「介護パジャマ」のおすすめ商品の比較一覧表
介護用パジャマの選び方
介護用パジャマは、介護者の体の状態に合わせてさまざまな種類があります。着脱しやすいよう工夫されているものや、着心地に配慮した素材、デザインなどの要素もあるので、活用シーンを想定して選ぶのがいいでしょう。ここでは、介護用パジャマの選び方とおすすめをご紹介します。ポイントは下記5点。
【1】着心地のいい素材を選ぶ
【2】デザインで選ぶ
【3】介護度に合わせて選ぶ
【4】ファスナータイプをチェック
【5】耐久性の良い生地を選ぶ
介護する側と介護される側の両方にメリットのある介護パジャマを選んでみてください。
【1】着心地のいい素材を選ぶ
介護パジャマは、介護者の利便性だけでなく、介護される側の着心地も重要な要素です。被介護者にとっては長時間パジャマで過ごすことも多いので、肌ざわりのよい素材や吸汗性にすぐれた生地を選びましょう。
縫い目が肌に直接あたらない工夫がされているものであれば、毎日を快適に過ごすことができます。
【2】おしゃれなデザインで気分をあげよう
介護される側の気持ちを明るくする、おしゃれなデザイン性の高い介護パジャマを選ぶのも大事です。ふつうの洋服と変わらないデザインのパジャマもあるので、介護されている人の好みも考えながら選んでみましょう。
【3】介護度に合わせたタイプを選ぶ
介護用パジャマは、上下セパレートのパジャマタイプ、羽織って使うことができる着物タイプ、上下が連結しているつなぎタイプにわけられます。
介護の度合いが軽めの場合は、ふつうのパジャマタイプで機能的には充分といえます。下半身に障害などがあり、自力での歩行が難しい方や寝たきりの状態の方は、着脱しやすい前開きの着物タイプの寝巻きがいいでしょう。重度の認知症の症状があり、脱ぎ癖などが見られる場合は、自力では脱ぎにくいつなぎタイプが便利です。
介護をされる人の着心地はもちろん大切ですが、それと同時に介護者の使い勝手のよさを考えたデザインタイプを選ぶことも大切です。
【4】着脱しやすいファスナータイプにも注目
介護パジャマは着脱させやすいように、面ファスナーやファスナーがついているタイプがあります。重度の認知症の方向けに、簡単に外すことができない特殊なホックが採用されているタイプもあります。
しかし、介護者が自分の負担を軽減するために、介護される人の着心地を無視してばかりではいけません。着脱方法はお互いのことを考慮してしっかり選ぶことが必要です。介護される人が自分である程度着脱できる場合は、介護パジャマに頼り切りにならず、介護されている人の頑張る気持ちを組んであげることが必要です。
【5】洗濯ができる耐久性の良い生地を選ぶ
介護のレベルがあがるにつれて、介護パジャマで過ごす機会が多くなります。排泄をしてしまったり、食べ物をこぼしてしまってパジャマが汚れることが何度もあるでしょう。
洗濯機で洗えるパジャマを選ぶことは必須ですが、その頻度が多いと洗濯しすぎて生地が縮んだりよれよれになってしまうこともあります。洗濯で何回洗ってもよれない耐久性のいい生地を選ぶことをおすすめします。
福祉住環境コーディネーターよからの購入アドバイス
介護パジャマは、利用者の身体機能や気持ちをくみ取って選ぶ必要があります。どこで利用するのかも大事。自宅・病院・介護施設とさまざまですが、病院などは検査も多く脱ぎ着がしやすいものがいいでしょう。
また、季節によって素材を変えたり、できるだけ肌に負担のかからない素材や縫製の方法も選ぶポイントになります。
介護パジャマ【女性用】おすすめ6選
福祉住環境コーディネーターと編集部が選んだ、おすすめの介護パジャマをご紹介します。上下がわかれているセパレートタイプや、着物タイプ、そしてつなぎタイプの介護パジャマなど、介護する方のことを考慮して、さまざまな工夫をこらした商品が多くなっています。
ぜひ利用者の方が気に入ってくれるような、そして介護のお悩みを少しでも改善できるような一着を探してみてください。

ガーゼ二重袷の、浴衣のイメージで着られる寝間着です。柄は一般的ながら3色を用意。肌触りがよく、着物タイプでなじみやすいデザインなので、違和感なく受け入れられるでしょう。
保温性と吸汗性にすぐれた肌ざわりのよい生地
綿100%素材の生地を使用し、着ごこちのよさを追求しました。やわらかい肌ざわりで、ずっと着続けていたいような寝巻きです。表地に裏地を縫い合わせた二重袷だから、空気を含みやすく保温効果も抜群。
生地は吸汗性にすぐれているので、季節を問わず活躍してくれるのも魅力です。毎日身につけてもらうものだから、素材にこだわりたいという方は検討してもよいでしょう。
GUNZE(グンゼ)『婦人用長袖パジャマ(TB2807)』
制菌加工と着脱のしやすさが魅力
機能性インナーなどを発売している、繊維製品メーカーのグンゼが提供する介護パジャマ。片手でもカンタンに留めることができる面ファスナー仕様で、介護の負担を格段に減らしてくれます。見た目はふつうの飾りボタンになっているため、デザイン性も損なわれていません。
繊維メーカーならではの制菌加工もうれしいところ。大手メーカーなので安心感もあり、機能性を重視する女性にうってつけです。
まるで私服のようなデザインがうれしい多機能つなぎ
つなぎタイプのメリットを活かしつつ、上身頃と下身頃がわかれているデザインがすてきな介護パジャマです。ひと目見た印象はふだん着のようで、パジャマに見えにくいのが魅力。そのまま外出をしても違和感がなく、着替えの手間を省いてくれます。
4サイズあり、上着部分はネイビー、ズボン部分はベージュのタイプは男性でもおしゃれに着こなせます。
お好きなカラーとサイズを2枚!
ブルー、ピンク、グリーンのなかからお好きなカラーを2セット選べます。138cm~180cmまでサイズが選べるので、男女ともに慎重に合わせて選べます。保護フェルト付きでファスナー金具が直接肌にあたらない安心設計です。

胸元から足元までファスナーでフルオープンに開く、介護する方にとっても介護される方にとってもラクなパジャマです。カラーは8色で、優しい色使い。袖を通さなくても着替えができるタイプと、前が両開きするタイプの2種類があります。
肌へのやさしさと介護のしやすさを追求
介護する側の利便性を追求し、胸元から足元まで開くことができるフルオープン式のファスナー以外にも、部位ごとにファスナーが施されています。点滴や検診時に便利な腕ファスナーや、おむつ交換がしやすい股ファスナーなど、あらゆる場面を想定したつくりです。
被介護者の着ごこちにも配慮。背面に縫い目がないため、寝たときにゴワゴワせず肌への刺激も軽減します。入院されていて寝たきりの場合でも充分な機能性です。
介護パジャマ【男性用】おすすめ7選
つづいて、男性用の快適な介護パジャマをみていきましょう。

肌側のガーゼ生地と表側の本体生地を一体化させて仕上げた特殊構造。ラグラン袖で肩回りがすっきりして動かしやすいお寝間着です。背中の縫い目がないので肌に優しく、褥瘡防止にも配慮しています。またひば加工(ひば油は抗菌作用があります)を施しているので、雑菌の繁殖も抑えられます。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 介護パジャマの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの介護パジャマの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
楽しい介護を!介護ロボットを紹介!
おしゃれで機能的な介護パジャマで気分も上げて
この記事では、介護パジャマの13選をご紹介しました。介護パジャマを選ぶ際は、介護する側と介護される側のどちらにとってもメリットのあるものを選ぶことが重要です。機能性や素材、デザインなど選ぶポイントはたくさんありますので、使うシーンや介護される方の気持ちも考慮しながら比較するといいでしょう。
この記事のポイントを参考にして、ぴったりの介護パジャマを見つけてくださいね。
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DIYアドバイザーを取得後、NHK「住まい自分流」の番組講師出演。 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW:10回、日本ホビーショー:2回、イベントDIY講師:公民館・ホームセンター・小学校・生涯学習などで、DIY講師を行いDIY普及に貢献しています。 また、「快適住まい」をモットーに高齢者やお子様にやさしい住まいを提案しています。 最近特に注目の女性も取り組みやすいDIYも提案しています。 地域の防災アドバイザーをしています。