いくら・筋子のおすすめ8選【醤油・塩漬け】冷凍や人気北海道産のお取り寄せも

「いくら」と「筋子」の違いをご存知でしょうか？ いくらと筋子はどちらもサケやマスの卵であることには違いありません。

筋子は未成熟な卵で卵巣膜により筋のようにつながっています。この筋子から膜を取り除いてバラバラの状態にしたものがいくらです。筋子といくらは採卵する時期、つまり成熟度が違うため食感も異なります。筋子はやわらかく、いくらは産卵前の卵なので弾力がありプリプリとした食感です。

また、ほかにも「ますこ」というマスの魚卵もあり、ひとくくりに「いくら」と呼ばれることが多いです。

まずは、いくら・筋子選びのポイントをおさえておきましょう。ポイントは下記3点！

【1】食べ方に合わせて選ぶ
【2】味付けは2種類！好みに合わせて選ぶ
【3】人数に合わせた容量で選ぶ

フードアナリストの平林玲美さんにアドバイスもいただきました。それぞれ解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「いくら」や「筋子」のほかにも「ますこ」があります。それぞれ特徴が異なるので、違いを知って食べ方に合わせて選びましょう。

サケやマスの産卵間近、孵化（ふか）直前まで成熟した魚卵である「いくら」は、粒にハリや弾力があるのが特徴。また、噛んだときに口のなかで弾けるような感覚が魅力です。この贅沢感を味わいたい人にはいくらをおすすめします。

ひとくちにいくらといってもいろいろあります。国産の高級鮭「白鮭（秋鮭）」から取れるいくらは大粒で味も良質。また、紅鮭・トラウト・サーモンと呼ばれる海外産のいくらは比較的安価です。

「筋子」にも2種類あります。ひとつ目は購入者が自分でバラしていくらに加工するのを前提としたもの。こちらは魚卵も比較的成熟していて大粒です。

もうひとつは、すでに味がつけられた筋子で、粒は小さく未成熟です。味付けした筋子は、食感がねっとりとしており塩味も強め。おにぎりの具やおつまみにおすすめです。

「ますこ」というマスの卵もいくらの一種です。サケいくらと比べると比較的リーズナブルな価格のものが多いのが特徴。味はサケいくらと大きくかけ離れているわけではありません。ただ、皮が薄く、粒がやや小さめで甘みが濃厚なのが特徴です。

値段が安いので、いくらを気兼ねなくたくさん食べたい人にぜひおすすめします。皮が薄いためドリップが出やすいのが難点です。

「いくら」と「筋子」はおもに「醤油漬け」と「塩漬け」のものがあります。いろいろと選択肢がありますが、自分の食べ方に合わせて選ぶのもひとつの方法です。

いくらには、海産物特有の生臭さがあります。それが気になる人は醤油漬けをおすすめします。昔は醤油漬けのいくらはいたみやすいとされていました。しかし、今は技術の進歩によって問題が解消されたため、加工法は生臭さを解消しやすい醤油漬けが主流となっています。

醤油漬けは、基本、酒・醤油・みりん・だしなどで味付けされています。トロリと仕上がった醤油漬けのいくらはごはんとの相性も抜群です。

いくら本来の旨みを味わうのが好きという人には塩漬けをおすすめします。塩漬けのいくらは比較的粒が小さいのが特徴。調味料を含んで膨らむ醤油漬けと逆で、塩漬けのいくらは塩によってしまるからです。その分凝縮されて旨みが濃くなっています。

多少の塩辛さはありますが、ごはんに乗せて食べる分にはちょうどいい塩加減のものが多いです。

いくらや筋子の容量は300～500gくらいの商品が一般的ですが、1kgの大容量のものも販売されています。購入前に食べる人数を確認し、食べきれる分を選ぶようにしましょう。

いくらや筋子は塩味が強めのものが多いので、1食あたりの消費量は少なめに見積もるのがポイントです。たとえば、いくら丼なら1杯分は約100gと想定して、消費期限内に食べきれる量のものを選びましょう。

商品により異なりますが、冷凍保存の場合は賞味期限は1カ月程度になります。

人数にもよりますが、家族で食べる場合は300gや500gではもの足りない場合もあるでしょう。そんな場合は大容量のものをおすすめします。

家族が多い方や使用頻度も考慮して、期限内に使い切れる量を選びましょう。

ここからは、フードスタイリストの平林玲美さんと編集部が厳選した、おすすめのいくら・筋子をご紹介します。ぜひ参考にして、自分好みのいくら・筋子選びの参考にしてくださいね。

楽天市場でのいくら・筋子の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

筋子やいくらの旬の時期は、産地によって異なりますが、9月～11月です。

鮭やマスが産卵する時期にしか取れないこともあり、比較的価格も高めで高級なイメージですが、9月～11月は新鮮で美味しい筋子やいくらを食べることができます。

現在では、加工技術の進歩によりスーパーなどの店舗でもオールシーズン販売していますが、産地直送品だと手軽に美味しいいくらをお取り寄せすることができますよ。

すじこやいくらの美味しい食べ方をいくつかご紹介します！

【1】定番！ごはんにのせていくら丼やすじこ丼
ウニや他の魚と合わせて海鮮丼にしても美味しい！
【2】軍艦巻き、手巻き、ちらし寿司にも
【3】鮭と合わせて鮭といくらのまぜごはん
【4】お酒のおつまみに！
【5】アボカド、チーズと合わせてカナッペに！
【6】パスタにトッピングも！

いかがでしょうか？気になる食べ方があればぜひ、参考にしてみてくださいね。

筋子・いくらの選び方とおすすめ商品、食べ方などを紹介しました。いくらは、ふるさと納税の返礼品でも人気ですが、ランクやグレードによって値段も異なります。

まずは、食べたい味を選んで、粒の大きさや量に合わせてお気に入りの商品を見つけてみてくださいね。

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