オカメインコ用ケージの選び方 サイズ・素材・重量をチェック!
まずはオカメインコ用ケージの選び方をチェックしていきましょう。選び方のポイントは下記。
【1】羽を広げたときにぶつからない大きさを選ぶ
【2】出入口は手に乗せて出せるサイズが目安
【3】網状なら歩いたり飛び移ったりしやすい
【4】ステンレス製はサビにくく塗装はがれもない
ペット専門エディター&ライター・井手綾子さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのオカメインコ用ケージを選ぶために参考にしてみてくださいね。
【1】羽を広げたときにぶつからない大きさを選ぶ
オカメインコは気が弱いので、大きな音や乱暴な扱いを怖がってパニックになり、羽をばたつかせることがあります。ケージにぶつかってケガをしないためにも、オカメインコが羽をいっぱいに広げて移動できる程度の大きさが必要です。
具体的には、幅が45cm以上、高さは50cm以上のものを目安に選ぶといいでしょう。
【2】出入口は手に乗せて出せるサイズが目安
ケージの大きさだけでなく、出入口のサイズにも注目してみましょう。オカメインコの場合は、人の指に乗せて外に出せるくらいのサイズが適しています。
前面が大きく開くタイプのものや、天井扉が開くものは、じゅうぶんなスペースが取られていることが多くて便利です。
出入口が小さすぎると、ケージにぶつかるのを怖がって出てこないことがあるため、注意してください。
【3】網状なら歩いたり飛び移ったりしやすい
オカメインコは、ケージ内で飛び回ることがないので、飛び移り・伝い歩きをしやすいケージを選ぶことが大切です。網状になっているケージなら、オカメインコが移動しやすく、快適に過ごしやすいでしょう。
透明のアクリル板を使ったケージは、オカメインコの様子がみやすく、汚れが飛び散りにくいメリットがありますが、アクリル板だけで囲まれているケージは避けて、網と組み合わせた商品を選ぶようにしてください。
【4】ステンレス製はサビにくく塗装はがれもない
バードケージには、さまざまな素材が使われています。なかでもステンレス素材は、腐食やサビに強くて長持ちしやすいのがメリットです。またステンレスなら、オカメインコがかじっても塗装はがれがないので、誤飲トラブルが防げます。
ただし、ステンレス製ケージは商品数がまだ少なく、価格も高い傾向があるため、鳥・動物に無害とされる三価クロムを使った銀メッキ製なども含めて、幅広く検討するといいでしょう。
広さや素材はもちろん、掃除のしやすさも大切 ペット専門エディター&ライターがアドバイス
ケージを選ぶときは、大きさ、素材などはもちろん大切ですが、飼い主の方のポイントとして、掃除がしやすいかどうかも大切なポイントです。インターネットによる購入もいいですが、できればお店に足を運んで、広さ、大きさのほか、自分が掃除しやすいかどうかも確認しましょう。
また、オカメインコ非常に賢く、繊細な生きものなので、ケージ内にほかの小鳥と一緒に飼うことはおすすめしません。
オカメインコ用ケージのおすすめ11選 ステンレス製など!
次に、おすすめのオカメインコ用ケージをチェックしていきましょう。
豊栄金属工業は鳥かごなどの専門の会社です。『465オカメステンレス』の465はケージの広さ。オカメインコが暮らしやすい465mmの大きさが由来です。掃除しやすく、出入り口が広いため人気の商品。
マルカン 『バードパレスキング』はオカメインコ初心者の方に。ケージ飼いに必要なものがパッケージされています。
省スペースのオカメインコ向けケージ
サビに強く、劣化しにくいステンレス製の手のりケージです。幅がややスリムに設計されているため、ケージの設置スペースが限られているご家庭でも使いやすいでしょう。
高さ52cmと、同規格の商品よりも高めにデザインすることで、じゅうぶんなスペースを確保しています。
また、底のトレイが2重構造になっていて、排泄物やゴミが漏れないのが特徴です。
汚れが漏れにくい構造
前面の入口には、止まり木がつけられていて、オカメインコが怖がらずに出入りしやすいよう配慮されています。丸底の透明食器は、中心にエサが集まって食べやすいので、エサのロスが少ないのも便利です。
またケージの底部分は、手前に引き出すタイプのトレイになっており、汚れが外に漏れにくいため、毎日の掃除もサッと手早く終えられるでしょう。
ケージのなかがくっきりみやすい
正面と背面が、透明の樹脂製パネルでできたケージです。なかがくっきりみえるため、オカメインコの様子が観察しやすいほか、汚れが飛び散りにくいのが長所。
大きな前面の扉は、スライドロック形式になっているので、開閉しやすく、ケージ内からオカメインコがいたずらするのも防げます。正面のほか、天井と両サイドにも扉があり、お世話・お手入れがしやすいでしょう。
高さのあるスタイリッシュなデザイン
高さがたっぷり84.5cmもある、トールデザインのバードケージです。パーツをはめ込むだけで完成するので、工具いらずで組み立てかんたん。
下部のデブリガードには、お世話用のアクセスドアが設置されていて、オカメインコを驚かせることなく、エサ・水をサッと交換できます。底のバックルには取っ手がついているため、ケージを移動させるときも安定して持ちやすいでしょう。

ステンレスのオカメインコ用ケージ
オカメインコ用に設計された、ケージです。中型~大型インコに適したサイズで、オカメインコもじゅうぶんなスペースで過ごせます。サビに耐性のあるステンレス製で、長く愛用できるほか、塗装の誤飲トラブルもないのが魅力です。
正面と天井に入口があり、オカメインコもスムーズに出入りしやすいでしょう。水漏れ防止枠や、止まり木3本、クリアカップなども付属しています。
デザイン性の高いオカメインコ用ケージ
アーチ形の天井など、おしゃれなデザインが魅力のイタリア製ケージです。長方形のスペースは広く取られていて、オカメインコが動きやすいほか、底のトレイがホコリ・フンをしっかりキャッチするため、お手入れの手間もかかりません。
また、プラスチック製の止まり木はゴムでコーティングされており、オカメインコが足をケガしないように配慮されています。

ブランコ・水入れもついたスチール製ケージ
エサ入れや水入れ・ブランコ・底トレイがついている、オールインワンのケージセットです。ブラックで統一された色合いで、高級感があります。
正面扉は、幅31cm・高さ35cmと大きくデザインされており、オカメインコも怖がることなく出られるでしょう。止まり木は交換パーツも販売されているので、必要に応じて新しいものに取り換えられるのが便利です。
飼いやすさを重視したデザイン
正面と天井に入口が配置されたケージです。天井扉には止まり木が取りつけられるようになっており、オカメインコをケージの外に放すときにも活用できるでしょう。
底部のトレイには、汚れ防止カバーがついていて、本体と取りはずしてかんたんに掃除できます。また、引き出しトレイが深めになっているため、マットなどの敷きものが使いやすいのがメリットです。
シンプル設計でお手入れしやすい
ホワイトのケージに水色のトレイがついた、さわやかな配色のケージです。大きく開く正面扉には手のりパーチがついており、オカメインコのステップ&憩いの場となるでしょう。
トレイは、フックなどで着脱不要なシンプル設計になっているので、お手入れもスムーズに行えます。自由にレイアウト可能な止まり木や、エサが飛び散りにくいフタつきクリア食器などのグッズも含まれていて便利です。
広々とした出入口のケージ
オカメインコが出入りしやすいように、前面の扉が大きく開くよう設計された、手のりケージです。
幅・高さともに大きめなので、オカメインコでもゆったり過ごしやすいでしょう。引き出しつきの底パーツは、ホワイト・ブラウン・ブラックの3種類用意されているため、インテリアに合わせて選べるのがうれしいポイントです。
おもちゃなどもついたケージセット
アメリカのペット用品ブランドが発売している、バードケージのスターターキットです。長方形のケージに、フードつきのプラスチックカップやパーチ、木製はしご、おもちゃなどがセットになっていて、オカメインコを飼うために必要なグッズを揃えられるのが魅力。
素材には、ペットに毒性のないパウダー塗装を施したスチール網が使われています。
「オカメインコ ケージ」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの最新人気ランキング オカメインコ ケージの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのオカメインコ ケージの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
オカメインコ用ケージの設置方法
オカメインコのケージの設置方法も、押さえておきましょう。
(1)人の目線の高さに置く
本来、木のうえで生活するオカメインコは、上からみくだされるのを嫌う習性があります。また、人の頭より高い場所にケージを置いた場合は、オカメインコが人間よりもえらいと思って、攻撃的になるケースもあり、注意が必要です。
そのため、床から50cm以上か人の目線と同じくらいの高さを目安に、設置するといいでしょう。
(2)騒音や強い光などを避けられる場所に置く
オカメインコは環境の変化に敏感で、大きな振動や騒音・強い光がある場所だと、ストレスを感じてしまうため、それらの刺激がない場所に設置するようにしてください。
また、火を使って料理をするキッチンも、温度差が大きいため適していません。さらに、窓がなくて日当たりが悪い部屋や、湿度が高い洗面所なども避けるようにしましょう。
(3)光が8時間以上あたらない場所に置く
オカメインコは、光周期(明るい時間)が長くなるほど、発情が強くなるとされています。光周期が8時間以内であれば、発情を抑えやすいため、光が長時間あたりすぎない場所にケージを配置するようにしましょう。
また、一度部屋を暗くしたら再度明るくしないほか、ケージに布をかけてきちんと寝られる場所に置くなどの工夫も必要です。
オカメインコ用ペレット&シードの記事はこちら
ゆとりのある大きさや形状をチェックして選ぼう
オカメインコは、大きな音に驚いてパニックを起こしやすいため、羽を広げてもぶつからないサイズのケージが適しています。自宅のスペースの都合も考えながら、できるだけゆったりめのケージを選んであげるといいでしょう。
また、素材はサビにくくて塗装はがれもないステンレス製が好ましいですが、商品バリエーションや価格帯が限られるため、より幅広く選びたい場合は、ほかの素材も含めてチェックしてみてください。
今回ご紹介したオカメインコ向けのケージも参考にしながら、ぜひお気に入りのケージをみつけましょう。
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