育った乳牛から、まごころを込めて搾乳されました。
コクがあり、ほのかに甘みを感じられる牛乳です。自然のおいしさがいっぱい詰まっているので、ゴクゴク飲めてその味わい楽しむことができるでしょう。
非常用としても重宝するロングライフ牛乳
成分無調整で飽きのこない、シンプルな味わいが特徴のロングライフ牛乳。中身が飛び出しにくいプリズマ容器で、持ちやすいです。搾乳後48時間以内に生乳を工場に受け入れ、おいしさが長持ちするように無菌状態で超高温瞬間殺菌処理されています。
手軽に飲める牛乳として親しまれており、多くのシーンで活躍。おやつなどの間食のほか、昼食のタイミングなどによく飲まれています。常温保存可能なのもうれしいポイントです。
しぼりたてのような味わいの成分無調整牛乳
殺菌処理後、無菌充填した常温保存可能な「成分無調整牛乳」です。新鮮な生乳の風味をそのまま生かし、しぼりたてのような味わい。もちろん防腐剤や保存料は一切使用していないので、安心して飲むことができますよ。
緑豊かな霧島山麓の、新鮮な自然の味をたっぷりお楽しみいただけます。
北海道で生産されたおいしいロングライフ牛乳
北海道で生産された牛乳本来の味わいが楽しめる牛乳です。牧場の乳牛からしぼった生乳をそのまま加熱殺菌しパックしてあります。
常温保存が可能な「ロングライフ牛乳」なので、開封しなければ長くストックすることができます。本商品は1,000ml入りが12本セットで購入できますが、ひとり暮らしでそこまで頻繁に消費できない人が購入しても大丈夫です。
チチヤスおなじみの赤いパッケージが特徴
この牛乳は、酪農が盛んな地域である熊本県で生産されたもので、チチヤスおなじみのヨーグルトをイメージするかわいらしい赤いパッケージが特徴です。
常温保存が可能な牛乳なので、ストックしておきたいときに便利です。賞味期限も90日間と非常に長いロングライフ商品なので、24本入りの形でまとめ買いしておくのもいいでしょう。
幼児に大人気のアンパンマンの牛乳!
北海道産の生乳100%の牛乳です。紙パックには幼児に人気のアンパンマンのイラストが描かれているので、子供も喜んで飲んでくれるでしょう!
常温保存可能な商品なので、お出かけや旅行で持ち歩く際にも便利です。
酪農県である熊本直送の低脂肪乳
熊本の酪農協が立ち上げた「らくのうマザーズ」が生産販売する、飲みやすいすっきりタイプの低脂肪乳です。通常の牛乳より乳脂肪分を約75%減らした結果、カロリーが約40%カットされており、脂肪分やカロリーが気になるダイエット中の方なども、飲むことができます。
もちろん牛乳本来の栄養素はきちんと摂ることができます。
乳脂肪分4.3%の濃い味とコクが特徴
熊本県の阿蘇山麓で作られた牛乳を使用した、濃い味とコクが特徴の牛乳です。乳脂肪分は4.3%と高く、飲むことはもちろん、スープやシチューなどに入れると、コクとまろやかさのあるおいしさに仕上がります。
コーヒーのミルクに使用してもいいでしょう。常温保存が可能な商品なので、何本かストックしておいて幅広く使っていくこともできます。
お腹がゴロゴロしやすい人にも安心
お腹にやさしいタイプのロングライフ牛乳で、常温でストックしておくことが可能です。乳糖の約80%をブドウ糖とガラクトースに分解し、消化吸収しやすい牛乳になっています。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまう人におすすめ。
ブドウ糖とガラクトースは、乳糖よりも甘さが強め。生乳使用率が90%で、牛乳本来のおいしさと栄養素に変わりなく、味はほんのり甘めでおいしいですよ。
飲みきりサイズのフレーバーつきロングライフ乳飲料
フレーバーつきの、ロングライフ牛乳です。飲みきりサイズですので、気軽に飲むことができます。北海道産の良質なミルク原料を使用し、甘酸っぱいイチゴのフレーバーとミルクのまろやかさが特徴です。
自宅にストックしておくこともできますし、常温で保存可能なので、キャンプなどのアウトドアのシーンでも活躍してくれるでしょう。
「牛乳」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 牛乳の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での牛乳の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
牛乳に関するQ&A
Q.1 牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするのはなぜ?

牛乳を飲むとお腹がはってガスが溜まったり、下痢になってしまうのは「乳糖不耐症」が原因。これは、牛乳に含まれる乳糖を消化する酵素(ラクターゼ)の働きが弱いために起こります。
牛乳を飲みたいけどお腹がゴロゴロしてしまう人は、毎日少量の牛乳を飲むようにすると、乳糖分解酵素が活発化されて次第に飲めるようになります。それでもなかなか改善されない場合は、乳糖が分解されている牛乳を選ぶか、ホットミルクにして飲むのをおすすめします。
Q.2 ミルクと牛乳の違いって?

「牛乳」とは、文字通り牛の乳のこと。厳密には、生乳を均質化処理をして加熱殺菌したものを「牛乳」とよびます。「生乳(せいにゅう)」とは、しぼったままの牛の乳のことです。冒頭でもご紹介したように一般的に「牛乳」と呼べるものは7種類あり、食品衛生法に基づく「乳等省令(乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)」という法律で定められています。
一方「ミルク」は、英語のmilkのことですが、牛やヤギなど家畜の乳、練乳や粉乳などの生乳から作られた加工品や、赤ちゃんに飲ませる乳児用粉ミルクなど、幅広い意味合いを持っています。
一人暮らしや災害対応にも活用できる、常温保存可能な牛乳
常温保存可能な牛乳のおすすめはいかがでしたか。
常温保存可能な牛乳は冷蔵庫を必要とせず保存期間が長いため、一人暮らしのひとにもおすすめです。
また、レジャーなどの屋外での携行や、災害時のための備蓄としても有効でしょう。
常温保存可能な牛乳をうまく活用して、さまざまな場面でおいしい牛乳が飲めるのはうれしいですよね。
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「ペット」「食品」「ドリンク・お酒」カテゴリーを担当。犬とネットショッピングをこよなく愛する主婦編集者。主婦仲間から情報収集をし、家族が喜ぶおいしい食べ物や調味料を探すのが日課となっている。