ビジネス向け腕時計で印象を上げよう
便利で多機能なスマートウォッチがたくさん出回っていますが、ビジネスシーンでは、よりフォーマルな腕時計をつけることが好まれます。
腕時計をつける文化はビジネスパーソンの身だしなみの一部と考えられているので、出席する会議や商談などで、よりよい印象を残すためにも、センスのよい腕時計をつけておきたいところです。
ビジネス向け腕時計の条件
では、ビジネス向けの腕時計とは、実際にどのようなものなのでしょうか。ビジネス向け腕時計に求められる条件について解説します。
アナログの腕時計が好印象
フォーマルな雰囲気があるタイプのビジネスシーンでは、シンプルなアナログタイプの腕時計が好印象です。
ベーシックな2針や3針のタイプなら上品さがあり、よい印象を残せます。クロノグラフタイプのような針がたくさんあるタイプでも、デザインが落ち着いたものであれば、違和感なく受け入れてもらえることでしょう。
派手すぎるのはビジネス向けとしてNG
スーツの袖から見える腕時計がとても派手で豪華なものなら、相手側の方の関心が、腕時計に向けられるようになってしまい、気がそらされてしまいがちです。また、あまりにもきらびやかな腕時計をしているなら、不快感を持ってしまわれる可能性もあるので、避けたほうがよいでしょう。
大切な商談や会議などのビジネスシーンに装着する腕時計は、あまり派手でなく、品のよいものをチョイスしてください。
シックなカラーの文字盤
ホワイトやシルバーなどの明るめのカラーなら、清潔感や誠実さを演出してくれます。また、ブラックや落ち着いた色味のブルーなどの文字盤なら、スマートでインテリジェンスなイメージを持ってもらいやすいです。
プレゼンの内容や、提案する事柄に注目してもらいたいなら、腕時計の文字盤のカラーを定番の色にしておくとよいでしょう。
ビジネス向け腕時計のおすすめ14選【20代】 カシオやティソ、シチズンなど
ここからは、年代別に分けて、おすすめできる腕時計ブランドとアイテムを紹介します。まずは20代向けのおすすめアイテムです。
カシオ|若者に人気
「G-SHOCK」などで、若い世代にとても人気のある日本のメーカーです。実用性の高い電波ソーラー腕時計などのラインナップも有名。
ビジネス向け腕時計のジャンルでも、おしゃれながらシンプルかつ機能的で品のあるデザインのモデルがたくさん販売されているので、いろいろな種類から選べるのがうれしいポイントです。
カシオ『ソーラーコンビネーション(WVA-M630D-1AJF)』はシンプルな外観でスーツにスッキリ映えます。時刻が正確で、ソーラー充電やアラームなど機能性も十分。若いビジネスマンにおすすめ。

マルチバンド対応のソーラー電場時計
日本の2局をはじめ、世界各地の6カ所の標準電波に対応したマルチバンドのソーラー電波時計です。シンプルな数字なしのバーインデックスがとても落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。
文字盤下部のデジタル表示を活用して、2都市の時間を同時に表示することも可能。ワールドワイドに活躍するビジネスマンにぴったりのアイテムです。
ワールドタイムにかんたんにチェンジできる腕時計
エレガンスとテクノロジーをブランドコンセプトにした「OCEANUS」の腕時計です。ブルーの色使いがとても特徴的で、シンプルなデザインながら、さりげないインパクトを残せるのがポイント。
リューズを引いて回すだけで、ワールドタイムの操作が可能になっています。スマートな機能が搭載されているので、海外に出かけることが多い場合におすすめ。風防は、「デュアルカーブサファイアガラス」を採用し、光が反射せず盤面がより見やすくなっています。
ティソ|スタイリッシュなデザイン
スイスのスポーツウォッチブランドの「ティソ」。スタイリッシュで若々しいデザインで、世界中を魅了している人気のブランド。
20代ではちょっと高めの金額のラインナップが多いですが、こだわりのある品質にもかかわらず、ほかのブランドより手が届きやすいアイテムがそろっていますから、ぜひ挑戦してもらいたいブランドです。
ハイパフォーマンスの自動巻き腕時計
シンプルなブラックの文字盤とレザーベルトで、ビジネスシーンにぴったりの腕時計です。文字盤とベゼルにこまかな装飾が施されているのがアクセントとなっていてとても美しいのが特徴。
自動巻きの性能もとても高く、3日間使用しなくても、正確に動き続けてくれる能力を持っています。こだわりのあるハイパフォーマンス腕時計で愛着を持って長く使えそうです。
シチズン|高い技術力が魅力
日本の高精度クォーツで知られているウォッチブランドです。高い技術力で世界で愛される高性能のウォッチを開発販売しています。
ビジネスシーンで使える腕時計のラインナップもとても豊富で、GPSで電波を受信するモデルなど、実際的に使える機能を搭載したアイテムが人気。デザインも若い世代に好まれるタイプのものがたくさんあります。
シチズン『コレクション(BM9012-02A)』は革ベルトと白の文字盤がシックで落ち着いた印象です。シンプルでスーツスタイルを邪魔しないデザインが好印象です。若いビジネスマンに似合います。

オロビアンコ|ディテールのこだわりを注目
デザイン性と実用性を兼ねそろえたブランドで、若いビジネスパーソンに注目を浴びているのが、「オロビアンコ」。ファッションに敏感なイタリアのメーカーで、細部にまでこだわりを見せたパーツを使ったつくりが人気になっています。
ウォッチ専門メーカーではないですが、実用性が高いアイテムがビジネスシーンにぴったりです。
セイコー|日本を代表するブランド
古くからある日本の時計メーカーで、クォーツ式時計を開発し、世界の時計の生産事情を大きく変化させたという歴史を持つブランドです。
ビジネスシーン向けのウォッチでも、洗練されたデザインで使い勝手のいいモデルが豊富にラインナップされています。個性に合わせてチョイスできるようになっているのがうれしいポイントです。
ビジネス向け腕時計のおすすめ15選【30代】 ハミルトンやタグ・ホイヤーなど
30代の向けのおすすめアイテムです。ビジネスシーンに映える選りすぐりの品を厳選しました。
ハミルトン|シンプルなアメリカンウォッチ
アメリカン・クラシックを代表する腕時計ブランド。ヨーロッパの伝統的な腕時計文化と異なり、これまでにも画期的なアイテムをたくさん世に送り出しています。
ビジネスシーン向けのウォッチには、シンプルで視認性の高いモデルたたくさんラインナップされていて、アメリカン・スピリットのこだわりを感じられるのが特徴のブランドです。
ハミルトン『カーキ フィールド マーフ オート(H70605731)』はクラス感のあるモデル。積み重ねてきた実績に裏打ちされた自信が表れています。30代の管理職のビジネスマンに相応しいデザインです。

タグ・ホイヤー|機能的なスポーツウォッチメーカー
モータースポーツの発展に深いかかわりを持っているブランドとして知られているブランドです。160年以上の歴史を誇るスイスのメーカーで、機能的なウォッチをたくさん販売しています。
ビジネスシーンでも、スポーティーなタイプのウォッチは機能性が高くタフなのでとても実用的。多くのビジネスパーソンに好まれています。
オメガ|末永く使える水スウォッチ
スイスの時計メーカーで、世界的に人気のあるブランドです。すぱらしい時計をつくることを目指して、「オメガ」というブランド名を採用しています。
メンテナンス性の高い「コーアクシャル機構」を搭載したモデルが忙しいビジネスパーソンにも人気。愛着の持てるウォッチを末永く使っていきたい方におすすめしたいブランドです。
OMEGA(オメガ)『Seamaster AQUA TERRA 150M(220.10.41.21.10.001)』
OMEGA(オメガ)『スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル(310.32.42.50.01.002)』
ロンジン|機能性が高く堅実なスポーツウォッチ
エレガンスさをコンセプトにした、ビジネスウォッチにふさわしいモデルがたくさんあるブランドです。堅実なつくりになっていて、ビジネスシーンで活躍してくれるウォッチです。
スイス製で、クォーツ式も機械式もどちらも機能性がとても高くなっています。スポーツウォッチとして活躍している実績も人気の秘訣のひとつです。
モンブラン|デザイン性が高いブランド
元々は品質の高い筆記具メーカーであったブランドが、高い技術力をも持って腕時計のデザインをするようになって、世界中で人気を得るようになったのが、「モンブラン」の腕時計の歴史の始まりです。
モンブランのウォッチは、魅力的な色使いとデザインです。フォーマルなビジネスシーンにおいて、よいアクセントとなって魅力を高めてくれるアイテムとして重宝します。
MONTBLANC(モンブラン)『スター レガシー オートマティック デイト39mm(MB117323)』
MONTBLANC(モンブラン)『スター レガシー オルビス テラルム(MB126108)』
ビジネス向け腕時計のおすすめ12選【40代】 ロレックスやカルティエなど
40代向けのおすすめアイテムです。大人の魅力を感じさせるスタイリッシュな逸品を集めました。
ロレックス|壊れにくさに定評がある
腕時計のハイブランドとして世界的に実績があるメーカーです。ロレックスの時計を持っていることで、ビジネスで成功した人とイメージしてもらえるぐらい、ステータス性がとても高く、中古のウォッチでもかなりの高値で取引されることもあります。
防水性が高く壊れにくいことも人気を集めている理由のひとつです。資産価値も高いとされています。
ROLEX(ロレックス)『ミルガウス(116400GV)』
ROLEX(ロレックス)『ヨットマスターⅡ(116681)』
カルティエ|ジュエリーブランドのエレガントなウォッチ
ジュエリーブランドとして知られているカルティエですが、腕時計のブランドとしても古くからの実績があります。懐中時計が主流だった時代にはじめての腕時計を開発したメーカーとして、名を残しています。
デザイン性と機能性が重要な腕時計において、カルティエの腕時計の開発技術は、高い評価を得続けているスーパーブランドです。
CARTIER(カルティエ)『サントス ドゥ カルティエ ウォッチ(WSSA0018)』
CARTIER(カルティエ)『パシャ ドゥ カルティエ ウォッチ(W2PA0009)』
IWC|アメリカンテイストのヨーロッパブランド
IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)は、アメリカ人によって創業されたスイスのブランドです。
独自の基準で、高い機能性と堅牢性を兼ねそろえたウォッチを開発している、こだわりのあるメーカーで、よりよい腕時計をつくるためにモデルチェンジを続けています。信頼に値する堅牢性は、ビジネスシーンのウォッチにぴったりです。
グランドセイコー|国産ウォッチのハイブランド
セイコーの高級時計モデルであったグランドセイコーは、独立して高級時計ブランドとなったという経緯を持つメーカー。高い技術力で腕時計の本場スイスに匹敵する地位を国産腕時計にもたらした実績を持っています。
「スプリングドライブ」という機械式とクォーツのハイブリッドモデルの開発メーカーとしても有名。精巧なウォッチのラインナップで、ビジネスパーソンの人気を得ています。
Grand Seiko(グランドセイコー)『Grand Seiko Elegance Collection(SBGX344)』
Grand Seiko(グランドセイコー)『Grand Seiko Sport Collection(SBGX335)』
Grand Seiko(グランドセイコー)『Grand Seiko Heritage Collection(SBGA439)」
「腕時計 ビジネス」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの人気ランキング 腕時計 ビジネスの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの腕時計 ビジネスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ビジネス向け腕時計の選び方
ビジネス向けの腕時計の選び方をチェックしていきましょう。スタイリスト・高橋禎美さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのビジネス向け腕時計を選ぶために参考にしてみてくださいね。
バンドの種類で選ぶ
腕時計のバンドの種類をチョイスしましょう。
メタルバンド|オールシーズン可能
メタルの腕時計バンドなら、チタンやステンレススチールのものがビジネスシーンにおすすめです。
チタン製のバンドは、軽量なのが特徴。毎日長時間つける腕時計なので、重たければ疲れたり腕が痛くなったりしますが、チタン製ならそんな心配がありません。
ステンレススチール製のバンドは、耐久性が高いのがポイント。サビにくく、長期にわたって愛着を持って使うのに適しています。
革バンド|フォーマル感が好印象
革製の腕時計バンドは、金属製のものと違ってとてもやわらかく、肌へのあたりが心地よいのも大きなポイント。また、使い込むことによって経年変化するので、より味わいのある色になっていくのも楽しめ、愛着を持って使えます。
メンテナンスに注意がいりますが、フォーマル感を強く演出したいなら、革製のバンドがおすすめです。
腕時計の形状
腕時計の印象を大きく左右するのが、盤面の形状です。それぞれのタイプの特徴を解説します。
ラウンド型|スタンダードで受け入れられやすい
スタンダードな丸型のラウンド型デザインは、とてもなじみのある形状なので幅広く受け入れてもらいやすく、ビジネスシーンに向いているタイプのひとつです。
さまざまなブランドからたくさんのモデルのものが販売されているので、豊富なデザインの種類のなかから選べるのがうれしいポイント。まず最初にそろえておきたいタイプの腕時計といえるでしょう。
スクエア型|知的な印象でビジネスにぴったり
四角い形のスクエア型や、四角形のサイドがカーブしていて樽のような形状になっているトノー型の腕時計は、より知的なイメージを持ってもらいやすいデザインです。
クラシカルな雰囲気も持ち合わせているので、落ち着いた信頼できるイメージを持ってもらいやすいのもポイント。ビジネスシーンにとてもぴったりな腕時計の形状です。
ビッグフェイス型|遊び心や冒険心を表現
腕時計の盤面がより大きめのデザインになっているのが、ビッグフェイス型です。視認性がよく、実用性がとても高いタイプの腕時計です。
とてもインパクトがあり、ファッションにアクセントを加えてくれるのがポイント。選ぶ際には、お会いする相手に不快感を与えないように、品のよいデザインのものを選ぶようにしましょう。
スーツに合わせる腕時計のポイント
スーツ着用時に装着することになるビジネスシーン向けの腕時計は、スーツとの相性もとても大切です。考慮しておくべきポイントを解説します。
腕時計のベルトと革靴のカラーを合わせる
革ベルトタイプの腕時計なら、スーツスタイルのときに履く革靴のカラーとのコーディネートが大切です。
茶系の革靴を着用するときには、同じ茶系の革ベルトの腕時計を合わせるようにすると、統一感のあるファッションでスマートに着こなせます。ブラックの革靴にブラックの革ベルトの腕時計を合わせると、よりフォーマルな装いに仕上げることも。靴に合わせたベルトをチョイスしましょう。
スーツのステータスに合わせる
腕時計だけ突出して高額なアイテムを身に着けるなら、ちょっとアンバランスに見えてしまうことも。高級スーツを着ているのに、腕時計がそれに合っていないのもちょっとおかしく見えてしまうでしょう。
トータルの着こなしとして同じようなレベルのステータスを持つアイテムでそろえることで、バランスのとれた品のある装いになります。
スーツのブランドのステータスに合わせた、バランスの取れたブランドの腕時計をチョイスするようにしましょう。
信頼を勝ち取るモデルをデザイン・ブランドで選ぶ スタイリストがアドバイス
ビジネスでは見た目の印象も大事です。こだわりや趣味が表れる腕時計は、印象を決めるアイテムとして有名なひとつです。普段着とは違い、ビジネスでは好印象が大きな基準になります。スーツが決まっても腕時計がちぐはぐでは取引先の印象が悪くなってしまいます。選ぶポイントはデザインと機能性やブランドです。感性の高いおしゃれを目指す20代から気品と信用を持ちたい40代まで、年代に合わせて似合うモデルを選びましょう。
オフタイムにつけてみたい腕時計
ビジネスシーンだけでなく、オフタイムでも手元のおしゃれをたのしめます。
好みに合わせて長く使ってみたいモデルを選ぼう
それぞれのメーカーのこだわりによって、いろいろな種類の腕時計があり、個性に合わせて選べるようになっています。自動巻きやクォーツ式のそれぞれのよさをよく理解したり、ベルトの種類の特徴をよく調べたりして、知識を持っておくことが大切です。
この記事では、年代別にぴったり合うブランドに分けて紹介しました。長期にわたって愛着を持って使い続けられるアイテムも多いので、購入するときはよく考えて選ぶようにしましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
大手アパレルメーカーを退職後、パーソナルカラーコンサルタント、スタイリストとして独立。お客様に合わせたバランスの取り方やファッションを楽しむコツを分かりやすくアドバイス。パーソナルカラー診断も会社員時代から仕事の中で関わっており実績と定評がある。 また、FPとしても活動しており、個人FP相談や投資初心者の女性に向けた「はじめての投資セミナー」を開催中。お金とファッションに興味のある女性に支持されている。