「子猫用離乳食」のおすすめ商品の比較一覧表
子猫用離乳食の選び方 1日何回もあげる食事。素材や形状をしっかりチェック
まずは、子猫用の離乳食の選び方をチェックしていきましょう。ペット専門エディター&ライターの井手綾子さんのアドバイスもご紹介しています。ポイントは下記の3つ。
【1】良質なたんぱく質が多く含まれる総合栄養食を選ぶ
【2】添加物や着色料不使用のものをなるべく選ぶ
【3】離乳食のタイプで選ぶ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。自分の飼い猫にぴったりの子猫用離乳食、キャットフードを選ぶ際の参考にしてみてください。
【1】良質なたんぱく質が多く含まれる総合栄養食を選ぶ
キャットフードは「総合栄養食」と「一般食」のふたつに分けられます。「一般食」とは主食ではない補食の食べ物、嗜好品、おやつなどを指します。子猫が元気に成長するには、良質なたんぱく質やビタミンやミネラルなどの栄養が必須です。
そのため、子猫用の離乳食には必要な栄養が過不足なく摂取できる、バランスのとれた「総合栄養食」を選びましょう。
嗜好性が高い「一般食」は食の細い子猫の食欲増進などに「総合栄養食」にプラスするかたちで、利用しましょう。
【2】添加物や着色料不使用のものをなるべく選ぶ
子猫用の離乳食には、成長に必要なビタミンやアミノ酸、ミネラルなどの栄養添加物が使用されているのが一般的です。同時に、品質を維持するための保存料、着色料なども含まれていることがあります。
もともと自然界には存在していない人工的な添加物がフードに含まれていると、子猫の体や胃腸には負担がかかります。
子猫用の離乳食には、パプリカ色素やローズマリーなどの天然由来の添加物で、保存性を担保している商品を選ぶのが賢明です。
添加物が多く使用されている商品をできるだけ避けるため、パッケージの記載をしっかり確認してから購入しましょう。
【3】離乳食のタイプで選ぶ
子猫用離乳食は、育ちざかりの3カ月ごろまでは食べたがるだけ与えてもよい時期ですが、パッケージに記載されている量を目安にしましょう。
食べられる量には個体差があり少々、残る程度ならよいのですが、月齢の目安に対して食べる量に大きな差があるときは注意が必要です。個体差に応じて工夫ができる離乳食を選びましょう。
最初は「ムースタイプ」や「ペーストタイプ」を
ミルクや母乳を卒業して、少しずつ離乳食に移行する時期の目安は子猫に歯が生えてくるころです。
子猫の口を開けて歯茎にやさしく触れ、少しかたいものがあるようなら、離乳食開始のサインです。水分の多いスープ状のフードから固形物へと移行します。
子猫用の離乳食の形状は、粉末やペースト、ムースなどさまざまですが、最初はペースト状やムース状のものを食べさせましょう。
「粉状タイプ」は固さが調節しやすい
粉末状の離乳食はミルクで溶いてスープを作って与えます。粉状の商品はかたさが調節しやすいので重宝です。小ぶりでなるべく低いお皿に入れてあげましょう。じょうずに飲めない場合は、粉末状の離乳食を固めに溶き、子猫の上あごに塗りつけるようにして食べさせます。
または、シリンジにスープを入れて与えるのもよい方法です。どちらの場合も、子猫が口をモグモグするのを確かめましょう。
「ウェットタイプ」は食の細い子猫にも適している
離乳食は子猫の月齢に合わせて選ぶのが基本ですが、個体差もあり、発育の遅い子猫や食の細い子猫では食べられる量も違います。ウェットタイプの離乳食は、魚や肉が第一原料の商品が多く嗜好性が高いため食いつきがよく、食の細い子猫に適しています。
子猫用のウェットタイプは、もともと水分を多く含んでいるため、こまかくつぶすのがかんたんで与えやすく手間がかかりません。
「ドライタイプ」はふやかして与える
カリカリと呼ばれているドライタイプのフードは、お湯や水にふやかせば子猫用離乳食として与えられます。ふやかし、やわらかくして潰すには少し時間がかかりますが、子猫の食べ具合に合わせて固さを調節できるのは高ポイント。
また、保存が難しいウェットタイプと違い、開封後は密閉容器などで、ある程度は保存状態を保てます。ドライタイプのフードへの移行もスムーズです。
子猫用離乳食のおすすめ6選|ムース・ペーストタイプ ゼリーやスープも!
ここからは、子猫用離乳食のおすすめ商品をご紹介していきます! 子猫用離乳食をお探しの際に役立つキャットフードを選ぶ際にはぜひ、参考にしてみてください。
ペット専門エディター&ライター
まだ噛むことが苦手な子猫には、デビフペット『カロリーエースプラス(猫用流動食)』。流動食で食べやすく、かつ栄養価が高く、子猫はもちろん療養中の猫にもおすすめ。

デビフペット『カロリーエースプラス(猫用流動食)』

出典:Amazon
デビフペット『子猫の離乳食 ささみペースト 』

出典:Amazon
アイシア『MiawMiaw(ミャウミャウ)ジューシー 子ねこ用あじわいまぐろ』


















出典:Amazon
ロイヤルカナン『マザー&ベビーキャット(離乳期の子猫用フード 離乳期~生後4カ月齢まで/母猫用 授乳期)』

出典:Amazon
アイシア『健康缶パウチ 子猫のためのこまかめフレーク入りまぐろペースト』








出典:Amazon
ペットライン『キャネット〈3時のムース〉子ねこ用 ミルク仕立て』








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子猫用離乳食のおすすめ2選|粉末タイプ 体調や成長などに合わせて調節可能
日清ペットフード『JPスタイル 猫用離乳食』

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森乳サンワールド『ネコちゃんの離乳食』

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子猫用離乳食のおすすめ2選|ウェットタイプ 生えたての乳歯でも簡単に噛める
日本ヒルズ・コルゲート『ヒルズ サイエンス・ダイエット『キトン 12カ月まで 子猫用/妊娠・授乳期の母猫にも レバー&チキン(10807)』














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ネスレ『ピュリナ フィリックス やわらかグリル 子ねこ用 ゼリー仕立て チキン』

出典:Amazon
子猫用離乳食のおすすめ7選|ドライタイプ 子猫にはふやかして食べさせて
ペット専門エディター&ライター
HAPPY CAT 『 グレインフリー ジュニア 』は、グレインフリーで自然な食材を使用し、成長に必要な栄養素を多く含みます。

HAPPY CAT 『 グレインフリー ジュニア 』












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ペット専門エディター&ライター
ロイヤルカナンの『マザー&ベビーキャット』は、子猫と授乳中の母猫の両方に同時にあげられるのが特徴です。

ロイヤルカナン『マザー&ベビーキャット(子猫用フード/母猫用フード 妊娠後期~授乳期)(03RCBC2)』












出典:Amazon
日本ヒルズ・コルゲート『ヒルズ サイエンス・ダイエット キトン 12カ月まで 子猫用 チキン/妊娠・授乳期の母猫にも(3532J)』














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ネスレ『ピュリナ ワン 1歳までの子ねこ用/ 妊娠・授乳期の母猫用チキン』












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ユニ・チャームペット『銀のスプーン 三ツ星グルメ 健康に育つ子ねこ用 お魚レシピ』










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ウェルネス『ウェルネスコア 子猫用(離乳期~1歳)』


















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マース『アイムス 12か月までの子ねこ用 チキン(IC211)』


















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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 子猫用離乳食の売れ筋をチェック
楽天市場での子猫用離乳食の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
子猫用離乳食の食べさせ方ポイント いつからいつまで? 何を1日に何回あげるのがいい?
ペット専門エディター&ライター
生まれたばかりの猫の体重はわずか100gほど。そこから約1年で4〜5kgになるのですから、子猫には栄養価の高い食事が必要です。
生後すぐはミルク、生後2カ月から離乳食、3カ月からは子猫用のドライやウェットなど単品、または混ぜたりして少しずつ与えます。まだ体も成長していないので毛や肌、便や尿なども確認しながら、どのフードが合うのかを見きわめましょう。
子猫用のフードを与える時期は比較的長く、成長に合わせてあげ方、必要な分量は変わっていきます。食べ物を消化する胃はまだ小さく、一度にたくさんの量を食べられないので、1日何回かにわけて食べさせましょう。
固体差はありますが、以下が目安になります。
●生後4カ月くらいまでは1日5~6回
●生後6カ月までは1日3~4回
●6カ月以降は1日2~3回
生後10~12カ月くらいまでは子猫用フードをあげましょう。その後、様子をみながら成猫用フードへと切り替えてください。
猫用ミルクやキャットフードが気になる方はこちら! 愛猫にぴったりのごはんを選ぼう!
成長の度合いや個体差を見きわめて選びましょう 食べない、下痢をしたなどの悩みもつきもの
猫の離乳期はとても短く、あっという間に成長してしまいますが、子猫の離乳期は体だけでなく心も大きく成長する大事な時期です。離乳期を通して、病気になりにくい健やかな心と体の基礎を作り、愛猫が生涯をとおして元気で過ごせるようにしてあげましょう。
離乳期の子猫の愛らしさは格別ですが、成長の度合いや個体差をしっかり見きわめましょう。子猫用離乳食選びに迷った際やお探しの際はぜひ、今回の記事を参考に成長の度合いや個体差に合った適切な子猫用離乳食を選んであげてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
編集歴は20年以上。 雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。 中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。