ルーフボックスとは? レジャーの味方!

Photo by Matthew Brodeur on Unsplash
キャンプやアウトドアに必要なアイテムを、収納できるルーフボックス。選ぶときのポイントをチェックしましょう。
ルーフボックスとは、車の屋根部分に取り付けて使う収納ケースのこと。スキー板やサーフボードなどの、かさばるアウトドアグッズの持ち運びにとても便利です。
また、アウトドアで遊んだあとの濡れた衣服や汚れ物も収納できて、車内を汚すこともありません。使用用途にあったものを選んで、ご自身にピッタリのルーフボックスをみつけてみましょう。
ルーフボックスの選び方 容量・サイズ、取り付け方法も
ひとくちにルーフボックスといっても、その容量やサイズ、形状や機能はメーカーやブランド、モデルによってもいろいろです。
基本的なチェックポイントから、知っておくと便利なポイントまでご紹介していきます。
ベースキャリアと同じメーカを選ぼう
ルーフボックスは単体では車に取り付けることができず、ベースキャリアという基台部分の部品が必要になります。
ベースキャリアとルーフボックスを合わせて購入する場合は、自身の車に適応しているかを確認しましょう。ボックスだけを購入する場合は、ボックスとベースキャリアは同じメーカーのものを選ぶと適合性がマッチします。
ルーフボックスの容量を確認
ルーフボックスの容量やサイズはさまざまなので、持っていく荷物の量に合った大きさのものを選びましょう。
目的にあわせた容量を選ぼう
ルーフボックスの容量を選ぶにあたって、まずは使用頻度や荷物の量、荷物の形状を考慮しましょう。自分がなにを持っていきたいのか、また、車中に収納できるものとできないものとを分けることによって長さや大きさが決まります。
目安としては、ひとりや少人数での利用なら300L程度のもので充分でしょう。ご家族など大人数での利用には600L以上の大容量サイズが便利です。
積載容量を変化できるタイプも便利
行くときはある程度のサイズで充分、だけど帰りに荷物が増えることが予想される場合は、文収納容量を変化できるフレックスタイプもおすすめ。
高さを可変できるものが多く、増えた分の荷物も収納可能です。
サイズ・高さは自身の車にあったものを
ルーフボックスのサイズを選ぶ際には、マイカーの大きさや形を確認するのも重要です。荷物の量だけを考慮して、車のサイズに合わなかった、なんてことがないようにしましょう。
また、高さ制限に対するチェックはとくに重要。道路法による高さの制限は3.8mですが、トンネルや駐車場など場所によってその詳細も異なります。事故を防ぐためにも自身の車に合うサイズのものをしっかりと選ぶことが大切です。
荷物を出し入れするシーンをイメージして選ぼう
ルーフボックスは高い位置に取り付けて、外側から開け閉めします。荷物の積みやすさなどの使い勝手が良いかどうか、次のポイントもチェックしましょう。
開け閉めしやすい両開きタイプ
ルーフボックスは車の屋根に取り付けるので、高い位置でものを出し入れすることになります。台などに乗って作業することもあるため、安全のためにも開け閉めがしやすいものがいいでしょう。
おすすめは両開きができるデュアルオープンタイプ。さらにワンタッチ式のものなら、背の高いクルマに付けても操作がカンタンで便利です。
自動ロックタイプが便利
どんなカギがついているのかにも注目。休憩中など車を離れる回数も多いので、扱いやすいカギが付いているのかも確認しましょう。
フタを閉めると自動でカギがかかるオートロック式のものなら、カギの閉め忘れの心配がありません。
形状にも注目! 空気抵抗の軽減も
ルーフボックスは車外に取り付けるため、空気の抵抗が発生します。それによって起こる風切り音が気になる方は、空気力学にもとづいて設計されたディフューザーデザインのものがおすすめ。
空気の流れがスムーズになり、燃費や走行性への影響を減らしてくれます。
おもなメーカーは3社! 特徴を知って選ぼう
ルーフボックスのメーカーはおもに3つ。それぞれの特徴を下記でご紹介します。
スーリー
スウェーデンのメーカーで、ルーフボックスではトップクラスのブランド。BMWなどの高級輸入車に適合するため値段は高めですが、高級車愛好家に支持されています。
テルッツォ
PIAAのキャリアブランドであり、種類の豊富さとスタイリッシュなデザインが特徴。薄くて平らなタイプや、高さ制限のある駐車場でも気にせず使用できる形状のルーフボックスなど、使い勝手のいいものを扱っています。
イノー
国内の自動車用品メーカーである、カーメイトという会社が提供しているブランド。国産車のほとんどに適合するほか、手が届きやすい値段も魅力のひとつです。
取り付ける車とのバランスが大切! フリーエディター&SUV生活研究家からのアドバイス
フリーエディター&SUV生活研究家
大抵の場合は収納する物によって、ボックスの大きさを選ぶと思います。ただ、取り付ける車両とのバランスも大切です。例えば、軽自動車に大きなボックスを付けてしまうと極端に空力性能が悪くなり、強風時には転倒につながることも。
また、SUVやミニバンにボックスを付けた場合は、積み降ろしに脚立などが必要になることも。蓋の開閉方向によっても使い勝手が変わるため、用途を充分に検討してから選んだ方がいいでしょう。
ルーフボックスおすすめ11選 使いやすさで大容量タイプも
それではここから、ルーフボックスおすすめ11選をご紹介していきます! 容量や機能、安全性などこれまでご紹介してきたポイントを含めながらチェックしてみてくださいね。
THULE(スーリー)『Thule Motion XT XL』
































出典:Amazon
容量 | 500L |
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開閉方向 | - |
自動ロック | あり |
本体寸法 | 215×91.5×44cm |
重量 | 23.5kg |
INNO(イノー)『ウェッジ660』






出典:楽天市場
容量 | 300L |
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開閉方向 | 両開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 203×84×28cm |
重量 | 19kg |
THULE(スーリー)『Dynamic』












出典:Amazon
容量 | 320L |
---|---|
開閉方向 | - |
自動ロック | - |
本体寸法 | 206×84×34cm |
重量 | 18kg |
inno(イノー)『ROOF BOX 33』




出典:楽天市場
容量 | 300L |
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開閉方向 | 左開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 182.5×82×34cm |
重量 | 15kg |
Terzo(テルッツォ)『エアロクロスライダー185』












出典:Amazon
容量 | 270L |
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開閉方向 | 左開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 185×70×30cm |
重量 | 15.5kg |
INNO(イノー)『シャドウ124』






出典:楽天市場
容量 | 360L |
---|---|
開閉方向 | 両開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 200×81×34cm |
重量 | 19kg |
INNO(イノー)『ウェッジプラス864』














出典:Amazon
容量 | 360L |
---|---|
開閉方向 | 両開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 205×84×34cm |
重量 | 21.5kg |
Terzo(テルッツォ)『LOW LYDER FLEX COMPACT』




















出典:Amazon
容量 | 250~300L |
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開閉方向 | 左開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 195×75×22.5~27.5cm |
重量 | 15.5kg |
Terzo(テルッツォ)『ORCA』


















出典:Amazon
容量 | 420L |
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開閉方向 | 両開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 187×77×41cm |
重量 | 17.5kg |
THULE(スーリー)『Force XT S』












出典:Amazon
容量 | 300L |
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開閉方向 | 両開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 139×89.5×39cm |
重量 | 14.3kg |
XTREME(エクストリーム)『XTREME 600』
















出典:Amazon
容量 | 600L |
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開閉方向 | 両開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 195×95×44cm |
重量 | 22kg |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ルーフボックスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのルーフボックスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【番外編】ルーフバッグタイプおすすめ2選 使いたいときだけ
アウトドアはたのしいけどたまにしか行けない、ルーフボックスは便利だけど外したときに置く場所に困る。という方にはルーフバックタイプが便利です。
やわらかい素材を使っており、使わないときは折りたたんでしまっておくことができます。
Terzo(テルッツォ)『BERMUDE FLEX』














出典:Amazon
容量 | 570L |
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開閉方向 | 両開き |
自動ロック | - |
本体寸法 | 181×80×45cm(折りたたみ時:181×80×9cm) |
重量 | 22kg |
THULE(スーリー)『Ranger 90』








出典:Amazon
容量 | 280L |
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開閉方向 | - |
自動ロック | - |
本体寸法 | 110×80×40cm |
重量 | 7kg |
「ルーフボックス」のおすすめ商品の比較一覧表
あると便利なカー用品に関連する記事のご紹介
取り付け方法やロックの仕方も確認しましょう
この記事では、ルーフボックスのおすすめ11選+αをご紹介しました。
お気に入りのメーカーはみつかったでしょうか。目的にあわせた容量・サイズなど選択肢も多いと思いますが、取り付け方法やロックの仕方も確認してください。
あなたに合ったルーフボックスをみつけてくださいね!
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2021/04/12 コンテンツ追加のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 福本航大)
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。