スラックスとはどんなパンツ?
スラックスとは、英語のslack(ゆるい)が由来のパンツです。もともと太ももあたりにゆとりのあるパンツをスラックスとよんでいました。現在ではスリムなシルエットのパンツをスラックスとしているブランドもあります。
一般的に、ロング丈のパンツでスーツや制服のジャケットとあわせるパンツをスラックスとよぶことが多いです。ビジネスやフォーマルシーンにあわせるパンツというイメージがありますが、カジュアルシーンにスラックスと取り入れることも多くなっています。
メンズスラックスのおすすめ13選! [着こなし工学]提唱者がセレクト|
[着こなし工学]提唱者でありメンズファッション誌編集者である平 格彦さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。
さりげないチェック模様が入ったおしゃれなパンツ
落ち着いたカラーを基調としてチェック柄が入っており、おしゃれで一風変わったスラックス。秋冬に活躍しそうなカラーリングです。温かみのあるバージンウールで作られており、着心地も抜群です。コーディネートの幅が広がりそうなデザインなので、ワンポイントとして取り入れるのもおすすめ。他にないデザインを探している人にぴったりでしょう。
カジュアルな服装に取り入れたいシンプルデザイン
ワンカラーでできているシンプルなスラックス。厚みのある生地を使っており、カジュアルなファッションに合わせやすいカラーリングが魅力的です。スリムに設計されており、脚のラインに沿ってきれいに見せてくれます。動きやすさも抜群で、普段着としてリピートする人が多いのだとか。シンプルながらシルエットにこだわったスラックスを探している人におすすめです。

着心地はラクチンなのにシルエットが美しい
太もも周りは少し余裕がある設計になっており、ふくらはぎから下はフィット、裾に向けてきれいにテーパードする美しいラインを実現しました。シルエットが美しいにもかかわらず、ウエスト周りにはゴムを採用。着心地や動きやすさは抜群なのに、脚のラインをきれいに見せてくれるアイテムです。普段着はもちろん、改まった場でも着用できる万能なデザインなのも人気のポイントでしょう。

流行と機能性を兼ね備えた万能タイプ
ベルトの両脇にゴムが入っており、体の動きに合わせて自由に伸縮してくれる機能を持っているパンツです。自然にフィットしてくれるので、シワやよれが予防できます。ウエスト部分が見える着こなしになっても、きれいなシルエットを実現してくれます。また、洗濯機で丸ごと洗えるので、お手入れが楽なのも嬉しいポイント。日常遣いに負担がないスラックスを探している人におすすめですよ。
カジュアルなコーデに合わせやすいスラックス
落ち着いたカラーのチェック柄やトレンド感あるゆるいシルエットが特徴的なスラックスです。カジュアルな服装に合わせやすく、さりげなく主張してくれる柄がおしゃれです。生地には程よいツヤ感が施されており、高級感を演出してくれることでしょう。また、ウエスト部分はゴム仕様なので、動きを制限せず快適な着心地を実現しています。
オーダーメイドの様な着心地なのにお手入れが楽々
通常サイズはもちろん大きめサイズも展開しているので、オーダーメイドのような着心地を実感できます。ストレッチ機能があり、動きに合わせて柔軟に伸び縮みしてくれます。無地だけでなく柄付きもあり、おしゃれさも追及できますよ。また、洗濯機で洗うことができるので、お手入れはラクチン。ちゃんとした見た目なのに手軽に日常に取り入れられます。
ストレッチ機能があるので動きの制限がかかりにくい
ソフトな織りあげを採用し、ストレッチ機能と上品な光沢を実現しました。動きに合わせてストレッチ機能を発揮してくれるので、制限がかかることなく自由に動くことができます。また、シルエットが崩れにくいような加工を施しており、長期間使ってもきれいなシルエットをキープできるのが魅力的。自宅で手洗いできるのに型崩れしない、日常生活にピッタリなスラックスですよ。
ボリューム感があり今っぽいスラックスタイプ
腰から脚のラインを深めにとっており、ボリューム感のあるシルエットに仕上がっています。現代っぽさを取り入れたスラックスで、普段のコーディネートに取り入れやすいことでしょう。ウエストは紐で調整できるタイプなので、動きやすく着心地も良いタイプ。また、同素材のジャケットも展開しており、セットアップして着用することも可能です。
カジュアルなのに程よい光沢感できれいめに
コーデュロイ素材を使っており、秋冬にピッタリな肌触りとカラーリングになっています。腰回りから全体的にゆったりとしたシルエットですが、足首にかけて程よく引き締まっており上品さも感じられます。さらに、素材に光沢を引き出す素材を使って加工しているので、カジュアルなファッションにはもちろん大人っぽいコーディネートにもよくなじんでくれるでしょう。
季節やシーンを問わずに着られるスラックス
ウールを基調とした素材を採用しており、季節を問わずに着用できる万能さを持っています。軽くて動きやすく、ストレッチ性もあるので活動に制限がかかりません。それでいて上品なシルエットに仕上がっているため、フォーマルなファッションに取り入れても着こなせます。また、同素材で作られたジャケットと合わせてセットアップにして着ることもおすすめ。
Nハリウッド『ワンタックスラックス』
カジュアルとフォーマルを行き来できるスラックス
服の細かい部分まで素材や着心地を追求するブランドで、カジュアルなものをフォーマルに落とし込むなどファッションの幅が広がるアイテムを多数展開しています。このスラックスもフォーマルとカジュアルの2面性を持つアイテムとなっており、普段着としても取り入れやすいはず。シンプルながらシルエットが綺麗なので、フォーマルな場でも浮きません。

汎用性の高いスリムスラックス
仕事で着れるオフィスカジュアルさを持ちつつも、ストレッチ性抜群なので普段使いでも気軽にはけるスラックスです。オールシーズンにおいて長く使える素材で作られているので、汎用性も抜群ですよ。また、テーパードが効いており足を細く見せられます。表面の滑らかさも特徴的で、家庭でのお手入れもしやすいスラックスとなっています。
洗濯機やシャワーで洗えるから手軽に手入れできる
丸ごと洗濯機やシャワーを当てて洗うことができるので、汚れやにおいなどが気になる人におすすめです。手軽にお手入れできるから、スーツ生地の面倒さを感じさせません。また、ストレッチ機能のある生地を採用しているため、いつでも快適な履き心地です。頻繁に動きがある人でも着用しやすいスラックスなので、複数持っていてもいいでしょう。
「メンズスラックス」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メンズスラックスの売れ筋をチェック
Amazonでのメンズスラックスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メンズスラックス、どう選ぶ? [着こなし工学]提唱者に聞く
[着こなし工学]提唱者であり、メンズファッション誌編集者である平 格彦さんに取材をして、メンズスラックスの選び方のポイントを5つ教えていただきました。素材やシルエットをよくチェックすることが大切です。ぜひメンズスラックス選びの参考にしてください。
【1】素材
【2】丈
【3】シルエット
【4】カラー
【5】センタープレスやタック
上記のポイントを押えることで、あなたに合ったスラックスをさがしてみてください。
【1】スラックスの素材で選ぶ
スラックスにはいろいろな素材が採用されていて、それぞれで風合いやお手入れ方法などが異なります。スラックスの素材による選び方を解説します。
幅広いシーズン活躍するウール
ウールは動物の毛全般を使った素材ですが、9割は羊毛が使われています。ほかはカシミヤやアルパカ、アンゴラなどが使われています。
生地のなかにふんわりとしたふくらみができるので、保温性と弾力性が高いのが特徴です。光沢もでるので、ビジネスやフォーマルシーンにも使えます。水洗いはできずクリーニングに出さなければいけませんが、幅広いシーズンに活用できます。
スラックスの生地は、ウール素材の薄手が王道とされています。上質な生地感がスラックスの品格を強調してくれます。
機能素材のポリエステル
ただし最近は、上品な見た目の機能素材も普及していて、実際にスラックスでも採用されることが増えています。
ストレッチ性にすぐれた機能素材のスラックスは動きやすいので重宝するでしょう。ほかにもさまざまな機能を持った素材が使用されているので、用途や好みに合う高機能素材のスラックスを探してみてください。
ポリエステル素材のメンズスラックスは、機能素材として自宅で洗える、しわになりにくいのがメリットです。一方、見た目がややカジュアルすぎる、むれやすいといったデメリットもあります。
取り扱いしやすいコットン
コットンはスラックスのほかにも、日常的に着用する衣類の半数以上に採用されている素材です。肌当たりがよくて吸湿性が高いため、着心地のよいスラックスならコットン製がよいでしょう。
アイロンを直接あてられる、丸洗いできるなどお手入れのしやすさも魅力です。ただし、しわや縮みが起きやすい、黄ばみができやすいデメリットがありますが、日常的に使えるスラックスの素材として選択肢に入るでしょう。
丈夫な混合タイプ
コットンとポリエステル、レーヨンなど複数の素材を組み合わせて作られた混合素材のスラックスもあります。混合素材は、使用する素材によって特徴が異なりますが丈夫、速乾性がある、しわになりにくいなどそれぞれの素材のよいところを活かしていることが多いです。
ただし、コットンにポリエステルを入れることで本来の肌当たりが失われてしまう、通気性がなくなり熱がこもりやすくなるなどのデメリットもあります。
【2】スラックスの丈で選ぶ
メンズスラックスにはいろいろな丈があります。コーデや着用シーンにあった丈を選びましょう。
ビジネスやフォーマルならフルレングス
フルレングスとは10分丈のメンズスラックスの丈の長さを指します。くるぶしがすっぽりと隠れる長さのため、すっきりかつきちんとした印象を与えられます。
ビジネスやフォーマルシーンなど、きちんとした印象を大切にしたいときのほか、かっちりめのコーディネートをしたいときにも向いています。定番として1本持っておきたい丈です。
カジュアルならアンクル(クロップド)
アンクルパンツとは、英語の足首と言う意味のankleから来ています。くるぶしあたりか、それよりも短めの丈のメンズスラックスは、アンクルパンツとよばれます。また、アンクルパンツよりもさらに短く6~7丈の長さのものを、クロップドパンツとよばれます。
かっちりしたイメージのメンズスラックスを軽やかな印象にしてくれるので、カジュアルにあわせたい丈です。
裾上げがいらないジャストレングス
ジャストレングスとは、裾上げがいらないように仕上げられたスラックスをふくめたパンツを指します。裾上げがいらないので、購入してすぐに履けるのが魅力です。
ジャストレングスのメンズスラックスは、フルレングスからアンクルまたはクロップド丈のものが多くなっています。選びたい丈のジャストレングスを選べば、すぐに履けるので便利です。
夏も使いやすいショート
ショートパンツとは、ひざ丈を指します。ハーフパンツともよばれています。かっちりとしたスラックスでも、ショート丈なら活発でさわやかな印象になるのが魅力です。カジュアルななかにさわやかさを取り入れたいときに向いています。
涼しげな印象なので、夏のコーデにもぴったりです。白いシャツとあわせるとさわやかなコーデが完成します。
【3】スラックスのシルエットで選ぶ
スラックスの太さによっていろいろなシルエットが楽しめます。欲しいシルエットに合ったスラックスを選びましょう。
スタンダードなストレート
直線的なシルエットのメンズスラックスがストレートです。一般的なパンツのシルエットのため、ビジネスやフォーマルシーンにも使いやすくなっています。
また、トレンドに流されない定番のシルエットでもあります。長く使えるメンズスラックスを求めているときにも向いています。1本持っておくと幅広いシーンで使えるでしょう。
履きやすいテーパード
テーパードとは、英語で少しずつ細くなっていくという意味があります。すっきりとしたシルエットで足の形がきれいに見えます。
最近はスラックスの活躍するシーンが拡大。デザインのバリエーションも増えています。ただし、スラックスならではの上品な魅力を活かすなら、オーソドックスなタイプがイチ押しです。
シルエットはやや細身なテーパード型。カラーはグレー、ネイビー、ブラックの無地か控えめな伝統柄。そんな定番的なルックスのスラックスを選べば、幅広いコーディネートにマッチします。
ゆったりとしたシルエットのワイド
ワイドパンツとは、全体的に太めの造りとなっているスラックスを含めたパンツを指します。足回りが太めのため、ゆったりとしたシルエットが楽しめます。
シルエットだけでなく、履き心地もゆったりとしているのがワイドパンツの特徴です。男性らしいシルエットを得たいときや、カジュアルな着回しのときに向いています。
幅細シルエットのスリム
スリムタイプのメンズスラックスは、ストレートよりも細く、スキニーよりはややゆとりのある細さです。同じデザインやカラーのスラックスでも、スリムにするだけでスタイリッシュ、清潔感のある印象になります。
コーデがなかなか決まらないときや、大人っぽい印象を得たいときに、スリムタイプのスラックスは1本持っておきたいアイテムです。
ぴったりとフィットするスキニー
スキニーとは、英語でほっそりした、痩せたという意味があります。その名前のとおり、履いている人の脚にぴったりと沿うほどの細いシルエットが、スキニーです。
スキニータイプのメンズスラックスは、シンプルなデザインのものが多いです。着回しもしやすく、大きめサイズのカットソーやブーツにインするなどのコーデもできます。
【4】カラーもチェックしよう
メンズスラックスはいろいろなカラーがあります。グレーやネイビー、ブラックなどの無地の定番カラーをそろえておけば、いろいろなシーンのコーデに着回しできます。
ジャケットとあわせるなら、カジュアルシーンならジャケットと異なるカラーのスラックスを選びましょう。逆にジャケットとスラックスのカラーを同じものにすると、スーツのようにビジネスライクな印象になります。
【5】センタープレスやタックは好みで選ぶ
シンプルなスラックスですが、ディテールで若干の違いも。センタープレスは脚の中央を縦断する折り目。キチンとした印象に加え、脚が細長く見えるという効果も期待できます。
タックは腰まわりのヒダのこと。本数によってワンタックやツータックなどと呼ばれます。ヒダがあることでウエストまわりに余裕が生まれ、動きやすくなるのがメリットです。
また、ヒダがあるとクラシックな風格が感じられ、ヒダのないノータックはモダンでスタイリッシュな印象になります。センタープレスもタックも定番のディテール。自分の体型を考慮しつつ、仕様の特徴も把握してスラックスを選びましょう。
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「いいとこ取り」の1本を手に入れましょう
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この記事では、はきまわしやすいスタンダードなデザインにこだわってスラックスをピックアップしました。シンプルなタイプを選ぶことで、美しいシルエットが際立ち、下半身を品よく演出してくれます。さらに今回は、ハイスペックな機能素材にもこだわってセレクトしています。
スラックスは「スーツのパンツ」というイメージのキチンとした面もちが魅力。その特徴をキープしつつも、快適なはき心地を実現したアイテムが増えていますので、選ばない手はありません。品のよさもリラックス感も備えた「いいとこ取り」の1本を手に入れて気軽にはきまわせば、スラックスがいっそう好きになるはずです。
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