車用サンシェードの魅力とは? 夏の強い日差しや紫外線をカット! 車中泊時の目隠しにも
日差しや紫外線を遮断して車内の温度の上昇を抑えてくれるサンシェード。外から付けるタイプや中から付けるタイプ、吸盤やサンバイザーで留めるものや、マグネットや静電気で貼るものなど、サイズもさまざまあってどれにすればいいか迷ってしまいますね。
車中泊の際に目隠しがわりに使ったり、夏だけではなく冬の冷たい冷気を防ぐために使ったりなど、使う目的によって選ぶものも変わってきます。1年を通して使えるものもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
車用サンシェードの選び方 車内の気温上昇を和らげる
ここからは車用サンシェードの選び方をご紹介します。
いろいろなタイプがあるので目的に合わせて選んでくださいね。
目的やシーンに合ったタイプを選ぶ 外付け? 中付け?
車用のサンシェードには外付けタイプと中付けタイプがあります。
いつ、どこで使うのかなど考えながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。
汚れ対策にもなる「外付けタイプ」 車内の温度上昇をしっかり防止! 冬の雪や霜も防ぐ
フロントガラスを外から全面を覆うタイプは、中付けタイプより遮光性が高く、車内の温度上昇を抑えてくれます。夏の紫外線だけではなく、冬の凍結や積雪、落ち葉や埃などの汚れからも守ってくれるので、1年中使えるのが特徴です。
フロントガラスの日除けや、汚れ防止をしっかりしたいと考えている方、旅行などで車を長く停めておく場合には外付けタイプがいいですよ。
収納も楽な「中付けタイプ」 気軽に取り外しができ、紫外線を防げる
気軽に使いたい場合なら中付けタイプがいいでしょう。短時間の駐車やちょっと目隠ししたいときにサッと取り出して中から付けて、必要ないときはコンパクトに収納できるのが特徴です。
フロントガラス以外にもサイドや後部座席などの窓用もあり、赤ちゃんや小さなお子さまがいる場合でも、かんたんに取り付けができるので便利です。
外付けタイプより車内の温度の上昇を抑えることはできませんが、お出かけするときに活躍してくれますよ。
遮光率は90%以上、UVカット率の確認も 日焼けや紫外線対策に
車用サンシェードを選ぶ大切なポイントは遮光率の高さです。遮光率が高ければ高いほど光をカットしてくれるので、なるべく遮光率90%以上のものを選ぶといいでしょう。
日焼け対策や紫外線が気になる方は、UVカット率が高いものを選んでください。
車種に合わせて選ぶ しっかりと効果を得るにはサイズのあったものを
車種にあったサイズを選ぶのも大切です。大きすぎるとフロントガラスや窓からすぐに落ちてしまったり、小さすぎると日除けとしての機能が働きにくくなったりしてしまいます。
大抵の場合は、汎用性の高いサイズ感のものが多いですが、車種によって窓の形に合わないこともあるので、サイズや対応車種を確認しましょう。
重視したい機能性から取り付け方法を選ぶ 手軽さ? 安定感?
取り付け方法にもいろいろなタイプがあります。
「手軽に取り付けたい」「しっかり固定できるものがいい」など、重視したい機能性から取り付け方法を選ぶといいですよ。
取れにくい「ドア挟み込みタイプ」 しっかり固定で長時間駐車の際にも安心
ドア挟み込みタイプは外付けタイプのみですが、フロントガラスを覆って車用サンシェードの端をドアに挟み込むので、フロントガラスを隙間なく、しっかりと固定できます。中には車内で端同士をベルトで固定したり、サイドミラーを覆ったりするタイプがあります。
マグネットが内蔵されているものなら強風でめくれたりしないので安心です。車にあまり乗らない方や長時間の駐車をする方にぴったりですよ。
子どもでも装着がかんたん「吸盤」「サンバイザーで挟む」タイプ 取り付けの手軽さが魅力
手軽に取り付けたい方には、吸盤で取り付けるタイプとサンバイザーで挟むタイプがいいですよ。
吸盤は窓の内側に貼り付けて固定します。吸盤に埃がついたり、長く使うと劣化するので吸盤は取り替えできるものがいいですね。
ただ、吸盤の跡が残ってしまうことがあるので、気になる方は避けたほうがいいでしょう。
とくにお手軽にできるのがサンバイザーで挟むタイプです。サンバイザーがない窓にはできませんが、急いでいるときなどフロントガラスに広げて、サンバイザーを下ろすだけで、すぐにできるので便利です。吸盤とセットになっているものも多いですよ。
小さな窓なら「静電気タイプ」もおすすめ ピタッと張り付く
最近では、窓にできる静電気を利用してピタッと貼り付ける静電気タイプも増えています。ドライブしているときに落ちないかと心配になりますが、意外に安定感もあって落ちにくいですよ。
ただ、大きめサイズは重くなってしまって安定しないので、できれば小さめサイズがいいでしょう。
収納時のコンパクトさもポイント! スプリング式も要チェック
車用サンシェードを使わないとき、どこに収納するかもポイントですね。スプリング式なら薄く小さく収納できるのでドアポケットに入れやすいですよ。使いたいときもすぐに出せて広げられるので便利です。
折りたたみ式はスプリング式よりかんたんにたためますが、より広い収納スペースの確保が必要なので、購入する前にどこにおくかチェックしてくださいね。
断熱性だけでなく、収納のしやすさも忘れずに! フリーエディター&SUV生活研究家からのアドバイス
フリーエディター&SUV生活研究家
遮光や遮熱だけでなく、プライバシーの確保や防犯、さらにはフロントガラスの凍結防止と、四季を通じて使えるのが車用サンシェードです。断熱性といった基本性能も大切ですが、収納性もチェックしましょう。
素材によってはかさばる場合もあり、車内での置き場所に困ります。また耐久性も大切です。アルミが蒸着してあるタイプは、あまり安価だと耐用年数が短く、すぐに光が透けてくるので注意しましょう。
車用サンシェードおすすめ11選 紫外線や断熱温度に効果的なアコーディオン式、マグネットでピタッと張れるなど
ここからは、車用サンシェードのおすすめをご紹介します。
選び方を参考に、車にあったものを選んでくださいね。
フリーエディター&SUV生活研究家
Aokeou『フロントカバー サンシェード』、アコーディオンカーテンのように展開・収納するので、フロントガラスのサイズが異なっていてもガラス面にぴったりと合わせるはことができます。

Aokeou『フロントカバー サンシェード』














出典:Amazon
タイプ | 中つけ |
---|---|
サイズ | - |
収納方法 | 折りたたみ |
遮光率 | - |
取り付け方法 | 吸盤 |
フリーエディター&SUV生活研究家
SEIWA『楽らくマグネットカーテン』は、遮光だけでなく、着替えや車中泊にも使えるワザありカーテンです。取り付けにテープを貼るなどの面倒な作業がいらないのも、このアイテムのいいところ。

SEIWA『楽らくマグネットカーテン』












出典:Amazon
タイプ | 中つけ |
---|---|
サイズ | 幅800×厚み2×高さ520mm |
収納方法 | 折りたたみ |
遮光率 | - |
取り付け方法 | マグネット |
フリーエディター&SUV生活研究家
SUNVIC『専用サンシェード』は、車のすべての窓を覆えるので、車中泊などにピッタリです。冬は冷気をカットしてくれるので、車内がかなり暖かくなるという効果も。SAや道の駅などで泊まる場合は、街灯の眩しさも解消してくれます。

SUNVIC『専用サンシェード』
















出典:Amazon
タイプ | 中つけ |
---|---|
サイズ | - |
収納方法 | 折りたたみ、専用収納袋つき |
遮光率 | - |
取り付け方法 | 吸盤 |
EMERSON『スジガネ入りサンシェード』


















出典:Amazon
タイプ | 中つけ |
---|---|
サイズ | 幅1300×高さ600mm |
収納方法 | 折りたたみ |
遮光率 | - |
取り付け方法 | サンバイザーで挟む |
Rabbitgoo『車用サンシェード』














出典:Amazon
タイプ | 外つけ |
---|---|
サイズ | 幅1470×高さ1160mm |
収納方法 | 折りたたみ |
遮光率 | - |
取り付け方法 | ドア挟み込み、サイドミラーにゴム紐を引っ掛ける、マグネット |
cretom『遮光フロントシェード』
















出典:Amazon
タイプ | 中つけ |
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サイズ | 幅1400×高さ780mm |
収納方法 | 折りたたみ、収納袋つき |
遮光率 | 99% |
取り付け方法 | サンバイザーで挟む |
DAIJI INDUSTRY『メルテック キルトシェード』
























出典:Amazon
タイプ | 中つけ |
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サイズ | 幅1400×高さ900mm |
収納方法 | 折りたたみ |
遮光率 | - |
取り付け方法 | サンバイザーで挟む |
BodiCal『車用サンシェード』














出典:Amazon
タイプ | 中つけ |
---|---|
サイズ | 幅510×高さ310mm(1枚) |
収納方法 | 折りたたみ、収納ポーチつき |
遮光率 | 90%以上 |
取り付け方法 | 静電気 |
SHINPACK『カーフロントカバー』














出典:Amazon
タイプ | 外つけ |
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サイズ | 幅2210×高さ1300mm |
収納方法 | 折りたたみ |
遮光率 | - |
取り付け方法 | ドア挟み込み、マグネット、ロープ |
BONFORM『ぎっしりミニオン サンシェード』






出典:Amazon
タイプ | 中つけ |
---|---|
サイズ | 幅1300×高さ600mm |
収納方法 | 折りたたみ |
遮光率 | - |
取り付け方法 | 吸盤 |
『重暗幕 サンシェード マグネット式』
















出典:Amazon
タイプ | 中つけ |
---|---|
サイズ | 幅675×高さ485mm |
収納方法 | 折りたたみ |
遮光率 | - |
取り付け方法 | マグネット |
「車サンシェード」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 車用サンシェードの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの車用サンシェードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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遮光率のチェックや車種に合うものを
車用サンシェードの選び方とおすすめ11選はいかがでしたか。
ポイントは中付けか外付けか選んだら、遮光率やサイズをチェックして、取り付け方など目的に合わせて機能性を選ぶこと。お気に入りのサンシェードで安全で快適なドライブを。
ただし、運転中は運転席と助手席用のサンシェードは道路交通法違反になるので注意しましょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/12/04 コンテンツ修正のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 平野慎也)
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。