おすすめ商品の比較一覧表
コミュニケーションロボットの選び方
それでは、コミュニケーションロボットの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】コミュニケーションロボットの種類
【2】ユーザーの年齢や用途
【3】料金体系
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】コミュニケーションロボットの種類をチェック
コミュニケーションロボットは大きく分けると人の形に近い「二足歩行型」と、動物に違い「ぬいぐるみ型」の2種類にわけることができます。ただ、最近はその中間のタイプも人気があります。
▼人間味を感じたいなら「二足歩行型」
テクノロジーの進化によりこの二足歩行型のロボットは進化をとげ、より人間らしい動きが可能になっています。
見た目は愛嬌のあるかわいいものから、ロボット感をかんじさせるようなものなどさまざまですが、人の形に近いに二足歩行型ならより人間味のあるコミュニケーションが期待できるでしょう。
▼ペットのようなコミュニケーションを求めるなら「ぬいぐるみ型」
犬や猫などの動物が好きでも、アレルギーを持っていたり、住んでいるマンションやアパートがペット不可だったりすることで、ペットを飼うことを断念している人は多いことでしょう。ぬいぐるみ型コミュニケーションロボットは、そうした人におすすめです。
▼人でも動物でもない「中間型」
最近は「二足歩行型」と「ぬいぐるみ型」の中間に位置するコミュニケーションロボットも人気です。
たとえば、動物のようなかわいいフォルムをもちあわせながら人のようなコミュニケーションを得意とするようなタイプや、ロボット感が強い二足歩行型でも愛嬌のあるコミュニケーションがとれるタイプなどです。
このあたりは目的や好みに応じて選べば問題ないでしょう。
(★)毛皮付き? メカタイプ? 実際に触れて好みを確認
IT・テックライター
コミュニケーションロボットは、二足歩行型でもぬいぐるみ型でも、メカらしい外観のモデルや毛皮をまとった本物の動物そっくりなモデルなどさまざまです。選ぶ時には、購入前に実際の製品に触れ、体感することが重要です。
【2】ユーザーの年齢や用途をチェック
ひと口にコミュニケーションロボットといっても、家庭用や介護用などさまざまな製品があります。どんなユーザーが、どのような目的で利用するのかもしっかり確認しましょう。
▼介護高齢者向け
高齢者の介護や見守りを目的としたコミュニケーションロボット。
難しい設定が不要で、操作がシンプルな商品や、高齢者見を守れる商品などです。最近では高齢者介護施設などでも積極的に採用されています。一人暮らしの高齢者へのプレゼントにも最適です。
▼子どもの遊び相手・教育向け
子供の遊び相手や知育を目的とした教育向けのコミュニケーションロボット。
一緒に歌を歌ったりダンスをしたり、クイズなどの遊びを通じて教育もできる人形やぬいぐるみタイプなどの商品です。知育おもちゃの延長線としてファミリー層におすすめです。
▼大人の癒やし向け
アレルギーや住宅の事情で飼えないという人にもおすすめのコミュニケーションロボット。人型だけでなく、本物の毛並みのような動物型の商品が人気です。
【3】料金体系をチェック
コミュニケーションロボットは、携帯電話やWi-Fi経由でクラウドに接続・連携して動作する仕組みの製品と、ロボット単体で完結している製品に大別できます。
クラウドと連携する製品では、本体価格のほかに、利用契約や月額料金が必要になるのが一般的です。なので、コミュニケーションロボットを購入する際は、本体の価格だけ見るのではなく、月額料金の有無やその金額もあわせてチェックすることをおすすめします。
エキスパートのアドバイス
IT・テックライター
ロボットと触れ合う楽しさ
コミュニケーションロボットは、ロボットとのコミュニケーションを楽しむため、音声による会話が得意な製品や、手触りなどの触覚による関係にも重点を置いた製品など、さまざまなタイプがあります。
ロボットと触れあうことによる癒やし効果は、かなり大きいことが分かっており、高齢者向けの話し相手となるモデルは、認知症対策にも有効。コミュニケーションロボットは価格の幅がかなり広いジャンルですが、まずは比較的手頃な価格の製品を試してみることをおすすめします。
コミュニケーションロボットおすすめ11選
それでは早速、コミュニケーションロボットのおすすめ商品をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

ソニー『aibo』

出典:aibo.sony.jp
最新技術搭載で生まれ変わった新世代の犬型ロボット
ソニーの『AIBO』といえば、一世を風靡(ふうび)した犬型ロボットですが、その『AIBO』が最新技術を搭載して12年ぶりに復活しました。
名前も小文字になって再登場した新世代『aibo』は、3D情報を取得するToFセンサーやまわりの状況を把握するSLAMカメラなど数多くのセンサーを搭載し、クラウドと連携して成長。飼い主の顔を覚え、さまざまなことを学習していきます。動作も愛らしく、犬が好きな方には特におすすめです。
本体価格と別に、aiboベーシックプランへの加入が必須となります。2019年からは茶と白を用いた新色の「チョコエディション」も追加されました。

タカラトミー『もっとなかよしRobi Jr.』














出典:Amazon

セガトイズ『夢ねこ プレミアム』










出典:Amazon

パートナーズ『音声認識人形 おしゃべりみーちゃん』






出典:Amazon

ソフトバンク『Pepper』

大和ハウス工業『アザラシ型メンタルロボット パロ』








出典:Amazon

シャープ『ロボホンライト』






出典:楽天市場
より購入しやすくなった手の平サイズの人型ロボット
身長約19.8cm、重量約360gの人型コミュニケーションロボットです。この2代目『ロボホン』では、新たに着座タイプの『ロボホンライト』が追加されました。
二足歩行や起き上がりはできませんが、音声認識や顔認識といった基本的な機能は『ロボホン』と同じです。『ロボホンライト』はWi-Fiのみ対応ですが、価格がLTEモデルの半分以下になり、より購入しやすくなりました。
留守番機能や家電連携機能のほか、数多くのアプリケーションが用意されていますので、さまざまな場面で活躍します。利用には月額料金制の「ココロプラン」に加入する必要があります。かわいい相棒ロボットがほしい人におすすめです。
TAKARA TOMY(タカラトミー)『ハロー! ズーマー ミニチュアダックス ホワイト』












出典:Amazon
Freedom『ペットロボットパピー』














出典:Amazon
オスト『よびかけアクション愛犬モカちゃん』

出典:Amazon
童友社(DOYUSHA)『AR コミュニケーションロボット AT (エー・ティー) 』










出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コミュニケーションロボットの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのコミュニケーションロボットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
使い方にあわせて最適なロボットを選びましょう
本記事では、コミュニケーションロボットの選び方、そしてタイプ別のおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?商品を選ぶ際は、下記の3つのポイントを抑えておきましょう。
【1】コミュニケーションロボットの種類
【2】ユーザーの年齢や用途
【3】料金体系
ペットをご家庭で飼えない方や教育目的、暇な時に会話するためなど、様々な用途で使用されるコミュニケーションロボット。近年ではアレクサやグーグルネストといったIoTデバイスも同じ役割ができるようになりましたが、形があり、愛着が沸きやすい点こそ、コミュニケーションロボットの魅力です。ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリの商品を見つけてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。 ライター歴25年。PC/ITに関するテクノロジーの解説や製品レビューを得意とする。 最近は、STEM教育や3DプリンターやCNCを初めとするデジタルファブリケーションに興味を持ち、積極的に取材や記事執筆を行っている。 また、子どもへのプログラミング教育にも関心があり、CoderDojo守谷のメンターを務めている。