PS4用背面ボタンとはどんなもの?

Photo by Glenn Carstens-Peters on Unsplash
PS4のコントローラーは通常、方向キーとスティック、動作をさせる4つのボタンによって構成されています。背面ボタンはコントローラーに接続するタイプ、もしくはコントローラー形状に最初から配置されている製品になります。
さまざまな動作を背面ボタンに設定することで操作の自由度が変わります。ほかにもFPSなどのシューティングゲームにおける連射などにかんたんに対応可能です。
PS4用背面ボタンのメリット
背面ボタンをコントローラーに増設、または装備されているコントローラーを使うことはどのようなメリットがあるのかについて説明していきます。併せて背面ボタンをつけるとどんなことができるのかを確認してみましょう。
背面にボタンが多くなることによってできることがさまざま増えていきます。ゲームプレイがしやすくなることへつながるポイントなので参考にしてみてください。
ボタンひとつでこまかい動作をさせるプログラムを設定
背面ボタンを増やすことによって、通常のコントローラーについているボタンのほかにゲーム上の動作を指示できます。通常は親指だけで操作するボタンのコマンドを背面ボタンにプログラムすると人差し指や中指で操作可能になります。
パソコンと連動するコントローラータイプであれば、スティックの感度も変更可能です。スティックの倒し具合で視点移動の加速度を変えられるので確認してみましょう。
スティックから指を離さなくても操作が可能
通常のPS4コントローラーの右側にあるボタンの操作内容を背面ボタンにプログラミングすることで、左手だけで動作を制御できるようになります。視点を制御しているスティックから指を離さずともジャンプや姿勢変更が可能です。
FPSでは、スティック操作とボタン操作を同時にしないと攻撃をうけてしまうようなことがあります。背面ボタンがあるだけでそのストレスはなくなります。
PS4用背面ボタンの選ぶポイント

Photo by Fabian Albert on Unsplash
PS4用の背面ボタンはどのように選ぶのがよいのでしょうか。選ぶポイントについて4つの内容から説明していきましょう。
【1】ボタン形状やスティック長さを変更できるかを確認
【2】グリップや持ちやすい形状はプレイを左右する
【3】コストパフォーマンスやタイプを確認
【4】やりたいゲームの内容もチェック
自分がプレイしたいゲームで背面ボタンを使うのかということもあわせて考えてみてください。操作しやすさや製品の長さなど多くの確認すべきポイントが出てくるので、参照できる内容を確認してみて自分に合った製品を探してみましょう。
【1】ボタン形状やスティック長さを変更できるかを確認
製品によって、ボタンの配列やパドルのようなボタンなどさまざまな形状で装備されています。ボタン形状を変更することもできるので、自分の手の大きさや指の長さで使いやすいボタンを選択できます。
カバータイプのものは、ボタンが多くそろえられています。ボタンだけでなく、スティックを交換できるコントローラータイプを選択するのもいいでしょう。
【2】グリップや持ちやすい形状はプレイを左右する
コントローラーを使っていて、握り具合はFPSゲームや格闘ゲームなどではコマンドの対応に遅れが出る可能性があります。eSportsをしている人は、ちょっとした遅れもプレイに影響するのは気になるところでしょう。
握ったときに違和感なく握れる形状やグリップが効くような表面処理がされている製品を選んでみましょう。
【3】コストパフォーマンスやタイプを確認
背面ボタンは増設するタイプとコントローラー自体に背面ボタンをつけているタイプがメインとなっています。そのタイプによってコストパフォーマンスも変わってきます。増設するタイプのほうが形状が小さくできる分、コストパフォーマンスがよいです。
コントローラーのタイプはカスタマイズ性がよい製品もあるので、どちらが自分に向いているかを考えて購入を検討してみましょう。
【4】やりたいゲームの内容もチェック
メリットの多い背面ボタンではありますが、あくまでもFPSなどのシューティングやアクションなどをおもにプレイする人には恩恵が多いでしょう。
RPGやシミュレーションゲームのように、短時間で操作が単純なゲームには恩恵が少ないかもしれません。そのようなゲームでも片手でプレイできるとうれしいと考えてる人は検討してみましょう。
複雑操作をシンプルに実現する背面ボタンで勝利せよ ゲームライターがアドバイス
ゲームライター
年々複雑な操作を要求される最新ゲーム。追加した背面ボタンを使い、難易度の高いコンボや高速操作を思いのままに実現しましょう。
アタッチメントタイプなら純正コントローラーの操作感はそのまま。背面ボタン付コントローラーなら、他のボタンの操作性も変更できます。理想のアクションを実現するため、自分の手に合った背面ボタンを選びましょう。
PS4向け背面ボタンのおすすめ4選 ゲームライター芦田おさむしさんと編集部で選んだ
ではここからはおすすめのPS4向け背面ボタンの製品をご紹介していきます。まずは今あるコントローラーに増設するタイプの製品を見てみましょう。増設するだけですのでコストパフォーマンスもよく、かんたんに設置ができます。
ふだん、家族みんなでゲームを使っていて自分はFPSで遊ぶ人は取り外しできるので検討してみましょう。
ゲームライター
『アタッチメント アシュラ』は、純正コントローラーにワンタッチで背面ボタン機能を追加。いつもと同じ操作感のコントロールがさらに便利で快適になります。連射ボタンの阿修羅像がかっこいい!

PS4向け背面ボタン付コントローラーのおすすめ7選 ゲームライター芦田おさむしさんと編集部で選んだ
今使っているコントローラーに接続する背面ボタンの場合は大きさが変わることもあります。大きくなるのは慣れないという人に背面ボタン付コントローラーをご紹介していきましょう。
コントローラー自体にボタンがついており、パソコンなどでこまかい設定ができます。握りやすい形状に設定されている製品もたくさんあるので確認してみてください。
ゲームライター
『ホリパッドFPSプラス』は、国内人気メーカーのHORI製で、操作への信頼感は抜群。ターゲットボタンによる感度の切り替えは、緻密な操作と大胆なアクションを求められるFPSに最適です。

ゲームライター
高級コントローラーメーカー「SCUF」の最上位モデル『IMPACT』は、使用感を徹底的に追究。背面のパドル式ボタンを使えば、複雑操作を要求されるアクションコマンドにも難なく対応できるでしょう。

「ps4 背面ボタン」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ps4 背面ボタンの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのps4 背面ボタンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
PS4の背面ボタン付きのコントローラーはPS5で使える?
2020年11月12日にプレステーション5(PS5)が発売されました。よりきれいな画面でゲームができるということでPS5ゲームを楽しみたい人も多いでしょう。そんなときに今まで使用していた背面ボタン付のコントローラーは使用できるのでしょうか。
さまざまなタイプの背面ボタンがあるなかで、そのまま継続して使えるとうれしいですよね。実際はどうなのかをみてみましょう。
PS5ソフトには対応してないことがある
実はPS4用背面ボタン付コントローラーは、PS5では基本的に使えません。PS5ソフトの内容がPS4と違う部分もあるので対応できないことがあるためです。しかし、PS4ソフトをPS5で遊ぶ際に対応できる製品もあります。
すべての製品が対応しているわけではないので、製品の説明書等で遊べるかどうかはよく確認してください。
おすすめのPS5向けコントローラー
PS5のコントローラーで背面ボタンを対応させたいと考えている人は、「NEXTコントローラー」や「VOID GAMING」というメーカーを確認してみてください。実はこの会社はPS5コントローラーをカスタマイズしてくれます。
国内の企業で作りはしっかりしています。コストはかかりますが、自分のプレイ環境をよくしたい人は検討してみるのもおすすめです。
PS4の周辺機器に関する記事はこちら!
PS4向け背面ボタン付コントローラーで遊ぼう
PS4向け背面ボタンのポテンシャルを確認していただけましたでしょうか。FPSなどのシューディングやアクションなどを遊んでいる人にはぜひ検討していただければと思います。コストパフォーマンスのよい製品でも十分に対応してくれます。
ゲームプレイで高みを目指している場合には背面ボタンがあるだけで環境は変わります。大好きなゲームをよりより環境で楽しむために背面ボタンを増設、対応したコントローラーでゲーム生活を送りましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
都内オンラインゲームパブリッシャーにてプランナー、ディレクター、マネージャーを計12年経験し、2018年にフリーライターとして独立。ゲームメディアへの寄稿のほか、映画、格闘技、金融、自動車、ビジネスなど多分野にて執筆活動を行う。綿密なリサーチと取材から生み出される、網羅性の高い記事に定評あり。1976年生まれ。栃木県出身。