車用のゴミ箱には、大きく分けて「置き型タイプ」と「コンパクトタイプ」の2種類があります。それぞれに特徴がありますので、しっかり確認しておきましょう。
置き型タイプは、名前の通り、座席の足元や、席の間のスペースに置いて設置するタイプ。
小型車には少々サイズを食いますが、ゴミを入れる量が大きいです。そのまま置くタイプであるため、ブレーキ時や蹴ってしまった時に倒れてしまう場合があるため、安定性の確認が大切です。
コンパクトタイプは、ドリンクホルダーに置いて設置したり、ドアポケットなどに引っ掛けて設置できるタイプ。
置き型タイプよりもゴミを入れる量は少ないですが、デッドスペースを使えたり、使いやすい位置に設置できるのが魅力。近年では、折りたためるタイプなどもあるため、より使い勝手はいいでしょう。
それでは、車用ゴミ箱の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】固定できるか
【2】洗いやすい素材
【3】インテリア性
【4】サイズ
【5】フタ付きかどうか
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
車用のゴミ箱は、移動中の振動やなにかがぶつかった拍子などで倒れると、なかのゴミがこぼれて散らかってしまうので、固定でき、倒れないかがポイントです。とくに運転席付近に設置する予定であれば、ゴミ箱が倒れてブレーキが踏めなくなるといった事態になりかねません。
安全性を高めるためにも、底部分にオモリが付いている、フロアトンネルの膨らみに合わせて固定できるものなど、安定感を重視しましょう。
車用ゴミ箱は、飲み終わった空き缶やペットボトル、食べ物のゴミなどを捨てているうちに、少しずつ汚れてくるので、汚いものが密閉空間である車内にあるのはイヤですよね。汚れたらすぐに取り外しができ、かんたんに洗えるものであれば、車内の清潔度も保てます。
プラスチックやポリエステル製ならば、そのまま水洗いが可能。表面の水分をふき取ったらすぐに取り付けられます。清潔度を重視するならば、素材や着脱のしやすさにも注目して選びましょう。
車の中はプライベート空間。長い時間を過ごすこともありますよね。せっかくなら、車内インテリアのイメージを損なわない商品を選びたいものです。
ゴミ箱は、車内のインテリア小物のひとつでもあります。インテリアという視点で選んでみましょう。
車内には、ドアの横や座席の下など使われていないデッドスペースがあります。車内の空間を圧迫したくないけど、ゴミ箱がほしいという利用者のニーズに応えた商品が数多く開発されています。
一見薄型なのに、入れてみると想像よりもたくさん入るタイプなど、さまざまな工夫が凝らされた商品があるので、チェックしてみてください。
車の中は狭い密室です。ゴミの匂いが充満する事態は避けたいですよね。フタつきのゴミ箱であれば、ある程度は防げるでしょう。
フタつきにもさまざまな種類があります。ワンプッシュで開閉が可能なものや、フタが大きいものなど、好みに合わせて選んでください。
おすすめ商品の比較一覧表
画像 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
商品名 |
SEIWA(セイワ)『ダストボックスS カーボン(W911)』
|
カーメイト『フタ付ゴミ箱(DZ378)』
|
AMEIQ『自動車用ゴミ箱』
|
カーメイト『倒れにくいゴミ箱(DZ493)』
|
HOPOPRO『車用ゴミ箱』
|
YOUDIAN『TRASH BIN(190404-Trash-01)』
|
NAPOLEX(ナポレックス)『フラットダスト抗菌防臭(JK-91)』
|
NAPOLEX(ナポレックス)『ディズニー・カーグッズ ダストバケット ミッキー (WD-284)』
|
urbenfit『車用ゴミ箱』
|
星光産業『ダストカップ(ED-63)』
|
BeiLan『車用ゴミ箱』
|
商品情報 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特徴 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
サイズ(高さ×幅×奥行) |
184 × 184 × 159mm
|
220 × 165 × 150mm
|
224 × 104 × 178mm
|
160 × 200 × 160mm
|
300 × 300 × 160mm
|
150 × 60 ×60mm
|
160 × 230 × 70mm
|
170 × 165 × 165mm
|
250 × 250 × 70mm
|
98 × 98 × 163mm
|
208 x 185 x 49 mm
|
丸洗い |
-
|
-
|
可
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
可
|
可
|
固定 |
おもり
|
底面ラバー素材
|
ベルクロ
|
クリップ
|
フック
|
ボトルホルダー
|
粘着シート フック
|
クリップ取付
|
-
|
ボトルホルダー フック
|
ステー
|
商品リンク |
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
※各社通販サイトの 2020年7月18日時点 での税込価格
|
それでは、車用のゴミ箱のおすすめ商品をご紹介します。まずは、置き型タイプの商品です。ぜひ参考にしてください。
SEIWA(セイワ)『ダストボックスS カーボン(W911)』
置くだけで設置できてワンプッシュで捨てられる
「固定するために引っかけたり、くっつけたりするのは面倒くさい」という方におすすめのゴミ箱です。設置方法は置くだけで完了。底面に金属プレートのおもりが入っているので、倒れにくく、揺れに強い構造です。
平らな平面の床があれば、どこでも設置可能。開閉式のフタはカーボン柄で、車内をスポーティに演出でき、すばやくゴミを捨てることができます。
高級感のプリズムレザー調
高級感のあるプリズムレザー調の外装が特徴のゴミ箱。まるでインテリア小物のようにていねいに作られています。車内インテリアをシックに仕上げたい人におすすめです。
90度以上の開閉が可能な、ゴミを入れやすい大きなフタも特徴のひとつです。フタを閉じれば、ゴミ箱からインテリア小物へ変身。おしゃれで快適な車内空間を彩ります。
ベルクロで取り外しと取りつけがカンタン
ベルクロが2個ついた車用ゴミ箱です。1度設置する場所を決めて、ベルクロを固定してしまえば、あとはかんたん。背面にクリップがついているから、接着剤を使いたくない場合はクリップで使用することもできます。
素材は、丈夫で割れにくい高品質のプラスチック製。外して丸洗いが可能です。しっかり固定できる上に、ゴミを入れる部分は清潔に保てます。
激しい揺れでも倒れにくい頼りになるゴミ箱
車の床のマットにクリップで固定するタイプの車用ゴミ箱。マットの上にクリップで固定すれば、激しい揺れでもしっかり対応してくれます。安定感のある箱型なので、マットのないところでも設置可能です。
ペットボトルが6本入る大容量も魅力のひとつ。ゴミ箱以外にもDVDやCDの収納、ペットボトル入れなど、さまざまな使い方ができる商品です。
続いては、コンパクトタイプの商品です。こちらもぜひ参考にしてください。
しっかりシートバックに固定できる多機能ゴミ箱
後部座席のシートバックポケットに引っかけて固定できる車用ゴミ箱。スナップと固定ホックがついてるので、設置もゴミ箱の開閉もかんたんです。
LEDライトが付いているから、夜もゴミ箱の口がわかりやすいです。さらに開口部にはポリ袋を止められるバックル付き。バックルでレジ袋を止めておいて、ゴミがたまったらレジ袋のみを捨てればOKという手軽さがいいですね。
YOUDIAN『TRASH BIN(190404-Trash-01)』
スタイリッシュなボトル型のゴミ箱
ゴミ箱に見えないスタイリッシュなボトル型の車用ゴミ箱です。ボトルホルダーにちょうどはまるサイズ。収納できる量はさほど多くはありませんが、ガムやティッシュなど、ちょっとしたゴミならば充分足りるでしょう。
見た目もシンプルで、どんな場所においても目立ちすぎず、自然になじんでしっかり役割を果たしてくれます。
ただし容量が小さいので、車内で飲食をしない人向きです。
NAPOLEX(ナポレックス)『フラットダスト抗菌防臭(JK-91)』
薄型なのに手前に引くと大きく開くゴミ箱
商品だけを見ると、車用ゴミ箱には見えないカバンのようなゴミ箱です。引っ張ると大きく開く、ゴミを捨てやすい開口部。ふだんは超薄型なので、狭い車内で邪魔になりません。
粘着シート付のフックが付属しており、ドアポケットからセンターコンソールまで、さまざまな場所に取りつけることが可能。小さめの車で車内空間が限られているけど、ゴミ箱がほしい人におすすめです。
NAPOLEX(ナポレックス)『ディズニー・カーグッズ ダストバケット ミッキー (WD-284)』
ドライブのおともはクリップ取りつけミッキーマウス
家族でドライブするときに重要なのは楽しい気分。ミッキーマウス好きな子供なら、喜んで使ってくれるでしょう。子供が自分でごみを捨ててくれたら、車内をきれいな状態で保てそうですね。
ミッキーマウスの手の部分は、ファスナーになっていて着脱が自在。ゴミ箱全体をクリップで取りつけることができるので、安定した設置も可能です。
バケツとしても使用可能な多機能ゴミ箱
一見すると、提灯のようにも見えるジャバラの折りたたみ式車用ゴミ箱。実はかなりのスグレモノです。たたむと、平らになるので、使わないときはコンパクト。伸ばせば、約4L入る大容量タイプです。
ABS高強度プラスチックでできているから、やわらかくて丈夫。水にも強いので、傘立て、緊急時のバケツ替わりにもなる便利な商品です。
フックやドリンクホルダーに固定できる手軽さが魅力
手軽に設置できるカップ型の車用ゴミ箱。ボトルホルダーにはもちろん、フックにもひっかけられます。フックさえあれば、助手席で使っていたものを、後部座席に移動するのも可能。やわらかくて丈夫な素材なので、がたつきもほとんど心配ありません。
フタが取り外しできるから、ゴミ捨てもラクラク。汚れが気になってきたら、フタを取って手軽に丸洗いできます。
シンプルなのに多機能で取りつけかんたん
軽くてやわらかいので、手軽に設置できるゴミ箱。上部についているひもを使って、突起部分にひっかけることもできます。底面固定ステー(はさんでとめる金具)がついているから、床に固定も可能。シンプルだからこそ、使い勝手のよさが光ります。
オックスフォード素材の丈夫な布製で作られた、かんたん折りたたみ式。使わないときは折りたためば邪魔にならないので、フレキシブルに使えます。
Amazon、Yahoo!ショッピングでの車用ゴミ箱の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
車内でなにかと使うゴミ箱。食べ物の包装や容器など、ドライブ中は想像以上にゴミが出ます。車のゴミ箱に欲しい機能の一つが、内袋を留めておく機能。ゴミをそのまま入れてしまうとゴミ箱が汚れてしまうため、中にゴミ袋やコンビニ袋を入れておくと清潔に保てるからです。
車ゴミ箱の中には、家庭用のもののように、こうした袋を留めておく枠やロックが付いているものがあるのでチェックしてみてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。