「節分豆」のおすすめ商品の比較一覧表
節分豆の選び方 「鬼は外、福は内!」
日本の伝統行事でまかれる節分豆は、数多くのメーカーからオリジナルの商品が発売されています。自宅の環境や味などをふまえた、選び方のポイントを解説します。
人数や場所に応じて量を選ぶ
節分豆をまく家族の人数や、豆まきをする部屋の広さを考えてみましょう。節分豆の量は、少ないものでは60g前後、多いものでは1kgほど入っているものがあります。
少人数や広くない場所で豆まきをするのに1kgの豆を選ぶと、まききれないばかりか、食べきれずに余らせてしまう可能性も。縁起ものなので、捨てることは避けたいです。そのため、量を考えることは大切です。
縁起がいいものを選ぶ
鬼を追い払い、福を招き入れるのが節分の豆まきです。節分豆として売られているものに縁起の悪いものはありませんが、より縁起を担ぎたいなら、さらにこだわるべきポイントがあります。
煎り豆タイプ
豆まきをするときは、煎り豆を使うのが一般的。理由は、まいた豆をそのまま食べるからということと、もし拾いそこねた豆があり、気づかずに芽が出てしまうと悪いことが起きると考えられていたためです。
はじめから煎ってある豆なら、自分で煎る手間も省けてらくですね。ちなみにシーズンになると節分用のパッケージの品も登場しますが、通常の豆商品も節分豆として使えます。
福豆タイプ
「福豆」というのは、神社でお祓いをしてもらった節分豆のことです。神さまの力が宿ることで、邪気を払うパワーも、幸せを呼び込むパワーもアップすると考えられています。
必ずしもお祓いしたものだけを福豆とよぶわけではありませんが、縁起を担ぐ意味でもパッケージに「福豆」と書いてあるものを選んでみるのがいいのではないでしょうか。
好みの味や種類で選ぶ
まいた節分豆を後で食べることを考えると、味も重要です。から煎り大豆が苦手な人は、味つきや殻つきの落花生などを選ぶといいでしょう。
フレーバーつき節分豆
豆の外側をコーティングしている、味つきの節分豆もあります。砂糖系の甘いものから塩系の味までさまざまなフレーバーがあるので、好みの味をチョイスするのもいいでしょう。
複数の味をミックスしたバラエティパックも売られています。
落花生を節分豆代わりに使う手も
大豆が苦手な人は、殻つきの落花生を節分豆の代わりに使う方法があります。しかも、小粒の大豆は拾いそこねる可能性がありますが、殻つきの落花生ならカンタンに見つけられるでしょう。
床に落ちた大豆をそのまま食べるのに抵抗がある人も、試してみましょう。
豆専門店で購入するのもひとつ
豆を専門に取り扱っているお店やメーカーの商品なら、品質やおいしさにも期待が高まります。国産大豆やこだわりの豆を厳選して使用していることが多いので、食の安全を気にするナチュラル派の人も、満足いく節分豆に出会えるでしょう。
豆屋さんのおしゃれなパッケージの節分豆は、プレゼントにしてもいいですね。
節分豆のリメイクレシピ アレンジすればおいしく食べられる!
みんなで年の数だけ食べても節分豆が余ったら、料理でリメイクしちゃいましょう! ここでは、節分豆のアレンジレシピのアイディアをいくつかご紹介します。
節分豆×桜えびでサクサクかき揚げ
大豆のポリポリした食感と、桜えびのうまみが絶妙に絡み合うかき揚げ。小麦粉に砂糖と塩を少しずつ加えて水で溶き、節分豆と桜えびを混ぜて油でサクッと揚げましょう。
お好みで三つ葉や青じそ、パセリなどを混ぜてもおいしいです。
ほくほくのミネストローネ
トマトの水煮缶に節分豆と玉ねぎ、にんじんなどを加えて煮込み、コンソメや塩こしょうで味をととのえ、ミネストローネ風にしてもいいでしょう。体もポカポカ温まり、寒い時期にぴったりですよ。
粉砕して自家製きなこに
節分豆をこまかくすりつぶせば、自家製きなこがかんたんにできあがります。ミルサーを使うと早いですが、少量ならすりばちとすりこぎを使ってもOK。
保存する場合は湿度を避けて冷暗所に置き、なるべく早く使いきりましょう。
かりかりメープル大豆
小鍋にメープルシュガー30gと水10mlを加え、加熱します。沸騰してトロミがついたら一旦火を止めて、大豆30gを加えます。白っぽくなるまで混ぜたら、沸騰するまで再び火にかけます。クッキングシートを敷いた天板に広げ、粗熱が取れれば完成。
カリカリ食感とメープルの甘みがやみつきに! かんたんに作れるリメイクレシピなので、お子さんといっしょに作ってみてくださいね。
子どもが食べやすいものを選びましょう 料理研究家のアドバイス
料理研究家&食専門ライター
節分の豆まきは子どもたちに日本文化を伝えるのに適した行事なので、子どもがおいしく食べられることを豆選びのポイントにしてもいいでしょう。そのまま食べやすいフレーバー豆のほか、シンプルなタイプを選んで豆まきした残りを料理で楽しむのもおすすめです。
節分豆おすすめ9選 料理研究家と編集部が厳選
季節の縁起ものである節分豆ですが、通年販売しているものもあります。お好みの節分豆を選び、たくさんの福を呼び込みましょう。
料理研究家&食専門ライター
半鐘屋『魔滅 まめ 50g』は、名前からして御利益のありそうな節分豆です。東洋の五行思想にのっとって5色の大豆を使っているので、色合いが独特。軽やかな食べ心地も魅力です。

料理研究家&食専門ライター
黒豆というとおせち料理のイメージが強いですが、フジッコ『煎り黒豆』のように煎ったものも美味。皮の色がはっきりしているので、節分の豆まきに使えば、まいた豆がみつけやすいです。洗ってご飯に炊き込むなどしておいしく味わいましょう。

豆のまるせい『まめ菓子 おためしミックス』
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一年に一度のイベントにふさわしい節分豆を選ぼう
今回は節分豆の商品をご紹介しました。
ご紹介したとおり、味や内容量、品質などいろいろな種類の節分豆があります。年に一度の行事なので、縁起を考えて高いものを選ぶのもいいでしょう。子どもが多い家庭なら、子どもの好みに合わせることも大切です。
ぜひ家族みんなで楽しめる節分豆を選んでみてくださいね。
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紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。 また、毎日のように取り寄せる食品・調理関連品の中から厳選した「価値あるお取り寄せ情報」を限定読者に発信していたが、近くブログとして公開予定。