ラングラージーンズの魅力 デニム界の王道ブランド!
ラングラーは米国のワークウェアメーカーであったBLUE BELL(ブルーベル)社が、スローガンを変更する際に立ち上げたブランドで、1947年に誕生しました。タフで機能的なジーンズがウェスタンカウボーイから絶大な支持を受け、プロのロデオカウボーイ協会のスポンサーとして認定を受けます。日本でもジーンズブームの火つけ役として、トレンドを牽引するブランドになりました。
ラングラーの魅力はなんといってもそのデザイン性です。ハリウッドの衣装デザイナーであったロデオ・ベンを登用し、それまで作業着だったジーンズを早くからファッションとして取り入れました。またカウボーイのために作られていたジーンズなので機能性も抜群。こまかいディテールまでこだわったデザインは、現在でも老若男女問わずファンを魅了しています。
ラングラージーンズの選び方 プロダクトコンセプターによる解説
まずはラングラーのジーンズにはどんなモデルがあるのかそれぞれ特徴をみていきましょう。
名品ぞろい! 定番3大モデルから選ぶ
ラングラーの代表的なモデルは3つあります。「11MWZ」「13MWZ」「12MWZ」の3つです。どれも歴史のあるモデルで洗練されたデザイン。それぞれ「テーパード」「ストレート」「スリムストレート」と、シルエットに差があります。
生地にもこだわりがあり、12MWZで採用されているブロークンデニムの生地などいい例ではないでしょうか。この生地は縫い目の「ねじれ」が生じにくく、また表面に見える横糸(白い糸)の本数が少ないため青い色がより鮮やかになります。
ブロークンデニムを採用した当時は、従来のものよりもこぎれいに穿けるよう、ジーンズに折り目をつけるスタイルが流行っていたのですが、この生地は糊づけもしやすく、そうしたファンの要望にも応えるものでした。
つねに品質改良を忘れない向上心も、このブランドが愛される理由かもしれませんね。
時代を超えて愛されるテーパード「11MWZ」
ラングラーの代名詞ともいわれている「11MW」は世界ではじめて「ジーンズ 」という名称で1948年に売り出されたモデルです。そのジッパーフライバージョンが「11MWZ」。フロント部分をボタンからジッパーに替え、現代的にアレンジされています。
ほどよくゆとりのある絞りすぎないテーパードシルエットは、履くほどになじむのでどんなファッションでも合わせやすく長く履けますよ。
ゆとりある穿き心地が魅力のストレート「13MWZ」
「11MWZ」の後継作として1964年に誕生したのがこの「13MWZ」です。カウボーイたちに愛されているモデルで、適度にゆとりを持たせたストレートになっているのが特徴ですね。
ウエストバンドと平行してデザインされた「ロデオ・ベン・ウォッチポケット」は一般的なウォッチポケットよりも位置が高く、ベルトの下に隠れるため、小物が落ちにくくなっています。いろいろなスタイルに合わせやすい1本ですよ。
脚を美しく見せるスリムストレート「12MWZ」
ラングラーがはじめてスリムストレートのモデルを発売したのがこの「12MWZ」。「11MW」と「13MW」の間にあたるモデルです。スリムでほどよくフィットするのでレッグラインをきれいに見せてくれますよ。
通常使われているデニム補強のリベットが使われず、代わりにバータック(棒状の縫製)が使われているのも特徴です。
記念モデルや復刻モデルも見逃せない
ラングラーの歴史は長く、記念モデルや復刻モデルも次々に販売されています。
ラングラーの原点ともいえる1948年に販売されたボタンフライの「11MW」が復刻版で出ていたり、1955年に販売された「11MWZ」もこまかいディテールまで当時の特徴をしっかり再現されています。現在販売されているので、ぜひチェックしたいですね。
また最近では、ほかのブランドとコラボしたスペシャルオーダージーンズも続々と発売されているので見逃せませんよ。
素材の特徴から選ぶ
ラングラーのジーンズは、素材にも強いこだわりを持って作られています。上質なコットンやストレッチ素材などそれぞれの特徴をみていきましょう。
ジーンズならではのエイジングが楽しめる上質な「コットン100%」も
ラングラーのデニム製品のコットンは、おもにGMOフリーで、体や環境への影響がある遺伝子組み換えの原料を使用していないのが特徴です。ナチュラルな風合いのジーンズは、素材選びも徹底しているのが魅力的。
そのほか、米国有数のコットン生産地から、その地で採れるコットンのみを使用した各州を代表する限定コレクションも制作されているようですよ。経年変化が楽しめる上質なコットン100%のジーンズは長く愛用できますね。
穿き心地のよさで選ぶなら「ストレッチ素材」もチェック
ストレッチの利いた素材は伸縮性が高めで、圧迫感がなく穿き心地も快適です。シルエットもすっきりしたきれいなストレートタイプや、少し余裕のあるストレート、ブーツカットなどあります。
どの年代の方にも穿きやすく、流行もないので1本持っていると重宝しますよ。
夏も冬も快適に! 季節に合った温感素材を選ぶ
季節に合わせて素材を選べば、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせますよ。
夏はCOOL&FLEXIBLEシリーズのジーンズなら肌触りなめらかで、涼しくサラサラした穿き心地が暑い夏でも快適な穿き心地です。
寒い冬なら、WARM TOUCHシリーズのジーンズが穿きやすいかもしれません。やさしい肌触りの微起毛裏地で温かさをキープ。伸縮するストレッチの素材も穿きやすく、すっきりしたラインはどの年代の方にも選びやすいですよ。
ラングラージーンズの選び方の重要ポイント プロダクトコンセプターからのアドバイス
編集者/プロダクトコンセプター
アメリカ中西部に行くと途端に、ジーンズはラングラー率が高くなります。昔からカウボーイ文化の象徴ともいえる「ロデオ」のスポンサーを続けているブランドなので、ラングラーといえばカウボーイブーツにラウド(派手)カラーのウエスタンシャツの組合せが正装。ブーツとの相性は抜群で、アメカジには欠かせない1本です。
ラングラージーンズ おすすめ11選 プロダクトコンセプターと編集部が選ぶ
ここからはラングラージーンズのおすすめをご紹介します。体型に合わせて自分に合うモデルを選んでくださいね。

Wrangler(ラングラー)『BROKEN-TWILL STORY サンダル カット デニム(WM1816-300)』






出典:楽天市場
サイズ | S〜XL(股上:深め) |
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原産国 | 日本 |
素材 | 綿100% |
クリーニング | 洗濯機洗い可 |
カラー | インディゴブルー |
性別タイプ | メンズ |
備考 | 色落ち・色移りがしやすい |

Wrangler(ラングラー)『ARCHIVE 11MW 1948年モデル RAW 生デニム(WM0011-89)』






出典:楽天市場
サイズ | 28〜36インチ(股上:深め) |
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原産国 | 日本 |
素材 | 綿100% |
クリーニング | 洗濯機洗い可 |
カラー | インディゴ未洗い |
性別タイプ | メンズ |
備考 | 洗濯時に縮みやすい |

Wrangler(ラングラー)『BLUE BELL ペインター ツイル(WM1501-324)』






出典:楽天市場
サイズ | S〜XL(股上:深め) |
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原産国 | 中国 |
素材 | 綿100% |
クリーニング | 洗濯機洗い可 |
カラー | アイボリー |
性別タイプ | メンズ |
備考 | 洗濯時に縮みやすい |

Wrangler(ラングラー)『Cowboy Cut 13MWZ』

出典:Yahoo!ショッピング
サイズ | 28〜34インチ |
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原産国 | メキシコ |
素材 | 綿100% |
クリーニング | 洗濯機洗い可 |
カラー | RigidIndigo |
性別タイプ | メンズ |
備考 | 色落ち・色移りがしやすい |
Wrangler(ラングラー)『12MWZ スリムカット(WM1112-326 )』






出典:楽天市場
サイズ | 31〜33インチ |
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原産国 | 日本 |
素材 | 綿100% |
クリーニング | 洗濯機洗い可 |
カラー | - |
性別タイプ | メンズ |
備考 | - |
Wrangler(ラングラー)『77MWZ ブーツカット(WM1177-300)』






出典:楽天市場
サイズ | 28〜34インチ(股上:深め) |
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原産国 | 日本 |
素材 | 綿100% |
クリーニング | 洗濯機洗い可 |
カラー | インディゴブルー |
性別タイプ | メンズ |
備考 | 色落ち・色移りがしやすい |
Wrangler(ラングラー)『LEFT-HAND STORY テーパードカット(WM1612-346)』






出典:楽天市場
サイズ | S〜XL(股上:深め) |
---|---|
原産国 | 日本 |
素材 | 綿100% |
クリーニング | 洗濯機洗い可 |
カラー | 中色ブルー |
性別タイプ | メンズ |
備考 | - |
Wrangler(ラングラー)『COOL&FLEXIBLE(WM0136)』






出典:楽天市場
サイズ | 28〜36インチ |
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原産国 | - |
素材 | 綿55%、ポリエステル42%、ポリウレタン3% |
クリーニング | - |
カラー | アイボリー、ベージュ、オリーブ、チャコール、ブラック、ホワイト |
性別タイプ | メンズ |
備考 | - |
Wrangler(ラングラー)『LEFT-HAND STORY ストレートカット(WM1611-300)』










出典:Amazon
サイズ | S〜XL(股上:深め) |
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原産国 | 日本 |
素材 | 綿100% |
クリーニング | 洗濯機洗い可 |
カラー | インディゴブルー |
性別タイプ | メンズ |
備考 | - |
Wrangler(ラングラー)『ブーツカット ストレッチ(WM3907)』








出典:Amazon
サイズ | 28〜34インチ |
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原産国 | - |
素材 | 綿99%、ポリウレタン1% |
クリーニング | - |
カラー | 濃色ユーズド、ワンウォッシュ、ブラックワンウォッシュ |
性別タイプ | メンズ |
備考 | - |
Wrangler(ラングラー)『 Wrangler ラングラー × BEAMS LIGHTS 別注 デニム キャリーマン ランチャードレス ジーンズ メンズ』
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出典:Amazon
サイズ | S〜L |
---|---|
原産国 | 中国 |
素材 | ポリエステル69%、レーヨン29%、ポリウレタン2% |
クリーニング | 洗濯機洗い可 |
カラー | ブラウン、ネイビー、ブラック |
性別タイプ | メンズ |
備考 | - |
「ラングラージーンズ」のおすすめ商品の比較一覧表
ラングラージンーズのおすすめランキング! TOP4を発表!
ご紹介した商品のなかから、プロダクトコンセプターの土居輝彦さんがおすすめする商品ランキングを発表します。
4位 『BLUE BELL ペインター ツイル(WM1501-324)』
編集者/プロダクトコンセプター
夏場は生成りを1本持っておきたいですね。『BLUE BELL ペインターツイル』は、サマージャケットと合わせて、オシャレなリゾートスタイルも楽しめそう。生成りは、洗濯を繰り返すことで得られる風合いも魅力なんですよ。
3位 『BROKEN-TWILL STORY サンダル カット デニム(WM1816-300)』
編集者/プロダクトコンセプター
ベルボトムのデニムはいまのトレンド。『BROKEN-TWILL STORY サンダル カット デニム』は、とくに夏場はこのゆったりしたシルエットが涼しさを演出してくれます。Tシャツやアロハを合わせるならゆったり目を選びましょう。体型に自信がある方はジャストサイズのアロハで。
2位 『Cowboy Cut 13MWZ』
編集者/プロダクトコンセプター
『COWBOY CUT』。ブーツに合わせるならこれです。カウボーイカットはとにかく、ブーツを含めたシルエットを意識したスタイルが好まれています。ブルライディング時の事故防止のためのジッパー仕様など、マニア心をくすぐります。
1位 『ARCHIVE 11MW 1948年モデル RAW 生デニム(WM0011-89)』
編集者/プロダクトコンセプター
『ARCHIVE 11MW 1948年モデル RAW 生デニム』。もう、ラングラーといえばこのモデルでしょう。ご存知かもしれませんが、米中西部ではこのラングラーは糊づけ&アイロンプレスでセンターに筋が入るのが粋なんですよ。古典的なスタイルで楽しむのもありかも!
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ラングラージーンズの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのラングラージーンズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの関連商品
まとめ
ラングラージーンズの選び方とおすすめ11選はいかがでしたか。ラングラーの歴史を知るとより親近感が湧いて愛着が持てるブランドになりますよね。ぜひ、自分の似合うシルエットや好きなカラーを選んでお気に入りのジーンズを見つけてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/01/15 コンテンツ修正のため記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 大熊武士)
1982年より㈱ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。 1984年より同誌編集長。 2004年より同社編集局長。 2017年より同誌編集ディレクター。 その間、数々の雑誌を創刊。 FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。