商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 出版社 | 発行年 | ページ数 |
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中央公論社『嗤う伊右衛門』 |
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京極夏彦が書く「四谷怪談」の物語 | 中央公論社 | 1997年 | 385ページ | |
祥伝社『厭な小説』 |
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不愉快な物語を集めた短編集 | 祥伝社 | 2009年 | 464ページ | |
講談社 講談社ノベルス『絡新婦の理』 |
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併発する殺人事件の中心人物を探る | 講談社 | 1996年 | 830ページ | |
講談社 講談社ノベルス『姑獲鳥の夏』 |
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人気の長編シリーズもの | 講談社 | 1994年 | 430ページ | |
講談社 講談社ノベルス『狂骨の夢』 |
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コミックにもなった百鬼夜行シリーズ3作目 | 講談社 | 1995年 | 578ページ | |
講談社 講談社文庫『魍魎の匣』 |
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箱が事件につながっていくストーリー | 講談社 | 1999年 | 1060ページ | |
講談社『死ねばいいのに』 |
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人の心の奥に迫る傑作ミステリー | 講談社 | 2010年 | 402ページ | |
徳間書店『ルー=ガルー 忌避すべき狼』 |
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近未来の少女たちが自由のために戦う物語 | 徳間書店 | 2001年 | 760ページ | |
KADOKAWA 角川書店『後巷説百物語』 |
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直木賞を受賞した長編シリーズの1冊 | KADOKAWA | 2003年 | 784ページ | |
KADOKAWA 角川文庫『豆腐小僧双六道中ふりだし』 |
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妖怪小僧の道中を描いた作品 | KADOKAWA | 2010年 | 722ページ | |
集英社 集英社文庫『南極。』 |
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ダメな作家と編集者が織りなす愉快な日々 | 集英社 | 2011年 | 738ページ | |
集英社 集英社文庫『虚言少年』 |
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事件も輝くこともない小学生の非・青春小説 | 集英社 | 2014年 | 530ページ | |
講談社 講談社ノベルス『鉄鼠の檻』 |
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京極堂がとくに難しい事件に挑戦 | 講談社 | 1996年 | 826ページ | |
KADOKAWA 角川書店『巷説百物語』 |
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江戸で起こるあやしい妖怪の事件 | KADOKAWA | 1999年 | 511ページ | |
KADOKAWA『虚談』 |
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現実と価値観が揺るがされる9編 | KADOKAWA | 2018年 | 312ページ | |
KADOKAWA『虚実妖怪百物語 序』 |
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妖怪たちが次々あらわれる長編 | KADOKAWA | 2016年 | 424ページ | |
KADOKAWA『鬼談』 |
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鬼にまつわる9つの短編集 | KADOKAWA | 2015年 | 272ページ |
作家「京極夏彦」とは? オカルト系作品が人気!
京極夏彦は1963年に北海道小樽市で生まれ、1994年に「姑獲鳥の夏」で小説家デビューを果たしました。
1996年には「魍魎の匣」で日本推理作家協会賞を受賞しているほか、これまで山本周五郎賞や直木賞など、数々の受賞歴があるのが特徴です。
また、日々多くの書籍や映像メディアに囲まれながら妖怪や時代劇などを推進しており、世界妖怪協会・お化け友の会の代表代行を務めるなど、ユニークな肩書も持っています。
京極夏彦作品の魅力
京極夏彦の作品はオカルト系のイメージが強いですが、実際は学問や歴史などさまざまなテーマがあるのが特徴。
またなんとなく書かれているように感じる文章でも、ほとんどが物語内で伏線回収されているなど、複雑な構成になっている作品も多いです。
SF小説や時代小説のほか、思わず笑ってしまうコメディ小説まで、多彩な小説が楽しめるでしょう。
京極夏彦作品の選び方
まずは京極夏彦作品の選び方をチェックしていきましょう。ポイントは下記。
【1】シリーズで選ぶ
【2】メディア化された作品から選ぶ
【3】長さから選ぶ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】シリーズで選ぶ
京極夏彦の作品にはいくつかのシリーズがあるため、シリーズごとに読んでも楽しめます。
「百鬼夜行」シリーズ
百鬼夜行は、京極夏彦の長編作品シリーズです。デビュー作である「姑獲鳥の夏」が、その第一作目。
京極堂とも呼ばれている主人公の中禅寺秋彦は、古本屋を営んでいますが同時に宮司や陰陽師でもあり、また憑きもの落としを請け負う拝み屋もしています。
ストーリーは、憑きもの落としと並行しながら事件を解決していくミステリーもの。
代表的な人気シリーズ作品なので、これからはじめて京極夏彦作品を読む人にもふさわしいでしょう。
「江戸怪談」シリーズ
江戸怪談は江戸を舞台にした小説シリーズで、天保の間に起こった事件のストーリーが展開していきます。
怪談の古典を京極夏彦独自の視点で組みなおしており、古典にある本来の物語とは内容が大きく異なっているのが特徴です。
おどろおどろしいオカルト要素やミステリー要素が含まれているほか、恋愛ストーリーの側面も盛り込まれていて読みごたえがあるでしょう。
「厭」シリーズ
厭シリーズは、日々のなかで起こる厭なことをテーマにした連作小説です。
こちらのシリーズには、定番のミステリー要素やオカルト要素がほとんどないのが特徴。
登場人物が妙で厭なできごとに遭遇するストーリーで、気味の悪さを感じるような作品に仕上がっています。
オカルト系以外で、京極夏彦の不思議な世界観を味わってみたいときにはぴったりでしょう。
【2】メディア化された作品から選ぶ
京極夏彦の作品はメディア展開されているものも多いです。そのため、メディア化されている作品と原作を一緒に楽しむのもいいでしょう。
映画化されている京極夏彦作品
京極夏彦の小説作品には、映画化されているものがいくつかあります。
たとえばデビュー作の「姑獲鳥の夏」は、豪華なキャスティングで原作に描かれている世界観がしっかり表現されているのが魅力です。
1作品あたり約2時間なので、先に映画を観て京極夏彦作品の雰囲気などを感じてから小説を読んでみると、長編小説に慣れていない人でもスムーズに読み進めやすいでしょう。
漫画化されている京極夏彦作品
京極夏彦の作品には、個性的なキャラクターがたびたび登場しています。
そのため、ユニークな登場人物たちをいかして漫画化された作品も、豊富にそろっているのが特徴です。
京極夏彦の作品に出てくるキャラクターたちが好きな人であれば、小説と漫画を一緒に読むことでさらに彼らそれぞれの個性が楽しめるでしょう。
テレビドラマ化されている京極夏彦作品
京極夏彦作品では、「巷説百物語」や「厭」シリーズを原作としたテレビドラマも制作されています。
もしドラマを観たことがあるのなら、その原作小説から読んでみると大体のイメージをつかんだ状態で読み進められてスムーズでしょう。
また、ドラマはシリーズ作品を原作にしたものが多いため、シリーズものを楽しみたいときにもぴったりです。
【3】長さから選ぶ
短編か長編かで選ぶのもひとつの方法です。
京極夏彦の短編作品
ふだんあまり本を読まない人や、長編小説を読んだことがない人には、京極夏彦の短編作品から読みはじめてみるのがおすすめです。
短編ものであれば、京極夏彦の世界観や作風がどんなものかを手軽に知れるのがメリットです。
それからもっとほかの作品を読みたくなったら、長編ものへと移っていくと幅広い作品を楽しんでいけるでしょう。
京極夏彦の長編作品
読書が好きで慣れている場合や、これまでに京極夏彦の作品を読んだことがあるなら、長編作品を楽しんでみましょう。
長編ものはページ数が多いぶん、さらに京極夏彦の世界に没入できるのが大きなメリットです。
とくに人気の長編シリーズものを選べば、作品の世界観により一層どっぷりと浸れてハマっていくでしょう。
京極夏彦のおすすめ17選
ここからは、京極夏彦のおすすめ作品をご紹介します。
『嗤う伊右衛門』は、「四谷怪談」を京極夏彦流に味付けした作品です。普通の「四谷怪談」を想像している人は、良い意味で裏切られるでしょう。独特の世界観と言い回し、情景描写に引き込まれます。
京極夏彦が書く「四谷怪談」の物語
江戸怪談シリーズの小説で、四谷怪談をもとに京極夏彦が独自の世界を描きだしています。
こちらは泉鏡花賞を受賞しているほか、映画化もされた人気作です。
主人公の伊右衛門は、生まれてから笑ったことのない真面目な浪人。
そんな伊右衛門の前に、病を抱えながらも凛と正しく生きる岩という女性があらわれて、愛の物語が進んでいきます。
出版社 | 中央公論社 |
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発行年 | 1997年 |
ページ数 | 385ページ |
出版社 | 中央公論社 |
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発行年 | 1997年 |
ページ数 | 385ページ |
「京極作品は一通り読んだ」という人は、この『厭な小説』を読んでみましょう。短編集ですが、それぞれ「厭な」気持ちになる物語が収録されています。「不快」を凝縮させたような内容に、心がかき乱されます。
不愉快な物語を集めた短編集
悪寒や嫌悪、拒絶といったこの世のさまざまな不愉快を詰め込んだ、エンターテイメント作品です。
厭シリーズの短編小説集で、「厭な子供」はテレビドラマ化もされています。
パワハラ上司に対する同僚の言葉にうんざりしながら帰ってきた「私」を、玄関で知らない子どもが迎えました。そして、自分にしか見えないその子の存在を怪訝に思いはじめたところから、悪夢が始まります。
出版社 | 祥伝社 |
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発行年 | 2009年 |
ページ数 | 464ページ |
出版社 | 祥伝社 |
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発行年 | 2009年 |
ページ数 | 464ページ |
百鬼夜行シリーズファンにおすすめなのが、『絡新婦の理』です。レギュラーメンバーが総出演する上、長くて重厚、独特の情景描写は健在。作品中に登場する女性も魅力的です。
併発する殺人事件の中心人物を探る
百鬼夜行シリーズのレギュラーメンバーたちが総出演する、第5弾の1冊です。こちらは、コミックでも楽しめます。
巷では、「目つぶし魔」と呼ばれる殺人鬼が横行。
刑事の木場は昔の知人が事件に関係しているかもしれないと気づき、そこから物語が進んでいきます。
事件は併発してしまいますが、その中心にいる人物に徐々に迫っていくストーリーです。
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1996年 |
ページ数 | 830ページ |
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1996年 |
ページ数 | 830ページ |
人気の長編シリーズもの
こちらは京極夏彦の代表作品シリーズとなっている「百鬼夜行」シリーズの第一弾で、映画化もされています。
主人公は古書店を営みながら、憑きもの落とし専門の神主も務めているのが特徴。
あるとき、妊娠20カ月の妻を置いて失踪してしまった男性を探してほしい、という奇妙な依頼を受けたところから、ストーリーが展開していきます。
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1994年 |
ページ数 | 430ページ |
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1994年 |
ページ数 | 430ページ |
コミックにもなった百鬼夜行シリーズ3作目
百鬼夜行シリーズの第3作目となる長編小説で、こちらは漫画にもなっています。
伊佐間が、逗子で何度も夫を殺したことがあるという朱美に出会ったことが、物語のはじまり。
精神科医の降旗や牧師の白丘は、あやしい告白を聞いたことで心が乱れますが、逗子をさまよいながら調べるうちに記憶の深淵が明らかになっていきます。
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1995年 |
ページ数 | 578ページ |
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1995年 |
ページ数 | 578ページ |
箱が事件につながっていくストーリー
日本推理作家協会賞を受賞した百鬼夜行シリーズの1冊で、漫画・映画化もされている人気作品です。
箱をまつっている妙な霊能者や、箱詰めにされてしまった少女の四肢、巨大な箱型の建物がキーポイントとなったストーリー。
箱に関する虚妄が、少女の転落事件やバラバラ殺人を結びつけていきます。京極堂たち4人は無事憑きものを落とせるのか、その展開から目が離せません。
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1999年 |
ページ数 | 1060ページ |
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1999年 |
ページ数 | 1060ページ |
人の心の奥に迫る傑作ミステリー
長編のミステリー小説です。
ある日、突然失礼な男があらわれて語り手に「死んだ女のことを教えてくれないか」とたずねてきます。
その言葉によって嘘が暴かれたり、業がさらけ出されたりしながら、少しずつむき出しの真実が浮かび上がっていくストーリーです。
人はなんのために生きているのか、人の心に深く迫ります。
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 2010年 |
ページ数 | 402ページ |
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 2010年 |
ページ数 | 402ページ |
近未来の少女たちが自由のために戦う物語
21世紀半ばの設定を読者から募集して作られた、近未来小説。アニメ映画化もされています。
直接的な人のコミュニケーションが少なくなった近未来の日本で、血生ぐさい連続殺人事件が起こり4人の少女が巻き込まれていく物語です。
無機的な都市を舞台に、少女たちの自由を求める闘いは「百鬼夜行」シリーズにもつながる驚きの結末へと向かいます。
出版社 | 徳間書店 |
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発行年 | 2001年 |
ページ数 | 760ページ |
出版社 | 徳間書店 |
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発行年 | 2001年 |
ページ数 | 760ページ |
直木賞を受賞した長編シリーズの1冊
小悪党の又市と一味が活躍する、「巷説百物語」シリーズの第3弾です。直木賞受賞作品。
明治10年、巡査・矢作剣之進は酒の席で妙な伝説について友人と言い争いになってしまいます。
そのまま収拾がつかなくなった剣之進は、謎の隠居老人・山岡百介を訪ねることに。
しかしそこで百介は昔あった不思議な体験談を語りはじめ、さらに物語が展開していきます。
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2003年 |
ページ数 | 784ページ |
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2003年 |
ページ数 | 784ページ |
妖怪小僧の道中を描いた作品
豆腐小僧という妖怪にまつわる小説です。
お盆に豆腐を載せて持ち、ただ立っているだけの不思議な妖怪。豆腐を落としてしまったらただの小僧になるのか、もしくは存在が消えてしまうのか……。
「消えたくない」と強く思った小僧は旅に出ますが、その道中でさまざまな出会いを経験します。
愛くるしい小僧の様子に夢中になるでしょう。
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2010年 |
ページ数 | 722ページ |
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2010年 |
ページ数 | 722ページ |
ダメな作家と編集者が織りなす愉快な日々
最底辺にいる作家・南国夏彦を主人公にした、ギャグ小説です。
本編では、夏彦や取り巻きの編集者が繰り広げるユニークな日々が描かれています。
秋本 治や赤塚不二夫原作の傑作小説・漫画のパロディも含まれているなど、コラボレーション型になっているのが特徴です。
8編の連作短編集になっており、悶絶必至でしょう。
出版社 | 集英社 |
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発行年 | 2011年 |
ページ数 | 738ページ |
出版社 | 集英社 |
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発行年 | 2011年 |
ページ数 | 738ページ |
事件も輝くこともない小学生の非・青春小説
小学生なのにオヤジくさく、おまけに嘘つきな少年・健吾が語り手となった小説です。
健吾に加え、味のあるユニークさが魅力の誉と、変わっているけれど弁の立つ京野の3人が登場します。
少年たちの、輝いておらずこれといった事件も起こらないような、なんてことのない小学校生活が描かれており、京極夏彦独自の「非・青春小説」に仕上がっています。
出版社 | 集英社 |
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発行年 | 2014年 |
ページ数 | 530ページ |
出版社 | 集英社 |
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発行年 | 2014年 |
ページ数 | 530ページ |
京極堂がとくに難しい事件に挑戦
漫画にもなった、百鬼夜行シリーズの書きおろし第4作目です。
登場人物たちの目の前で、仏弟子が次々殺されていく奇怪なできごとが起こります。
箱根の山中で雪の庭に座って死んでいた僧侶、山をさまよう振袖の娘、埋没している経蔵……。
同シリーズでもとくに難解とされる事件に、古書店主の京極堂が挑んでいきます。
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1996年 |
ページ数 | 826ページ |
出版社 | 講談社 |
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発行年 | 1996年 |
ページ数 | 826ページ |
江戸で起こるあやしい妖怪の事件
人気の「巷説百物語」シリーズの1作目で、テレビドラマでも楽しめます。
クセものぞろいの悪党一味が、公では裁けない事件をお金をもらって請け負っている江戸時代。
あちらこちらの闇に出現するあやかしの姿を使って幻術を仕掛けられるほか、めまい、からくりの数々もあらわれます。
あとを絶たないあやしい事件が展開する、傑作妖怪時代小説です。
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 1999年 |
ページ数 | 511ページ |
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 1999年 |
ページ数 | 511ページ |
現実と価値観が揺るがされる9編
全9編から構成された、連作集です。
「クラス」は、元デザイナーで小説家をしている「僕」が主人公になったミステリー小説。
「僕」は周囲からよく相談を受けていますが、あるときに学生時代の同輩・御木から奇妙な話を聞かされます。
13歳のときに死んだ妹が、年老いた姿で中学の制服を着て自分の前に現れた、というものでしたが、その話には主人公の記憶とは食い違う部分があって……。
現実と虚構をめぐる謎に、引き込まれていくでしょう。
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2018年 |
ページ数 | 312ページ |
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2018年 |
ページ数 | 312ページ |
妖怪たちが次々あらわれる長編
序・破・急と3作続く、「虚実妖怪百物語」シリーズの1作目となる1冊です。
呪術と魔術をマスターした魔人・加藤保憲と太古の怨念が影響し、日本中にたくさんの妖怪があらわれはじめるストーリー。
京極夏彦版の「妖怪大戦争」が展開していきます。
シリーズすべて合計すると、京極夏彦の作品でもとくに長い大作に仕上がっており、読みごたえたっぷりでしょう。
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2016年 |
ページ数 | 424ページ |
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2016年 |
ページ数 | 424ページ |
鬼にまつわる9つの短編集
こちらの短編集は、鬼をテーマにして書かれた9編の物語から構成されています。
そのうちのひとつである「鬼縁」には、幼いころ父親に右腕を切り落とされた江戸時代の人物・作之進と、現代を生きる幸せそうな家族が登場。
一見、つながりがなさそうな2つの物語ですが、過去と現在が奇妙に交差していくのが特徴です。
読むうちに、鬼とは何か、人のなかに鬼がいるのかといったことを考えさせられるでしょう。
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2015年 |
ページ数 | 272ページ |
出版社 | KADOKAWA |
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発行年 | 2015年 |
ページ数 | 272ページ |
「京極夏彦」のおすすめ商品の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 出版社 | 発行年 | ページ数 |
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中央公論社『嗤う伊右衛門』 |
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京極夏彦が書く「四谷怪談」の物語 | 中央公論社 | 1997年 | 385ページ | |
祥伝社『厭な小説』 |
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不愉快な物語を集めた短編集 | 祥伝社 | 2009年 | 464ページ | |
講談社 講談社ノベルス『絡新婦の理』 |
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併発する殺人事件の中心人物を探る | 講談社 | 1996年 | 830ページ | |
講談社 講談社ノベルス『姑獲鳥の夏』 |
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人気の長編シリーズもの | 講談社 | 1994年 | 430ページ | |
講談社 講談社ノベルス『狂骨の夢』 |
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コミックにもなった百鬼夜行シリーズ3作目 | 講談社 | 1995年 | 578ページ | |
講談社 講談社文庫『魍魎の匣』 |
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箱が事件につながっていくストーリー | 講談社 | 1999年 | 1060ページ | |
講談社『死ねばいいのに』 |
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人の心の奥に迫る傑作ミステリー | 講談社 | 2010年 | 402ページ | |
徳間書店『ルー=ガルー 忌避すべき狼』 |
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近未来の少女たちが自由のために戦う物語 | 徳間書店 | 2001年 | 760ページ | |
KADOKAWA 角川書店『後巷説百物語』 |
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直木賞を受賞した長編シリーズの1冊 | KADOKAWA | 2003年 | 784ページ | |
KADOKAWA 角川文庫『豆腐小僧双六道中ふりだし』 |
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妖怪小僧の道中を描いた作品 | KADOKAWA | 2010年 | 722ページ | |
集英社 集英社文庫『南極。』 |
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ダメな作家と編集者が織りなす愉快な日々 | 集英社 | 2011年 | 738ページ | |
集英社 集英社文庫『虚言少年』 |
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講談社 講談社ノベルス『鉄鼠の檻』 |
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京極堂がとくに難しい事件に挑戦 | 講談社 | 1996年 | 826ページ | |
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江戸で起こるあやしい妖怪の事件 | KADOKAWA | 1999年 | 511ページ | |
KADOKAWA『虚談』 |
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現実と価値観が揺るがされる9編 | KADOKAWA | 2018年 | 312ページ | |
KADOKAWA『虚実妖怪百物語 序』 |
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妖怪たちが次々あらわれる長編 | KADOKAWA | 2016年 | 424ページ | |
KADOKAWA『鬼談』 |
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鬼にまつわる9つの短編集 | KADOKAWA | 2015年 | 272ページ |
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※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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京極夏彦の作品を思う存分楽しもう
京極夏彦は、多くの人気作品を生み出してきた日本を代表する小説家のひとりです。
とくにミステリー要素やオカルト要素のある作品が知られていますが、ほかにユーモアたっぷりのギャグ小説も発表しているなど、多彩なラインナップが魅力です。
はじめて京極夏彦の作品を読むなら、手軽に読みやすい短編集がぴったり。独特の世界観にどっぷり浸りたいときは、読みごたえのある長編シリーズを選ぶと楽しめます。
今回ご紹介した選び方やおすすめ作品も参考にして、あなたも京極夏彦のさまざまな作品にふれてみてください。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。