そもそもコインキャッチャーとは?
コインキャッチャーとは、レール式のホルダーに、コインを種類ごとに入れ、保管するタイプの財布のことです。レールは4連のものが一般的ですが、まれに3連のものや、すべての種類の日本硬貨が入れられる6連のものもあります。コインホルダーや、レール式コインキャッチとも呼ばれています。
レールに整然と並べられたコインは、ギミック好きの心をとらえます。小銭管理がしやすいのも魅力で、コインをすばやくスライドする様がかっこいいと、1980年代に子どもを中心に流行しました。現在また各メーカーから大人を対象としたさまざまななキャッチャーが販売され、リバイバルしつつあります。
コインキャッチャーおすすめ8選 素材、サイズ、収納力で
高橋禎美さんと編集部が選んだコインキャッチャー8選をご紹介します。それぞれの特徴や性能もあわせて解説していくので、参考にしながら自分に合ったコインキャッチャーを見つけましょう。
札入れつきのロウ引きロロマレザー
4連のコインキャッチャーと札入れ、小銭入れ、カードポケットがひとつになった一体型の三つ折り財布です。コインキャッチャーは金具部分にパテント(PAT=特許)の刻印が入っています。
コインキャッチャーの背面にはカードが数枚入るポケットが付いていますが、背面にもポケットがありこちらにSuicaなどを入れると、出し入れしたり財布をめくったりすることなく改札にタッチできて便利。
牛ステアをていねいにタンニンでなめしロウ引きしたロロマレザーなので、ブルームが浮いた美しい表情が魅力です。本格派ながら、三つ折りのコンパクトさでミニバッグにも入るサイズです。
ドイツ生まれ姫路加工のシュリンクレザー
4連のコインキャッチャーと札入れ、小銭入れがひとつになっており、札入れはコインキャッチャーの背面を通して入れる三つ折りタイプです。小銭入れが外付けになっているため会計のときなどにさっと小銭が入れられて便利。
ドイツ産のシュリンクレザーを姫路の革職人がなめし加工したもので、縫製やカシメなどにも日本の高い技術がいかされています。
プエブロ加工でエイジングが楽しめる極小財布
ブラックの4連コインレールが印象的なこちらは、斜めフラップの小銭入れと、札入れ、カード入れがひとつになったタイプ。
フルベジタブルのタンニンによってていねいになめされた貴重なバケットレザーの銀面に、特殊な道具を用いてキズをつけることでアンティーク感を引き出すプエブロ加工を施された革を使っているので、時間が経つほどに風合いが増すエイジングが楽しめるのも大きな魅力です。
バイカラーがおしゃれな栃木レザーの三つ折り財布
4連レール式のコインキャッチャーと小銭入れ、カード収納ができる三つ折り財布です。札入れはないため、お札を入れたい場合は折ってカードスペースに収納することになりますが、同じシリーズで小銭入れのない極小財布もリリースされているため、そろえてもいいでしょう。
今や世界的な評価も高い栃木レザーは、栃木の革職人がベジタブルタンニンでていねいになめしたもので、経年変化によるエイジングも楽しめ長く使えます。ネイビー×レッドや、ブラック×モカなどの内側に差し色が使われたバイカラーがハイセンスです。
栃木レザーのボタン留め二つ折り財布
4連コインキャッチャーと小銭入れ、カードホルダーがある二つ折り財布です。小銭入れはスナップボタン式で、お札は折って小銭入れのうしろに収納するタイプです。
栃木レザーが使われていて、南米産のミモザ樹液のフルベジタブルタンニンでじっくりとなめされています。新品のときからすでに温かい風合いなのが特徴で、経年変化を楽しめます。
馬革の独特のシワ感が美しい軽量財布
コインキャッチャー4連式と、小銭入れ、カードホルダーのコンパクトなタイプで、65gと軽量なのが特徴です。小銭入れにマチが作られているため、カード入れとしても使えます。
姫路の職人が作り出す馬革を使用したブエブロレザーは、ブライトルレザー工法と同じロウワックスを施し、独特のシワ感が特徴。牛革とはまた違った、エイジングによる風合いが楽しめます。
ジーンズレザーのコインキャッチャー
二つボタンのフラップでとめるタイプの二つ折り財布で、4連式レーンのコインキャッチャーと、ジップ式の小銭入れで構成されています。
栃木レザーはぬめ革の加工において世界で認められ、70余年の歴史をほこる世界有数の革メーカー。栃木レザーのなかでもやわらかいジーンズレザーを使って作られたこちらは、手なじみがよくエイジングも楽しめるひと品です。
合皮だから雨に強い6連式コインキャッチャー
こちらは6連式のコインキャッチャーで、500円玉から1円玉まですべての日本硬貨を収納できます。
大きさによってコインの場所が指定されており、バネ式のシリンダーに硬貨を納めるタイプ。1枚抜くとバネがあがってホールドする仕組みです。ポケットが2カ所あり、折ったお札やカードの保管が可能。
合成皮革なので、天然皮革よりは雨に強い特徴があります。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング コインキャッチャーの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのコインキャッチャーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
コインキャッチャーの選び方 小銭・札入れ付き
コインキャッチャーの選び方をチェックしていきましょう。スタイリスト・高橋禎美さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのコインキャッチャーを選ぶために参考にしてみてくださいね。
小銭入れつきを選ぶ
一般的なコインキャッチャーのレール数は4連で、すべての日本硬貨6種類が入る6連のものは少数です。1円と5円を入れるスペースがレールにはないため、1円と5円の保管場所として小銭入れつきのものを選ぶと便利です。
また、会計時には当然整理されていない状態でコインを渡されます。その場でコインを整理して入れるには時間がかかるため、一時置きの場所としても小銭入れは重宝します。
札入れつきを選ぶ
コインキャッチャーひとつに財布の機能を持たせたい場合には、札入れつきのものを選びましょう。コインキャッチャーは財布にコインを入れたくない人や、マネークリップを使う人のコインケースとして人気があります。
しかし、札入れと小銭入れがわかれていると不便に感じる場合や、お札を折って入れる必要があるため抵抗がある人も。ひとつにまとめて収納したい人は、コインキャッチャーに札入れやカード入れがついているタイプ
素材で選ぶ
毎日持ち歩くものだからこそ、素材や耐久性で選びましょう。本皮のコインキャッチャーは長持ちしやすく、長く使うことが出来ます。本皮には手入れをすることも忘れないようにしてくださいね。
また、携帯しやすいプラスチック製、レザーは使い続けると光沢が増し自分色のコインキャッチャーに仕上がります。
カラーバリエーションで選ぶ
コインキャッチャーは、黒や茶色などがベターかと思いますが、様々なカラーのものがあります。自分の好み色や普段使っている財布とのバランスを考えてみることもおすすめします。
LIBERO『レールコインケース』やLITSTA『プエブロ コインウォレット3』はカラーのラインナップが豊富です。
収納力で選ぶ
コインキャッチャーは、物によって小物入れや札入れのほかにコインを収納できる数が変わってきます。レールが3連、4連のものから6連のすべてのコインを収納できる万能タイプもあります。
使用頻度や使用用途で自分にあったものを選びましょう。
用途に応じてコイン種別収納に機能を加えて選ぼう スタイリストがアドバイス
出かけた先での支払や会計時に便利なコインキャッチャー。フリーマーケットなどではレジ代わりとして使えて、お金の管理が視覚的にできるのがよいですね。
日本の硬貨は6種類ですが、コインキャッチャーは4種対応が多いので、小銭全部を収納するのなら、ポケットつきのタイプが便利です。お札が入る三つ折りタイプもあるので用途に応じてデザインを選びましょう。
一緒に持ちたいマネークリップに関する記事を紹介
自分に合ったコインキャッチャーを選ぼう
スタイリスト・高橋禎美さんにいただいたアドバイスをもとに編集部で厳選した、コインキャッチャーの選び方とおすすめ8点を紹介しました。
コインキャッチャーに使われている革はイタリアンレザーから栃木、姫路のレザーなどに産地によってさまざまなものがあります。また、4連式のレールタイプや6連のバネ式など、スタイルもいろいろです。ご紹介した選び方を参考にして、自分に合ったコインキャッチャーを見つけましょう。
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