自転車整備士・椿 直之さんに取材をして、ヤマハ電動自転車の選び方のポイントを教えていただきました。ポイントは下記の3つ。
【1】目的に合うモデル
【2】道や荷物に応じたアシストレベル
【3】バッテリー容量は余裕のあるもの
モデルやアシスト性能をよくチェックすることが大切です。ぜひヤマハの電動自転車選びの参考にしてください。
ヤマハ電動自転車は、用途に応じたモデルで分けてラインナップされているので選びやすいのも魅力です。電動自転車を使用する目的に応じたモデルを選びましょう。
PASウィズやナチュラなどのラインナップのあるスタンダードモデルは、一般的な自転車のシルエットや特徴をそのまま電動自転車として採用したモデルがそろっています。これといったくせもなく、いろいろなシーンに使用できるのが魅力。親子や家族で共有したいときにも向いています。
また、はじめて電動自転車に乗る人にも向いているかんたん操作モデルもあります。
PASバビーやPASキスシリーズなどの子ども乗せモデルは、標準モデルでフロントやリアにチャイルドシートが搭載されているのが特徴。ほかにも、子どもを乗せやすく下ろしやすい、また子どもを乗せたまま運転しやすい機能や特徴がそろっています。
子どもとのお出かけや幼稚園、保育園などへの送迎目的で電動自転車を求めているときに向いているモデルです。
中学生や高校生が通学やふだん使いで電動自転車を使用する場合、デザインも気に入ったものを選びたい、という人も多いでしょう。ヤマハの電動自転車は、デザイン性を重視したファッショナブルモデルがそろっています。
ボーイッシュなPAS RINやかわいいPASAmiのほか、自分でカスタマイズできるPASminaもあるので、自分だけの1台に仕上げたい人にも向いています。
通勤通学のほか、都市部での街乗りにぴったりのラインナップがそろったのがシティモデルです。軽量、コンパクトで取り回しがしやすく、狭い道でも運転しやすいモデルから、5段変速でいろいろなシーンに使用しやすいモデルまでそろっています。
都会的な雰囲気をまとったデザインも両立させているので、スーツや制服で乗れる電動自転車としても向いています。
レジャーや長距離運転にも対応できるスペックの高さを持つのが、スポーティモデルです。平日は買いものや街乗り用として、休日はレジャーで遠出する用途としても使用できます。
大容量バッテリーや多変速ギアなどの機能が搭載されているので、ふだんの道で急な坂道が多い、通勤通学で長距離運転する、というときにも向いています。
ヤマハの電動自転車は、サイクリングやツーリングなど、自転車をスポーツや趣味として使用したいときにも納得のモデル、YPJがあります。マウンテンバイク、クロスバイク、ロードバイクと用途に応じたモデルがそろっているのが特徴です。
ヒルクライムや長距離ツーリングにチャレンジしたい人で、電動アシストのついているものを選びたいときの選択肢になります。
ヤマハの電動自転車は、モデルによって電動アシストのレベルが異なります。どんな道を走るかによってアシストレベルを選びましょう。
平坦な道を走る機会が多いときには、アシストレベルはエコ、標準、強の3段階アシストでじゅうぶんです。一方、急な坂道がある場合や、山道で使用したいときにはそれ以上のアシストレベルが搭載されているモデルが選択肢になります。
ヤマハの電動自転車は、バッテリーを電気で充電して使用します。充電が切れても走行は可能ですが、バッテリーや電動アシスト機能が搭載されている分、一般的な自転車よりも漕ぐのが重いです。バッテリー充電での走行が通常と考えておきましょう。
またバッテリーによって走行できる距離は決まっています。途中で充電切れとならないように、余裕を持って走れる容量のバッテリーを選びましょう。
選び方を踏まえて、自転車整備士・椿 直之さんと編集部でヤマハ電動自転車のおすすめ11商品を選びました。いろいろなモデルから厳選していますので、用途に応じたヤマハの電動自転車選びにぜひ役立ててください。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS With DX(PA24WDX)』
デザインも満足のスタンダードモデル
いろいろなシーンに使える充実した装備や機能に、こまかいところまで工夫のあるデザイン性を両立させた、スタンダードモデルのヤマハの電動自転車です。サドルとハンドルにはおしゃれなレザーコーティング、21L容量でたっぷり入るバスケットが標準装備になっています。
いつもの走行パターンを記憶するスマートパワーモードや坂道ラクラク対応など、走りやすい機能も豊富です。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS Kiss mini un SP 20型(PA20KSP)』
小さな子どもを乗せたいならこれ
繭型のフロントチャイルドシートが標準装備の、子ども乗せモデルのヤマハの電動自転車です。子どもの足元がむきだしにならず、すっぽりと覆えるのが特徴。フロントカバーも片手で開閉できるので、子どもの乗せ下ろしもしやすいです。
アシスト力が強く、バッテリー持ちがよいのも魅力。パワフルな子乗せ自転車を求めている人に向いています。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS SION-U(PA24SU)』
操作がしやすく幅広い年齢の人に
なめらかな漕ぎだしややさしいアシストなど、操作のしやすさが重視されたヤマハの電動自転車です。操作盤は大きくて見やすく、押しやすいシンプルな形状になっています。
サドル下には低めのU字フレームを採用。足がひっかかりにくく、乗り降りもスムーズです。はじめて電動自転車を使いたい人やひさしぶりに操作する人、幅広い年齢で共有したいときに向いています。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS Cheer(PA26CH)』
短距離を何度も使うならこれ
フル充電まで2.5時間、30%充電なら30分で済む充電時間の短さが魅力のスタンダードタイプのヤマハの電動自転車です。バッテリーは9.3Ahと走行距離はやや短めですが、その分短い距離を多く乗る機会がある人に向いています。
朝と夕に子どものお迎え、昼間は近所への買いものなど短距離移動で便利に使えます。ベーシック装備のエントリーモデルのため、コストで選びたいときにも向いています。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS Babby unリヤチャイルドシート標準装備モデル 20型(PA20BXLR)』
夫婦で共有できるモデルならこれ
ヤマハの子ども乗せモデルで、シックなカラーリングのクールな印象の電動自転車がこちら。お母さんだけでなく、お父さんも共有しやすいデザインになっています。
子どもを抱きしめるように包む、新型のリアチャイルドシートが標準装備になっています。すでに後ろ乗せができる子どもを乗せられる電動自転車を探しているときにも向いています。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS mina 26型(PA26M)』
こだわりパーツがそろったカスタマイズモデル
北欧テイストを取り入れたおしゃれなデザインが特徴の、ファッショナブルモデルのヤマハの電動自転車です。プロムナードハンドルなど、こまかいフォルムまでスタイリッシュなデザインがほどこされています。
サドル、タイヤ、バスケットなどいろいろなパーツが別売りされているのが特徴。好きなデザインにカスタマイズして、自分だけの1台にすることも可能です。リアチャイルドシート対応モデルのため、おしゃれな子乗せ自転車としても使用できます。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS CITY-C 20型(PA20CC)』
女性も取り回しやすい軽量モデル
20型モデルで、小回りが利いて取り回しやすいシティモデルの電動自転車がこちら。軽量ドライブユニットを採用しているため軽く、狭い道でも乗りやすいです。低床U字フレームを採用し、車体が低いのでビジネスファッションでも乗り降りもしやすくなっています。
アシストシステムのS.P.E.C.や、なめらかな漕ぎだしと乗り心地を実現したトリプルセンサーシステムなど、乗りやすい機能も豊富にほどこされています。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS CITY-SP5 27型(PA27CSP5)』
長距離の通勤通学もこなせる
シティモデルのなかでもっとも容量が大きい15.4Ahバッテリーを搭載した電動自転車がこちら。オートエコモードならフル充電で87kmの長距離を走れます。大きな27型タイヤモデルのため、一回の漕ぎ出しで進める距離が長いのも魅力。変速5段ギアつきで、走行状態や道に応じてギアを調節できます。
通勤通学など、毎日長距離を走りたいときにもぴったり。25Lの大型スチールバスケットが標準装備で、かばんや荷物もしっかり入ります。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS Brace 26型(PA26B)』
スポーティな走りも両立できるハイスペックモデル
フロントディスクブレーキ、フロントサスペンション、内装8段変速×S.P.E.C.8と、スポーティな走りを実現するための装備が搭載されたスポーティモデルがこちら。電動自転車ながらスポーティなデザインと走行性が楽しめます。
操作盤はボタン式ではなく、液晶マルチファンクションメーターを搭載。電池レベルのほか、時速、消費カロリーなどいろいろな表示機能がついています。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS VIENTA5 26型(PA26V)』
軽快でスポーティな走りに
こちらはスポーティタイプの軽量、26型モデルの電動自転車です。車体重量は21kgで取り回しやすく、自転車のデザインもカジュアルで軽快感を感じさせるため、街乗りにも使用できます。
変速5段階ギアにVブレーキ、液晶マルチファンクションメーターとスポーティに走れる機能も充実。カジュアルにスポーツ自転車を楽しみたい人に向いています。
YAMAHA (ヤマハ)『PAS GEAR-U(PA26GU)』
業務用にも使用できるタフさが魅力
フル充電、オートエコモードで71km走れる大容量バッテリーを搭載したヤマハの電動自転車です。アシストレベルも高いため、坂道や荷物を積んでもスムーズに走れるのも魅力。長距離や荷物を積んでも走れるので、業務用としても使用できます。
標準装備として35Lのバスケット、幅広い荷物が積めるリアキャリアを搭載。荷物を積んでもしっかり支えるスタンドなど、ふらつきやすい車体をサポートする機能もほどこされています。
画像 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
商品名 |
YAMAHA (ヤマハ)『PAS With DX(PA24WDX)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS Kiss mini un SP 20型(PA20KSP)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS SION-U(PA24SU)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS Cheer(PA26CH)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS Babby unリヤチャイルドシート標準装備モデル 20型(PA20BXLR)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS mina 26型(PA26M)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS CITY-C 20型(PA20CC)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS CITY-SP5 27型(PA27CSP5)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS Brace 26型(PA26B)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS VIENTA5 26型(PA26V)』
|
YAMAHA (ヤマハ)『PAS GEAR-U(PA26GU)』
|
商品情報 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特徴 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
モデル |
スタンダードモデル
|
子ども乗せモデル
|
かんたん操作モデル
|
スタンダードモデル
|
子ども乗せモデル
|
ファッショナブルモデル
|
シティモデル
|
シティモデル
|
スポーティモデル
|
スポーティモデル
|
ビジネス専用設計モデル
|
アシストレベル |
4
|
6
|
4
|
4
|
6
|
4
|
3
|
3
|
4
|
3
|
6
|
バッテリー容量 |
12.3Ah
|
15.4Ah
|
12.3Ah
|
9.3Ah
|
12.3Ah
|
12.3Ah
|
12.3Ah
|
15.4Ah
|
15.4Ah
|
12.3Ah
|
15.4Ah
|
走行距離 |
オートエコモードプラス78km、スマートパワーモード53km、強モード48km
|
オートエコモードプラス78km、スマートパワーモード59km、強モード53km
|
弱モード20・24型:72km、強モード20型:49km、24型:52km
|
オートエコモードプラス54km、標準モード37km、強モード32km
|
オートエコモードプラス60km、スマートパワーモード46km、強モード41km
|
オートエコモードプラス83km、標準モード58km、強モード48km
|
オートエコモードプラス83km、標準モード61km、強モード48km
|
オートエコモードプラス87km、標準モード62km、強モード51km
|
オートエコモードプラス90km、標準モード71km、強モード60km
|
オートエコモードプラス74km、標準モード54km、強モード45km
|
オートエコモードプラス71km、標準モード61km、強モード51km
|
インチ |
|
20型
|
20型、24型
|
24型、26型
|
20型
|
26型
|
20型
|
27型
|
26型
|
26型
|
24型、26型
|
商品リンク |
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2022年5月24日時点 での税込価格
|
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのヤマハ電動自転車の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
自転車整備士・椿 直之さんと編集部で、ヤマハの電動自転車の選び方とおすすめ商品を紹介しました。世界ではじめて電動自転車を開発、発売したヤマハは現在でも多くの電動自転車のラインナップがあります。はじめて電動自転車に乗りたい人から、趣味やスポーツで2台目を検討している人まで納得のものが見つかるでしょう。
電動アシスト自転車は、坂道や重い荷物、子どもを乗せているときでもスムーズに走れるのが魅力です。ヤマハの電動自転車で、行動範囲を広げたり、生活を便利にしたりするために活用してください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
大手スーパーに4年、ホームセンターに5年勤務した経験を活かし、販売していた商品の特徴や使い方などをご紹介。 現在は独立して自転車店を経営している。 大学のイベントで点検会を開催したり、自転車整備士を目指す方々に向けた研修で講師を務めたりしているため、自転車関連の知識が豊富。 特に年齢別、タイプ別、用途別での自転車の選び方などの紹介に定評がある。